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リトアニアでの滞在を終えて、空路エストニアのタリンへ向けて飛び立った。わずか1時間半で今回のバルト3国旅行の出発点に戻って来た。<br /><br />思えば長いようで短い1か月の旅行だった。その上、バルト3国は初めての国々で、言葉の問題やあまり詳しい情報もなく、場当たり式の旅行になつてしまったが、しかし、単なる観光旅行ではなく、大きな収穫があった旅行だったと言うことが出来る。地元の方々との交流、戦前のユダヤ人たちの足跡そして杉原千畝関連の地を廻ることが出来た。最初の不安はすべて払拭された。<br /><br />今こうして出発地に戻って来て、どこが一番よかったかと質問をされることが多いが、小生にとってはそれぞれの国に優劣を点けることはできない。それぞれ独自の文化と歴史を持ち、それらを知りたいと願う旅人に優しく接してくれ、たくさんのことを教えてくれた。バルト3国にはもう一度来てみたいものだ。<br /><br />* このカバーの写真は、市庁舎の建物の壁面に竜が頭をのぞかせたものであるが、幾分かユ―モアが感じられる。

バルトの国々を訪ねて( 最終篇 )~ 帰国前の3日間をエストニアのタリンに滞在

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2014/07/27 - 2014/07/29

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Weiwojing

Weiwojingさん

リトアニアでの滞在を終えて、空路エストニアのタリンへ向けて飛び立った。わずか1時間半で今回のバルト3国旅行の出発点に戻って来た。

思えば長いようで短い1か月の旅行だった。その上、バルト3国は初めての国々で、言葉の問題やあまり詳しい情報もなく、場当たり式の旅行になつてしまったが、しかし、単なる観光旅行ではなく、大きな収穫があった旅行だったと言うことが出来る。地元の方々との交流、戦前のユダヤ人たちの足跡そして杉原千畝関連の地を廻ることが出来た。最初の不安はすべて払拭された。

今こうして出発地に戻って来て、どこが一番よかったかと質問をされることが多いが、小生にとってはそれぞれの国に優劣を点けることはできない。それぞれ独自の文化と歴史を持ち、それらを知りたいと願う旅人に優しく接してくれ、たくさんのことを教えてくれた。バルト3国にはもう一度来てみたいものだ。

* このカバーの写真は、市庁舎の建物の壁面に竜が頭をのぞかせたものであるが、幾分かユ―モアが感じられる。

旅行の満足度
4.5

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  • ヴィリニュスからタリンまでを最初はバスで戻ることを考えていたが、割と時間が掛かるようなので、飛行機で戻ることにした。<br /><br />飛行機は沖止めで、ほんの数分にすぎないが、そこまで歩かなければならない。

    ヴィリニュスからタリンまでを最初はバスで戻ることを考えていたが、割と時間が掛かるようなので、飛行機で戻ることにした。

    飛行機は沖止めで、ほんの数分にすぎないが、そこまで歩かなければならない。

  • 少し早目に空港に着いてしまい、待合室で待つ羽目になつた。ヴィリニュス空港はこじんまりしていて、使い易そうな空港である。

    少し早目に空港に着いてしまい、待合室で待つ羽目になつた。ヴィリニュス空港はこじんまりしていて、使い易そうな空港である。

  • 定刻に出発した飛行機は順調にエストニアのタリンへ向けて飛行して行った。

    定刻に出発した飛行機は順調にエストニアのタリンへ向けて飛行して行った。

  • 1時間20分過ぎた頃にだんだん高度を下げて、着陸体制に入った。エストニアの大地がまじかに見え始め、平な大地に畑が広がるのを見ることが出来た。

    1時間20分過ぎた頃にだんだん高度を下げて、着陸体制に入った。エストニアの大地がまじかに見え始め、平な大地に畑が広がるのを見ることが出来た。

  • タリンに近づいて来た。空港近くの家並みが手に取るように見えてきた。デンマークからタリンに来た時と同じような風景であるが、今はもっと親しみ覚え、妙に懐かしさを感じるような風景となっていた。<br /><br />あっと言う間の1時間半の飛行時間で、タリン空港に到着した。すぐタクシーで旧市街へ向かった。

    タリンに近づいて来た。空港近くの家並みが手に取るように見えてきた。デンマークからタリンに来た時と同じような風景であるが、今はもっと親しみ覚え、妙に懐かしさを感じるような風景となっていた。

    あっと言う間の1時間半の飛行時間で、タリン空港に到着した。すぐタクシーで旧市街へ向かった。

  • タリンでは予め予約していた日本人経営の民宿「旅の屋」に泊まった。ここに2泊した。旧市街の一角にあり、このビルの3階と4階( この写真だと4階の部分は見えないが )にゲストハウスがある。

    タリンでは予め予約していた日本人経営の民宿「旅の屋」に泊まった。ここに2泊した。旧市街の一角にあり、このビルの3階と4階( この写真だと4階の部分は見えないが )にゲストハウスがある。

  • 小生が泊まった部屋は個室であったが、このようなドーミトリーもあり、安く泊まることが出来る。<br /><br />泊り客は日本人が多いのかと思ったら、そうでもなく世界中からきているようだった。

    小生が泊まった部屋は個室であったが、このようなドーミトリーもあり、安く泊まることが出来る。

    泊り客は日本人が多いのかと思ったら、そうでもなく世界中からきているようだった。

  • タリンの街でも多くのストリート・ミュージシャンがおり、思い思いに演奏している。この青年は夜11時くらいまでここで演奏していて、ゲストハウスの部屋にも聞こえてきた。

    タリンの街でも多くのストリート・ミュージシャンがおり、思い思いに演奏している。この青年は夜11時くらいまでここで演奏していて、ゲストハウスの部屋にも聞こえてきた。

  • 一方、もつと本格的な演奏をしているグループもあった。

    一方、もつと本格的な演奏をしているグループもあった。

  • ランチをとったレストランの様子で、賑やかな通りを奥に一本入った所にあり、静かで、落ち着いていて、ゆったりと食事をすることが出来た。

    ランチをとったレストランの様子で、賑やかな通りを奥に一本入った所にあり、静かで、落ち着いていて、ゆったりと食事をすることが出来た。

  • 注文した料理で、“Pork Knuckle“という名前がメニューに載っていた。

    注文した料理で、“Pork Knuckle“という名前がメニューに載っていた。

  • エストニアのビールが置いてあったが、残念ながら小生はビルを飲まないので、どんな味かわからない。

    エストニアのビールが置いてあったが、残念ながら小生はビルを飲まないので、どんな味かわからない。

  • 足の脛にタトゥー( イレズミ )をしている人がいた。中国語で「暴風」という文字が書かれている。

    足の脛にタトゥー( イレズミ )をしている人がいた。中国語で「暴風」という文字が書かれている。

  • 街角でふとこんな光景を目にした。別れを惜しんでいる?それとも・・・・

    街角でふとこんな光景を目にした。別れを惜しんでいる?それとも・・・・

  • ポーランド大使館の入り口のドアがあまりにも重厚で、素晴らしかったの写真を撮らせていただいた。

    ポーランド大使館の入り口のドアがあまりにも重厚で、素晴らしかったの写真を撮らせていただいた。

  • 最初のタリン滞在の時にはあまり気がつかなかつたが、まだ見ていない、いくつかの素晴らしい建物があり、それらを見て回った。

    最初のタリン滞在の時にはあまり気がつかなかつたが、まだ見ていない、いくつかの素晴らしい建物があり、それらを見て回った。

  • 1517年建設された “The Tallinn Brotherhood of Black Heads“ という組織の建物で、設立されたのは1399年と大変古い。

    1517年建設された “The Tallinn Brotherhood of Black Heads“ という組織の建物で、設立されたのは1399年と大変古い。

  • 入口の部分で、石造りの重厚さが感じられる。

    入口の部分で、石造りの重厚さが感じられる。

  • 入口のところにはこのような木造のドアがあり、通常は空けてあるが、特別に閉じていただき、見ることが出来た。

    入口のところにはこのような木造のドアがあり、通常は空けてあるが、特別に閉じていただき、見ることが出来た。

  • カフェの看板。

    カフェの看板。

  • ここは何の看板だろうか。

    ここは何の看板だろうか。

  • 小さな窓から売り物の小物が顔をのぞかせている店があった。

    小さな窓から売り物の小物が顔をのぞかせている店があった。

  • 2日目の夕方歩き疲れたので、あるカフェに入って、しばらく休憩した。

    2日目の夕方歩き疲れたので、あるカフェに入って、しばらく休憩した。

  • 店の雰囲気が大変よかったので、幸いにして客は他におらず、写真を何枚か撮らせていただいた。その際、店の奥の方に小さなギャラリーがあるの気が付いた。店員が覗いてみてくださいと言うので、見学してみた。

    店の雰囲気が大変よかったので、幸いにして客は他におらず、写真を何枚か撮らせていただいた。その際、店の奥の方に小さなギャラリーがあるの気が付いた。店員が覗いてみてくださいと言うので、見学してみた。

  • グルジアの写真家たちの写真展が行われていて、ソ連時代からの様々な人々の写真を紹介している。<br /><br />“Nino Ramishvili“「1992年制作)<br /><br />この作品はロシアの著名なダンサーNino Ramishvili を撮ったもので、 Yuri Mechitovの作品である。

    グルジアの写真家たちの写真展が行われていて、ソ連時代からの様々な人々の写真を紹介している。

    “Nino Ramishvili“「1992年制作)

    この作品はロシアの著名なダンサーNino Ramishvili を撮ったもので、 Yuri Mechitovの作品である。

  • “Grandfather Ali and Cizu“ ( 1970年制作 )

    “Grandfather Ali and Cizu“ ( 1970年制作 )

  • “Together in worry and happiness“

    “Together in worry and happiness“

  • “The keeper of love“

    “The keeper of love“

  • 商店のウィンドウ―を見ていると、ロシアのマトリョウ―シカが並んでいた。他でもよく目にしたが、やはりロシアに近いと言うこともあって外国人観光客向けに売られているのだろう。

    商店のウィンドウ―を見ていると、ロシアのマトリョウ―シカが並んでいた。他でもよく目にしたが、やはりロシアに近いと言うこともあって外国人観光客向けに売られているのだろう。

  • 「トロイカ」という名前のロシア料理のレストラン前にマトリョ―シカ風の人形が置かれていて、店をPRしている。

    「トロイカ」という名前のロシア料理のレストラン前にマトリョ―シカ風の人形が置かれていて、店をPRしている。

  • そのロシア料理店の前に大柄な女性が椅子に腰かけて客を迎え入れている。上の人形を思い出させられて、ひそかに笑ってしまった( 失礼しました )。

    そのロシア料理店の前に大柄な女性が椅子に腰かけて客を迎え入れている。上の人形を思い出させられて、ひそかに笑ってしまった( 失礼しました )。

  • 中世風の伊達たちをした男性が店の前で長いリボンを回しながら、レストランの宣伝をしている。この店には前半の滞在の時に入った。

    中世風の伊達たちをした男性が店の前で長いリボンを回しながら、レストランの宣伝をしている。この店には前半の滞在の時に入った。

  • 市庁舎前広場には今回の旅行で何度も来た。市庁舎の中を見学できるのだが、どういう訳かその機会を逃してしまった。

    市庁舎前広場には今回の旅行で何度も来た。市庁舎の中を見学できるのだが、どういう訳かその機会を逃してしまった。

  • 市庁舎の壁にこのような聖画が掲かげられている。中世風な面影が感じられる。

    市庁舎の壁にこのような聖画が掲かげられている。中世風な面影が感じられる。

  • 市庁舎の中に小さなスープ屋があった。結構客が入れ替わり立ち代わり入るのを見て、小生も入ってみた。店内は薄暗く、照明はろうそくの光だけである、<br />

    市庁舎の中に小さなスープ屋があった。結構客が入れ替わり立ち代わり入るのを見て、小生も入ってみた。店内は薄暗く、照明はろうそくの光だけである、

  • この店では2種類のスープだけしかなく、そのうちのひとつをオーダーしてみた。

    この店では2種類のスープだけしかなく、そのうちのひとつをオーダーしてみた。

  • 店の店員の方に写真をお願いすると、最初は嫌がってたが、何とか応じてくれた。

    店の店員の方に写真をお願いすると、最初は嫌がってたが、何とか応じてくれた。

  • 聖ニコラス教会でコンサートがあり、出掛けてみた。ハープと香港出身者のカウンターテナーによるコンサートで、小規模ながら、心温まるものであった。聖堂に響く声は澄んでいて、いつまでも余韻が残っていた。

    聖ニコラス教会でコンサートがあり、出掛けてみた。ハープと香港出身者のカウンターテナーによるコンサートで、小規模ながら、心温まるものであった。聖堂に響く声は澄んでいて、いつまでも余韻が残っていた。

  • ハープの音色も、じっと聴いていると何か心に響くものがある。

    ハープの音色も、じっと聴いていると何か心に響くものがある。

  • どっしりした身体つきの歌手から繊細なカウンターテナーの歌声が聞こえるとは、まさに不思議な気がした。

    どっしりした身体つきの歌手から繊細なカウンターテナーの歌声が聞こえるとは、まさに不思議な気がした。

  • あるケーキ屋の前を通ると、美味しそうな、それでいて珍しい形をしたケーキ類が並んでいた。あるものは魚の形をしていたり、またウサギのような動物の形をしたものもある。

    あるケーキ屋の前を通ると、美味しそうな、それでいて珍しい形をしたケーキ類が並んでいた。あるものは魚の形をしていたり、またウサギのような動物の形をしたものもある。

  • スーパーで買い物をしていたら、日本の食品が何種類も置かれているのに気が付いた。味噌とかとうふなど現地の方は使うことがないと思うが、一体誰が買うのだろうか。日本人を対象にしているのだろうか。

    スーパーで買い物をしていたら、日本の食品が何種類も置かれているのに気が付いた。味噌とかとうふなど現地の方は使うことがないと思うが、一体誰が買うのだろうか。日本人を対象にしているのだろうか。

  • この国の人々を模した人形が売られていて、興味を覚えたので2つ購入してみた。

    この国の人々を模した人形が売られていて、興味を覚えたので2つ購入してみた。

  • 「タリン写真博物館」で素晴らしい写真展を見学することが出来た。写真家の名前は Mulgimaa Hingja Vaim である。<br /><br />彼の作品のいくつかを見ていただきたい。

    「タリン写真博物館」で素晴らしい写真展を見学することが出来た。写真家の名前は Mulgimaa Hingja Vaim である。

    彼の作品のいくつかを見ていただきたい。

  • 民族衣装をまとつた男女がエストニアの自然を背景に撮影されていて、静かなハーモニーが聞こえてきそうな雰囲気である。

    民族衣装をまとつた男女がエストニアの自然を背景に撮影されていて、静かなハーモニーが聞こえてきそうな雰囲気である。

  • エストニアの大地に生きる人々の力強いたくましさが感じられる。

    エストニアの大地に生きる人々の力強いたくましさが感じられる。

  • 廃墟の奥に人が立っていて、何やら謎めいている。

    廃墟の奥に人が立っていて、何やら謎めいている。

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