2014/10/11 - 2014/10/11
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Holisunさん
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笠間市には笠間焼の町にふさわしい県立のすごい大きな陶芸美術館があり、その敷地はどれほどあるだろうか、箱根「彫刻の森」より広いような気がする。
そこには芸術の森公園と工芸の丘と呼ばれる広々とした公園があり、東京人には何ともうらやましい環境だ。
そこで開かれている秋の陶器市、そして各種のイベントを観に出かけてきました。
会場に張られたテントの数は数えられないほど、大道芸人の巧みな話術と技に見入るもの、野外ステージでの催し物、バンド演奏などを余興に笠間焼の技を競うように100店舗近くの陶器テントが興味をそそる。作品を並べていた。
その上、イベントにつきものの食べ物屋台が軒を重ねてハモニカ長屋風に並んでいるからカレー村へ着くまでにお腹の方は落ち着いてきちゃった。
そんなこちらの腹具合などはお構いなしにカレー村では25件近くのカレーやテントが円を作っておいでおいでしているが、せっかくのカレー村、少なくとも食べ比べしてみたくなる雰囲気だと言うのにどこも普通盛りの大人一人前だから慎重に選ばなければならない。 これは主催者の失敗だよ。 お客さんの身になっていないね。
例えば500円で3枚の券をもらい、好きなところを選んで食べ比べしてもらい、人気投票してもらう、などしたら各店舗は賑わい、イベントらしい雰囲気も出るのにあれではただのカレー屋が一か所に並んだだけで芸がなさ過ぎだね。
その上、カレー村のご飯は主催者が提供していたらしいが、給食米のような味でいただけなかった。
お祭りで儲けようの精神じゃあイカンよ。 笠間の新米はこんなにうまいぞ、と言う笠間麻衣の宣伝をかけるくらいでないと、せっかく各所で新米販売してたんだからさ。
全体に出店してそこで儲けようとしている祭りの出店と変わらないのは残念でした。 笠間の魅力をこんなイベントを通して発信しようよ、と言う気力や発想はどこにも見られない。 スマートさがないのだ。
笠間と言えば「粋」(あえて「すい」と読ませているらしい)を旨としている町、その粋がどこに感じられるのか、お祭り会場を離れて「陶の杜」にあがると、色づき始めた木々を湖面に移すひょうたん池の風景の方がよほど「粋」に感じられた。
笠間は豊かな自然環境と文化遺産、文化を育んできた町だからとても多くの魅力を持っている。
第一、坂本九ちゃんのふるさと、こんな時は公園内を九ちゃんの曲をアレンジしてBGMで流すべきですよ。
上を向いてある行だけでも海外でいろいろな言語で歌われているんですから、英語版の「スキヤキソング」を含めて演出がほしかった、と思うのは私だけだろうか?
イベント会場内にはトイレの位置を示す案内看板もなく、仮設のトイレなども見当たらなかったようだが、祭り会場をデザイン、管理したのは主催者だろうが、深く考えてないような気がする。
ぜひ来年も魅力ある陶芸市、カレー村イベントであってほしいと思いながら家路についたが、陶器好きの方には何より行って観る価値あるイベントだよ。 天気にも恵まれ、楽しかったからいいか?
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