：：2014 東京ひとり旅（1/3築地編 寿司大~波除神社）

2014/11/21 - 2014/11/22

11月30日期限の、ANAの株主優待券が手元に2枚…
使わないともったいない，でもいつどこに行こう…

と迷っている折，我が家が家族ではまっているダンスグループの
舞台が11月に渋谷で開催されることになり，また運よく
チケットもとれたために，1人で東京弾丸ツアーをすることに。

見込み違いで急な計画変更もありましたが
自分1人だと臨機応変に対処できてすごい楽ー！
ひとり旅の自由さを再確認いたしました。


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3パートの中の，まずは築地編。
行列キライな夫と，そもそも並ぶこと自体がNGなムスメ，
ここは1人じゃないと行けない！と決意したのは
「日本でいちばん並ぶ寿司屋 寿司大」に行くこと！
独身の頃に２回訪れてから，最近はとんとご無沙汰。

羽田を出てその足で向かいました。

エリア 築地(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

築地。

人と一緒に行くときは，ほとんど場外で済ますのですが
自分1人で行くときには必ず場内へ。
場内こそ築地！だと思っております。

久しぶりなので色々見て回りたい気持ちはあるのですが
1人でも行列の先にいたいので，今日は大急ぎ〜

中央市場通り 名所・史跡

目的地に到着！！

金曜日の9時半。
平日だったので空いているかと思いきや
6号館の横にずらーっと折り返す行列。
まわりはほぼアジア圏からの外国人観光客。
前はチャイナ男子2人組，後ろも西欧系ご一行様。
うーん，3〜4時間待ちかしら…

お仕事の邪魔をしないように，きちんと並ぶ。
1人行列のツライところは，お手洗いのときに
必ず前後に断りを入れて離列する必要があることと，
話相手がいないため，時間の経つのがひじょーーーに
遅く感じられること。

ま，お手洗いは済ましてきましたし
ゆっくり待ちますよ…

寿司大 グルメ・レストラン

あああああ

バイクとターレと歩行者と台車がああああ

とか思うけど…
皆様，回避能力が超一流。

ターレかっこいい。

いっぺん乗ってみたい。

40分程度並んでようやく折り返し地点。
前に並んでいたチャイナ男子と後ろの団体は脱落。

前は中国語っぽい女子２人，後ろはわたしと同じく
おひとりさまのおばさま。
なんだろうね。こういうときの共闘意識！
もし列を離れなければいけないようなことがあれば
協力しあいましょう！という流れになる。


観光客向けなんだろう，手荷物預かり所。
うなぎの寝床のようなお店ばかりなので，
確かにキャリーとかあると邪魔だよね。

３時間弱待って，ようやく店の前のスペースに並べる。

ここに到っても，４人×３列で並んでいるので
３列目の最前に並べても前に８人並んでいる計算。

寿司大はカウンターのみ、12〜13席のお店なので
あと1時間くらいかな…と覚悟。
６号館の横は日も当たってちょっと暑いくらいだったけど
ここは日陰だわ風が通るわで体感温度はかなり低い。


ここでタイミングよくポンポンと入れ替わりがあり
４０分ほどで店内へ。
前の女子２名と，後ろのおばさまと一気に４名通される。

おばさまのひとつ後ろに並んでいたカップルは
その後わたしたちが食べ終わる頃にようやく通されていたので
あの脱落したチャイナ男子２名がいなければ，あと４０分
更に外で待つ羽目になっていたのか･･･と思う。


９時半に並び始めて，入店は１３時でした。
３時間半。
ディズニーでもこんな並んだことない。
人生最長の行列，これは最早アトラクションだわー

寿司大 グルメ・レストラン

お店に入るなり，温かいお茶とおしぼりが出され

店長が「ごめんねー，待ったでしょ」とひとこと。
寿司屋！という感じではなく軽快な，歌舞伎の女形のような
すっきりした美男子の店長です。

ひとこと言ってくださるだけで，いえいえ！って気になるんだよね。
接客の妙ですな。



行列の苦を共にした両脇の２組とコミュニケーション。

おばさまは地方住まい東京出身の方で
帰省すると築地に立ち寄りお買い物されるそう。

女子２名は，チャイナガールだと思っていたのですが
台湾女子でした…
言葉も違うそうで。へーへー！
３泊４日東京の旅だそう。


こういう旅先での交流とか割と好きなほうです。

最初の1貫はトロ。


シャリの握りがやわらかくて，ふわほろなんだ。
醤油いりまへん。

すきっ腹もあって，ひとくちで完食，悶絶！！！

ウニと金目。

金目が美味しくてさー！

ウニはさほど感動なし。

一応，玄界灘の海の恵みで育った子ですので
とれたてのウニなんかもまぁ食べつけてます。
魚介にはちょっとだけうるさいつもりです。

生さんま！！

秋刀魚のお刺身も時々頂きますが
身がやわらかくて美味しい〜

赤貝

うにょーんと動いてました。
新鮮だからこそなんでしょうが
パフォーマンスとしても秀逸ですよね。

新鮮なイカのような弾力。

貝はすぐ硬くなるし，貴重〜！

富山の白海老

この旅行のちょっと前に，富山の白海老についての
話しを聞く機会があり、いいなー富山！
白海老の時期に行ってみたいー！と思ってたので
出てきたときはすんごい嬉しかったのですが
・・・・・・さほど・・・・

ぼたん海老とかばーんとしたののほうが好みかも。
でもでも、本場はやっぱり違うかもしれないので
やっぱり行ってみたいなぁ。富山。

生いくら

この時期限定の，冷凍ではない生いくら。
正直，いくらはちょっと苦手なのですが
これはあのいくら独特の生臭さもなく
プチプチしてて非常に美味しかった！

これを食べようと思えばまたこの晩秋の時期に
行く必要があるんだな。
うーむ･･･

寿司大のメニューは２通り
2,600円で6貫の握りと，10貫4,000円の店長おまかせ。
おまかせのほうは，最後に好きなネタを1つ選ぶことができます。

鮟鱇肝と白子とさんざん迷いまくってたら
隣の台湾女子があん肝注文。
…え，今日はないんだって。
なら迷うことなく白子で！！

お隣のおばさまも白子。２人で悶絶。
白子大正解！！！！！！うんま！！！！



すべて完食しゴチソウサマデシタ。
３人とは市場の出口まで一緒に行ってバイバイ。
楽しかったなー！！

さて，次の目的地に向かいます。

目指すは こちら 波除神社！！
そう 御朱印をお目当てです！

市場の横なのですが，意外と緑が多いのね。
そして，なんだかブルーシートが見える…

波除稲荷神社 寺・神社・教会

鳥居の横にまるく見えたこちらは，提灯でした！

あまり築地に詳しくないワタシでも
見たことのある名前がちらほら。

ブルーシートの中には色とりどりの熊手が！

お祭り？何だろう…

境内を見回すと，ポスター発見。
翌日が“酉の市”模様。

酉の市って初めて聞いた！と思ったのですが
よくよく調べると主に関東地方で多く行われているもののよう。


詳細はwikipediaさんなんかで…

おめでたそう！！！


“縁起熊手”というものなんだそう。

熊手は“集める”“掻き込む”ということで
福を招くという意味合いがあるそうです。


十日戎みたいだなと思ったのですが，ちゃんとwiki様に
“酉の市とは由来が異なり全く関係ない”と明記…

ちょっと金銀財宝ざっくざくな感じが可愛いなぁ。
いっちょ買っとけばよかったかな，と今更後悔。

参拝のち，御朱印をお願いして待つ間に境内を散策。

つきじ獅子祭というお祭りがある模様。
築地のお祭りってなんだかすごそう。


豊洲に移転したら，ここはどうなるんだろうな。

獅子頭が左右に鎮座。


至近距離なのでちょっとこわい。

こっちの獅子頭は“お歯黒獅子”と言って
女の子の獅子なんだそうです。

祭りの中でも，女性だけの担ぎ手の区間が設けられているとか。


男社会の築地の中で，頑張って働く
気風のいい お姉さんたちと勝手にリンクしてしまい
胸がちょっとじーんとする。

御神木の枝垂れ銀杏


我が家の前にも銀杏並木がありますが
枝垂れって珍しい！！

御朱印いただきました。


獅子がかわいく右上に鎮座！
御朱印も まわりが波模様なのね。
粋だなーと思います。

場外を抜けて帰ります。

この時既に15時過ぎ。
閑散としていると思いきや，場内ほどで静まり返っている訳ではないのね。
が，いつものお昼前後の築地と比べるとやっぱり空いてます。
苦労せず歩けるってすごい。

これ結構好き。

ムスメも気に入ってたなーと，早くもホームシック…

カニ！！！


美味しそうでした。


卵焼きでも食べて帰ろうかとおもったけれど，生憎閉店。

今日のメインは夜なので，ひとまずお宿に向かうことにします。