初秋のレッサーパンダ紀行【５】 埼玉県こども動物自然公園　コウタ君とリリィちゃんが海外移動・・・チリのアダムとイブになるんだよ！！ そして、１年ぶり？？ナツちゃんとラテ君の親子同居再開です！！　

2014/09/21 - 2014/09/21

当初、この週末は九州に遠征して鹿児島市の平川動物公園と佐世保市の九十九島動植物園森きららで公開が開始される今年生まれの仔パンダを見に行く予定で宿やら夜行バスやらを押さえていたのですが、９月１５日に発表された埼玉こども動物自然公園（ＳＣＺ）のコウタ君とリリィちゃんの南米チリの国立動物園への国際移動の報を受けて急遽行先を埼玉に変更しました。
出来ることなら２８日の“お別れ会”に行きたかったのですが、残念ながらちょうどその日は海外出張に当たり行けないので、１週間早いですが今日の訪問にしました・・・コウタ君とリリィちゃんの普段の姿、普段の生活を目に焼き付けれればと思います。

ＳＣＺでは、コウタ君とリリィちゃんが検疫に入るまでの間はメインで展示してくれる意向とのことで、この日もコウタ君とリリィちゃんの穏やかな同居を見ることができ、この２匹なら遠い南米に行ってもしっかりやってくれると確信を持つことができました。

そして、予想外でびっくりし嬉しかったのが、ナツちゃんとラテ君の親子が屋内展示室で同居展示されたこと。
長らく足のケガで展示と育児から離れていたナツちゃんと、そのために長らく親代わりのリリィちゃんと暮らしていたラテ君の同居がちょうどこの日から再開されたのです。
おそらくは１年ぶり以上ぶり、かつ、展示状態では初めての同居に、コウタ君とリリィちゃんにお別れを言いに来たファンも大感激でした。

本当にこの日にＳＣＺを訪問してよかったです。

コウタ君、リリィちゃん、チリに行っても２匹仲良く元気でね！！
必ず会いに行くからね！！


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 東松山(埼玉)

昨晩は夜遅くのフライトで羽田に入り、リムジンバスと東武東上線で東松山へ、駅前のビジネスホテルに投宿しました。
開けて今朝、ホテルのロビーで札幌から来たファンの方と合流、一緒に東上線を高坂駅へ、そこで更に関東のファンの方と合流、バスで埼玉県こども動物自然公園（ＳＣＺ）に向かいました。

ＳＣＺの入園料は大人５１０円、僕はちょうど年間パスが切れていたので１，５３０円で年パスを購入しました。
今までの年パスはラミネート加工のものですが、今回のはバーコード読み取り式でクレジットカード大の立派なものでした。

年パスを購入する間、同行のお二人を待たせていたこともあり、入園ゲートの写真を撮り忘れ・・・普通のブログではなんてことないのでしょうが、旅行記では起承転結の”起”の写真がないと少々締まらない事態になりますね（苦笑）

と言うわけで、最初の写真はレッサーパンダ舎の手前にあるマヌルネコ舎の猫ちゃんから。
一昨年に１匹誕生した時も嬉しかったですが、今年はなんと４月１８日の４匹の赤ちゃんが誕生！！
母子の暮らす獣舎はびっくりのマヌルネコ密度でした、生後５か月もたつと母子は見た目で区別はつかず・・・この子は誰でしょうか？

レッサーパンダ舎へ到着です。

昨日辺りから多くのレッサーパンダ・ファンの方がここＳＣＺを訪れており、今日もたくさんのファンの方がおられました。
中にはブログなどでお名前を知っている方も来られておりご挨拶させて頂くことができよかったです。

本日ＳＣＺでお会いした方のブログ等を順不動でご紹介しておきますね。
→　http://shinlachi.exblog.jp/
→　http://cocopanda35.blog68.fc2.com/
→　http://panpaka926.exblog.jp/
→　https://twitter.com/fuutaas
→　http://ameblo.jp/dai4i/

現在、ＳＣＺには７匹のレッサーパンダが暮らしています。

２００２年７月１７日周南市徳山動物園生まれのミンミン君、
ミンミン君の奥さんで２００６年６月２４日生まれのナツちゃん、
ミンミン君とナツちゃんの子供で２０１１年７月９日生まれのハナビちゃん、
同じくミンミン君とナツちゃんの子供で２０１３年６月１１日生まれのラテ君、
２０１０年７月２日千葉市動物公園生まれのコウタ君、
コウタ君の奥さんで２０１０年７月１０日札幌市円山動物園生まれのリリィちゃん、
そして、コウタ君とリリィちゃんの子供で２０１３年７月１０日生まれのメル君、
です。

そして、今週から来週に掛けての主役は、

リリィちゃんと、

コウタ君のご夫婦です。

実はこの２匹、来週末２８日（日）に予定されているお別れ会を最後に展示を離れ検疫に入り、１１月に遠く南米チリの首都サンチアゴの国立動物園に移動することが９月１５日に発表されたのです。

今日は月に１度のエンリッチメント・デーで今月はレッサーパンダのエンリッチメントです。
大きな孟宗竹と、普段はあげていない黒竹、金目竹？がプレゼントされ、パンダに食べ比べしてもらうそうです。

そんなこんなで準備もあり屋外放飼は１１時からになります。

屋内展示室はコウタ君とリリィちゃん。

キーパーさんのお話では、お別れ会までの日（検疫のスケジュール次第ではその後もう暫く展示できるかも・・・）まではコウタ君とリリィちゃんをメインで展示していくとの事でした。

アスレチックに登ってるのがリリィちゃん、地上を歩いているのがコウタ君です。
数週間ほど前から久し振りに同居を再開した２匹、すわ「来年も繁殖か？」など憶測が飛び交いましたが、９月１５日にペアでのチリへの移動が発表され、この同居が移動に伴う最後のペアの相性の確認であろうことを推察するに至りました。
２匹の間には穏やかな空気が流れており、久々の同居ですが相性の良さは変わらないようです。

それにしても、ＳＣＺの屋内展示室はほんと撮影が難しいですね。
僕の使っているハイエンド・コンデジではレンズが暗すぎてシャッタースピードを稼げず・・・ほとんど写真がブレブレになっちゃいました。
デジイチが欲しい気もしますが、嵩張るので気楽な旅には向かないし・・・悩みどころです。

屋内で地上を歩きまわっていたコウタ君はまともな写真が１枚も撮れませんでしたのでリリィちゃん中心に・・・。

久々に会ったリリィちゃんの第１印象は「あれ？リリィちゃんってこんなに大きかったけ？」・・・聞いたところによると現段階ではコウタ君より体重があるそうです（苦笑）

でも、けして太ってる訳ではなくプロポーションはいいままですよ〜。
そして、相変わらず美しい！！

双子の妹？のライラちゃん（現、南紀白浜アドベンチャーワールド）は可愛い系ですが、姉？のリリィちゃんは美少女系ですね・・・可愛い姉妹です。

屋内展示室の壁には新しい掲示がありました。
２００３年１１月１７日のマグロ君（すでにお星様）と２００３年１１月２１日のポリンちゃん（現、南紀白浜アドベンチャーワールド）の入園から始まるＳＣＺのレッサーパンダの系譜が分かる素晴らしい掲示です。

１１時が近づきキーパーさんが放飼場に登場、普段は枝だけをあげている孟宗竹ですが今日は幹？ごとで搬入です。

枝挿しだと思うのですが、今日は幹挿しとして使います。
節をくり抜くとちょうど寸法が合ったようです。

１１時になりまずはコウタ君が屋内から出てきました。
てっきり屋内と屋外をつなぐ窓から出てくるかと思いきや、いったんバックヤードを通ってキーパー通路から出てきたようです。

いつもと違う雰囲気を察したのか最初は警戒してリンゴで誘導されていたコウタ君ですが、警戒を解くとすたすたと予想外に黒竹のもとへ。

もしゃもしゃと食べ始めました。

コウタ君から少し遅れて出てきたリリィちゃんは躊躇なく木に登りました。

樹上で食べなれた孟宗竹を頂きます。

孟宗竹美味しいね！！

南米チリではレッサーパンダの主食である孟宗竹を手に入れるのか？少し気になりますが、そこは国立の動物園の威信に掛けて新鮮な孟宗竹を入手してくれると信じています、ＳＣＺも既にそのあたりは調査した上での国際間移動だと思いますしね。

孟宗竹を食べ終わったリリィちゃんは木の高い位置に移動して毛繕い、お昼寝の準備に取り掛かります。

サンチアゴの放飼場はどんなだろうね？
高い木があればいいね。

毛繕いを終えてまどろむリリィちゃん・・・美しい顔立ちに暫し見とれてしまいました。

では、おやすみなさい。

はるか上空の樹上でお昼寝するリリィちゃん、初めてＳＣＺに来た時にはあまりの木の高さにびっくりしたものです。

３種類の竹を堪能したコウタ君も木登り、お昼を過ごすのに快適な場所を探します。

屋外の２匹が落ち付いた所で、急に屋内展示室が気になりだしました。
昨日はミンミン君だったそうで、確率から言うと「ハナビちゃんかな〜？」と思いながら屋内舎に向かうと・・・、

！！
おや？２匹・・・

階段を登ってくる子は巻き尾だからラテ君・・・
手前の子は・・・ラテ君と同居できるってことは・・・、

・・・ナツちゃん！！

なんと、ラテ君とお母さんのナツちゃんの同居です！！

お母さんと息子の同居ですのでそんなに珍しくはないかと思われるかもしれませんが、この母子は少し事情があります。

昨年６月１１日にナツちゃんはカフェ君（現、富士サファリパーク）とラテ君の双子を出産し育児をしていましたが、育児中に足をケガしてしまい、９月の子供達の公開も母子での公開ではなく双子だけでの公開となりました。
その後、ケガの回復が思わしくなかったこともあり、カフェ君とラテ君の兄弟は同じく昨年双子を出産、育児していたリリィちゃんに預けられ成長したのです。
他の双子を預けられたリリィちゃんの今までのレッサーパンダの子育ての常識を逸脱した見事な母性の話はここでは置くとして、以降、ラテ君は実母であるナツちゃんとの同居ではなく、リリィちゃんとの同居が多く、特にリリィちゃんの息子であるメル君が耳をケガして化膿の為に展示が出来なくなって以降はリリィちゃんとラテ君は実の母子の様に同居展示されてきたのです。

ちなみに耳をケガして長期療養中のメル君ですが、耳のケガ以外はすこぶる元気で体重もラテ君以上に成長しているとの事、化膿の可能性がなくなり次第展示に復帰できるとの事でした。

バックヤードでは顔を合わせてはいるでしょうが、１年ぶり以上となる母子展示・・・後で聞くと今日から試験的にスタートしたそうです。

今まで、夜はリリィちゃんとラテ君のペアで寝ていたそうなのですが、リリィちゃんのチリへの移動のために、ラテ君を実母であるナツちゃんに任せようと言うのが今回の再同居の目的だそうです。

お互いに母子の感情はないと思われるのですが、一生懸命ナツちゃんの後ろを追いかけるラテ君の姿を見ているとどうも「覚えているんじゃないか？」と思わずにはいられませんでした。

一方のナツちゃんは少々戸惑い気味に見えました。
でも、ラテ君に威嚇するようなシーンは全くなく、再同居初日にしては満点に近い関係を築けたのではないかと思います。

足のケガはほぼ完治したようですが時々びっこを引いていたナツちゃん・・・元気なラテ君の追尾に少し疲れちゃったかな？

巻き尾のラテ君ですが、歩いたり、緊張している時以外はストレートな尾っぽなのです。

再びお母さんを追いかけるラテ君。
ナツちゃんは戸惑いつつも楽しんでいるようにも見えました。

精神的にはともかく、足への負担は大きいのかもしれませんね・・・ナツちゃんは地面に座り込んで暫し休憩。
ここら辺のさじ加減はキーパーさんにお任せするしかありません・・・どうぞよろしくお願いします。

おそらくは長くても年末までの同居とは思いますが、初めて見るナツちゃんとラテ君の同居に居合わせたファンは皆さん、大感激！！
僕も昨年の２月（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10750137 ）以来でナツちゃんに会えて、そして、まさかの母子同居が見れて本当に感激しました。

ナツちゃんと子供たちの事情を知るファンが多かっただけに今日は主役の座を若干奪われた感のある屋外放飼場のお二人はと言うと・・・、

コウタ君は時々地上に降りてきて竹の葉をむしゃむしゃ。

リリィちゃんは気持ちよく樹上でまどろんでいました。

千葉ＺＯＯで弟？のエイタ君（現、札幌市円山動物園）と暮らしていた時と比べて柔和な表情になった感じのするコウタ君。
同性同士の同居ではいくら双子の兄弟とは言えいろいろ気苦労があったのかもしれませんね、今はリリィちゃんとの穏やかな暮らしを楽しんでいるように見えました。

樹上で丸まってお昼寝のリリィちゃん。

さて、リリィちゃんとコウタ君の移動に関しては、やはりいくつか心に秘めていたことを書かねばならないと思います、今から書くことが事実なのかは判断がつきませんが・・・少なくと僕が聞き知ったと言うこと自体は事実ですが・・・、これから海を渡り遠く南米に赴く２匹についてより多くの情報は残すべきと考えました。

リリィちゃんの南米チリへの移動は、リリィちゃんが生まれ故郷の円山動物園からＳＣＺに移動する際にはすでに既定の事だったようで、実際僕も１年半以上は前にお聞きしていました。
当初はリリィちゃん単身で、しかも、ＳＣＺへ移動後あまり時を置かずにチリに移動すると思われていたので、後にコウタ君が移動してきた際にも２匹の血縁が割と近いこともあり、リリィちゃんではなくハナビちゃんとのペアリングだと思いました。
しかし、実際は意外にもコウタ君とリリィちゃんでのペアリングとなり、出会った年の７月１０日にリリィちゃんはキャラ君（現、福知山市動物園）、ラテ君を出産しました。
予想外のＳＣＺでのペアリングでもあり、その頃には「ひょっとして、リリィちゃんのチリ移動はなくなったのかも？」と個人的には思うようになっていたのですが、昨年９月７日にＳＣＺを訪問した（旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10810186 ）際に偶然に海外からの視察団が来園しておりＳＣＺのスタッフさんが「ＳＣＺからペアのレッサーパンダがチリに行く予定ですが、まだ許可が下りていません」と話されるのを小耳に挟み、まだ南米移動の話が生きていることを知ったのです。
英語でしかも小声での話だったので”ペアの”と言うあたりにはあまり確信は持てなかったのですが、今となってみるとこの時小耳に挟んだことは正しかったことになりました。
もちろん、園の正式発表前でしかも小耳に挟んだだけの曖昧な情報なので旅行記などに書くことももちろんせず心の中に仕舞ったのです。

当初はＳＣＺ移動後すぐに検疫に入りリリィちゃん単身でチリに移動すると思われていたところが、実際には、リリィちゃんは２年半にも渡りＳＣＺにいてくれて、その間にコウタ君と出会い、キャラ君、メル君と言う２匹の宝物を残してくれたのです。
そして、コウタ君と一緒にチリに旅立ちます・・・。

コウタ君とリリィちゃんが海外に旅立つのはとても寂しいですが、彼らが日本で子孫を残してくれたことや、ファンにたくさんの素敵な表情を見せてくれたことに感謝せずにはいられません。

チリでのレッサーパンダの飼育は初めてと聞いています。

このとんでもなく可愛らしい動物を初めて実際に目の当たりにしたチリの皆さんがどんな表情をするのか想像するだけでも楽しみです。

コウタ君、リリィちゃんのこと任せたよ。

チリのレッサーパンダのアダムとイブになるコウタ君とリリィちゃん。
リンゴ大好きの２匹だから、きっと“禁断のリンゴ”も美味しく食べちゃんでしょうね！！

いつか必ず会いに行くからね！！

この旅行記へのコメント （4）

• Mirabellaさん 2014/09/23 22:05:09

  思い出しました、サンティアゴの動物園

  ジルルカさん、こんばんは。
  
  先日ペリーの店で御一緒した時、「サンティアゴにも動物園があるんですね」なんて言ってた私ですが、自分の旅行記を読みなおしてたら動物園の写真が混ざってました。
  
  私の写真だと名前が分からないのですが、もしかしてレサ君たちの新しいお家はサンクリストバルの丘の動物園でしょうか。
  
  
  Mirabella

  jilllucaさん からの返信 2014/09/23 22:50:58

  RE: 思い出しました、サンティアゴの動物園

  ミラさん
  
  こんばんは〜。
  
  > 先日ペリーの店で御一緒した時、「サンティアゴにも動物園があるんですね」なんて言ってた私ですが、自分の旅行記を読みなおしてたら動物園の写真が混ざってました。
  
  そうですか！！
  どの旅行記か教えて頂ければ嬉しいです。
  
  > 私の写真だと名前が分からないのですが、もしかしてレサ君たちの新しいお家はサンクリストバルの丘の動物園でしょうか。
  
  それがよく分からないのです（苦笑）
  メトロポリタン公園内の国立動物園なのですがＨＰ（→http://www.parquemet.cl/）に英語ページがないようで・・・。
  この動物園どうやって行ったらいいんでしょうね？
  
  jillluca

  Mirabellaさん からの返信 2014/09/23 23:28:23

  RE: RE: 思い出しました、サンティアゴの動物園

  ジルルカさん、またまた、こんばんは。
  
  メトロポリタン公園のHP見たら、まさにサンクリストバルの丘の動物園でした！
  
  私のサンティアゴの旅行記です。
  http://4travel.jp/travelogue/10904473
  
  私は宿泊していたホテルから歩いて行ったぐらいですからアクセスは良いですよ。地下鉄に乗ってBaquedano(バケダノ)駅まで行けば、もっと便利。
  ケーブルカーに乗って、一つ目の駅が動物園です。
  
  私の旅行記にも、日本のレサパン君たちがチリへ移動する件をコメントに追記させてもらって良いですか？
  
  ジルルカさん、地球の裏のサンティアゴが少し近づいたのでは？ (^o^)
  
  
  Mirabella

  jilllucaさん からの返信 2014/09/24 00:00:21

  RE: 思い出しました、サンティアゴの動物園

  ミラさん
  
  こんばんは。
  早速のお返事ありがとうございます。
  
  ケーブルカーに乗るのに少し戸惑いそうな気もしますが、アクセスはいいようで少し安心しました。
  ちなみに現地では英語はそこそこ通じるのでしょかね？
  
  ミラさんの旅行記への追記はもちろんＯＫですよ。
  埼玉県こども動物自然公園のコウタ君とリリィちゃんがチリに旅立ちます。
  詳しくはこちらで→　http://www.parks.or.jp/sczoo/news/index.html
  
  調べてみるとアメリカ出張中の金曜夜から日曜の間でなんとか行けそうな感じですね〜。
  
  jillluca