ほろ酔い満腹日記

2014/10/07 - 2014/10/13

サンセバスチャンに3泊し、ほろ酔い気分でバル巡り
ミシュラン三ツ星レストランにも果敢にチャレンジしてきました

10/7　　10：35発　JL045にてパリへ　　パリ泊
10/8　　08：40発　AF1476にてビルバオへ　　サンセバスチャン泊
10/9　　バスク鉄道・TGVでサンジャズリズへ　　サンセバスチャン泊
10/10　 マルティン・べラサテギでランチ　　サンセバスチャン泊
10/11　 オンダビリアへ　　オンダビリア泊
10/12　 ビルバオ・パリ経由で帰国の途へ
10/13　 無事日本に帰国　

エリア サンセバスチャン(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一便の飛行機で羽田へ

今回はプレミアムエコノミーなので、JALラウンジが使えます。
でもユーロへの両替に時間がかかり、わずか10分程度のラウンジ体験でした。

当初、羽田-パリ間は深夜便を使う予定で無料特典航空券を抑えましたがその便が廃止に。
エールフランス便では早朝4時にパリに着くので、体力的なことを考えこの便に変更。

プレミアムエコノミーの特典　シャンパンです。
貧乏性の私は迷わず、まずこれです。

1回目の機内食です。

ビールもいただきました。

とろ生ドーナツとチーズブリオッシュです。
チーズブリオッシュはいまいちでした。

2回目の機内食　エア吉野家です。
いつもの牛丼と変わらない味です。

夜暗い時間の移動を避けるため、シャルルドゴール空港近くのホテルに宿泊です。
新しいホテルのためとても綺麗でハイテクです。
部屋にはipadが置いてあり、それで照明等の操作をします。

シャルルドゴール空港　ターミナル2GのPOULにて朝食
これで日本円に直すと1000円位だったと思います。
パリは物価が高い

いよいよビルバオへ向けて出発の予定がまさかのDELAY
8：40発予定が結局11時過ぎの出発
なかなか案内が表示されず、キャンセルになるのではと心配しました。
ちなみにパリービルバオ往復は個人手配で25000円位。一番安い航空券は10000円切ってました。
国際線なのに青森ー羽田往復よりはるかに安い。日本の航空券は高すぎです。

機内食
これがこの日の昼食となりました。

このバスでサンセバスチャンへ向かいます。
チケットはバスの運転手から直接買いました。
ただし、帰りのチケットはPESAのオフィスで乗車前に買わないといけません。
運転手から直接買おうとした乗客が断られていました。

サンセバスチャンで3泊したお部屋です。
狭いことは狭いのですが、結構快適に過ごせました。

水回りもとても綺麗。バスタブ付なのが日本人にはうれしいですね。
ホテルの予約サイトではスリッパありの表示でしたが、部屋にはなっかです。気が付かなかっただけなのでしょうか？
1日目のホテルにスリッパがないことを知っていたので、スリッパを持参していたから問題なかったけどね。

ホテルの外観　正面から
バスターミナルからはタクシーを利用しました。

ホテルの前の海はこんな感じ
まるでニースのような雰囲気（行ったことないけど…）

ホテルの外観　海側から

お店の前で開店を待ってさっそく注文。

カニのピンチョス

いろいろあって、どれもおいしそう

あるサイトでナンバー1ピンチョスに選ばれていました。

次々行きますよ〜

見ためも面白いピンチョス

タコぷりぷり

ピンチョスというよりコース料理の一部みたい

最後にデザートのピンチョスを食べて、バル巡り1日目終了

海は真っ暗
海外沿いに明かりがロマンティック

宿泊ホテルのライトアップ
バル街まではゆっくり歩いても10分もかからないし、治安も本当に良かったです。
意外と日本人観光客がたくさんいてびっくり

サンセバスチャン　2日目
ホテルでの朝食です。
カヴァがあったので、朝から飲みます。

きょうはバスク鉄道とＴＧＶを乗り継いで、フランスバスク　サンジャズリズへ足を延ばしてみました。
雨が降っていて、天気はいまいちでした。

何気ない通りがとてもおしゃれです。

トリップアドバイザーでサンジャズリズで一番になっているレストランで昼食
前菜とチーズの盛り合わせを注文
アミューズです

カリフラワーのディップです

これが注文した前菜
いつも思うのですが、フレンチの前菜はメインとして充分通用するものが多い。
レストランでの注文は前菜＋デザートでも全然大丈夫ですよ。

チーズ盛り合わせ
癖の強いものもあって、普通にデザートにしたほうがよかったかな。

〆のコーヒー

サンジャズリズの駅舎　ホーム側から

明後日オンダビリアへの移動するためバス停を確認しにギブスカア広場へ
なにやら観光客がたくさんいます。

旧市街にはこんなお店もあります。

残念ながらお持ち帰りはできません。

昔は闘牛場だったところ

その名残で窓枠には番号が…。

そして今日も楽しくバル巡り。

チャングロ蟹のタルト

エビのアヒージョ

キノコをベーコンで巻いたもの
カヴァと一緒にいただきます。

3日目
きょうもホテルでの朝食
オムレツはその場で焼いてくれます。チュロスがあったのでが、チョコラーテを見つけられず、そのままいただきました。
2日連続のライスプティングです。

ハム各種
朝から食欲全開です。

ラ・ブレチャ市場でオレンジ搾取器発見

生オレンジジュース

そして今日のランチはこの旅行の最大の目的　マルティン・べラサテギです。
デギュンスタシオンコースをオーダー。そうすると日本語のお品書きを持ってきてくれました。お品書きは記念に持って帰ることができます。
それではコースの料理の数々をご覧ください。

金柑、芋焼酎、オリーブ、アンチョビ

キャラメリーゼミルフィーユ：スモーク鰻、フォアグラ、玉ねぎ、青りんご

赤エビとディルのロイヤル

牡蠣、キュウリ　カフェアライム、ココナッツクリーム

黒にんにくソテー、ビートのセビッチェ、ラディッシュのかき氷、ホースラディッシュクリーム

ウニのクアハーダ、海藻クリーム、フェンネルのサラダ

生アスパラガスの茎、イディアサパルチーズソース、アニス

Ｇorrotxtegui卵、ハーブのリキッドサラダ、豚脂身のカルパッチョ

野菜の芯の常温サラダと海の幸、レタスのクリーム、ヨードソース

スズキと亀の手貝、黄身ボールフライ、アスパラガスとほうれん草のソース

炭火焼小鳩、トリュフ風味根菜、白ビネガーとカレー漬けきゅうり、オリーブソース

ジントニック、キュウリ、レモン、リンゴのポップコーン

スモークスポンジとパリパリしたカカオ、ウィスキーのアイス、かき氷、インゲン、バジル

一皿一皿どれもおいしく、量も多からず少なからずちょうどいい具合です。
これだけの品数ではずれはひとつもなし。
今まで何度かミシュラン星付きレストランで食事したことがありますが、ここがダントツ一位です。絶対お勧めです。

これはコースに含まれず、別料金でした。
13時過ぎから食事を始めて、すべて食べ終わったのが16時半を過ぎていました。
最後はシェフ本人がすべてのテーブルへご挨拶。
本当に至福の時間が過ごせました。

ランチを終えてホテルに戻ってくると、なにやら騒々しい。
火事とかではなさそうですが、はしご車で救助しています。
一体どうしたのでしょう？

町全体をまだ見ていないので、city tour busで町を一周してみます。

そして今日もバル巡り

前日知り合った日本人の方おすすめのキノコソテー

バルの中ではここが一番おいしかった。

牛ほほ肉のワイン煮
赤ワインと一緒にいただきます。

きょうはオンダビリアへ移動日です。
ホテル近くのバルで軽めの朝食です。

オンダビリアではパラドールに宿泊です。

この窓からの景色が

こんな感じで

さらにこんな感じ
まるでマルセイユみたいな雰囲気（行ったことないけど…）

対岸はもうフランスです。

ＡＮＡの機内誌で世界一おいしい魚介のスープとして紹介されたスープです。
世界一かどうかは微妙ですが、それなりにおいしくいただきました。

もう一品　タコ料理です。
タコもおいしかったのですが、付け合せのポテトピューレがものすごくおいしかったです。
最後に日本人専用のサイン帳をお店の人が持ってきたのですが、これほどの日本人が訪れているのかと驚きました。

たそがれ時の風景です。
サンセバスチャンにしてもオンダビリアにしても、派手な観光地はまるでないのだけれど、町全体に流れる時間、空気感がとても素敵です。

パラドールの中は趣があります。

パラドール前の広場
ちょっとさびしい感じですね。

パラドールの入り口です。

オンダビリアでもバル巡り。
土曜日ということもあってどこのバルも人でいっぱい。
なかなか思うように注文ができませんでした。

サングリアがあったので頼んでみました。

パラドールの中です。
ライトアップされると本当に雰囲気があります。
ただし、ほかの部屋の音や話し声が筒抜けです。

パラドールは朝食付きです。
ガトーバスクもあったので食べてみましたが、ガレット区別がつかず。
赤ワインもしっかり飲みます。

部屋に戻るとちょうど朝日が昇ってきました。
旅行中はずっと天気が愚続いていたので、やっとのお日様です。

あれ？
雲が出てきた？

とりあえずサンセバスチャンに戻ってきました。
いよいよ帰国です。
タクシー乗り場そばのバルでオレンジジュースをいただきます。

しかし、なんと市民マラソン大会です。
別のタクシー乗り場からタクシーに乗ってバスターミナルへ移動。

ビルバオ空港にはスペインの国旗とバスクの旗が並んではためいています。

空港でランチを食べます。
トルティーヤとビンチョス。それにビール。

この飛行機でパリへ向かいます。

今回は ON TIME での出発です。

エールフランスラウンジでの食事です。
シャンペンも飲みます。

１回目機内食
実はシーフードミールへ日本出発時に変更をお願いしていました。
特別食はほかの人より早く配膳されるのですが、飲み物は通常通り。食事と一緒に持ってきてよ。

2回目機内食
はっきりいってまずい。
シーフード食はもうないかな？

羽田着後、国内線乗継まで時間があったので、シャワーを浴びてすっきりしたところで、改めて国際線ターミナルを見学。
結構いろいろ変わっている。

これも以前なかった。

台風の影響で西日本方面は欠航、遅延になっていましたが、北へ行く飛行機には影響なし。
定刻通りです。
今回の旅行は毎日のように雨でしたが、バスク地方の治安の良さ、人の優しさ、食べ物のおいしさで、本当に楽しい旅行でした。

この旅行記へのコメント （4）

• デコさん 2015/04/10 07:53:46

  美味しそう(*^^*)

  madamhanakoさん、初めまして(^-^)v
  
  美味しそうなお料理の数々に引き込まれてしまいました♪
  
  落ち着いた雰囲気の町やホテルも居心地良さそうですね〜
  
  只今ミコノス島に滞在中なので、帰国したらまたゆっくりお邪魔させて頂きます♪
  
  デコ

  madamhanakoさん からの返信 2015/05/13 07:04:25

  RE: 美味しそう(*^^*)

  デコさん、お返事遅くなりまして、失礼をしました。
  
  ミコノス島にいらっしゃったとのことですが、いかがでしたか？
  
  サンセバスチャンを含めたバスク地方は、本当に街も人も素敵で、ぜひまた行きたい
  
  と思う街です。おすすめですよ。
  
  
  

• TKさん 2014/11/10 22:50:06

  おいしそう！

  madamhanakoさん
  
  こんばんは。
  
  サンセバスチャンのおいしそうな旅行記、よだれを流しながら、拝見いたしました。（汗：よだれ；）
  
  おいしそうな食べ物のオンパレード。なつかしい〜〜〜〜いです。
  
  ここは、本当に美食の街ですね。しかも気品がある。
  
  madamhanakoさんの想像した通り、ニースにも、マルセイユにも似ています。
  海に近いですからね。
  
  でも、madamhanakoさんの訪問した、サンセバスチャンのほうがこじんまりとしていて、落ち着いた気品がありますよ。ご安心を！
  
  また、チャコリで、ピンチョスをお腹いっぱい食べたい。
  
  ありがとうございます。
  
  ｂｙ　ＴＫ
  
  
  
  

  madamhanakoさん からの返信 2014/11/11 07:01:00

  RE: おいしそう！

  ＴＫさん、メッセージありがとうございます。
  
  今年初めてサンセバスチャンに行ったのですが、街自体が小さいうえに、治安の良
  
  さもあって本当にのんびりした旅行でした。
  
  写真以外にも食べたものがありますが、どれもはずれなし。
  
  ほかにも食べたかったものも沢山。
  
  また、ぜひ行きたい場所です。