2014/11/09 - 2014/11/09
238位(同エリア408件中)
ころたさん
東京の砧公園内に世田谷美術館という公営の小さな美術館がある。文化の日は先週過ぎてしまったが、なんせ「芸術の秋」。それに美術館チケットの「ぐるっとパス」の期限も迫っているというセコい理由もある。
秋の山の手を散歩がてら、世田谷美術館に向かった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
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ちい散歩の始まりは東急線の用賀駅。砧公園へま歩いて15分ほど。
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駅から公園までは世田谷の高そ〜な住宅街を抜けて緑道が続いている。
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「用賀いらか道」と呼ぶらしい。レンガと瓦が敷き詰められた歩道だ。
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目的の世田谷美術館の案内もそこかしこ。
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wifeはいたく気に入った様子。
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またの名を用賀三条通りというらしい。
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路にはいろは唄の歌碑があったり、
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と、ふと気が付くと歩道に何やら書いてある。
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百人一首かぁ。駅からずっと続いていたんだな。
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「ももしきや 古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり」
このくらいは知ってるよ。 -
と、遊歩道は勘八にドンづいて、いきなり終わった。
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勘八を渡れば砧公園だ。
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砧公園にはおおきな広場やグラウンドを持つ都立の公園。その一角に世田谷美術館がある。
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公園の中ほど、北側にある美術館まで公園を散策。
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モグラの開けた穴がそこかしこ。
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紅葉の季節で、歩道には落ち葉が敷詰められている。
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でも残念ながらこの公園の紅葉はまだみたいだ。
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あれっ、1本だけ花が咲いている木があるぞ。
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近づくと、桜の花みたいだ。
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今どき桜?
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どう見ても桜だよね。
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「ジュウガツザクラ」?
春と秋の2回、花が咲くそうだ。 -
秋に見る桜の花は、どこかはかなげ。
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ジュウガツザクラの木の北に世田谷美術館はあった。今は常設の北大路廬山人のコレクションと、ソビエト時代のポスター展を開催中。
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では、美術館の中へ。
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建物も特徴あるフォルムをしている。
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受付でチケットを購入。常設の廬山人展は200円。ぐるっとパスなら無料。
ソビエトポスター展は1000円とちょい高め。今日は廬山人の方をチョイス。 -
展示物は撮影不可なので、文章だけで紹介すると、廬山人作の陶器や書を中心に展示されている。おもしろかったのは廬山人の料理が盛り付けられた陶器の写真。料理人としての廬山人の評判は知っていても、それを確かめる術はない。残された写真から窺い知るだけだ。
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展示室を見学し終えて、コーヒーでも飲もうと地階に下りた。
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サタビカフェ? そのまんまなのだが、何かフランス語ぽくない?
Ce Tvi Cafeなんてね。 -
コーヒーとアップルパイでほっこりして、美術館を後にした。
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夕暮れ迫る世田谷美術館もいいね。
再びいらか道を歩いて、用賀から自宅に向かった。
ぐるっとパスはまだ、元を取れてないよ〜。
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