2014/11/04 - 2014/11/05
4283位(同エリア7884件中)
ykさん
「よし、天草行こう。」
大学時代に訪れた福岡は中州の屋台。
そこで出会った「天草から来た」というおっちゃん。
何度も何度も「天草はいいとこだ」と言っていた、その出会いがずっと頭の片隅に残っていて、
「いつかは天草に行ってみたい(しかし、遠い)」
と思っていた。
少しの休みを頂いて、ついに実現、天草の旅。
欲張って、島原半島にも上陸してしまいました。
レンタカーで合計500㎞+フェリー2回乗船の旅でした。
1日目:羽田空港→熊本空港→熊本市内ホテル
2日目:熊本市内→熊本県・長洲港→長崎県・多比良港→雲仙→島原
3日目:島原→口之津港→鬼池港→天草
4日目:天草→上天草→熊本空港→羽田空港
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さてさて憧れの地、天草に上陸です!
鬼池港から向かって右に曲がり、そのまま車をしばらく走らせます。
途中、イルカウオッチングの看板がそこかしこに並ぶエリアを通り過ぎ、通詞島へ。
「通詞」とは通訳という意味で、昔々、南蛮貿易の時代に通訳をしていた人々が暮らしていたということからこの名前がついたとか。
写真は通詞大橋。 -
と・に・か・く!!!
海がきれい。
有明海は潮の流れが遅いのか、なんというか「淀んでいる」印象でしたが(だからこそ海苔がおいしく育つのかな??)、天草の海はものすごく澄んでいて、まったく印象が違いました。
この沖合には野生のイルカが200頭ほど生息していて、年間を通してイルカウォッチングが楽しめるのです。
イルカに会える確率は、90%以上!…と言われました。
正直出発前はあまり興味がなかったイルカウォッチング。
しかし、地元の某天草アンテナショップの方にオススメを聞いたところ、「ぜったい外せない!」とのことだったので、最終日に行くことにしました。 -
通詞島の温泉施設ユメールの近くで海を見ていると、ねこさんが。
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目が合うと…
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追っかけてきました。笑
海をバックに一枚。 -
スーリスリ。
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さすがに階段を上っては・・・
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きたー!
とてもかわいくて、戯れていたい気持ちは山々でしたが、車を出すのについてこられたらキケンなので、不本意ながら最後は「シャーーーー!!!」…と威嚇して追っ払いました。 -
通詞島の頂上(?)の博物館から。
本当に、海がきれいなんだ。 -
通詞島の歴史と、イルカのまち五和(いつわ)の漁師さんたちががイルカとどう共存してきたか?が紹介されているパネル。
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肝心の資料館は・・・・お休みでした
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さて、通詞島を後にしたら、今度は天草市街へぐいーっと車を走らせます。
内陸の道を走ると30分、海沿いは40分ということで、迷わず海沿いルートへ。
運転していたので写真はないけれど、ちょうど天草マラソンの準備で「**?地点」というくまモンつきの看板がいたるところに設置されていました。
前置きが長くなりましたが、こちらは天草キリシタン館。
天草・島原の乱をはじめとした、天草の歴史をたっぷり学びました。
前日訪れた、島原の「原城」についてもここでじっくり復習しました。
館内は写真撮影禁止。
国の指定文化財である天草四郎の「陣中旗」や、キリスト教が弾圧された時に教徒がこっそり信仰を保つために用いたマリア観音など仏具に見せかけたクリスチャングッズが多数展示されていました。
陣中旗、すごかた。まずデザインが「!?」。
そのうえ、この状態で今まで保たれていることがすごいなぁと。
いやー、行って良かったキリシタン館。天草キリシタン館 美術館・博物館
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キリシタン館の表に立つ天草四郎の像。
この日はとても晴れていて、きもちよかったー。 -
敷地内にはお墓がありました。
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ここにもくまモン・・・
手作りくまモン・・・ -
キリシタン館を後にし、今度はぐぐぐぐーーーーーっと南下。
森の中を一時間ほどドライブし、牛深へ。
とっても美しい牛深ハイヤ大橋を往復するなどしながら絶景を堪能しつつ(やや道に迷った)、鹿児島県の蔵之元と結ぶ牛深フェリーターミナルへ。
船好きとしてはこのまま乗ってしまいたいという誘惑に負けそうになったところ、何とか踏ん張りました。 -
フェリーターミナル併設のうしぶか海彩館。
青い所には、パンフレットとかだと水が張られててお魚が泳いでいるようだったのですが、、、御覧の通りでした。笑道の駅 うしぶか海彩館 美術館・博物館
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でも、いけすには伊勢海老がうーじゃうじゃー!
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さつま揚げっぽいのを頂きました。
そして、写真はないですがここの観光案内所がとっても良い味出してました。
こじんまりした建物の中に、地元のおじちゃんがぽつり。
キリシタン館で学んだばかりの天草・島原の乱の知識をぽろりと伝えてみたら「お、良く知ってるねぇ!」と会話が弾み。
やっぱり、地元のことは地元の人に聞くのが一番、オススメをたくさん教えてくれました。 -
牛深から北西へ向かい、崎津天主堂へ。
この辺りは、日本の渚百選などにも指定されているところで、こじんまりした素敵な港町。 -
古い建物が立ち並ぶ中、
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路地に入り、ぱっと左を見ると、この景色。
崎津天主堂です。
観光地というより、今でも地元の人が利用している教会を少し見させていただく、という感覚でお邪魔します。
ちなみに教会内は撮影禁止。
畳の床、赤い絨毯、そしてたくさんの椅子が並んでいて、壁には教会の行事予定も貼ってあり、正真正銘「現役の教会」でした。 -
隠れキリシタンの方たちが信仰を続けていた場所だそう。
天草と言えば「キリシタン!」ですが、今はクリスチャンの方はそんなに多くなく、数百人程度だそうです。
これは、天草・島原の乱の後、幕府直下の天領になった際に、住民をゆるやかに仏教に改宗させながら復興していった鈴木重成の影響があるようです。 -
崎津周辺には、ねこさんがちらほら。
ねこのいる場所は、ゆったりと時間が流れているイメージ。 -
教会の先に行くと、海が。
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とっても澄んだきれいな海。
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崎津を後にし、お次は大江天主堂。
ここは比較的歴史が新しく、昭和に入ってからフランス人の神父さんが建設したそうな。
小高い丘の上、晴れた空に映える協会がとっても素敵でした^^ -
山を見上げると、月がきらり。
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大江教会の下には、天草ロザリオ館。
天草の歴史をしっかり学べます。
が、到着したのは閉館10分前・・・! -
ドタバタかけこむと、係りの方が嫌な顔一つせず「では、映像見ていって下さい^^」と。
ありがたやー。
ちなみに3Dめがね着用。笑 -
もう少しじっくり堪能したかった天草ロザリオ館も、ドタバタと後に。
そう、天草と言えば夕日!
夕日を見るために天草西海岸を通るルートにしたんだから!
しかし。どこで見る?決めてなかったー。
道路は夕日の見えない山道。たまにちらりと見えるスポットがあったり、「展望台」の案内があったり。
迫る日没時間、間に合うのか?山道を走っている間に沈んでしまう?
・・・と、「日本の夕陽100選」という看板。
たどり着いたのは荒尾岳展望台。
よし、行ってみる!と覚悟を決めたものの、行けども行けどもたどり着かない。
細く険しくなっていく山道。
迫る日没時間。どうする!?
10分くらい車を走らせた頃だろうか、ようやく道が開けた!
どうやら駐車場らしき場所に出た様子。
しかし、そこにはなにやら物騒な車がわんさか。
ビビっていると一人の男性が。
しかしビビっている暇はない。日没時間は迫るばかり。
「すいません、展望台はどこですか?!」
勇気を出して聞いてみた。
「そこ、上がったところですよ。自衛隊員がいると思いますが、気にしないでくださいね。」
え!?自衛隊?
上ると、展望台のふもとには迷彩柄のテント。くるくる回るアンテナ。
経度緯度を読み上げる無線の音。
そして多数の自衛官。
なんだここは・・・! -
じゃーん。
夕日、間に合いました!
自衛官の方たちも、夕日を眺めていましたよ。
若い方から年配の方まで。キャンプ?訓練?をしているようでした。
帰りがけ、
「いい写真、撮れましたか^^?」
とお声をかけていただきました。
少しだけ話を聞くと、ここに寝泊まりしているということ。
お疲れさまでございます! -
夕日に照らされた山と海。
とってもきれいだった! -
荒尾岳展望台を後にし、海を左手に下田温泉方面へ。
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ちょこちょこ車を止めて、沈む夕日を眺めます。
美しかった。。。 -
下田温泉につきました。
日帰り入浴ができる下田温泉センター 白鷺館へ。
500円で天然温泉に入れます^^ -
200円の公衆浴場と、500円の温泉大浴場がありました。
ゆーったり温泉を満喫した後は、天草市街で宿にチェックイン。 -
宿から歩いて「蛇の目寿し」さんへ。
少しリッチにお寿司を頂きました^^
板前さんがかっこよかったー。 -
もちろんお酒も^^
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お寿司でリッチに過ごした分、お宿はリーズナブルに。
天草ゲストハウスspring。
男女別相部屋で2000円ちょっと。 -
館内はアットホームなフンイキ。
お若いおかみさんも明るくてステキでした。 -
リビング。
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テレビもあります。
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ドミトリーにはこんなチラシも。笑
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旦那さんは元自衛官なのね。
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島原で買ってきた大きな梨を宿で食べて、おやすみなさい^^
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