2014/10/19 - 2014/10/21
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ごろごろ56さん
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子育て中ママさんである彼女とお出かけしようと思うと、朝お子さんが学校へ出かけてから、夜家に帰ってくるまでの間の時間を活用しなければなりません(夜は少々遅くなっても可)。自分なんぞは、傍から見ているだけですが、「大変だな〜」といつも思わせて頂いています。
そんな彼女の息抜きになれば・・・と、毎回小旅行の行き先を「どこにしよう?」と考えるのが楽しみであり、悩みであり。自分は、球磨人吉地域をディープに探訪したい気持ちがあるのですが、彼女にとっては日々の職場であり、「ちょっと・・・」とのこと。
う〜〜ん、どこにしようドコニシヨウ・・・ということで、
今回は、下益城郡は美里町を訪れさせて頂くことにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩 ソラシド エア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
毎度のことながら、夜勤明けの身を「遅れちゃ、大変!」と、羽田空港へと。
離着陸時の電子機器の使用が解禁されましたね。
ハイ、そりゃあもう〜、
デジカメ片手に、窓の外を。
滑走路へ向かう、飛行機の行列。
オオミズナギドリでしたっけ?。大型の海鳥が空へ飛び立つために、列をなして木を登る様を連想しませんか・ -
いつもは、本州南岸の太平洋上を飛行する場合が多いように思うのですが、今回は、本州を縦断する飛行コース。
あっ、琵琶湖だ〜っ!。そして、向こうは日本海ですね。
実のところ、関東地方で生まれ育った私、「関西」には、これまであまりご縁がなく。独特の文化圏を持つという関西圏に親しみを持つ機会がなかったのですが、
ここフォートラベルに会員登録して、少し変化。
関西圏在住の方って、意外に多い・・・・(失礼)。
ちょっと親しみをこめて、上空から見下ろさせて頂きます。 -
「朝ご飯は、お弁当作ってきたの」
「え〜〜っ、朝はパン屋さんで、一緒にパン買ってたべよう、って、話してたのに〜」
「ごめんなさい。松茸ご飯が、あんまりおいしかったから・・・」
ゴメナンナサイッ。m(__)m -
今回も、私は“定位置”助手席に・・・。
-
ちなみに、こちらが彼女の愛車。
仕事柄、いつのまにやら、走行距離10万キロオーバーとのこと。 -
今回の目的地は、下益城郡は美里町。
http://www.town.kumamoto-misato.lg.jp/q/list/70.html
「平成の大合併」により、中央町と砥用町が合併して誕生した自治体です。
“日本一の石段”がある町として、ご存知の方もいらっしゃるのでは。
私たちのお目当ては、この石橋。 -
確かにタシカニ・・・、
「石橋って、どうして落ちないと?」
と、疑問になりますよね・・・。
この石組みの妙。 -
城下町・熊本からの道と港町・松橋からの道が出会うこの地点に、江戸時代末期、二つの石橋が並んで架けられたとのこと。
・二俣橋(ふたまたきょう)
http://www.pref.kumamoto.jp/site/arinomama/futamata.html -
「二俣五橋」と呼ばれており、この二つの石橋以外にも・・・。
この新しいコンクリート橋も、さりげなくオシャレ。
-
そして、あちらが現国道218号線の橋。
「新年祢橋」と「年祢橋(としねばし)」。
・年祢橋
http://www.pref.kumamoto.jp/site/arinomama/tosine.html -
もちろん!
出来るだけ、近づいて見てみましょう。
実は、四蓮アーチ橋です。 -
おお・・・、高いぞ、高いぞ・・・。
この年祢橋が架けられたのは、大正時代末期。
鉄橋やコンクリート橋が、すでに普及していたのでは?と思うのですが、
敢えて石橋。
そこに、肥後の心意気を感じますが、いかが?。 -
ところが(?)、
地元では、ここを「恋人の聖地」として、売出し中。 -
えっ、なぜ?
でありますが、
ちらっちらっと、空の太陽をうかがいながら、“そのとき”を待ちます。 -
答えは、こちら。
「気になる!くまもと」サイトより
http://www.kininaru-k.jp/2014/bikkuma/140904/
10月から2月にかけての、11時30分ごろから正午までの時間。
もちろん、直射日光が射す晴れた日限定。 -
月曜平日。
残念ながら、お若いカップルはいらっしゃらなかったような・・・。
「“恋人の聖地”よりも、“恋活”とか“縁活”の聖地としてPRした方が、おひとり旅行者でも、訪れやすいんじゃ?」
と、彼女と話しましたが、いかがなものでしょう。
-
「あっちに、何かあるらしいから、行ってみようよ」。
・・・・・
実は、彼女に私が“廃墟マニア”であることを悟られたくないために、いかにもその場で小耳にはさんだように装いましたが・・・。
美里町に行ったら、ぜひ、目にしたいと心中、秘かに期しておりました。
テレビ番組『ナニコレ珍百景』でも、紹介されたとか、
「謎の八角形トンネル」。 -
これは、熊延(ゆうえん)鉄道の線路跡。
・「熊延鉄道のページ」
http://www2.odn.ne.jp/~ccp10350/you-en/you-en-index.html
・Wikipediaでの熊延鉄道の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E5%BB%B6%E9%89%84%E9%81%93
私が生まれる以前の1964(昭和39)年に廃止となり、ネット上で検索しても、あまり詳しい資料は見つからないので、“謎の”と冠させて頂きます。
この遺構は、一応「落石避けトンネル」と説明されているようですが、なぜこの部分に、このような頑丈な構造物を設けなければならなかったのかは、不明なように思います。 -
藪のなかにポツンと残る、橋脚跡。
今の時代感覚では、
「こんな山間の過疎地に、なんで鉄道が?」
という感覚に囚われてしまいすが。
この熊延鉄道の甲佐ー砥用間が運行されていたのは、昭和の初めから半ばまでのわずか30年余りですが、当時はそれだけ九州の山間地では林業が隆盛を誇っていた証ではないでしょうか。
当時は、今目にするものとは、まったく違う光景があったのかもしれません。
-
廃線跡から、沈下橋(?)を渡って。
美里町では、「フットパス」による地域おこしに取り組んでいらっしゃるようです。
・フットパスで美里四季
http://misatoshiki.com/
フットパス用マップを有償で販売しており、そのマップを購入して欲しいがため・・・かどうだか?、「謎の八角形トンネル」への標識はありませんので、ご注意を。
私の“廃墟マニア”ココロに、ロングスカート姿で付き合ってくださった彼女、
有難う。 -
罪滅ぼしは、もちろん温泉。
・石段の郷 佐俣の湯
http://samatanoyu-misato.jp/
凝ったデザインの、立派な建物のようですが、来館者がその全容を目にすることは出来ない模様・・・・。 -
入口に置かれている模型で、その全容を確認。
「くまもとアートポリス」構想の一環として設計されたようです。
・くまもとアートポリス
http://www.pref.kumamoto.jp/site/artpolis/ -
“アートポリス”といえば、
三角西港の「海のピラミッド」を思い出してしまいすが・・。
島原半島へのフェリー航路が休止となり、がらーんとした港に、ポツンと立つ建物。
あまり、よいイメージはないかな・・・。 -
家族風呂を、お借りしました。
“バリアフリー”という考えも、時代によって少しずつ変わっているようで。
高齢者の方用椅子が備え付け、と思うと、
浴槽は、緩傾斜部はもちろん、段差すらない造り。
(これじゃあ身体の不自由な方は、どうやって入浴するのさ〜?)
公営浴場におけるお風呂の造りを、じっくり観察してみるのも面白いかも。
ちょっと批判的なことばかり書いてしまいますが、
浴室内に、塩素臭が満ちてしまっていたのが、ザンネン・・・。
“地域活性化”施設として、ボーリングで温泉を掘り当てたような、公営の温泉施設は、泉質的にはチョット・・・・という場合が、多いデショウカ・・・。
純粋にお湯を楽しむなら、やっぱり昔ながらの温泉を見つけるべし?。 -
入浴後の食事は、「森のぱんやさん」。
熊本市近郊では、知る人ぞ知る名前の知られたパン屋さんのようです。 -
一回クシャクシャにしてしまいましたが。
山あいの小さな町というイメージですが、熊本市の中心部から車で50分ほどの距離とのこと。車を走らせて、パンを求めていらっしゃる方も多いとのこと。 -
今日のお昼ごはんは、店先のオープンテラスでいただきます。
「塩パン」って、近頃ひそかに流行中?。
それぞれのパン屋さんの「塩パン」を食べ比べてみたい・・・。
-
「お願い〜!」。
あの「年祢橋」を渡ってみたくて、彼女に立ち寄って頂き。
車を停める場所がなかなか見つからず、近くのコスモス薬品の駐車場を利用させて頂きました。
(二俣橋はともかく。ちょっと石橋見物を・・・と思っても、車を停めるスペースが見つからない・・・という箇所もありますので、石橋探訪をされる際は注意されてください) -
下から「高いな〜」と見上げた、橋の上から。
「怖いよ〜〜っ!」 -
なかなか全容を目にしづらいのですが。
四連のアーチ橋であること、お解り頂けると思います。 -
名残惜しいので、もうひとつ!。
こちらは「小筵橋(こむしろばし)」。
http://www.pref.kumamoto.jp/site/arinomama/komushiro.html
今でも、軽自動車までは通行可という標識が。 -
他人様の私有地だろうな・・とは思うのですが、
ちょっとお邪魔して、橋を子細に観察させて頂きます。
またまた足場の悪い箇所にお付き合いしてくださった彼女、
忝い(かたじけない)・・・。 -
ふと見てみると、
石と石の間を、なにか詰め物しているような箇所もあるのですが・・・。
う〜〜ん、これで強度的に大丈夫なのかい・・・・?
いや、大丈夫なのでしょう・・・・ネ。
他にも石橋といえば、あまりに有名な「通潤橋(つうじゅんきょう)」、単一アーチの橋としては日本一の大きさの「霊台橋(れいだいきょう)」は、ぜひ見てみねば。
まあ、でもそれは、熊本へ移り住んでからのお楽しみ、でしょうか。 -
おまけ、です。
阿蘇くまもと空港から羽田空港へ向かう、帰路の車窓から。
あっ、あそこ!、大阪っ!! -
一度は撮りたい!(笑)、瞬間。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kodeyanさん 2014/10/26 08:55:49
- びっくまハート
- ごろごろ56さん こんにちは
彼女とのほのぼのデート旅行記をいつも拝見しております。
ハートが現れるとは粋な橋ですね。
でも名前が、ふたまたばし、というのが残念かもだもん。
別名があっても、なんて考えてしまいました。
これから全国的に有名になりそうなスポットのような気がします。
ではでは☆彡
- ごろごろ56さん からの返信 2014/10/26 10:32:08
- いや、「ふたまたばし」の名は譲れない!(笑)
- kodeyanさん、
カキコミ、ありがとうございます。
フォローさせて頂いているにもかかわらず、ご無沙汰してしまっており、失礼しております。
いいやいやいや!。
「二俣橋」、ここで街道が二手に分かれる重要な地点であったことを示す、貴重な名です。
改悪すること、まかりならん〜!!
と、“歴史オタク”は吼えます(笑い)。
実際のところ、だからこそ「恋人の聖地」という“別名”で、全国PRしたいところなのでしょうね。
kodeyanさんも、ぜひ熊本へいらっしゃって、“ハート”を目にされてください。
・・・・って、熊本って、意外と冬場のお天気って、悪いような・・・。
いえ、だからこそ!。
-
- まひなさん 2014/10/25 20:55:30
- 二俣橋、行かれましたかー
- ごろごろ56さん、こんばんはー。
二俣橋のハート、いい時に行かれましたねー。
私はあれは今年の6月だったか、簗場へ行って、
日本一の石段をさらっと観光し、その帰りに看板だか貼り紙を
車で走っている時に見つけ行きましたけど、
時期が時期だしで、ただの雰囲気のいい石橋を見ただけになりました。
どこの角度から見るのかと思っていましたが、
あそこから見ると、ハートになるんですねー。
いいですね〜。いい感じのはぁと!
- ごろごろ56さん からの返信 2014/10/26 07:26:47
- やっぱり、女の子心としては・・
- まひなさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。
う〜〜ん、女の子心としては、やっぱり“はぁと”に心魅かれますか。
野郎としては“八角形トンネル”なのですが・・・。
まひなさんも、来年2月までに熊本へいらっしゃる機会がありましたら、ぜひぜひ“恋人の聖地”にチャレンジを。熊本地方は、冬場は晴天率が低かったんじゃ〜?と思うのですが、それだからこその“運試し”を、おっちゃんさんとご一緒に!。
ダメですよね・・・、私、しっかり女の子心の把握に努めなければ・・・。
自分なんぞは、八代市の「全国花火師大会」も「どうせ行っても、混雑しているばっかりじゃん・・」なのですが、彼女の方は「来年は、一緒に行こうよ〜」とのこと。
次回のデートは、やっぱり『みすみ浪漫クルーズ』にしようか?。
http://www.city.uki.kumamoto.jp/q/aview/34/7282.html
試験運行ですから“期間限定”、ハズせませんでしょうか・・・。
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