世界１周３か月の船旅日記：船を降りたら冬から夏へ

2000/11/01 - 2000/11/02

こんにちは、ジャングルメモリーです☆


ようこそ、世界１周船旅日記へお越しくださいました☆
今日は、１回目のイギリス リバプールから、１１日間船に乗り、キューバへ到着編です☆
本来は２つの国の間に、ポルトガルで寄港する予定でしたが、
台風接近により急遽取りやめに・・というハプニングも☆
＊大変残念でしたが、その後、代わりの寄港地としてパナマを追加してくれましたから大満足です♪


１か国目はイギリス：ロンドン→バース→リバプールでした。
季節は冬で寒かったので、ダウンジャケットを来ての観光だったのですが・・・・・今日のポイントは「季節」です☆


では本日も未来を乗せた船旅、出航いたします〜?


メンバーは全国４７都道府県、ヨーロッパから集まった７３６名☆

お部屋は４人部屋、２段ベット×２、シャワー＆トイレがついたお部屋でした。
船の長旅はもちろん初めて、船酔いのことなど気にせず乗り込んだのですが、慣れるまでには２日かかりました。
かなりの方が静かにしていたようです。冬の海ということもあり少し揺れていたかと思いますが、寝ていれば必ず慣れてきます。ご安心ください☆

３日目あたりから、船の散策へ。大小２つのプール、６つのバー、２つのレストラン、カジノ、サウナ、シネマ、スポーツジム、図書館、美容院、医務室、売店と、６階建ての船です。

船内ツアーが無料で行われており、操縦室やチャート室を案内してもらえます。

救命ボート（部屋ごとに乗るボートが決まっているので番号を確認）や、SOS道具も確認。


大変面白いのは、乗客により各種教室の企画です☆
海外の方は英会話教室等の語学講座をひらいてくれました。また日本語教師もいらっしゃいました。
その他、ゴスペルクワイヤー（合唱団）、ダンス教室、よさこいソーラン教室、パソコン教室、手話教室、玉すだれ教室、ジャグリング教室、折り紙教室、俳句、イベント企画担当、毎日の新聞作り、ありとあらゆる講座が、あちらこちらで開催されており、３か月で特技を身につけることもできます☆

その作ったものを、海外で知り合った人たちにプレゼントしたりするんです。
例えば、千羽鶴はインドで平和を呼びかける運動の時に使いました。
よさこい隊や玉すだれ等は寄港地で衣装を着て踊ったりショーをしたりしました。

観光地はもちろん楽しいのですが、船の中は、その時のメンバーとしか創れない、心の思い出で一杯です☆
私はというと、主に司会のお仕事を手伝わせていただきました。
日付変更線を越える日の時は、お祭りイベント開催☆クリスマスにはゴスペルパーティー☆
船内で練習していることが、全てどこかで役立つように工夫されていきます☆

また、水先案内人として、
次の寄港地について詳しい日本の著名人・ジャーナリストの方々が乗り込まれ、
夜通し語り合う時間もありました。
例：今は亡き筑紫哲也さん、また灰谷健次郎さんや鎌田慧さん、などなど。


ご飯は６回。朝、遅めの軽食、昼、午後のデザートタイム、夜、夜食。
どれを食べても、無料。昼・夜はコースです。
気配りも嬉しく、例えば、タイタニックが沈んだ地点では「タイタニックディナー」が（ちょっと複雑・・）当時と同じメニューをコースで出してくれました。
お正月にはお節料理などと、気配り料理を出してくれます。
毎日作られているので、外で食べなければ食費は全くかかりません。


次はキューバということで、船内にはサルサダンサー切石さんをお迎えし、サルサ教室が開かれました。
体を動かしやすいように訓練しながら、キューバを心待ちにしていました（笑）


そんなこんなで、
１１日間の船の中は、慣れる時間と友達作りの時間で、あっという間に過ぎ去りました。デッキの風は、どんどん暖かくなって、気付くと空も夏色に変わっていました。
１１月１日、キューバ・ハバナ港は真夏。
ハバナ港入口にある「モロ要塞（スペイン植民地時代に使われた大砲が今も残る）」がお出迎えしてくれます。
いよいよキューバに到着です。


日本時間から　−１４時間。
スペイン語オンリー。
通貨はペソ。
お土産：葉巻・ハバナクラブ・ゲバラグッズ


次回は、キューバでの出来事をご案内しますね(*^-^*)

エリア ハバナ(キューバ)

運動会風景より。実際はこの４倍以上の人が乗船しています。

船内案内ツアー中