鳥羽_Toba　『世界中の女性を真珠で飾りたい！』…御木本幸吉の野望を叶えた島

2013/05/03 - 2013/05/03

三重県南東部、志摩半島の先端近くに位置する市である鳥羽を訪れました。鳥羽は水族館が有名ですが、今回はミキモト真珠島に絞り観光しました。
★伊勢湾フェリーで鳥羽近辺の小島を観ながらのクルーズ
★ミキモト真珠島で、真珠博物館や海女さんの実演などを鑑賞

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

関東から遥々バイクでやって来ました。愛知県の渥美半島から伊勢湾フェリーで鳥羽に上陸を試みます。半島の先端にある伊良湖フェリーターミナル。

乗船スタンバイ。

道の駅伊良湖クリスタルポルト 道の駅

乗船。ガラガラです。ほぼ貸し切り状態。

沈みゆく夕日を眺めながら。

鳥羽の埠頭が近づいて来ました。

やって来たのはミキモト真珠島。

鳥羽湾内の小島全体が真珠島となっています。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

1893年、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功したのが、このミキモト真珠島でした。

ミキモト真珠島 美術館・博物館

国内初の真珠専門博物館だそうです。

真珠博物館 美術館・博物館

真珠のできる仕組みや真珠の養殖法などの概略を知ることができます。

こんな学術的な紹介も。

養殖場の模型。

作業台？

ちょっと真珠の養殖（雰囲気のみ）を味わってみましょう。

シャコガイ。

真珠のランク付け。

アサリやハマグリやカキからも、まれに真珠が取れることがあるそうです。

真珠の加工の過程を説明してくれます。材料の選別。

色の選別。

こんなにいろんな色があるんですね。恥ずかしながら知りませんでした。

形も色々。

穴あけ。

連組み。

糸通し。

こんな感じで...

この様になるんですね。キラキラと輝いています。
...あ、ふと気付くと、妻の眼もギラギラと輝いていました...

...さ、さて...海女さんの実演があるようなのでそちらへ向かいましょう。

舞台は博物館の前の海上です。海女さん登場。

実際に潜って真珠取りを再現してくれます。

潜ってゲットする毎にギャラリーから拍手。

若い海女さんも居ました。伊勢湾フェリーとともに。

お疲れ様です。

なお、海女さんの実演鑑賞は時間が決まっており、追加料金等は必要ありません。このような観覧台から観ることができます。

スペイン国王のフアン・カルロスも訪れたのですね。

真珠を使った宝物の数々。

これも見事。

ギヤマンの鐘。

六角堂。

地球まで。

...で、妻の目に一度ロックオンされたら、もうここに来ることは避けられません。

日頃のお礼を兼ね、真珠のピアスを購入です。（ちっちゃいやつですよ〜）

御木本幸吉記念館があります。

うどん屋に生まれた御木本幸吉の、波乱の生涯を垣間見ることができます。

庭園。

クレオパトラも酢に溶かして飲んだといわれる真珠、天然の真珠しかなかったころにはダイヤモンドより相場が高かったとも。養殖を実用化し相場を欧州から日本主導に変えた御木本幸吉の功績は大きかったのですね。「真珠のネックレスで世界中の女性を飾りたい（首を絞めたい...と言ったとも...）」という野望を果たした、世界に類を見ない島です。