2014/10/02 - 2014/10/03
16位(同エリア663件中)
のまどさん
この国には前から一度一人で旅したかった。ひょんなことから念願叶い、バックパックとリュックサックを背負ってアイルランドを5泊かけて横断することできました。
物価は安いとは言えず、美食の国とはほど遠く、交通は不便で大都会の刺激を求めることはできませんが、この国の最大の魅力は人の優しさにあると思います。一度旅をするとハマってしまう人が多いのはうなずけます。
今回はいつも通りウィキペディアを読みながら歴史解説を少ししていきますが、映画やブログなど私が身近に感じる情報を紹介しながら体験談を綴っていきたいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は出発2日前に急きょ一人旅になったので、交通手段、ホテル、予約名義の変更など仕事そっちのけで(←いいのか)慌ただしく準備しました。大変だった〜
半ドンでシャルルロワ航空。今回もチケットの安さに負けてライアンエアです。搭乗する時はいつも後ろから。ダブリンまでは1時間15分、近いものです。 -
イギリス、アイルランドは大陸よりも湿度があるのでほっとします。英語とともに国語であるアイルランド語の表示。
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こちらの一番上はポーランド語です。アイルランドにはポーランド人出稼ぎ労働者がとても多いです。
さて、入国審査。たまにしつこい審査官がいるので、英語が全くできないフリをするか、最初から大演説を吹いて相手を笑かしてやろうか構えていたが、担当官は「コンニチハ」と恥ずかしそうに日本語で言って滞在日数をきいただけだった。何だか拍子抜け。 -
ダブリン市街へはエアポートリンクの747番バス。往復券は3か月有効で2ユーロ引きなので迷わず購入。販売機は現金も使えます。
夜のオコンネル通りは治安が悪いから歩くなとお達しがあったので運転手交代の際もおとなしく車中で待機。その結果、降りる予定のローワーオコンネルが表示されず、一つ先のテンプルバーで下車することになり、15分ほど歩いてホテルに到着。ダブリン空港 (DUB) 空港
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ホテルのリバーダンスショーは30ユーロでコース料理付きらしいのですが、キャバレーみたいな感じがして、3皿食べるには遅いので、テンプルバー地区に繰り出します。
派手ですな〜万国旗。 -
伝統的なお菓子屋さん、というおふれ。
この国には甘党多いです。 -
テンプルバー通りには色々なミュージシャンが演奏していました。U2をはじめ世界で活躍するアイルランド出身のミュージシャンは層が厚いです。音楽が身近にある日常生活の環境が彼らを輩出しているのでしょう。
映画『Onceダブリンの街角』を思い出しました。素朴なメロディの主題歌はアカデミー賞歌曲賞を受賞しました。ですが、この映画自体は低予算だったためかいまいち面白くないんです(←早くも毒舌)。 -
この地区の名前を取ったパブ、テンプルバー。寺院があった所にパブを建てたのかと思ったら、大学教授のテンプル氏にちなむようです。ウィキペディアによるとロンドンにも同じ地名があるようです。
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でも、このパブ自体は歴史的価値が低いと思います。せっかくなので入ろうと思いましたが、ものすごい人なので他を探します。
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決めたのがここ、ノースマン(Norseman)。適度な人の入りようで居心地が良さそうだった。
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アイルランドと言えばやっぱりこれ。ギネスです。この地でかつパイントで飲むのが極上です。他では味わえません。ただカロリーが高く、体内に残りやすいので注意です。
カウンターで一人完全にリラックスしていました。ヨーロッパを初めて旅行した時のおどおどした自分を思い出し、ずいぶんとふてぶてしくなったものだと感慨に耽りました。
団体が来たので席を譲って下の方に移動しました。 -
移った先のカウンターで同じように一人で飲んでいた男性に話しかけられる。月並みの自己紹介の後、アイルランド人にばかうけするネタを披露するが、反応が悪い。話が噛み合わない。
見た目からしてこの国の人だと思い込んでいた話し相手は実はカナダ人だった。道理で。ぼそぼそとした話し方と店内に流れる大音量の生演奏は言い訳に過ぎず、カナダ訛りを全く聞き分けず、カナダという国名すらキャンダーというアイルランドの未知の町だと思い込んでいた私の聴解力なんてこんなもの。しょぼん。
その後カナダ人は日本に興味があると言っていましたが、よく聞くと映画ロスト・イン・トランスレーションを実体験してみたいというようなよくありがちな話だった。異文化を面白おかしく思うことは批判しない。ただ例えるなら日本人の私が台湾人に対して「台北って面白い日本語が溢れていて大好き」と言うようなことは敬意を欠いていると思う。
2杯目のグラスも空いたので「お話しできて楽しかった。良い旅を。」と潔く去る。 -
ダブリーナー。ハシゴしたいという思いを封じてホテルに戻ります。
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アーリントンホテル、古式ゆかしい感じです。最たるものがこれ。
ダブルアクセルくらい(=2回転半)ひねらないと出てきません。しかも今時お湯と水で蛇口を分ける理由は分かりませんよね。
で、気づいたこと。旅程変更にかまけて変換プラグ忘れた。カメラと携帯、タブレットが使えなくなるという懸念でまんじりとできませんでした。 -
翌日。
アイルランド式朝食。世界一のボリューム。毎日は無理だけど、たまに食べるのは好きです。
レセプションで電化製品の店が近くにあるかきいたところ、「変換プラグを探しているなら近くのスーパーか薬局で買える」との回答。難なく5ユーロ台で買えました。ゴーストのデミ・ムーア似の受け付けの人、ありがとう。※私の手持ちはヨーロッパ仕様C型です。 -
早足でホテル周辺を観光します。
パリにセーヌ川があり、ロンドンにテムズ川があるようにダブリンの心臓はリフィー川が流れています。アイルランドは土壌にピートが含まれていることからどこも川は黒く見えます。
初めてここへ来た時は12月。直前に『麦の穂をゆらす風』という映画を見たので、そのイメージでいっぱいでした。アイルランドの独立時の話で、愛国心について考えさせられる素晴らしい映画ですがあらすじが重く悲しいです。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7189 -
オコンネル通りの南側中央に立つのはダニエル・オコンネルの像。
オコンネルは19世紀前半、英国統治下で差別されていたカトリックの政治的地位向上に貢献しました。ロンドンの英国議会下院で議席を獲得し、ダブリンの市長にも就きました。 -
イチオシ
いたずらで通りの奥にあるダブリンの尖塔をオコンネルが被っているように撮ってみました。
この尖塔があった所には英国時代に建てられたネルソンの塔がありましたが、1966年にIRAのメンバーが爆破したためこのモニュメントが建てられました。 -
アイルランドは長く他国から侵害を受けた歴史があります。バイキングが去った後、イギリスに支配されたのは1536年から。離婚したいがために新しい宗教を開いたヘンリー8世の時代です。
イギリスは七つの海を支配する大英帝国へと発展していきますが、植民地のアイルランドでは国民のあらゆる権利が搾取され、土地を奪われて小作人となった人々は食糧を痩せた土地で採れるじゃがいもに依存していました。
そのため18世紀・19世紀中盤に飢饉に見舞われた時は多数の国民が命を落とすか国外に移住しました。こちらは19世紀のじゃがいも飢饉の像です。約100万人が命を落とし、20-25%も人口が減少したと言われています。誰かさんの「アイルランドが世界で一番豊かだった時代、国民は最も貧しかった」という皮肉は的を得ています。 -
この時代から前述のオコンネルをはじめ独立機運が高まっていきます。そして20世紀に入り、第一次世界大戦中の1916年4月26日にダブリン市民1200人がこの中央郵便局を占拠しました。イースター蜂起と呼ばれています。
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郵便局の中はこのようになっています。
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切手を買いました。
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郵便局の中には記念像が設置されています。満身創痍でも木に体を縛りつけて敵に立ち向かった伝説の戦士クシュライン(Cuchulainn)の像です。
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トリニティ・カレッジはもともとプロテスタントの大学らしいです。中のケルズの書は見逃せません。
イースター蜂起は中央郵便局の他にこのトリニティ・カレッジも舞台になりました。しかし、こちらは失敗に終わったようです。ダブリンだけでなく各地同時に起こりましたが、最終的にはイギリス当局に鎮圧され首謀者は処刑されました。 -
イースター蜂起は失敗に終わりましたが、1919年にシン・フェイン党がアイルランド議会を立ち上げ、3年間の独立戦争の後、1922年にようやく独立を勝ち取りました。
しかし、スコットランドからの移民が多い北部6州「北アイルランド」は今日に至るまで英国領です。ここをめぐって独立後も内乱が生じ、IRAがテロを起こし、1999年にブレア英首相が和平を取り付けました。 -
ホテルをチェックアウトし、トラムでヒューストン駅に向かいます。激しい雨の中、ずぶ濡れになりました。
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中央駅に相当する、ダブリン・ヒューストン駅。この駅にはロッカーや荷物の預かり場所がないので注意です。
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ダブリン−エニス間はウェブで予約しましたが、住所を偽装するなど(?)5回ほど挑戦してやっと完了しました。普通に買うのと予約ではかなり料金が違います。が、このウェブシステムは改善が必要です。
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車窓風景。雨が降りそうな寒い曇天、冬でも青々とした草原、まばらな民家。
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ダブリン→リムリック・ジャンクション→リムリック→エニスと随分乗り換えました。更にここからバス乗って一日かけてアイルランドを横断することになります。
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ジャンクションからは田舎のバスのような電車でした。エニスで一日3本のバスに乗るまで1時間ほど時間があるので街を観光します。
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この駅は小さいのに荷物の預かり所があって、しかも1時間だけなら無料でいいと言われたので気に入りました。トイレもヨーロッパの大都市と違ってチップを取らないのが良いです。
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町の中心の教会にはなるべく入るようにしています。敬虔な無宗教信者なので。
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教会前のオブジェ『手』。移民を受け入れる寛大さを表現しているようです。
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中はこんな感じです。アーチと壁の色が明るく、祭壇の上に大きな絵があるのが特徴です。
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メインストリートにやってきました。それにしてもアイルランドの小さな街は色使いや建物の造りがどこも似ているから不思議です。
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大手のスーパーチェーン、ダンズ・ストアで水を2リットルほど買います。今日明日泊まる町にはスーパーがないようなので。
ダンズ・ストアのキャッチフレーズは'The difference is we're Irish'(拙訳:ウチらのウリはアイルランド企業ってこと。)なぜかマラガのショッピングセンターにも進出していました。 -
チキンのファーストフード店で昼食を取ります。UK・アイルランドでは「チップス」と呼ばれているフライドポテト。(拙大陸ヨーロッパ旅行記ではフリッツと呼ばせていただいています。)メインは鶏肉のクリーム煮のパイ包み焼きです。おいしかったのですが、急いで食べたのでやけどしました。
さて、駅に戻ってバスに乗ります。
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