秋の北海道へ：旭岳経由で津別の宿まで

2014/10/06 - 2014/10/06

思いのほか、美瑛の丘陵地帯でのんびりしてしまいました。
今晩から２泊する津別まで旭岳経由で向かいます。お昼頃旭岳について、３時間ほど滞在。３時過ぎに出発すれば、陽のあるうちに宿に入れるだろうという目論みです。
oneonekukikoの検索では、旭岳から津別の宿まで「１時間半」という結果です。
美瑛でのんびりしてしまいましたが、何とかたどり着ける時間配分です。
のつもりでしたが、そんなに甘くはなかったのでした。

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

美瑛の丘でついついゆっくりしすぎました。
あわてて、美瑛の駅前でラーメンの昼食をとり、旭岳へ向かいます。
１時間半の予定です。
当初はゆっくりハイキングの予定でおりましたが、日没前に宿に入るには、あまり時間はなさそうです。
予定通りには行かないものです。
大きな湖で小休止です。

旭岳が見えたかと思うと隠れて、また見えてきて、ようやくロープウェイ乗り場に到着したのは、予定をはるかにオーバーしていました。

この矢印に夜道の走行では大いに助けられました。
街灯が少ないように感じたのですが、この矢印についている反射板がピカピカ光って道案内をしてくれます。
省エネの北海道です！！！

旭岳が大きく見えてきました。
もうすぐです。

ロープウェイは15分ごとの発車ですので、遅くとも３：００には頂上を降りてくる予定で出発です。

里は黄葉が真っ盛りですが、ロープウェイに乗るとごらんのとおり葉が落ちてます。
山は高いを実感しました。

頂上駅に降りると、右回りと左回りのコースがあります。
始めに鏡池をまわる左回りの1時間コースで出発します。
もちろん頂上を目指すコースもありますが、健脚ではないので却下です。
時間もありませんしね。

まず飛び込んできたのは鏡池です

続いて手前にあるすり鉢池が見えてきます。
その名の通りまるですり鉢です

こちらは鏡池

二つの池を山側から見るとめおと池となります。
粋なネーミングです。

山側から見た鏡池です。
映る風景が違うと、印象も変わります

さらに登るとはっきり分かります。
めおと池だー。

姿見池

ぐるりと回って約１時間の散策コースですが、雨上りの瓦礫の山道は思ったよりもきつく感じました。

予定より早いに２：４５のロープウェイに乗れました。
余裕で日没前に宿に到着できそうです。
ヤレヤレ。

里に戻るにつれて白樺に葉が残っているのを感じます。

ロープウェイの始点姿見駅の周辺はちょうど色づいた紅葉に出会えました。

予定通り旭岳を３：３０出発。ナビで検索をしてビックリ！
「９：３０到着」と出ました。森違いで全然違う宿を検索していたのでした。加齢とともに思い込みが激しくなっていました。またやってしまったーーー。

「夕食に間に合わない」あわてて宿に電話を入れました。
「８：３０がラストオーダーですので、７：３０についたらゆっくりお食事できますが、層雲峡から３時間くらいですので８：００には着くと思いますよ。夜の山道は鹿にお気をつけてお越しください」
「９：３０が８：００にどうやったら縮まるのー」
それでもひたすら走りました。

層雲峡を過ぎる頃はすっかり暗くなり、反射鏡が頼りです。
暗い山道を走行中、やっぱり遭遇しました。
前を突然横切る「鹿」です。
「北海道の山道で鹿と正面衝突してフロントガラスが割れた」といううそのような話を思い出しました。でも、正面衝突は免れましたーーー。
夫の運転を代ってあと宿まで１ｋｍというとき、今度は２頭の鹿に遭遇。宿にはぎりぎりの８：３０に到着。
とりあえず食卓に着きました。
早朝から青い池に出かけたり、１日動き回ってすっかり疲れ果て、食事をする気もうせ「何だかこの宿は失敗だったな」などと思いながら床に就いたのでした。
すべて自分の蒔いた種なのでした。

おやすみなさい

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