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皆既月食の秋。<br /><br />エマール、どうやらもともとは現代音楽のピアニストとして大家のようだ。<br />入りは良くなかった。<br />勢い余って隣の鍵を叩くという、信じがたいミスタッチがあったが、それでも今年最高のピアノ。<br /><br />2F後部のボックスの1列目、運指が良く見える席。<br /><br />目の前のニューオータニ泊。<br /><br />翌日は、チューリヒ美術館展@国立新美術館と東博常設展。

1.紀尾井ホールでエマールのバッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻、2.チューリヒ美術館展@国立新美術館、3.東博常設展 秋の特集展示

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2014/10/08 - 2014/10/09

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ドクター白鳥

ドクター白鳥さん

皆既月食の秋。

エマール、どうやらもともとは現代音楽のピアニストとして大家のようだ。
入りは良くなかった。
勢い余って隣の鍵を叩くという、信じがたいミスタッチがあったが、それでも今年最高のピアノ。

2F後部のボックスの1列目、運指が良く見える席。

目の前のニューオータニ泊。

翌日は、チューリヒ美術館展@国立新美術館と東博常設展。

旅行の満足度
5.0
同行者
家族旅行
旅行の手配内容
個別手配
  • 芙蓉。

    芙蓉。

  • 上智大学

    上智大学

  • ニューオータニ

    ニューオータニ

  • リサイタル前、皆既月食の始まり。

    リサイタル前、皆既月食の始まり。

  • 休憩時間、写真では??だが、肉眼でもあまりインパクトはなし。<br /><br />バッハは頭が整理される感じ。<br />REM睡眠とNREM睡眠の対位法みたいな。

    休憩時間、写真では??だが、肉眼でもあまりインパクトはなし。

    バッハは頭が整理される感じ。
    REM睡眠とNREM睡眠の対位法みたいな。

  • 朝食後の散歩。<br /><br />京都に行きたくなったが、さすがに自重。

    朝食後の散歩。

    京都に行きたくなったが、さすがに自重。

  • にゃんこちゃんが多いホテルだ。<br /><br />バプテストの牧師さんと少しお話しする。<br />オーランド出身、というのをポーランドと聞き違えて、ポーランドにもバプティストがいるのか?と驚いたら、似ているけど違う、アメリカのオーランド、かりふぁるにあの近くです、と訂正された。まあ、あまり似ていない。

    にゃんこちゃんが多いホテルだ。

    バプテストの牧師さんと少しお話しする。
    オーランド出身、というのをポーランドと聞き違えて、ポーランドにもバプティストがいるのか?と驚いたら、似ているけど違う、アメリカのオーランド、かりふぁるにあの近くです、と訂正された。まあ、あまり似ていない。

  • 地下鉄、国会議事堂乗換で、国立新美術館、乃木坂に。<br /><br />チューリッヒ美術館展、そこそこの入り。<br /><br />ルソー好きとしては、目玉はルソーの、X氏の肖像(ピエール・ロティ)だ。<br />ロティも飼い猫もなんとなく可愛く描かれている。<br />ロティ氏は、フランスの植民地政策を象徴するような海軍士官。<br />アフリカはセネガルなど、ルソーの大好きな密林から、日本にも滞在したことがあるそうだ。<br />ただし、ルソーの絵らしく、「まったく本人には似ていない(しかも面識すらない)」ことから、「自分がモデルだ」と称する人もいて、なぞ、なのだ。<br /><br />事務長はフィンセント・ファン・ゴッホ《サント=マリーの白い小屋》がお気に入りだろう。真っ白な壁が眩しい。<br /><br />まあ、モネをはじめ、巨匠の作品が少しずつ展示され、部屋ごとにどんどん「派」が変わって、昔の展覧会みたいで懐かしい。ただし、作品の質は高い。<br /><br />ヴァロットン、先日回顧展があったが、数枚。<br />「日没」レマン湖に落ちる太陽だが、手前の海岸に黒いものが無数に書き込まれていて気味悪い。岩とも違うようだが。事務長は「カラスだ」とか。海ではないので海藻でもないんだろうなあ。<br /><br />ホドラー展は、西洋美術館で始まったばかり。<br />ここにも大作が数枚出ている。<br /><br />ボナール(ナビ派、親密派、日本かぶれのナビ)は、国立西洋に、座る娘と兎、が常設展示。ここでは、女と犬の絵が出ている、女性と小動物、という組み合わせが好きなのかも。<br /><br />ココシュカ、ベックマンといった、普段日本だと見なれない人の作品も数枚ずつ出ている。<br />ちと名前を思いだせないが、ベックマンの部屋に木彫りもあって、結構気に入った。<br />図録をネット取り寄せして確認したところ、バルラハの「難民」。<br />独特の大きく傾いた像。第一次大戦後のドイツ国民の艱難辛苦を表しているのだろう。<br /><br />ベックマンの中年親父の肖像画も迫力があって、人気だった。<br />これも確認したところ、モデルはマックス・レーガーという、特にオルガン曲で有名な作曲家らしい。<br />巨体で「ドイツ最大の作曲家」と揶揄された雰囲気をよく表現している。<br />そののち、サンタ・チェチーリア管のコンサートで、チェロのソリスト、マリオ・ブルネロが無伴奏、第2組曲からガボット を弾いているのを聴いて、はじめてつながった。<br /><br />ココシュカはクリムト、シーレと並び、近代オーストリアを代表する画家の一人。<br />マーラーの未亡人と恋愛関係に一時あり、肖像画がMOMATにあるようだ。<br />猫とうさぎ、胎児の暗い絵が面白い。<br />アルマと別れる前の作品かな。<br />うさぎは不安の象徴、胎児の顔はアルマに似ていいるそうです。<br />アルマはその後、モダニズム建築ののグロピウス、作家のヴェルフェルと結婚を繰り返す。<br /><br />このあたりの付いたり離れたりは、ヨーロッパでは普通の感じなんだろう。

    地下鉄、国会議事堂乗換で、国立新美術館、乃木坂に。

    チューリッヒ美術館展、そこそこの入り。

    ルソー好きとしては、目玉はルソーの、X氏の肖像(ピエール・ロティ)だ。
    ロティも飼い猫もなんとなく可愛く描かれている。
    ロティ氏は、フランスの植民地政策を象徴するような海軍士官。
    アフリカはセネガルなど、ルソーの大好きな密林から、日本にも滞在したことがあるそうだ。
    ただし、ルソーの絵らしく、「まったく本人には似ていない(しかも面識すらない)」ことから、「自分がモデルだ」と称する人もいて、なぞ、なのだ。

    事務長はフィンセント・ファン・ゴッホ《サント=マリーの白い小屋》がお気に入りだろう。真っ白な壁が眩しい。

    まあ、モネをはじめ、巨匠の作品が少しずつ展示され、部屋ごとにどんどん「派」が変わって、昔の展覧会みたいで懐かしい。ただし、作品の質は高い。

    ヴァロットン、先日回顧展があったが、数枚。
    「日没」レマン湖に落ちる太陽だが、手前の海岸に黒いものが無数に書き込まれていて気味悪い。岩とも違うようだが。事務長は「カラスだ」とか。海ではないので海藻でもないんだろうなあ。

    ホドラー展は、西洋美術館で始まったばかり。
    ここにも大作が数枚出ている。

    ボナール(ナビ派、親密派、日本かぶれのナビ)は、国立西洋に、座る娘と兎、が常設展示。ここでは、女と犬の絵が出ている、女性と小動物、という組み合わせが好きなのかも。

    ココシュカ、ベックマンといった、普段日本だと見なれない人の作品も数枚ずつ出ている。
    ちと名前を思いだせないが、ベックマンの部屋に木彫りもあって、結構気に入った。
    図録をネット取り寄せして確認したところ、バルラハの「難民」。
    独特の大きく傾いた像。第一次大戦後のドイツ国民の艱難辛苦を表しているのだろう。

    ベックマンの中年親父の肖像画も迫力があって、人気だった。
    これも確認したところ、モデルはマックス・レーガーという、特にオルガン曲で有名な作曲家らしい。
    巨体で「ドイツ最大の作曲家」と揶揄された雰囲気をよく表現している。
    そののち、サンタ・チェチーリア管のコンサートで、チェロのソリスト、マリオ・ブルネロが無伴奏、第2組曲からガボット を弾いているのを聴いて、はじめてつながった。

    ココシュカはクリムト、シーレと並び、近代オーストリアを代表する画家の一人。
    マーラーの未亡人と恋愛関係に一時あり、肖像画がMOMATにあるようだ。
    猫とうさぎ、胎児の暗い絵が面白い。
    アルマと別れる前の作品かな。
    うさぎは不安の象徴、胎児の顔はアルマに似ていいるそうです。
    アルマはその後、モダニズム建築ののグロピウス、作家のヴェルフェルと結婚を繰り返す。

    このあたりの付いたり離れたりは、ヨーロッパでは普通の感じなんだろう。

  • 東博へ移動。<br />乃木坂から西日暮里でJR乗換、鴬谷下車。<br /><br />今日のラインナップ。

    東博へ移動。
    乃木坂から西日暮里でJR乗換、鴬谷下車。

    今日のラインナップ。

  • この部屋はノーフォト。<br /><br />改築していたが、お披露目展示。<br />日中韓の焼き物。

    この部屋はノーフォト。

    改築していたが、お披露目展示。
    日中韓の焼き物。

  • 日本美術の流れ、仏像から。

    日本美術の流れ、仏像から。

  • 常設展、半分は外国人観光客。

    常設展、半分は外国人観光客。

  • よさがわかるかな。

    よさがわかるかな。

  • 俵屋宗雪、<br />宗達の後継者。<br /><br />

    俵屋宗雪、
    宗達の後継者。

  • 伊印継承。

    伊印継承。

  • 左右入れ替えても画面がつながるように構成されている。

    左右入れ替えても画面がつながるように構成されている。

  • 応挙。<br /><br />なんとなく今秋の特集展示が地味なのは、京博のオープン展示に遠慮しているからだろう。

    応挙。

    なんとなく今秋の特集展示が地味なのは、京博のオープン展示に遠慮しているからだろう。

  • しかし、応挙らしいのびやか。

    しかし、応挙らしいのびやか。

  • 蕭白。

    蕭白。

  • 光悦。

    光悦。

  • 料紙とちらし書きの美。<br /><br />類似では、京博、オープン展示の後期展示予定のもののほうが、料紙が凝っている、なんといっても宗達とのコラボ。『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』<br />以前静岡で拝見。

    料紙とちらし書きの美。

    類似では、京博、オープン展示の後期展示予定のもののほうが、料紙が凝っている、なんといっても宗達とのコラボ。『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』
    以前静岡で拝見。

  • こちらは寄贈品。<br /><br />京都は寄託品が無数にあるが。

    こちらは寄贈品。

    京都は寄託品が無数にあるが。

  • 東洋館も特集展示。<br /><br />秦の始皇帝のものかもしれない、、、という封泥。<br /><br />五龍図もとてもいいです。

    東洋館も特集展示。

    秦の始皇帝のものかもしれない、、、という封泥。

    五龍図もとてもいいです。

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