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先の旅行記にも記しましたが9月の第二弾の連休は帰省しようかどうしようかと考えているところで妻の「大和の模型を見たい」という要望により呉にある大和ミュージアムに行くことにしました。こうして故郷の東大和市で無く大和の故郷呉に行くことにしました。<br />呉には10数年前に一度「広」に行ったことがあるだけでした。<br />広島県には何度と無く行っていましたが呉市街地は初めてになります。<br />折角行くのであればのんびりと大和ミュージアムを見て呉の街をドライブすることにしました。<br />そのため近隣のキャンプ場で宿泊してのんびり出来るスケジュールを組みました。<br /><br />呉の街で思ったのですが私にとって基地というと厳重なフェンスがあってその向こうに緩衝地帯のような広場がありその向こうに施設があるというイメージでした。しかし目の前に見える艦船や直ぐそこにある自衛隊の施設、ずいぶんと基地と街が隣接しているなあと驚きました。<br /><br />ゴールデンウイークに天保山で護衛艦「あたご」の一般公開に行って以来それまで遠い存在だった海上自衛隊が身近になった感じましたがこの街にいるとホント直ぐそこにあるという身近を通り越した近さを感じました。

故郷大和でなく大和の故郷呉へ

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2014/09/22 - 2014/09/22

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ぶうちゃん

ぶうちゃんさん

先の旅行記にも記しましたが9月の第二弾の連休は帰省しようかどうしようかと考えているところで妻の「大和の模型を見たい」という要望により呉にある大和ミュージアムに行くことにしました。こうして故郷の東大和市で無く大和の故郷呉に行くことにしました。
呉には10数年前に一度「広」に行ったことがあるだけでした。
広島県には何度と無く行っていましたが呉市街地は初めてになります。
折角行くのであればのんびりと大和ミュージアムを見て呉の街をドライブすることにしました。
そのため近隣のキャンプ場で宿泊してのんびり出来るスケジュールを組みました。

呉の街で思ったのですが私にとって基地というと厳重なフェンスがあってその向こうに緩衝地帯のような広場がありその向こうに施設があるというイメージでした。しかし目の前に見える艦船や直ぐそこにある自衛隊の施設、ずいぶんと基地と街が隣接しているなあと驚きました。

ゴールデンウイークに天保山で護衛艦「あたご」の一般公開に行って以来それまで遠い存在だった海上自衛隊が身近になった感じましたがこの街にいるとホント直ぐそこにあるという身近を通り越した近さを感じました。

旅行の満足度
4.0
観光
3.5
グルメ
3.0
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 大和ミュージアムです。月曜日だから空いていると思ったのですが駐車場は一杯。近隣の有料駐車場に車を止めました。<br /><br />大和ミュージアム http://www.yamato-museum.com/

    大和ミュージアムです。月曜日だから空いていると思ったのですが駐車場は一杯。近隣の有料駐車場に車を止めました。

    大和ミュージアム http://www.yamato-museum.com/

    呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館

  • こちらはその向かいにある<br />「てつのくじら館」です。本物の潜水艦が展示されています。

    こちらはその向かいにある
    「てつのくじら館」です。本物の潜水艦が展示されています。

    海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館

  • 戦艦陸奥(むつ)の碇と砲身、スクリューと舵が展示されていました。

    戦艦陸奥(むつ)の碇と砲身、スクリューと舵が展示されていました。

  • この呉沖で戦艦陸奥は謎の爆沈。比較的浅瀬に沈没したため引き揚げられたのでしょうか。

    この呉沖で戦艦陸奥は謎の爆沈。比較的浅瀬に沈没したため引き揚げられたのでしょうか。

  • 丁度企画展で進水式展を行っていました。<br />クイズに参加すると絵葉書がもらえました。<br />一応全問正解でした。

    丁度企画展で進水式展を行っていました。
    クイズに参加すると絵葉書がもらえました。
    一応全問正解でした。

  • 進水式に使用された品々が展示されていました。

    進水式に使用された品々が展示されていました。

  • こちらは起工式に使用された物のようです。

    こちらは起工式に使用された物のようです。

  • 先任旗。二隻以上の艦が港にいる場合一番上席者が乗艦する艦に掲揚する旗とのことです。

    先任旗。二隻以上の艦が港にいる場合一番上席者が乗艦する艦に掲揚する旗とのことです。

  • 実際に大和で使われていた連合艦隊司令長官室にあったサイドテーブルだそうです。

    実際に大和で使われていた連合艦隊司令長官室にあったサイドテーブルだそうです。

  • こうした模型も特別展で展示されていました。

    こうした模型も特別展で展示されていました。

  • こちらは航空母艦の模型です。

    こちらは航空母艦の模型です。

  • ついに目的の1/10の大和との対面です。<br />模型とはいえ1/10で26m強の全長があり造船所で建造しています。<br />船長26mあれば小型漁船波の大きさになると思います。

    ついに目的の1/10の大和との対面です。
    模型とはいえ1/10で26m強の全長があり造船所で建造しています。
    船長26mあれば小型漁船波の大きさになると思います。

  • モノクロで雰囲気を出してみました。

    モノクロで雰囲気を出してみました。

  • 入り口から見るとこんな感じで大和が迎えてくれます。

    入り口から見るとこんな感じで大和が迎えてくれます。

  • 1/10大和建造の言葉が記されていました。

    1/10大和建造の言葉が記されていました。

  • 本物の船であればなかなか見れない角度からの撮影。スクリューが大きな船体から見ると物凄く小さく感じます。

    本物の船であればなかなか見れない角度からの撮影。スクリューが大きな船体から見ると物凄く小さく感じます。

  • 後甲板から見た「大和」です。

    後甲板から見た「大和」です。

  • 1/10大和は下からも上からも見ることが出来ます。

    1/10大和は下からも上からも見ることが出来ます。

  • 空からはこんな風に見ることが出来たのでしょうね。

    空からはこんな風に見ることが出来たのでしょうね。

  • 展示室には大和のほか呉の街の歴史や艦船の歴史がわかりやすく模型やビデオで案内されています。<br />写真は大和の探照燈の反射板です。

    展示室には大和のほか呉の街の歴史や艦船の歴史がわかりやすく模型やビデオで案内されています。
    写真は大和の探照燈の反射板です。

  • 戦艦大和の図面についての説明です。

    戦艦大和の図面についての説明です。

  • 以前に戦艦大和の本物の図面の一部が発見されたということがニュースになっていたことを思い出しました。

    以前に戦艦大和の本物の図面の一部が発見されたということがニュースになっていたことを思い出しました。

  • 溶接についての説明がありました。<br />大和には当時の日本が持つ全ての技術を投入した集大成であったことが強調されていました。そしてその技術が戦後の日本の復興に大いに役立ったことが説明されてありました。昔はどうしてもお金の掛かる研究開発は国主導で無いとなかなか発展できなかったという背景が有ったでしょうからやむを得ない現象だったと思います。ただ戦後のインフラ整備に大和は姿を変えて生まれ変わったのだと思いました。

    溶接についての説明がありました。
    大和には当時の日本が持つ全ての技術を投入した集大成であったことが強調されていました。そしてその技術が戦後の日本の復興に大いに役立ったことが説明されてありました。昔はどうしてもお金の掛かる研究開発は国主導で無いとなかなか発展できなかったという背景が有ったでしょうからやむを得ない現象だったと思います。ただ戦後のインフラ整備に大和は姿を変えて生まれ変わったのだと思いました。

  • 当時の溶接機具。現在とそんなに違わないような・・・・

    当時の溶接機具。現在とそんなに違わないような・・・・

  • 呉海軍工廠でで進水した艦船の写真です。<br /><br />これ以外にも大和乗組員の方の写真やお名前なども展示されていましたがさすがにそれを撮影するとは私には出来なかったです。

    呉海軍工廠でで進水した艦船の写真です。

    これ以外にも大和乗組員の方の写真やお名前なども展示されていましたがさすがにそれを撮影するとは私には出来なかったです。

  • 大型資料展示室のゼロ戦です。<br />正月に靖国神社の就遊館にも違う型ですがゼロ戦が展示されていました。

    大型資料展示室のゼロ戦です。
    正月に靖国神社の就遊館にも違う型ですがゼロ戦が展示されていました。

  • こちらは人間魚雷「回天」です。<br />大きな誤解を持つ人が多いようですがこれは潜水艦に魚雷を取付けたのではありません。魚雷に人が乗れるようにしたものです。初めから人間が兵器の一部になることが織り込まれていた兵器です。<br />写真左側にある垂直のパイプはこの回天についている潜望鏡です。慣れないせいか何も見えませんでした。魚雷に人が乗って操縦したとしてもこの潜望鏡では役に立たなかったのでは・・・・・作った人間に対する憤りと、これで戦死された方々のご冥福を祈りました。

    こちらは人間魚雷「回天」です。
    大きな誤解を持つ人が多いようですがこれは潜水艦に魚雷を取付けたのではありません。魚雷に人が乗れるようにしたものです。初めから人間が兵器の一部になることが織り込まれていた兵器です。
    写真左側にある垂直のパイプはこの回天についている潜望鏡です。慣れないせいか何も見えませんでした。魚雷に人が乗って操縦したとしてもこの潜望鏡では役に立たなかったのでは・・・・・作った人間に対する憤りと、これで戦死された方々のご冥福を祈りました。

  • こちらは「海龍」というは飛行機のように翼を使って自由に潜航・浮上する事を目指して呉海軍工廠などで潜航実験や研究・開発が行われた小型潜水艦だそうです。

    こちらは「海龍」というは飛行機のように翼を使って自由に潜航・浮上する事を目指して呉海軍工廠などで潜航実験や研究・開発が行われた小型潜水艦だそうです。

  • 大和ミュージアムから見た「てつのくじら館」です。

    大和ミュージアムから見た「てつのくじら館」です。

  • 遠くに自衛隊の艦船が係留してありました。

    遠くに自衛隊の艦船が係留してありました。

  • 大和ミュージアムはゆっくりと3時間弱見学しました。遅い昼食を取ったあと大和ミュージアムの向かい、ショッピングモールの隣にある海上自衛隊の資料館てつのくじら館に行きました。

    大和ミュージアムはゆっくりと3時間弱見学しました。遅い昼食を取ったあと大和ミュージアムの向かい、ショッピングモールの隣にある海上自衛隊の資料館てつのくじら館に行きました。

    海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館

  • ここでの目玉は先ほどから写真に出ている潜水艦の内部が後悔されているところだと思います。狭い3段ベットです。

    ここでの目玉は先ほどから写真に出ている潜水艦の内部が後悔されているところだと思います。狭い3段ベットです。

  • 外から見ると大きな潜水艦ですが内部はかなりゴチャゴチャと窮屈な感じです。

    外から見ると大きな潜水艦ですが内部はかなりゴチャゴチャと窮屈な感じです。

  • スイッチ類です。

    スイッチ類です。

  • こちらは操舵席です。実際に座って舵をいじることが出来ます。<br />私は撮影だけでした。

    こちらは操舵席です。実際に座って舵をいじることが出来ます。
    私は撮影だけでした。

  • 展示してある潜水艦は「あきしお」という艦名で平成16年まで使われていた艦です。こうした装備品が10年経たない一寸前まで使われていたのかと思うとその重さを感じました。<br />自分の知らない世界で使われている設備(兵器)を身近に感じる不思議さというかなんとも言えない気分になりました。

    展示してある潜水艦は「あきしお」という艦名で平成16年まで使われていた艦です。こうした装備品が10年経たない一寸前まで使われていたのかと思うとその重さを感じました。
    自分の知らない世界で使われている設備(兵器)を身近に感じる不思議さというかなんとも言えない気分になりました。

  • アレイからすこじま付近を散策しました。<br />潜水艦桟橋の門です。

    アレイからすこじま付近を散策しました。
    潜水艦桟橋の門です。

    アレイからすこじま 名所・史跡

  • 門から桟橋歩行を見ると艦船が停泊しているのが見れます。<br />潜水艦も見れます。

    門から桟橋歩行を見ると艦船が停泊しているのが見れます。
    潜水艦も見れます。

  • 桟橋の上を乗組員の人たちがランニングをしていました。

    桟橋の上を乗組員の人たちがランニングをしていました。

  • 公園の案内図です。

    公園の案内図です。

  • 潜水艦桟橋の向かいにも艦船が停泊していました。

    潜水艦桟橋の向かいにも艦船が停泊していました。

  • てつのくじら館であれだけ大きく見えた潜水艦ですが海にいると小さく見えてしまいます。

    てつのくじら館であれだけ大きく見えた潜水艦ですが海にいると小さく見えてしまいます。

  • 岸壁。何か歴史を感じます。ただ海の水が綺麗だったのが印象的でした。

    岸壁。何か歴史を感じます。ただ海の水が綺麗だったのが印象的でした。

  • 砲身を模ったベンチでしょうか。

    砲身を模ったベンチでしょうか。

  • よく見ると沖合いにも護衛艦が停泊していました。

    よく見ると沖合いにも護衛艦が停泊していました。

  • 桟橋の反対側はレンガの倉庫が多く見受けられました。<br />近代的な護衛艦や潜水艦に対し昔からの姿で陸からじっと歴史を刻み続けてその移り変わりを見ているようでした。

    桟橋の反対側はレンガの倉庫が多く見受けられました。
    近代的な護衛艦や潜水艦に対し昔からの姿で陸からじっと歴史を刻み続けてその移り変わりを見ているようでした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • なつ0905さん 2015/05/09 01:04:41
    ご無沙汰しております〜
    ぶうちゃんさま

    こんばんは〜大変ご無沙汰しております。旅行記にはちょくちょくお邪魔させていただいているのでご無沙汰感は勝手に無いのですが、こうしてメッセージさせていただくのは実に4年ぶり(笑)本当にご無沙汰してしまっております。

    お元気でいらっしゃいますか?

    なんとぶうちゃんさんが呉にいらしたちょうど1週間前の連休にわたくしも呉におりました!!それだけであーーーっと思ってメッセージしちゃいました。

    ぶうちゃんさんはこの時の旅が既に旅行記になっておりますが私はまだこの時の旅行記は写真の整理すら終わっておりません(^^;)そうこうするうちに記憶が薄くなっており、、大和ミュージアムでは同じ企画展を見ているはずなのに何も覚えておりませでした。

    呉ってほんと基地の町ですが不思議なくらい基地が町に溶け込んでいますよね〜その雰囲気が好きで呉だけ3回も行ってます(^^;)でも大和ミュージアムと江田島で終わってしまっているので他もまわってみたいですーーー。

    ではでは

    ぶうちゃん

    ぶうちゃんさん からの返信 2015/05/09 12:13:40
    あるものですね!
    こんにちは。
    ご無沙汰しています。
    ある意味のニアミス?あるものですね。

    妻の提案で行く事にしたのですが見ごたえのあるところですね。
    戦艦大和の生誕の地なのでしょうが鎮魂の地でもあるなあと思いました。

    呉市内はこのときが初めてでろくに調べないでいったところもあり市内を含めいろいろな見所に行けていないのでまた改めて行って見ようかと思っています。

    このときは他のトラベラーさんとの出会いもあり印象深い旅行になりました。
    なつ0905さんの旅行記も是非UPしてください。
    時間たっちゃうと臆うになっちゃうでしょうが是非よろしくお願いします。

    ですけど4年ぶりですか!そんなにご無沙汰だったとは・・・・・
    今回を機会に改めてよろしくお願いします。
  • たらよろさん 2014/10/07 23:26:11
    こんばんは、ぶうちゃんさん。

    呉に遊びに行かれたんですね。
    でもって、やっぱりキャンプで!!
    私も呉は前から1度訪れたいと思いつつ……
    なかなか機会がなくて未だ行けてないのですが、
    やっぱり護衛艦とか間近で見たいな。
    呉の街と海上自衛隊の雰囲気を肌で感じてみたいなぁ〜♪

    たらよろ

    ぶうちゃん

    ぶうちゃんさん からの返信 2014/10/08 00:04:54
    RE: 呉
    こんばんは
    たらよろさん。

    以前に舞鶴に行かれていたような・・・・
    あちらと比べるとやはり呉のほうが明るい?活気のある?感じですね。

    下調べがいまひとつという段取りの悪さで護衛艦スポットを外してしまった感じになってしまいました。
    やっぱり下調べが大事だなと思いました。

    どうも休みの日には定期的に艦艇の一般公開をしているようですのでそれ狙いも良いかもしれませんね。
    同じ基地でも呉はすごく身近にその存在があるなあと思いました。
    基地というと私の生まれ育った場所の感覚からすると随分と違うものでした。

    こういう場所はここだけなのかもしれませんね。

ぶうちゃんさんのトラベラーページ

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