２０１４ＧＷ　南ドイツとオーストリア＆ちょっぴりイタリアちょっぴりフランス　【４７】オベルネ

2014/05/10 - 2014/05/10

ストラスブール泊から一夜明けたこの日は、午前中に近郊の村オベルネまで。
木組みの家がたくさんの可愛らしい村、以前から訪ねてみたかった場所でした。

以下が旅程、★印がこの旅行記です。

　４／３０（水）　福岡〜羽田〜フランクフルト〜ミルテンベルク
　５／　１（木）　ミルテンベルク〜アシャッフェンベルク〜ニュルンベルク〜パッサウ
　５／　２（金）　パッサウ〜バート・イシュル〜ザンクト・ヴォルフガング
　５／　３（土）　ザンクト・ヴォルフガング〜ザンクト・ギルゲン
　５／　４（日）　ザンクト・ギルゲン〜ザルツブルク〜ベルヒテスガーデン
　５／　５（月）　ベルヒテスガーデン〜プリーン〜インスブルック
　５／　６（火）　インスブルック〜ガルミッシュ・パルテンキルヒェン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ミッテンヴァルト〜インスブルック
　５／　７（水）　インスブルック〜シュトゥバイタール〜インスブルック
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブレッサノーネ〜インスブルック　
　５／　８（木）　インスブルック〜リンダウ〜メーアスブルク
　５／　９（金）　メーアスブルク〜コンスタンツ〜ストラスブール
★５／１０（土）　ストラスブール〜オベルネ〜ストラスブール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜マインツ〜フランクフルト
　５／１１（日）　フランクフルト〜名古屋
　５／１２（月）　名古屋〜福岡

エリア オベルネ(フランス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

６時半過ぎに起床。テレビをつけたらハイジが〜！

ペーターも元気！

なんとクララが立てた記念すべき回でした。

８：００頃、チェックアウトして出発。
ホテルを出たすぐの通りからは、東側に前日に訪ねた「サン・ピエール・ル・ヴュー教会」の塔が。
行って参ります。

反対側にはストラスブール中央駅。

入口付近。かっこいいですよね。

この日は土曜日。まだ人はまばらです。

外観に反して中は歴史を感じさせる古い駅舎。

日本でもおなじみのこのパン屋さん。
ここで朝食でもいいのですが、いやいや、お出かけ先でいただきましょう。

販売機でオベルネまでの往復チケットを購入して荷物を預けにここへ。
（実際には荷物を取り出す時に撮影したものですが。）
チェックアウト時にホテルに預けてもよかったのですが、駅の方が何かと
便利かな〜と。

この駅のロッカーは初めてだったのですが、なかなかものものしかったです。
中へ入る折には、空港のような検査機を通しました。
当然、係員の人が常駐しています。
中は広くてロッカーの台数も多いのですが、トランクの入る大きさのものは
なんと料金９．５ユーロ！
手持ちのコインでは足りなかったのですが、係の方、両替までしてくれました。

ディスプレイ表示にはなんと日本語も。

身軽になって乗り場へ。
８：３０発のｔｅｒが待っていました。

駅構内同様車内もガランとしていて、自由に好きな席を探すことができました。

往復で購入したチケット。
オベルネまでは片道６．３ユーロ。２９分の道のりです。

定刻にストラスブールを出発です。

すぐに長閑な田園地帯。

え？空港？
ストラスブールからこんな近くにあったとは知らなかった。

お天気は最高！とはいかないけれど。
このあとよくなってくれたらいいな。

小さな駅にちょこちょこ停まります。

アルザスでの電車移動ではストラスブールやコルマールなど大きな街にしか
降り立ったことがなかったので急行利用ばかりで、こういう各停は初めて。

こんなかわいらしい家々の景色を見ながらの移動もいいものです。

電車はほぼ定刻どおり目的地オベルネに到着。
ちょうど９：００頃。
戻りの電車１０：３０まで１時間半の街歩き（村歩き）です。

小さいかわいい駅舎です。
電車を降りたのも、駅にいたのも私だけ！
土曜の朝はゆっくりなのですね。

駅の外にはこんなものが。
初めて目にする自由図書館。
こんなシステムが運用できるなんて、治安がいいということですよね。

駅舎からまっすぐ延びた道の突き当たりには小さな教会。
残念ながら門が閉まっていましたので中へはお邪魔できず。

そこを左に折れてしばらく歩くと小さなロータリー。

村の中心は右手方向です。

通学路なのでしょうね。こんなかわいい子が。
この通りが目抜き通りのゼネラル・グロー通りです。

ここをまっすぐに進むと、「ゲンゲンバッハ」という名の橋が。
ドイツは黒い森にある小さなかわいい村、ゲンゲンバッハ。
そういえば２年前に訪ねた時、「オベルネ」の名の刻まれたプレートを
目にしました。
関係都市なのですね。

↓よろしければこちらを。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=25777728

橋の下には小さなせせらぎ。

橋のたもと付近には古井戸もありました。

橋を渡って先へ進むと木組みの家並みが見えてきました。

村の中心部らしき塔も。

歴史のありそうなワインストゥーベ。

近くには近郊の街、セレスタの名の通りが。

とってもワタクシ好みの路地。

左手には木組みではない建物も。こちらもいい雰囲気ですね。

この村はメインの通りからたくさん小さな路地が出ていますが、
それらがどれも素敵です。

こんなに建物の入り組んだ一角も。

こちらも。

スイーツ屋さんが現れ始めました。

素朴なパンも。

これまた私の好みのテイストです。

このようなグリーンの這っているのも最高！

アルザスらしいお土産屋さんも店開きのようです。

その先にはこの広場。
駅から徒歩１０分ほどで村の中心マルシェ広場に到着しました。

正面にそびえるのは市庁舎。

Ｈｏｔｅｌ　ｄｅ　Ｖｉｌｌｅの文字が。

広場を取り囲む素敵な木組みの家たち。

それぞれの色合いやデザインが絶妙にマッチしている不思議。

広場から右の通りへ折れてみます。
この村は小さいながら多くの素敵なパティスリーが存在します。
この角にあるのは、Pâtisserie Glacier SCHAEFFER
すでにお客さんが入っていました。

http://patisserieschaeffer.monwebpro.com/

角を曲がるとすぐに目に飛び込んでくる教会の尖塔。
「聖ピエール＆ポール教会」です。
お天気もよくなってきて青空が広がってきました！

ここの通りにも木組みの家々が並びます。ホテル＆サロン・ド・テ。
立派な古井戸もありました。

２つの尖塔が見えてきた！

左奥はもう高台。緑いっぱいでいい気持ち！

右の方は石造りの家。

教会を正面から。
残念ながらドアはクローズしており、中へお邪魔することはできませんでした。

手前にあったこの塔は何だったのかしら・・・？

この辺りのお宅も素敵です。

こちらは屋根裏まで入れると４階建て？

広場の方へ戻ります。

さて、そろそろ朝食に。
こちら、Pâtisserie Urbanにて。

http://urban-obernai.com/

お店のマダムにご了承いただいて店内の撮影を。
窓辺のショーウィンドウにはアルザス名物のクグロフやタルト。

ショーケースのカヌレやパイ。

プチフールの美しいこと！

こんなところで朝食を調達する生活・・・。素敵ですね。

奥の方の席へ。
アーチの天井や木製のテーブルにオレンジのテーブルクロスが効いています。
素敵なご夫妻も朝食中。

私がチョイスしたのはアップルパイとブラウニー。
甘いもの×２になってしまいましたが、どちらもとても美味でした。
こうして秋の夜長に改めて写真を見ると、とっても食欲が刺激されます。

大満足の朝食でした。
外へ出て、バス停があることに気付きました。

その向こうの通りの左に見えている赤い日除けのお店もパティスリー。
GROSSさんです。

http://www.gross.fr/

そろそろ駅へ向けて引き返します。
広場には観光地によくあるこんなボードも。
アルザスのシンボル、コウノトリさん。

行きに通ってきたゼネラル・グロー通りの一本南側、マルシェ通りを
歩いて駅の方へ戻ります。

こちらの通りにもカフェやレストランがたくさん。

かわいい路地も。

この辺りの木組みも立派です。

お土産屋さんにホテル＆レストラン。

こういうところに泊まるのもいいでしょうね〜。
ついつい大きな街の駅近くにしてしまいますが。

かなり年季の入った感じの木組みです。

アルザスゴシックの屋根。

ここのパンも美味しそう。

屋根が細かに入り組んでいて見入ってしまいます。

時刻は１０：００を過ぎて、だんだん人が増えてきました。
お天気もいい土曜日。観光客も多いでしょうね、今日は。

マルシェ通りの突き当たりには小さな聖堂。

そこを左に折れると行きに通ったゼネラル・グロー通りに合流します。

マルシェ広場の方を今一度。

帰りもかわいい路地を覗きながら。

焼き物屋さんもありました。

ゲンゲンバッハ橋まで戻りました。

名残惜しいな〜。

ロータリーまで来れば駅はすぐそこです。

着いた時は気がつきませんでしたが駅舎の横にはこの看板。
プチトランがあるのですね、この村にも。

１０：２０、駅に戻りました。

チケットは往復で買っているのでこの機械で打刻して中へ。

１０：３１発のストラスブール行きに乗車です。

のどかなホームに出ます。

着いた時は無人だった駅もちょっと賑やかに。

電車が入ってきました。

帰りも長閑な景色を楽しみながらストラスブールへ戻ります。
わずか１時間半の滞在。どこかにあったはずの城壁も見ず、
名産のビール、クローネンブルクも飲めませんでしたがそれは次の楽しみに。
楽しい村歩きでした。

この旅行記へのコメント （2）

• ベームさん 2014/10/16 12:23:08

  ようやく。

  ハッピーねこさん、
  
  オベルネ到着ですね。待ってました。
  私が予定しながら行けなかった町、ハーッピーねこさんの写真を見るとさらに残念な気持ちが湧いてきました。
  私が想像していた通り木組みの家が軒を連ねしっとりした素敵な町ですね。
  クローネンブルクの看板の写真がありましたが確かオベルネに醸造所があるんですね。飲まなかったのは惜しかったです。
  
  旅も終盤ですね、続きをお待ちしています。
  
  それといつも私の旅行記に投票いただき有難うございます。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベーム

  ハッピーねこさん からの返信 2014/10/17 00:20:51

  はい、ようやく。（笑）

  ベームさん、こんばんは。
  こちらこそ、いつもお越しいただきご投票もたくさんいただきありがとうございます。
  会社の秋の異動などで（私は動いてはいないのですが）バタバタし
  旅行記が進まずにおりました。
  オベルネの記、お待たせ致しました。（笑）
  
  オベルネはやはり素敵な町でした。
  こじんまりした中心部には立派な木組みが建ち並び、緑も多く、パティスリーもたくさん。
  （ベームさん、甘いものはお好きですか？）
  木組みの色合いや古さ加減がアルザスのほかの町よりも落ち着いた雰囲気を感じさせました。
  おっしゃるとおりクローネンブルクの醸造所もあるのですよね。
  もう少しゆっくりできるよう時間を取るべきでした。
  
  また是非再訪したいです。
  ベームさんも、次の機会に是非是非！
  フランス国鉄、ストなどありませんように。
  
  ベームさんは国内でも山を楽しまれているのですね。
  いずこでもお天気に恵まれ、素晴らしき山々を堪能しておられ、うらやましい限りです。
  きっと日頃の行いがよくていらっしゃるのですよね〜〜！
  あやかりたいものです。精進します。（笑）
  
  ハッピーねこ