2010/11/07 - 2011/11/09
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endless446さん
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2010年10,11月の6週間の予定で南米を旅行しました。
ペルー、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンを巡り、チリのパタゴニアのパイネを観光を済ませて、パイネ観光の起点プエルトナタレス滞在です、予定では、これから 最南端のウシュアイアへ行って、バリローチェからサンチャゴへ抜けて10日後発の帰国便の予定だったのですが、正直に言ってもう若くは無いので、連日の移動と観光で疲れました。
相方と相談して、ウシュアイア止めにして、数日このままここ田舎町のプエルトナタレスでブラブラしているか、サンチャゴへ行って海鮮料理三昧で過ごすかと相談していました。
悩んでいると、宿のオーナーが今晩出るフェリーで休養しながら4日間のフィヨルド観光船クルージングで北上はどうか、今なら出港直前割引で安いぞ、と言うので、これ幸いと乗ることにしました。
パタゴニア・フリー・クルージングの前編です
後編は こちら
http://4travel.jp/travelogue/10957368
フェリー会社のHPは
http://www.navimag.com/site/en
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フェリーはプエルト・ナタレスを早朝出発して3泊四日で四日目の早朝に、プエルト・モンに到着します
図をご覧になれば判りますが、ほとんどが太古の昔に氷河が大地を削ったフィヨルドの隙間の海面を辿って、進みます。
従って海は荒れず、外洋に出るのは、一晩だけです
前編はプエルトナタレスから 氷河までです
後編は
http://4travel.jp/travelogue/10957368 -
前の図では分かり難いのですが、実際はこの図のように複雑な海路を辿りうながら北上します。
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プエルトモンの高台から海を見る写真ですが、大海原に面しているように見えますが、実際は 太平洋からは150Kmも内陸で、複雑な水路を辿って来ないとここまでこれません。
ここから、ウシュアイア行きや、オーストラリア行きの定期船も出ています -
夕方、乗船切符を買いに港へ来ました。
これが、これから乗る船ですが、フツーのフェリーです
このクルージングの旅行HPのトリップ・アドバイザーの評価は、家畜運搬船に乗せられて最低ダ、と言うものから、最高に良かったと言うものまで、非常にブレが大きいです。
豪華なクルージング船や、豪勢な食事を期待する人は、避けた方がいいと思います。
普通のフェリーです。 -
大きな窓穴の開いている、車を積む部分の上(2階)が乗客用の船室
その上(3階)が食堂(集会室)+船室、4階がロビー(バー)+デッキ、で既に出港の準備がなされているようです。 -
乗客の乗船は出港前夜、夕食を済ませた21:00からです。
乗船して、荷物を置いて、後は寝るだけで、何もすることがありません
船も桟橋に停泊したままで、動きません -
我々が取った切符は一番安い、男女混合の大部屋です。
大部屋と言っても、日本の様な仕切りの無い大部屋とは違い、このように2段ベットが部屋一面に設置されているので、最低限のプライバシーはあります。 -
内側の窓無しの大部屋に、2段ベット x 2のベットが一組で設置されています
船会社のHPの写真でみると、すてきなベットですが、これが現実。
航海中のベットメーキングはありませんでした。 -
ここは個室のエリア、二人部屋、4人部屋が並びます
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窓有り、二人部屋、外の共同トイレ・シャワーの部屋を見せてもらいました
こんな感じです
プライバシー以外は、大部屋と変わりません -
共同洗面所
手前の扉が洋式トイレ -
共同のシャワー設備
シャワーヘッドのホルダーしか写っていませんが扉も有ります
本日は寝るだけです、お酒を飲んで寝ることにします。 -
翌日、朝6:00AMに出港です
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船長さんが、キャビンの外で、機器を操作して離岸します。
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船が動き出しました
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既に、何と無くフィヨルドの雰囲気です
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集会室をはじめあちらこちらに、チリの国旗が掲示されています。
日本だったら、団塊のサヨク爺婆が出てきて、心信の自由ガーーと言って撤去ですかね。 日本が異常なんですがネ -
先ずは、食堂で本クルージングの概要と、注意事項などのガイダンスが有ります。
スペイン語版と英語版の2部構成で、英語版に出席しました -
順調に航行です
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地平線近くは晴れているんですが、船の上は厚い雲ですっきりしません。
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パタゴニアの山が見えて来ました
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これから、この航路最大の難所、狭い航路の Kirke Pass に入ります
一番狭いところは100m位、船のすれ違いは出来ません。 -
対向船が居るとすれ違えず困るので、汽笛を鳴らしながら通行です
車50台がつめるフェリーが こんな岩の直ぐそばを、ソロリ ソロリと通過します。 -
汽笛のボーーボーーという音が、こだまします
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船の後方を見るです
今、ヘアピンカーブを通過しました。 -
食堂の昼食風景
残念ながら、豪華クルーズとは違います -
会社の、社内食堂と同じシステムのセルフサービス形式です
奥に厨房が有りますので、ちゃんと船内で料理をしています -
これが、食事。 三食とも同じような感じです
サーモン、マッシュドポテト、海鮮スープ、果物、パン、サラダ
パンとスープはお変わり自由、他に紅茶、コーヒー(ネスカフェ)が付きます。
トリップアドバイザーでは、刑務所の食事の方がマシとのコメントも有りました。
このクルーズで豪華な食事を期待する人は、期待はずれが半端ないですから,乗らないことです。 -
天気がすっきりしませんが、紛れもなくフィヨルドの海路を辿り進んでいきます。
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救命ボート
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船は、浅瀬や島を避けながら、ゆっくり蛇行しながら進みます
前方には島やカーブがあり、船長さんは気を抜けないと思います -
南半球の11月は未だ寒いです
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軍艦とすれ違います。
特に紛争をしている隣国は居ないみたいですが、哨戒活動でしょうか -
集会室にモニターが有り、船の現在地が表示されています
これは広域地図で赤い四角の所が、今居るエリア
先ほど通過した難所の Kirke Passも表示が有ります -
左の画面には、右の赤い四角の部分の航空写真とそれにに貼り付けた赤いマークが、船の今の位置
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難所の航路を過ぎると、船の操舵室(キャビン)が乗船客に公開されます
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船は日本の三菱重工の建造でした
日本のどの航路で運航していたのかわかりませんが、この計器の形式から言うと、進水から40年かな。
第二の人生を、地球の裏側で活躍中です -
航海長さん
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長年の経験を表す渋い顔の船長さん
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この、一段と高い椅子に座るのはどんな時なんでしょう
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本日の観光のメイン・イベント 氷河が前方に見えてきました
地平線は明るいんですが、船の上は相変わらず厚い雲で残念な天気です -
外は寒いので、キャビンの中は、乗船客で一杯になります。
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これは、天気レーダでしょうか
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船の周りに流氷が出てきます
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流氷の海を船はソロソロと進みます
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辺り一面大きな流氷が出てきて
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大きな流氷が船にぶつかり、ゴーン、ゴーーーンとこの世の終わりの様な音がします
船が揺れるということは無いですけど、不気味です。 -
辺り一面流氷の海
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ここが氷河の再接近地点、しばし船が止まります
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天気が惜しい
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船は方向転換して、帰路へ
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4Fロビーの様子
おしゃべりしたり、カウンターでお酒を飲んだり -
夜には、エンターテナーのオジサンがキーボードを弾いたり 歌を歌ったり、カラオケ大会したり
ちなみにこのオジサン、船員の格好して働いているのを見たという人が居たので、芸達者な船員さんらしいです
と言うわけで、一日目終了
明日は、プエルト・エデンという、漁村によります
続きは 後編で
http://4travel.jp/travelogue/10957368
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