家族3人イタリア弾丸トラベル　ミラノ編

2014/09/13 - 2014/09/20

私の会社勤め30周年を記念してもらったお休みを利用して、家族3人でイタリアに出かけました。
夏休みを外して出かけたため、飛行機なども思ったほど混雑していなくて、快適な旅行でした。
私は学生時代以来のイタリアで、30年ぶりなので、定番コースでミラノからベネチア、ローマの3か所を訪ね、定番の観光地を外さないように、また時間に縛られずに見られるよう、添乗員付きのツアーではなく、移動手段とホテルだけのシンプルなツアーを選択しました。
自分たちが見たいところをしっかり見学できて、遠慮もしなくて済み、有意義な旅行でした。

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回はイタリア旅行ということで、アリタリア航空を選択したため、自宅から遠く離れた関西空港発のローマ直行便を使います。

いよいよ搭乗開始です。

離陸します！

1回目の機内食は日本食のご飯です。
意外とおいしいです。

ローマ到着前に出された軽食です。

ローマに到着しました。
夕方5時過ぎですが、まだまだ明るいです。

ローマから国内線に乗り継ぎ、ミラノリテーナ空港に向かいます。

ミラノのホテルにチェックイン。
国鉄、地下鉄の駅に近く、とても便利な場所にあります。
夜も遅いので、すぐにグーグーでした！

浴槽が大きく、ジェットバス装備です。

洗面所は二人で使っても十分な広さが確保されています。

2日目はホテルの朝食から始まります。
ブッフェ形式で、ハムやチーズが豊富に用意されています。
やはりイタリアらしくて良いですね！

朝早くでどこも開いていないので、まずスフォルツァ城に行きました。
センピオーネ公園を散歩しようと訪れたのですが、これが正解。
スフォルツァ城はとてもすばらしいお城で、見とれてしまうほどでした。
空の青さと城壁、隅櫓などの建物のバランスが良く、写真写りもとても綺麗です。

スフォルツァ城内に入りました。
広々としていて、朝早いせいか観光客も少なく、散歩していて気持ちいいです。

スフォルツァ城内の市立博物館に入場しました。
ミラノ公国が栄えていた頃の絵画から写真のような武具まで多数の展示品が飾られています。

棺桶の蓋ではないかと思われますが、かつての栄光を思わせる重厚な石造りです。

お城をそのまま博物館にしているので、天井画など綺麗に残されています。

ミケランジェロが死の数日前まで彫っていたとされるピエタ像です。
4つあるミケランジェロのピエタ像の1つで、未完のままとなっています。

別の角度から撮影したピエタ像です。
違う方向を向いた顔が見えます。

窓の造りの細かさを見るだけでも建物の美しさがわかります。

スフォルツァ城から歩いて10分ほどの場所にあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に来ました。
ここはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があります。
予約していないと見ることができません。日本からネット予約しようとチャレンジしましたが、難しく、結局電話予約してチケットを入手しました。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の全景です。
第2次世界大戦でアメリカに爆撃され、かなりひどく被害を受けたそうです。

最後の晩餐です。
下の真ん中に壁を埋めた痕がありますが、最初に描かれたときにはキリストの足が描かれていたそうです。
天井は爆撃で破壊され修復されたので、真っ白でした。

最後の晩餐を見た後、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館に向かいました。
道すがらの建物の窓がきれいなので、思わず写しました。

これも街角で見かけた綺麗な玄関ドアです。
木製で綺麗な模様が彫られています。

レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館に到着。教会の建物を利用しているようです。

残念ながらレオナルド・ダ・ヴィンチにちなむようなものは何もなく、科学、工業の遺産や歴史がわかるような展示物ばかりでした。
子供達の教育の場として使われているようです。

地下鉄に乗って、ミラノの街のシンボルであるドゥオーモに移動します。

まずはドゥオーモの中に入りました。
ちょうど日曜日だったので、礼拝をやっていて、私たちも1時間ほど礼拝にお付き合いしてきました。

ドゥオーモのステンドグラスは建物の大きさに比例していて、とても大きいです。

ドゥオーモにあった彫像です。
どのような謂われがあるかわかりません。

ドゥオーモの屋根上に上るために行列しています。
荷物検査もあり、結構長く待たされます。
私たちは30分ほど行列しました。

ドゥオーモの屋根上に上がりました。
歩いて上りますが、ミラノの街が見渡せる絶好のスポットです。

ドゥオーモ全景です。
街の中心にあって、観光客、街の人たちがたくさんたむろしているので、混雑しています。
ここを中心に多くの通りがあり、ショッピングにも適しています。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアを散歩しながらショッピングを楽しみました。

こちらはイタリア3大オペラ劇場の1つ、スカラ座です。
残念ながらこの日は休演日でやっていませんでした。

サッカーの国イタリアらしく、長友選手が活躍するインテルのショップがあります。

日本食のレストランもあります。
メニューが豊富で思ったほど高くありません。

ミラノ2日目です。
こちらの建物が、ミラノ中央駅前にある宿泊したホテルです。

ガレリアの中心にある窪みにかかとを入れ、1回転するとまた来ることができるそうです！

昨日、外から眺めただけだったスカラ座に入場しました。
博物館ですが、劇場内も見せてくれるので、とても楽しみです。

スカラ座のホールです。
シャンデリアの大きさに圧倒されてしまいます。

スカラ座の舞台です。
オペラの公演準備をしていました。
オーケストラピットまでよく見えます。

スカラ座の客席をバックにして撮影しました。
5階建てくらいの客席で、上からでも舞台がよく見えます。

舞台天井のシャンデリア。
すべてベネチアングラスでできているのではないでしょうか。

博物館には古い楽器がたくさん並んでします。

博物館にある図書室には、オペラで使用された衣装が飾られています。

オペラ座から昼食をいただくレストランに移動しましたが、時間が余ってしまったので、喫茶店に入りました。
カフェ・コーヴァという有名な喫茶店らしいです。
重厚な造りでいかにも歴史があるという匂いがしてきます。

私は紅茶をいただきました。
ティーポットで出てきましたが、7ユーロなので、一杯1，000円以上でビックリ。
メニューを見てから店を出るわけにも行かず、お昼ご飯まで1時間以上粘りました。

お昼ご飯はバクッタというレストランを予約していきました。
喫茶店カフェ・コーヴァのすぐ近くで便利な場所にあります。

モッツァレラチーズが山盛りに入ったサラダです。
チーズが新鮮でとても美味しいです。

パスタも麺が細めでしこしこして美味しいです！

こちらは娘がリクエストしたリゾットです。
チーズがたっぷり入ってとろとろフワフワです！

こちらはマグロのステーキ。
日本で食べるより美味しい！
レアな焼き具合が絶品でした。

これは珍しいズッキーニの花の天ぷらです。
塩味が効いてこれも珍しく、美味しいです。

街中をぶらぶらしているとこんな車が当たり前のように駐車しています。

地下鉄でホテルに戻り、チェックアウトします。

ミラノ中央駅に向かいました。
これから鉄道でベネチアに移動します。

ベネチア行きのフレッチャビアンカという急行列車です。
時速200キロが出せる高速列車です。

昔はユーレルパスでどの列車にもフリーで乗車できましたが、今は予約なしでは乗れません。
私たちの席にもずうずうしいおばさんが平然と座っていたので、当然ですが、お引き取りいただきました。

列車の車窓から見たブドウ畑です。
さすがワイン大国イタリアです。
この先はベネチア編に続きます。