2014/09/14 - 2014/09/15
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Penelopeさん
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ランスを出発して1時間程走ってやってきたのは、エペルネのちょっと先にあるAvizeアヴィズという小さな村。
シャンパーニュの宿に泊まるシリーズ第二弾、今夜はこの村にあるLes Avisesレザヴィゼという宿に宿泊します。ここはジャックセロスが経営するオーベルジュ。今回の旅の中でもとっても楽しみにしていた宿のひとつです。
3日間のワインとご馳走断ちが遂に解禁!今夜こそシャンパーニュとおいしいディナーを楽しめる!
ただ心配なのは、ジャックセロスの宿なんだけどグラスでは提供していないってどこかに書いてあったような・・・?大好物でもさすがに1人で1本は開けられないなぁ。
◇初日:フランクフルト~バーデンバーデン編
http://4travel.jp/travelogue/10937959
◇2日目:バーデンバーデン~ストラスブール~ランス
http://4travel.jp/travelogue/10941026
◇3日目:ランス・テタンジェカーブ見学
http://4travel.jp/travelogue/10941563
◆3日~4日目:アヴィズ
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ReimsランスからここAvizeアヴィズまでは1時間ちょっと。
あっという間に着いちゃった。
今夜宿泊するLes Avisesは19世紀初頭に建てられた建物を、オーナー夫妻の感性で内装や調度品などをセンス良く配した、美しいシャトーホテルです。http://www.selosse-lesavises.com/
こちらでは宿泊客の特典として、試飲付きセラー見学ができるそうです。
・・・という情報を、さっき知りました。
あぁ・・・(涙)ジャックセロスが経営するオーベルジュ by PenelopeさんLes Avises ホテル
-
「今夜はすべて日本人ゲストよ」
チェックインをしていると、リストを見ていた女性スタッフが教えてくれました。
日本でもジャックセロスが人気なのはわかるのだけれど、ここまでやって来る人も多いとはちょっとびっくり。
「えーと、カップルが1組、2組・・・」
でしょうね。 -
「女性1人のゲストもいらっしゃいますよ」
ほんと?
もしかしたらその方と一緒にディナーが食べられるかも。ここに来るってことはシャンパン好きなはず。一緒に飲んでくれるかも。ジャックセロスが飲める!
テーブルの上の『神の雫』はフランス語版 -
なんて言って話しかけようかな。
「こんばんは!一緒にご飯食べませんか?」
これじゃナンパだな。
「はじめまして!私○○と言います。ディナーご一緒しませんか?」
どうしてもナンパっぽくなっちゃうな。 -
部屋は " Joy ! "という部屋。
Les Avisesの部屋は色々な言語で「乾杯」を現す言葉がつけられています。
" Joy ! "は1Fにあってレセプションのすぐ奥。大きな荷物の搬入が楽だし、忘れ物が多くて何度も行き来する私にはありがたいです。
そうだ、まだ車に荷物残してたんだった。 -
荷物を取りに部屋を出ると、スーツケースを持った若い女性がレセプションに到着したところ。
「ちょうどよかった。この方よ」
と紹介され
「こんにちは!」
と思い切って声をかけてみると(実は人見知り)、若い女性は「はぁ・・・」と困惑した表情(え、日本人スタッフ?なんで?バイト?それにしちゃ歳いってるわね)
と思ったかどうかはわからないけれどこのままでは不審人物のままなので、すかさず
「宿泊客です」と付け足すと、「そうだったんですね」とほっとした表情に。 -
その場でいきなり、さっき練習したフレーズを出すのも変なので、とりあえず笑顔で不審人物ではないアピールをしておきました。
彼女、一緒にご飯食べてくれるかな。なんて声かけようかな。
中二男子のように悩む。 -
夕食までたっぷり時間があるので、村を散策することに。
再びレセプションへ行くと、先ほどレセプションにいた方とは違う男性がPCで作業中。
「Bonjour !」と声をかけると、穏やかな表情で「Bonjour, madame」
「この辺りを散策したいのですが、地図をいただけませんか?」
すると作業の手を止めて、オフィスから地図を出して来て、説明をしてくれました。
「自転車は乗れますか?乗れるならサイクリングするといいですよ。自転車は無料で貸し出すことができます」
ここで、はたと気づきました。この方はもしかしてご当主のアンセルムさん?
どなたかのブログで、畑仕事をする大きくて立派な手だった、というようなことが書いてあったのを思い出し、確認してみると、そこに書いてあった通りの立派な手。
皆さん、この方に会うためにやってきて、真剣にシャンパーニュ造りについてお話をうかがっているというのに、地図とか自転車とか、私は一体・・・ -
アンセルムさんは、近くにいたスタッフに自転車を貸すように指示をしてくださって、自転車置き場に案内されました。
自転車に乗るのは2009年の軽井沢http://4travel.jp/travelogue/10393151以来。
乗れるかな。
もらった地図を見ながらルートを考えていると、アンセルムさんが出ていらっしゃって、私のヘンテコなショルダーバッグを見ると、スタッフに
「セラーの中にヘルメットとリュックがあっただろう。あれも貸してあげなさい」
と言ってくれたようで、この自転車セットをお借りしました。 -
隣村のクラマンまではぐるっとまわっても10分ぐらいで行ってこられるとのこと。
それなら気軽にサイクリングできそう♪
宿を出るとあっという間に村の中心部を抜けます。 -
両側にぶどう畑が広がるゆるい坂道を下っていきます。
ペダルから足を離して風を切って走る、走る!
ちょーきもちいい!
ヘルメットもかぶって気分は水泳選手、ではなくツールドフランス選手♪ -
ヴーヴクリコの畑発見。
道を一本挟んで上の方とか、下の方とか聞いていたあれかな。
日当たりのよい「上の方」にはGrande Dame用のぶどう。 -
OGERオジェ村もとってもかわいいなぁ。
オジェ?
確かクラマンとは逆方向。 -
また間違えちゃったけど、来て良かった。
でもこのまま下って行ってもクラマンには行けなさそう。
戻ろう。
さっき気持ちよく下ってきた分、登らなきゃ。
ギア付き自転車で良かった。
ただこれ、重くしてると疲れる。
かといって軽くするとクルクル回転させる割に進まない。
悩んだ末、押して歩くことに。 -
あ、ヴーヴクリコ
やっぱり間違えて良かった。 -
自転車から降りたPenelope選手、自転車に支えられながらなんとかアヴィズ村まで戻ってまいりました。
-
ジャックセロスとは親戚筋にあたるシモンセロスのメゾン
-
それにしても、一体どこで曲がればよかったんだろう。
自転車を止めて、地図を見ながら悩んでいると、畑帰りのおじちゃんがトラックのクラクションを鳴らして、いったん通り過ぎ、ゆっくりとバックしてきました。 -
「どうした。道に迷ったのかい?」
「はい、クラマンへ行きたいのですが」
「クラマンだったらこの道をまっすぐだ。10分ぐらいだよ」
「このルートで行くには・・・」
「これで行ったら1時間はかかるぞ。しかも急な上り坂があるし大変だよ」
地図を見ながら「ici?」「la」「ici?」「la」
フランス語はほとんどわかりませんが、このような会話が成立するのですから、面白いです。 -
あのサイクリングコースも走ってみたかったけれど、どこかで迷って帰れなくなっても困るので、車でも走ってきた10号線をクラマン方向へ向かって走る(押して歩く)ことに。
あの説明は、この道のことだったのかな。でも町中をぐるっと回るようなことを言ってたからこれじゃなさそう。
もしかして私、現在地を間違えて地図を見てたのかも。 -
D10号線を走って(歩いて)いると
ルイロデレールの畑とか -
さっきカーブ見学してきたTaittangerなど
多くの有名シャンパーニュの畑が次々と出てきます。
そんなコートデブランを走る(押して歩く)。
なんだか夢を見てるみたい。 -
いつかこのブドウで造られたテタンジェを飲んでいたりするのかも。
-
そうこうしながらクラマンに到着。
帰りは下り坂なので、また気持ちよくシャーっと下って宿に戻ります。 -
楽しかった!
-
大好きなロクシタンの香りに包まれながら、ひとっ風呂浴びたら、ちょっぴりおめかししてレストランへ。
あの彼女いるかな。
どうか断られませんように。
そわそわする中二男子。 -
ウェイティングルームのソファには既に一組の日本人カップルと先ほどの女性が座っていました。
「こんばんは!はじめまして」とお互い挨拶をかわすと、彼女の方から「ディナーご一緒しませんか?」と言ってくれました。良かった!
「もちろん」といきなり彼女の隣に座りこむ私。すると「もしよろしければシャンパーニュシェアしませんか?」とこれまたうれしい提案。えぇ、えぇ、もちろんですとも。
カップルも巻き込んで、4人でイニシャルをシェアすることになりました。さすがセロスの宿で飲むイニシャルは格別。シャルドネ用グラスで出すだけあって香り豊かで・・・とにかくこれまで飲んだどんなシャンパーニュよりおいしいと思いました。 -
「さっき自転車に乗っていらっしゃいましたよね」
カップルの2人は宿へ来る途中、クラマンからアヴィズへ向かって走っている私を見かけたのだそう。聞けば2人はベルギーからドライブをスタートしたそうで、彼らも今日テタンジェのツアーに参加した後こちらへ来て、次の目的地も同じよう場所へいくとのこと。
ウェイティングルームで4人でおしゃべりしながら1本空いたところで、それぞれ分かれてレストランへ。
ディナーが素晴らしくおいしいのはもちろん、何より誰かと一緒におしゃべりしながら食事ができる幸せ。彼女とはうっかりすると親子ほど歳が離れているのだけれど、1人でここまでくるだけあって、ワインにとても詳しい彼女とのおしゃべりはとても楽しく、時間が経つのも忘れて気づけば11時。
この巡り合わせに感謝。 -
翌朝、昨夜と同じテーブルで朝食をとり、ちょっとお散歩。
-
Les Avisesでのとても素敵な時間をご一緒してくださった皆様に心から感謝します。
merci beaucoup !
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この旅行記へのコメント (6)
-
- cheriko330さん 2015/09/11 15:28:13
- ヨーロッパの良いとこ取り♪
- Penelopeさんへ、初めまして。
何度か おじゃました事は あったのですが。
訪問と投票まで頂き(以前も)、ありがとうございました。
ヨーロッパのドライブ 良いですね。私には出来ない事で本当に羨ましいです。ワインは 詳しくないのですが、ブドウ畑が広がる村の景色 大好きです。
オーベルジュLes Avisesに宿泊して のんびり 散策したり美味しいワインに お料理 最高の贅沢ですね。しかも宿泊者が 2人だけで 日本人だけ。
そんな事もあるのですね。ジャックセロス、お勉強になりました。ドライブコースは 好きな所ばかりです。また ゆっくり見せて下さいね。
cheriko330
- Penelopeさん からの返信 2015/09/12 22:22:21
- RE: ヨーロッパの良いとこ取り♪
- cheriko330様
はじめまして。
コメントをありがとうございます。
足跡をたどって旅行記を拝見しに伺いましたところ、懐かしい風景を見つけて嬉しくなっちゃいました。クロアチア、スロヴェニア、また行きたいところの一つです。cheriko330様の旅行記は写真がとても美しく自然も建築物も臨場感が伝わってきます。
Les Avisesでは宿泊客全員が日本人というのは驚きでした。実際にレストランでお会いしたのは、カップル一組と一人旅の女性お一人でしたが、他にも宿泊者がいたようです。まわりにはぶどう畑以外何もない小さな村の宿ですから、いかにジャックセロスファンが多いかということなのでしょうね。
また旅行記拝見しに伺います。
Penelope
-
- masamimさん 2014/10/25 23:28:48
- すばらしいオーベルジュです
- Penelopeさんこんにちは!
シャンパーニュ地方いいですね・・
私は呑み助なんで、うらやましいです^^
ディナーはいい方々と一緒になれてラッキーでした。
シャンパンも最高だったでしょう!
ブドウ畑を巡るのって気分いいですよね・・
自転車なんて最高!
実は、私もブルゴーニュにワインを飲みに行ったことがあるんです。
パリから新幹線で行ったんですけど^^
現地で美味しい料理といただくグランクリュのワインは最高でしたね・・
今はいい思い出です。
旅行記の続きも楽しみにしています!
masamim
- Penelopeさん からの返信 2014/10/28 10:34:07
- RE: すばらしいオーベルジュです
- masamim様
こんにちは!
コメントをありがとうございます。
せっかくジャックセロスの宿に泊まるのにジャックセロスが飲めないなんて、また「Youは何しに?」状態になるので、いざとなったら一本頼んじゃおうかと覚悟を決めていただけに、宿で出会った素敵な方たちとシャンパーニュのある幸せな時間をシェアできたことは本当に感謝です。
現地で飲むグランクリュはまた格別でしょうね。いつまでも記憶に残る思い出深い一杯になったことだと思います。今度フランスに来る時には国境越えなどせず、じっくりとワインを楽しみながらゆっくりと各地をまわりたいと思います。
Penelope
-
- norisaさん 2014/10/20 21:21:22
- 中二男子とヴーヴクリコ
- Penelopeさん
こんばんわ。
全編アヴィズの美しい風景とブドウとオーベルジュ。
まさに現地にいる疑似体験ができました。
それにしても「中二男子」ように悩む。
名セリフですね!
文才がほとばしっています♪
確かに一人で黙々とディナーを頂くよりも母国語で料理を愛でながら、お酒をシェアしながら頂くほうがいいですね。
日本人ばかりというのもスゴイですね。
最近は日本通のガイジンが続々と来日しますがフランス通の日本人には負けそうです(笑)
楽しい旅行記ありがとうございます。
旅の行程お気を付けて!
norisa
- Penelopeさん からの返信 2014/10/22 14:11:49
- RE: 中二男子とヴーヴクリコ
- norisa様
こんにちは
コメントをありがとうございます。
日ごろからあれやこれやと飲んでいるので、せっかくならちょっと勉強しようかとワインセミナーに通ったものの、何を言っているのかよくわからなかったので、挫折しました。あのとき、ちゃんと勉強していればもっと楽しめたと思います。
> 確かに一人で黙々とディナーを頂くよりも母国語で料理を愛でながら、お酒をシェアしながら頂くほうがいいですね。
本当に素敵な方たちとご一緒することができて良かったです。特に1人でいらしていたあの彼女はワインに関する知識が豊富なので、色々と教えていただき、帰国したらもう一度勉強してみようかなと思いました。
出雲大社、いつか行ってみたいと思いながらもなかなか行けていないのですが、norisaさんの旅行記を読んでいたら、行っとかないと!と思いました。
その日のために、norisaさんの旅行記でしっかり勉強しておこうと思います。
Penelope
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