2014/04/24 - 2014/04/24
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SUR SHANGHAIさん
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今日はいよいよチリ北部のサン・ペドロ・デ・アタカマへ行くべくサンチャゴを出発。
この道筋だって、時間さえあればずっと車で走ってみたかったよね。
現実にはそうも行かないので、サンチャゴからはサン・ペドロ・デ・アタカマへの最寄の空港があるカラマまでまず飛んで、そこで車を借りる予定。
サンチャゴからカラマへは飛行機だと約2時間の空の旅。
SUR SHANGHAIたちはスカイ・エアラインで行ってみました。
お天気さえよければ、途中南北に連なるアンデス山脈やアタカマ砂漠の眺めが最高の路線になります。
昼の便なら、ぜひ進行方向に向かって右側の窓側席にするといいですよ。
表紙の画像は、スカイ・エアラインA-319型機から見下ろしたアンデス山脈。
雪を頂いたあの山は、南米最高峰のアコンカグア山?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここはまだサンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港。
プロビデンシア地区にあるサン・クリストバル・タワーホテルの車を出してもらって料金は2万チリ・ペソ。
アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港は、国際空港と言っても迷うほどの大きさは無いので安心。
国内線ターミナルもあって、プンタ・アレーナスからプエルト・モンを経由してサンチャゴに入った時も、イースター島との往復でも、カラマ往復も、数日後のブラジルのサンパウロ行きもこの空港を使いました。
南北に4630kmと細長いチリのちょうど中間あたりにある首都の国際空港なので、こんな風に国内・国外の移動中継点として使う人は多いんじゃないでしょうか。
1967年に開港したこの空港の最初の名前はプダウェル国際空港。
その後1970年代に、空軍創設者アルトゥーロ・メリノ・ベニテスに因んで名前を変えたのだそう。 -
サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港内。
ここはスカイ航空(スカイ・エアライン)のチェックイン・カウンター前。
スカイ航空(スカイ・エアライン)は、2001年に設立された航空会社で、チリの首都サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(サンチャゴ国際空港)をハブ空港としています。
当初はチリ国内線だけだったようですが、今では南米数ヶ国に進出し、さらに路線拡大を計画しているとのこと。 -
サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港内。
セキュリティ・チェック前の通路にあった某有名チェーンのドーナッツ屋さん。
ドーナッツ18個+コーラ3リットルでいくら、なんて出ているけど、そんなでかいペット・ボトルも手荷物でいいんかい?
ちなみに、旦那の持っていた小さいコーラのボトルは大丈夫でした。(;^ω^) -
サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港内。
国内線のセキュリティ・チェック後にも、コーヒーと軽食程度のカフェあり。
カラマ行きスカイ・エアラインの飛行機を待ちながら、ちょっと一息。 -
サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港。
スカイ・エアラインのカラマ行き搭乗開始。
さすがにこの日は、サンチャゴのサン・クリストバルの丘のフニクラール(ケーブル鉄道)やイースター島行きのラン航空でイチャモンを起こした謎の人物とはやっと縁が切れたようで見当たりませんでした。
ε-(。・д・。)フー よかった〜。
スカイ・エアラインの尾翼のマークは、ヤシの木に太陽をあしらったもの?
ススキに満月のような雰囲気なんだけど…。(。・w・。) ププッ -
スカイ・エアラインのサンチャゴ→カラマ行きはA-319型機。
この路線は、途中の南北に延びるアンデス山脈やアタカマ砂漠の眺めが最高の路線。
よって、進行方向に向かって右側の窓側席を前もってネット予約。
さて、どんな景色が見られるのか?┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ -
スカイ・エアラインのサンチャゴ→カラマ行きA-319型機内。
エコノミーの座席は3−3。
4月も下旬に入ったこの時には空席の方が多いくらいで、旦那はSUR SHANGHAIの後ろの窓側席に移動。
ゆったりと言うより、寂しいくらい静かなフライトでした。 -
サンチャゴを飛び立ったスカイ・エアラインのカラマ行きA-319型機。
サンチャゴは四方を山に囲まれた盆地にあるチリの首都。
昨今は朝夕の車の渋滞も激しくて大気汚染が大きな問題になっています。
ホテルの部屋やサン・クリストバルの丘から見下ろした市街地も、黄白色のスモッグの中だった。
市街地は遠くなっても、同じ盆地内はご覧のとおり白く煙っています。
せっかくのアンデス山脈の眺めもいまひとつ。 -
サンチャゴ市街地のスモッグは、盆地の谷を伝わってどこまでも流れて行くらしい。
大風や大雨が来ない限り、こうしていつまでも盆地や谷の底に淀んでいるんだろうな。
サンチャゴ市街地は、日によって乗り込めるナンバーが決まっているらしいけど、ちょっとやそっとの対策じゃ、スモッグは追い払えそうもない。 -
やっとサンチャゴのスモッグの脅威から抜け出した眺め。
折り重なるアンデス山脈の景観がどこまでも続く。 -
イチオシ
アンデス山脈は、南アメリカ大陸の西に沿って、南北に延々と7500kmも続く大山脈。
そしてその最高峰は、チリとアルゼンチン国境近くのアルゼンチン側にあるアコンカグア山(6960.8m)。
サンチャゴから見ると北東の方向にあるし、今日のお天気なら見えるだろうと目を凝らして見つけた一番高い山があれ。
さて、果たしてアコンカグア山だったのでしょうか。
画像検索で見てみると、アングルによっては似ているんですが…。
間違っていたら、(;´・ω・`)ゞごめんなさい。 -
スカイ・エアラインのサンチャゴ→カラマ行きA-319型機から見えたアンデス山脈。
荒涼とした岩山が続く眺めは、まるで遊覧飛行のよう。
ん? (・・?
あそこの山のてっぺんだけ雪が積もって、氷河らしきものが流れ出ているような。 -
スカイ・エアラインのサンチャゴ→カラマ行きA-319型機から見えたアンデス山脈。
冷たく乾いた荒れた景色の中に、突然青い水を湛えた湖が見えたり。
ずっと眺めていても見飽きません。 -
機内食(昼食)が配られて、ふと現実に戻る一瞬。
サンチャゴ→カラマ間は2時間ほどのフライトなのに、スカイ・エアラインの機内食は内容が思っていたよりもいい。
なので、こう言ってはナンですが、メインが温かいものだともっとうれしかったな。 -
機内食を食べている間に、アンデス山脈の眺めが徐々にアタカマ砂漠の景観に変わっていくサンチャゴ→カラマの路線。
山が低くなだらかになったし、一層乾いて粉っぽい景色。 -
化粧品のパウダーケーキのような色合いと粉っぽい質感の眺め。
なだらかな乾いた谷間に見えるのは、雨が降った時にだけ流れる川? -
砂漠とも荒地とも言い難い風景の中に見えて来たのは、いくつもの鉱山らしき場所。
そういえば、チリの北部は鉱業が盛ん。
今から行くカラマの近くには世界最大の露天掘り銅山のチュキカマタ銅山があるし、そのほかには銀、金、亜鉛、鉄、鉛などの地下資源も豊富。
今日はカラマに着いたらすぐに車を借りてサン・ペドロ・デ・アタカマに向かうけど、その帰りには、出来たらチュキカマタ銅山にも寄りたいよね。 -
この画像の鉱山には、鉱山に付属してできたらしい町も見えている。
チリの鉱山と言うと、2010年のコピアポ鉱山落盤事故を憶えている人も多いのでは?
この事故では33名の作業員が地下634mの坑道に閉じ込められましたが、事故から69日後、奇跡的に全員救出されて全世界の感動を呼びました。
その事故の詳細は、次のウィキペディアのページでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%9D%E9%89%B1%E5%B1%B1%E8%90%BD%E7%9B%A4%E4%BA%8B%E6%95%85 -
地面の下には、まだまだいろいろな鉱物が潜んでいる雰囲気が濃厚。
あの赤く崩れた部分は、土壌に含まれる鉄分が酸化した色? -
イチオシ
よくこんな乾ききった山の中に湖が!
それなのに、周囲には植物を含めた生き物の気配が感じ取れない。
塩分濃度が高い塩湖?
流れ込む川も見えないし、どうやってできた湖? -
草木も生えぬ不毛の土地、という言葉を具現化した大地がどこまでも続く。
それでもあの谷間は、掘れば水も湧き出してくるのか集落も見えている。
こんな土地で暮らしている人たちもいる!というのが信じがたい。
それともあれは既に見捨てられたゴースト・タウン? -
どこまで続くかと思ってしまう乾いた大地。
その合間に、時折ひょいと顔を覗かせる湖はミステリアスな存在。
蜃気楼じゃないよね。 -
風化作用でてっぺんがなだらかになった山々には無数のしわが刻まれていた。
その赤い連続した山襞は、ゆらゆらと立ち上る炎のようでもあり。 -
異なる色の地層を持つ山が風化されると、思いがけなく渋い色合いのぎざぎざ模様が表に出て来た。
エスニックな織物の柄のよう。 -
干上がった湖の跡のような砂原があったり、その傍らにはかつては火山だったような円錐形の土地の盛り上がりが。
今日この後で行ってみるサン・ペドロ・デ・アタカマもこんな風景の傍らに出来た町なんだろうな。 -
カラマが近づくにつれて、ほとんど平らになっていく乾いた荒地。
このあたりはもうずっとアタカマ砂漠よね。
不毛に見える大地に、鉱山らしき場所が増えて行く。 -
あ、これは規模の大きい鉱山。
露天掘りにしているのか、すり鉢型に窪んだ箇所がクレーターのように見える。
こうして飛行機の窓の丸みを入れて撮ると、天体望遠鏡で見た月の表面みたい。 -
上掲の画像の鉱山の真上を飛んだスカイエアラインのカラマ行きA-319型機。
あそこにも、働く人たちがいるのよね。
その日々の暮らしの様子が想像できない。 -
砂漠化して元の形を失いつつある岩山。
風景がどんどん粉っぽくなっていく。
岩の陰から白い煙が舞い上がっているように見えるのは、あそこにも鉱山があるから?
それとも、つむじ風に巻き上げられた土埃? -
カラマが近づくと、各地へ通じる道が縦横無尽に増えて行く。
あれ? あの奥に見える道って、カラマからサン・ペドロ・デ・アタカマ方面に行く道かもよ。
この広大な荒地を切り裂いて続く道。
その工事にはどれだけの人たちが携わってきたんだろう。 -
カラマ到着。
空から見たカラマ周辺は、ただただ乾いた砂まみれの荒野だったのがウソのように、エル・ロア空港(カラマの空港)は小振りながらも新しいし、滑走路もきれい。
近年造り直されたのかな。
と思って数日後戻って来てみたところ、あちこち工事中でした。 -
サンチャゴから2時間ほどで着いたサン・ペドロ・デ・アタカマへの玄関口カラマ。
スカイ・エアラインの皆さん、お疲れ様!(人'∀'o)
この路線は、飛行機からの景色がどんどん変わっていくのが圧巻だったよね。 -
エル・ロア空港(カラマの空港)内部は、砂と埃だらけの荒野の真ん中にあるとは思えないほどツルピカ。
毎日の清掃が大変なんじゃないかなあ。
エル・ロア空港からカラマの町までは6km位らしいけれど、レンタカー会社は空港ビル内にあるようで便利よね。
…なんて荷物が出て来るのを待ちながら言っていたSUR SHANGHAIとその旦那。
そのレンタカー会社のカウンターでのトラブルは、サン・ペドロ・デ・アタカマへの道筋と併せて次編でご紹介することにします。
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