2014/09/19 - 2014/09/25
147位(同エリア374件中)
HALさん
阪急トラピックスさんのツアー(まる得!オランダ・ベルギー7日間)にひとり参加してきました。
美術館、教会、古い街並、どこを見ても楽しく興味深く、見たいもの一杯見てきて充実の7日間でした。
9/21 デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館→アントワープ、ノートルダム大聖堂→ブリュージュ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
朝食後にホテルをチェックアウトしました。今日は、バスでハーグまで移動して、アントワープへ移動して、ブルージュまでいきます。途中で小雨に振られましたがそれ以後はお天気に恵まれた1日でした。
車窓から虹が見えたので撮ってみる。 -
ハーグの、えーと、平和宮。時間調整で、バスが途中で止まってくれたので撮影大会。
ヨーロッパって、お役所がお城みたい。いや、お城って為政者のいるとこだからそんなにまちがってないのかしらんと思いつつ。 -
それよりも、平和宮の隣に建ってたおうちがすごく素敵でした。教会や宮殿が素敵なのはともかく、そこら中の、普通に住んでる民家までがすごく趣があってかわいらしいなあというのが、今回のバス車窓の最大の感想。
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マウリッツハイス美術館の前にバスの横付けは出来ないため、ちょいと離れたところから歩きます。途中これまた由緒ありげな建物を通り抜けていきました。
確か添乗員さんがなんかゆってたけど、ぐぬぬ、忘れました。 -
通り抜けてく途中で愉快な噴水と遭遇しました。
噴水と言うよりは水飲み場っぽい感じ?水は吹き上がらず流れ落ちてる設計です。 -
アップで見るとワケわからん度が更に上がります。
トカゲなのか竜なのか、何か架空の生き物なのか、けろ〜っと水を口から吐いています。デザイン的に新しい印象を受けますが、実際のとこどうなんでしょうね? -
マウリッツハイス美術館です。個人邸宅を改装して利用されていた美術館です。
そしてそれをさらに改修してリニューアルしたてほやほやです。 -
看板娘は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女(または青いターバンの少女)」です。チケットにも案内図にも麗しの北のモナリザが印刷されています。
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まずはルーベンス。この人ホントに多作だわ。そして一目で、あ、ルーベンスだーと分かりやすい絵のタッチ。分かりやすさは画家としての個性であり、セールスポイントでもあるのかも知れない。
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次に、ルーカス・クラナッハの「聖母子」。なんでこの人の描く人物には愛想というものがないのだろう、ぶすったれた無表情が特徴です。
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ヤン・ブリューゲル(父)とヘンドリック・ファン・パーレンの共同制作の、「四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪」
化け物ブリューゲルでなく、花のブリューゲルの方です。専門画家みたいな、得意ジャンル持ち同士が合作するということは、フランドル絵画ではよくあったそうですが、それってつまり、絵画の作家性、芸術性よりも、売れること、消費されることを優先した結果なんだろうか? -
まあ、商売っ気たっぷりな集団肖像画というのもあるけどね。
レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」は、すごく見たかったので、見ることできてくるくる回るほど(比喩)嬉しい。うれしさの余りに自撮りしたりしました。
そのあとでミュージアムショップでマグネット購入しようとしたら、商品無いの。作ってないよって言われてがびーんとなりました。お店の人はクリアファイルならあるよって勧めてくれたけど、死体つまんだドヤ顔に書類はさむのも、ちょっと嫌だから購入しませんでした。 -
少女については、東京に巡回していたときにみたので2度目ですが、この行列無しでみることのできるうれしさったら (^o^)
彼女だけは柵で囲っての特別扱いでしたが、こんな距離なんて無いに等しいですよ。 -
同じくフェルメールの「デルフトの眺望」数少ない風景画。小さい作品多いフェルメールにしては割りに大きめのサイズ。暖炉の上とかに飾りたい街の風景です。フランドル絵画って、飾りたいと思わせる絵が多い。サイズがアカデミー出品の壁一面のサイズでなく、リアルに使えるサイズであったり、題材が風俗画のちょっと身近で身構えるようなものでなかったりするからかな?
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またしてもフェルメール、「ディアナとニンフたち」神話題材というのも目新しい。東京以来の再会ですが、少女や眺望ほどの、お客さんの反応がない感じ。観察していると、少女→眺望→ディアナとだいたいがそういう視点の動きをしている。
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階段ホールにあったよく分からないガラスの小部屋?外観から見て真正面、かつての邸宅の玄関部分の位置にあります。
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昔の玄関はもう使えないから仕切って塞いでるんかな−と、思ったら、床がせりあがってきます。おお、なんだこれわ?
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エレベーターでした。
や、ホントにはじめ何なんだろうと思ってました。めっちゃおしゃれですな、内装の邪魔にならないエレガントさです。 -
エレガントついでに、窓際のベンチかと思ったら、エアコンの吹き出し口でした。あやうく座っちゃうトコだったよ。
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館内の装飾もとても美しい。階段移動には普段文句しかない運動ナニソレなHALも、嬉々として昇っちゃいます。階段の途中にだって絵が架けられているのです。
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メインホールにあたる「黄金の間」はそれ自体が芸術品でした、が、壁からにょきりと生える腕がひくわ。しかもがっしりとした腕。燭台なんだけど正直こわい。
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美術館の絵の展示方法は、横に一列に作品が並んでいるのが一般的だと思いますが、ここでは、壁一面に並べられている場所もあります。
往年の貴族の邸宅での絵画の飾り方ってこんなんだったんかしらと思わせる演出です。 -
壮麗なギャラリースペースとは打って変わって、ミュージアムショップは小奇麗な現代デザインです。白を貴重にした清潔さ。図録はどこーとか、マグネットないのーとか、聞いてくる客にすごくフレンドリーかつ親切な対応してくれました。
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そしてロッカースペースがすごくおしゃれ。ロビー中央にオーバル形にインフォメーションカウンターがあり、そこがクロークでもあるのですが、その裏のところがロッカースペースになってるの。四角い箱が並んでるんでなく、木材組み合わせてる、目立たないデザイン、すごくクール。
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マウリッツハイス美術館からのすぐそば、広場に面したところでお昼です。内装がこってる素敵なレストランで、えー、ツアー客入れちゃうの?と驚いた。4人掛けテーブルにぎゅうぎゅうと座って食べました。
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ハーリング、だそうですが、小奇麗に盛られています。小骨も抜いてあるし、ナイフとフォークで上品にばくっとひとくち。生魚平気な日本人なら行ける味です。でも、ちょっと醤油かぽん酢のひと垂らしが欲しいかも。
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今回の旅行でも、酒に弱い安上がりなHALは、食事の時にはミネラルウォーターを注文していました。水と行っても、ガス入りかガス無しかを選べるときもあります。
赤ラベルがガス入りで、青ラベルがガス無しです。今回は2.5ユーロでしたが、大体は2〜3ユーロ程度で販売していました。ビールの人はそれより2ユーロは余分に支払っていたと思う。 -
名物料理のヒュッツポットをどうぞ−、と言われ、ほうほう肉団子ですかと思ったら大間違い。下の土台部分の潰したポテトがそうでした。肉団子はオリジナルで乗っかってるんだそうで、エライ目立つ添えモンだな−。
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デザートはチェリーパイ。見たまんまに、砂糖がざりざりしていて、果物が酸っぱい。甘いのと酸っぱいのが混ざらず別々に口の中を暴れ回る理不尽なお味でした。
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昼食のあとバスへ戻り、移動。ベルギーへ入りました。国境線上何も無く、添乗員さんに、はい、ベルギーですよと言われて一行、え?看板わ?え?一瞬かい?となったアッサリ具合。
アントワープの名の由来となってる、ブラボー像ですが、本日足元のマルクト広場では、ヨーロッパうまいもんマーケット開催中のため噴水はお休みでした。 -
アントワープのノートルダム大聖堂です。ああ、フランダースの犬のアレかとなる、教会。これまたご立派、威風堂々な佇まい。
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内部は優美な白い空間です。石造りの外観からは思えないほどの明るさでした。ここに、ネロ少年憧れのルーベンスの三連祭壇画がかかっているのです。
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群がって解説を聞く。
でもHALは注意力散漫かつ解説聞くの苦手なのでまたしてもそこいら辺をうろうろと徘徊します。 -
「キリストの昇架」身体をよじるキリストと、それを引き上げようとする男たちの動きがとてもダイナミック。
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かつてフランス革命軍に略奪された祭壇画(現在は買い戻してアントワープ王立美術館収蔵)の里帰り展示がされていました。
祭壇画というのは、奉納絵馬みたいなものなのだなと理解する。 -
教会内部が明るいと言うことは、窓からの光を取り込んでいると言うことで、窓があると言うことは、そこにステンドグラスがあるのだと言うことです。色取り取りの美しいステンドグラスも眼福 (*^_^*)
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我らの貴婦人、聖母マリアさまが、質素とはほど遠いゴージャスなお姿でいらっしゃいました。
HALは一応仏教徒なので、教会を見てもきれいだなとか、ゴシック建築LOVEとしか思わないけれども、信徒の方というのはこういう豪華絢爛な偶像にたいしては畏敬の念というのを抱くのでしょうね。神々しい美しさだな−と。 -
教会の出口手前に売店があったので、ガイドブック(日本語版)とマグネットを購入する。どちらも3.50ユーロでした。
教会を出て、集合場所はフランダースの犬のモニュメント前。トヨタが寄贈してるけど、ただのベンチの扱いされてるよ。 -
そして、ブルージュへ移動しました。本日お泊まりはゴールデンチューリップ改め、ホテル・デ・メディチです。
旧市街の端っこですが、運河は目の前、運河反対側にカルフールというナイスな立地です。でも、今日は日曜日でスーパーお休みです。 -
お部屋はツインでした。こういうとき、どっちに寝ればいいんだろうとか悩むわ−。全体として老朽の目立つ客間でしたが、清掃は行き届いていました。それよりも、窓の右横の壁の明かりがついたりつかなかったりでした。
あと、エレベータホールのすぐ横の客室だからか、エレベータ泊まるたびのどっこんと言う音が響くことが少し気になりましたよ。 -
わーい、バスタブついてるー。そしてバスタブ広いよ−。このホテルのサイズ基準は大柄な人向けらしく、バスタブのみならず、ベッドの高さとか、いすの高さとかが少しずつ大きくて、ちびっ子の日本人にはびみょーに辛い感じでした。
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夕食はホテルのレストランでした。
ここでやっと生野菜のサラダと遭遇。量が尋常でなく多いけれど、久しぶりの食物繊維ですので完食。バルサミコ酢とオリーブオイルのドレッシングがかかっていました。 -
メインディッシュはヒラメ?のムニエルでした。ホワイトソースかかっています。そしてやはり添えられているポテトですが、フライではなく茹でてありました。
と言うことで3日目終了。明日は歩きますよーと添乗員さんに脅されての早めの就寝。
明日はブリュ−ジュ市街を徒歩観光します。体力無しのHALは果たしてついて行けるのだろーかと不安を抱えつつ?
(4)へつづく
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