2014/09/15 - 2014/09/15
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Penelopeさん
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私はワインが大好きです。
ドイツに行こうと計画した旅が、いつの間にかフランスに行ったりイタリアに行ったりすることになったのも、その土地のワインが飲みたかったからです。
Avizeアヴィズから3時間ほど走ってやってきたのはDijonディジョン。ここは私にとって初めてのヨーロッパドライブで訪れた町です。当時はどういうわけか白ワインしか飲めず、どこへ行っても白ワインを飲んでいました。この時も宿泊したホテルに入っているこの町一番のレストランでおいしい牡蠣料理と白ワインをたっぷり堪能して、その晩はベッドにいる時間よりバスルームにいた時間が長かったという印象深い思い出の地です。あの時は本気で「邦人女性、バスルームでひどい姿で発見される」という見出しが浮かんだものです。
あれから○年、ディジョンに入って目に入ってきたのは、あの時とは全く違う風景。最新型の路面電車が走り、近代的な建物が建ち、道路も整然と整備されていてまるで近未来都市のよう。ヨーロッパって何年経って訪れても町の風景が変わっていないというイメージがあったのですがここはずいぶんと変わっていました。
そして白ワインしか飲めなかった私も変わり、一時期はブルゴーニュで身上を潰すかと思うほどあれやこれやと手を出していましたが、その前に体が潰れかかって我に返りました。良かったです。
今回も散財しそうになった私に何かの力が働いたのか、ディジョンと私の間には何か因果関係でもあるのか、またしてもハプニングに見舞われ、この日から数日間のことはあまり記憶に残っていません。
あーもったいない。
◇初日:Frankfurtフランクフルト~バーデンバーデン編(1)
http://4travel.jp/travelogue/10937959
◇2日目:Baden Badenバーデンバーデン~ストラスブール~ランス(2)
http://4travel.jp/travelogue/10941026
◇3日目:Reimsランス・テタンジェカーブ見学(3)
http://4travel.jp/travelogue/10941563
◇3日~4日目:Avizeアヴィズ(4)
http://4travel.jp/travelogue/10942761
◆4日目:Dijonディジョン(5)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
そうそう!これ、この並木道。
○年前、当時Euro Desneyと呼ばれていたネズミの王国からディジョンへ向かう時に見たあの風景。
どこをどうやって走ったか、もう思えていないのだけれど(多分当時もわかっていなかったと思う)この並木だけは覚えてる。
今回もこの道を通ることができて良かった。
当時のことを懐かしく思い出しながら・・・思い出し・・・思い・・・
だめだ、全然思い出さない。
道路脇のみなさん、ちょっと背が伸びた? -
Avizeアヴィズから2時間ぐらい走ったかな。
今日の宿泊地Dijonディジョンに到着。
町に入ると○年前に来た時とはすっかり様子が変わっていて、浦島太郎状態。古き良きものを大切に保存しているヨーロッパといえども、さすがに○年も経てば変わるということ。
前回は土曜の夕方に着いて日曜日に散策したので、特に閑散としていた印象があるだけに全然違う町みたい。
といってもほとんど覚えていないんだから違いなんてもうわからない。
でもこういう路地なんかはほとんど変わっていない、と思う。
ここは今夜お世話になるシャンブルドットがある通り。シャンブル ドット ル プティ テルトル ホテル
-
計画当初、グランクリュ街道沿いの小さな村にあるシャンブルドットを探していたのですが、ワイナリー巡りにはディジョンからスタートするツアーが良さそうと思い、ディジョンにしました。
ここLe Petit Tertreルプチテルトルのオーナーはフランス人と日本人のご夫婦。
ピアノの調律師だったご主人が、アンティーク家具を修理してよみがえらせた美しい調度品のひとつひとつから愛情が伝わってきます。
このお部屋は中庭を挟んだ一軒家「エンパイアアパートメント」というお部屋。階段を上がるとベッドルーム。1泊でもこの町に住んでいる気分になれます。
Le Petit Tertre
http://www.lepetit-tertre.fr/ -
チェックインをするとオーナー(奥様)が部屋の説明などをしてくださいます。ちょっと早く到着したので、他の部屋も案内してくださいました。どの部屋も素敵なアンティーク家具でまとめられ、それぞれ少しずつテイストが違っていて、オーナーご夫妻のセンスの良さに感激しました。
「ワイナリー巡りをしたいのですが」
この町に来た一番の目的、ワイナリー巡りについて何かツアーなどがあるか、奥様に尋ねると、早速ツアー会社に電話をしてくださいました。
希望は今日の午後から参加できるものだったのですが、残念ながらもういっぱいとのこと。明日なら1日コースが空いているとのことだったので、その場でお願いして申し込みました。
私が宿泊したエンパイアアパートメントはこの中庭の階段を上がったところにあります。 -
ご主人の手により見事によみがえったアンティークのライティングデスクには、ガイドブックがたくさん詰まった素敵なファイルが置いてあります。先ほど紹介していただいたワイナリーツアーのパンフレットも入っています。
直前になってディジョンに行くことに決めたので、何も下調べしていません。というかフランスのガイドブックは一つも買っていませんでした。
ファイルを開けてひとつひとつ見ていたら『ふくろうの順路』という日本語で書かれた小冊子がありました。何も持っていない私にとってこれは大変ありがたく、早速こちらをお供に散策することに。お部屋の冊子は持ち帰ることはできませんが、観光案内所で購入できるみたいです。 -
午後からのワイナリーツアーに参加しなかったので、のんびり散策ができることになりました。
宿で教わった駐車場に車を入れたら、その駐車場の近くにあるこの広場から散策スタート。
ベンチに座って『ふくろうの順路』でルートをチェック。 -
まずはこの通りから。
フクロウの地図によると、ここはRue J.J.Rouseauジャンジャックルソー通り。 -
冊子に書かれたアルファベットと建物名を照合しながら、ふむふむとわかったような、実はさっぱりわからないけれど、旧市街の路地を散策。
スタートしたのがPlace de la Republiqueなので、オススメルートとは逆向きに歩いていることに、この建物辺りで気付く。
まあ、いっか。 -
地図を見るのは好きなのだけれど、理解力が足りないので毎度のことながら、思っているところとちがーう!ここはどこ?この地図でいうとどのあたり?って迷子になります。
でも、ここはディジョンの旧市街。どんなに迷子になったってとりあえずどこかには行ける。
日本語の地図だってもってるし♪ -
前回来た時ってどのあたりを歩いたんだろう。その時の記憶と合致する風景をまだ見ていない。
何か大きな宮殿だかお城だかを柵沿いに歩いて見たような気がするんだけど、これかな。 -
柵!うん、こんな感じだった。
でも周囲の雰囲気が違っているような。周辺には何もなかったような。それで柵で囲われているとこがもっと広かったような。
あの日は日曜でお店も全部クローズ、人も歩いていなかったから雰囲気違うのかもね。 -
この辺りの素敵な路地の写真を見ても、もうどこだったかわらなくなっちゃってる。
綺麗な路地だったから撮ったんだろうなぁ。 -
ハッ!これは!!
イケフクロウ!?
つまらない冗談はさておき、数字が書いてあるってことは、フクロウの道の順路はこの番号順に進むということ? -
しかもまた逆向きに歩いてるし。
どうしよう。番号をさかのぼってみようか。
といっても既に半分以上歩いてきているっていうか、順路めちゃくちゃに歩いて来ちゃった。
まあ、いいか。 -
そういえば、前回泊まったホテルはどこだったんだろう。
ホテル前の道を渡った反対側の並木の下が駐車場になっていたんだけど、もうそんなところは見当たらない。
赤い帽子という名のホテルだったかな。建物も客室も、ものすごくクラシックで赤い絨毯が印象的だった。入っていたレストランは確か星付き。バブルのシッポにつかまっていろんな所へ行けたのはラッキーだったのか、それとも・・・。 -
今、うっすら覚えているRougeという名前を頼りに調べてみたら、どうもこのあたりだったみたいなんだけど、道とか綺麗に整備されていて、歩いていてもちっとも気付かなかった。
-
Les Halles レアール
今日は月曜日でお休み。
明日は賑やかなんだろうな。 -
あ、ここにも柵が!
あの日見たのは、もしかしたらこれだったかな。
Chapeau Rougeからも近いし。 -
途切れ途切れて、もはや糸ではなくなった記憶の糸くずをかき集めながら歩いていると
-
なんかここも記憶にあるような。
もしかしたら、柵とこの広場の記憶が一緒になっていたのかな。
当時は何となく来ただけでちゃんと調べていなかったけど、今回もワイナリー巡りの拠点にしたくて急に決めたので何も調べていない。
何のガイドにもなっていなくてすみません。 -
普段歩かないのでちょっと疲れちゃった。
ちょうどカフェがあったので、入って休むことに。
午後17時頃のカフェはガラガラ。
エスプレッソを飲みながらさっきお土産屋さんで買った絵葉書を書いて、フクロウガイドに載っていた、こちらの立派な郵便局で切手を買って出しました。
せっかくだからね。 -
ここはRue Verrerie。アンティークショップなどが軒を連ねるディジョンの骨董通り。
Le Petit Tertreはこの道の先にあります。お部屋のアンティーク家具は、こちらで購入したものも多いとのこと。 -
こういうお店の前に来ると
なんていうか・・・
ときめきます。 -
昨夜は豪華ディナーでずいぶんとカロリー摂取したので、今夜はお部屋ご飯。食器類もセンス良くて十分な数揃っています。
明日もシャトーホテルでフルコースディナーの予約をしてあるし・・・
あっっっ!!!
ワイナリーツアー、1日コースに参加したら絶対間に合わない!!
せっかくお願いして申し込んでもらったのに。
キャンセルにしても変更にしてもこの時間ではツアー会社は閉まってる。
どうしよう・・・ -
とりあえずシャワーして
-
一晩考えよう。
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 56さん 2014/11/24 06:16:14
- ワイナリー
- Penelopeさん
ディジョンといえば‘マイユ’の
マスタードを思い浮かべました。
美味しいワインの産地でもあるのですね。
1日ツアーのキャンセル、切ないですね…
Penelopeさんがお気に入りになるような
葡萄酒に出会えますように〜
この日はニアミスだったかも。
車ですれ違っていたかもしれないですね♪
続き、楽しみにしています。
56
- Penelopeさん からの返信 2014/11/24 21:19:35
- RE: ワイナリー
- 56様
メッセージをありがとうございます。
ディジョンがマスタードで有名だというのは、初めてこの町を訪ねてからしばらく経ってからでした。というか、当時はディジョンという地名も知らなかったかも。帰国後、ディジョンの話題が出ると必ずと言っていいほど「ディジョンマスタードね」と返ってきて、「え?マスタードが有名なの?」と・・・。
ふぅ・・・こうして自分で書いていてもつくづく残念な小娘でした。今も変わりありませんが(注:小娘以外)。
> この日はニアミスだったかも。
> 車ですれ違っていたかもしれないですね♪
えぇ!?56さんもディジョンへいらしていたのですか?しかも同じ時期に!
クロアチアに続き、こちらも同じ場所へいらっしゃっていたとは(こんな私と一緒にして申し訳ありませんが)好みが合いますね!
どんな旅程だったのでしょう!56さんの旅行記、楽しみにしております♪
Penelope
-
- masamimさん 2014/11/18 21:30:08
- 美しい町並みですねぇ・・
- Penelopeさんこんばんは!
ディジョン行かれてたんですか?
きれいな街でしたねぇ・・
>前回来た時ってどのあたりを歩いたんだろう。
>その時の記憶と合致する風景をまだ見ていない。
私も、この画像の町並みに全然記憶がないです。
駅から大通りをまっすぐ進んだ左側にあったのが、この広場な
のかと思いますが・・
先に進むと、こんな街並みが続いてましたよねぇ・・
お城?
きれいなステンドガラスがいっぱいの教会があったかと・・
そういえば、その近くにも広場があったか?
>こういうお店の前に来ると
>ときめきます。
私が行った時も、スペイン(?)だったかから進出してたブテ
ィックがあったなぁ・・
となりの男性洋品の店でネクタイをいっぱい買って、ほとんど
のお土産を済ませてしまいました^^
泊まられた屋根裏部屋チックなホテルもいい感じですね。
しかし、翌日のシャトーホテルのディナーがどうなったのか、
とても気になります。
masamim
- Penelopeさん からの返信 2014/11/18 23:42:58
- RE: 美しい町並みですねぇ・・
- masamim様
こんばんは!メッセージありがとうございます。
> 私も、この画像の町並みに全然記憶がないです。
masamim様もご記憶にありませんか?色々と整備されて変わったのかもしれませんね。
> お城?
> きれいなステンドガラスがいっぱいの教会があったかと・・
お城と思っていたのは別の場所で、そこも全く覚えていないのですが、教会ですね。多分ノートルダム大聖堂なのだと思います。
> となりの男性洋品の店でネクタイをいっぱい買って、ほとんど
> のお土産を済ませてしまいました^^
そういえば、私も昔はよくお土産にネクタイを買っていたかも。最近は帰りの空港でチョコレートを買うぐらいです。そうとう女子力が低下したようです。
> 泊まられた屋根裏部屋チックなホテルもいい感じですね。
そうなんです。とっても素敵なお部屋なのですが、夜1人だとちょっと違った意味でドキドキしますよ。
> しかし、翌日のシャトーホテルのディナーがどうなったのか、
> とても気になります。
「え?なんの話だっけ?」と忘れられてしまう前に続きを仕上げられるように頑張ります(^o^)
Penelope
-
- ももであさん 2014/11/18 20:17:30
- c'est chouette!
- 寒くなりましたね、Penelopeさん♪
美食の街ディジョン
街中を歩いていると、何度も“あっ素敵!”って思ったでしょ。
フランス語だと“c'est chouette!(セ・シュエット)”
chouetteには複数の意味があって、本来の意味が「フクロウ」。
もう一つが「素敵な女性」だそうです。
だからきれいな奥さんがいるお店の屋根には、フクロウの
像が飾られているとか。因みにフクロウを護るのは猫です。
(ほら、Penelopeさんが撮ったノートルダム寺院の右隣り
の建物の屋根。小さく猫とフクロウが映ってます。)
さて、一晩考えてchouetteな解決方法をあみ出して下さい。
こたつ猫
- Penelopeさん からの返信 2014/11/18 23:31:00
- RE: c'est chouette!
- ももであ様
こたつの中からメッセージをありがとうございます。
心が温まりました。
今回の旅程造りの際には、おともだちの黒ネコ様に大変お世話になり、おかげさまで順調に旅を続けております。
> 美食の街ディジョン
うわぁ・・・また「Youは何しにDijonへ」をやっちゃった。
ですよねぇ。思い返すほどにあーもったいない。
> chouetteには複数の意味があって、本来の意味が「フクロウ」。
> もう一つが「素敵な女性」だそうです。
> だからきれいな奥さんがいるお店の屋根には、フクロウの
> 像が飾られているとか。
それで『フクロウの順路』にはフクロウのプレートがあったのですね。池袋のイケフクロウとは全く関係ありませんね。
>因みにフクロウを護るのは猫です。
> (ほら、Penelopeさんが撮ったノートルダム寺院の右隣り
> の建物の屋根。小さく猫とフクロウが映ってます。)
目を猫の目にして探して見つけました。自分で撮ったのに全く気づきませんでした。というか、あんなにちっちゃな猫もみつけちゃうとは、猫ひげセンサーは相変わらず鋭い!
>
> さて、一晩考えてchouetteな解決方法をあみ出して下さい。
はい!がんばります(*^_^*)
Penelope
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