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山歩の会の山行で歩いた、東海自然歩道の竜泉寺跡から養老公園は、みゆき街道(御行=元正天皇・聖武天皇行幸の道、日本武尊が伊吹の賊軍と戦い負傷して尾張に下った道)に沿って設定された史跡コースである。<br />                                                         <br />また、奈良時代、養老山麓沿いの伊勢街道に建立された法相宗の七カ寺。<br />多芸(たぎ)七坊という。<br /><br />北から別所寺・竜泉寺・光堂寺・柏尾寺・養老寺・光明寺・藤内寺があり栄華を極めたが、永禄5年(1562年)、織田方の戦火によりことごとく灰塵に帰したと言う史跡道である。<br /><br />東海自然歩道だから、楽かなと思いきや、オプションで、まぐさの滝など見に行ったりで、いい汗をかいた1日でした。<br /><br />表紙の写真は、養老公園に近くなった地点での道標。<br />養老の滝の孝子伝説にある、瓢箪をかたどったもの。<br />

東海自然歩道を歩く♪ 竜泉寺跡から養老公園+オプションハイク

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2014/09/19 - 2014/09/19

16位(同エリア182件中)

2

31

みちる

みちるさん

山歩の会の山行で歩いた、東海自然歩道の竜泉寺跡から養老公園は、みゆき街道(御行=元正天皇・聖武天皇行幸の道、日本武尊が伊吹の賊軍と戦い負傷して尾張に下った道)に沿って設定された史跡コースである。
                                                         
また、奈良時代、養老山麓沿いの伊勢街道に建立された法相宗の七カ寺。
多芸(たぎ)七坊という。

北から別所寺・竜泉寺・光堂寺・柏尾寺・養老寺・光明寺・藤内寺があり栄華を極めたが、永禄5年(1562年)、織田方の戦火によりことごとく灰塵に帰したと言う史跡道である。

東海自然歩道だから、楽かなと思いきや、オプションで、まぐさの滝など見に行ったりで、いい汗をかいた1日でした。

表紙の写真は、養老公園に近くなった地点での道標。
養老の滝の孝子伝説にある、瓢箪をかたどったもの。

旅行の満足度
3.5
同行者
社員・団体旅行
交通手段
JRローカル 徒歩

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  • 朝8時53分、養老鉄道の美濃高田駅を出発。<br /><br />今日のメンバーは少なく、8名でした。<br /><br />地図を貰ってGO〜<br /><br />近鉄てくてくまっぷ(岐阜-2)養老公園・竜泉寺コース 約9km<br /><br />日本有数の滝、養老の滝のある養老公園、千体仏で知られる柏尾廃寺跡など見所は尽きない。<br /><br />オプションの歩きをプラスして、13キロぐらいでした。<br /><br />

    朝8時53分、養老鉄道の美濃高田駅を出発。

    今日のメンバーは少なく、8名でした。

    地図を貰ってGO〜

    近鉄てくてくまっぷ(岐阜-2)養老公園・竜泉寺コース 約9km

    日本有数の滝、養老の滝のある養老公園、千体仏で知られる柏尾廃寺跡など見所は尽きない。

    オプションの歩きをプラスして、13キロぐらいでした。

  • ローカルな駅舎です。<br /><br />お天気は曇り、歩くには快適な温度で、暑くもなく寒くもなく。

    ローカルな駅舎です。

    お天気は曇り、歩くには快適な温度で、暑くもなく寒くもなく。

  • 鄙びたローカルな街並みを通り抜けて、こんな歩きもたまにはいいよねと納得。<br /><br />沿道には、今は盛りと彼岸花。

    鄙びたローカルな街並みを通り抜けて、こんな歩きもたまにはいいよねと納得。

    沿道には、今は盛りと彼岸花。

  • 伊吹山も見える。

    伊吹山も見える。

  • 沿道には、彼岸花、コスモスが咲いて、秋ですね。

    沿道には、彼岸花、コスモスが咲いて、秋ですね。

  • 六所神社で休憩。

    六所神社で休憩。

  • 六社神社のムクノキは、養老町で唯一、県天然記念物の指定を受けた巨木。<br /><br />幹の周りも随分と太い。

    六社神社のムクノキは、養老町で唯一、県天然記念物の指定を受けた巨木。

    幹の周りも随分と太い。

  • 道は上り坂となって、竜泉寺コースとなる。

    道は上り坂となって、竜泉寺コースとなる。

  • 獣の防護柵を通り抜けて、いよいよ山道となる。

    獣の防護柵を通り抜けて、いよいよ山道となる。

  • この道導の前までは東海自然歩道ですが、奥の道はまるで廃道のようであまり歩かれてないようですが、そこは山の会、ちゃんと奥まで進みます。

    この道導の前までは東海自然歩道ですが、奥の道はまるで廃道のようであまり歩かれてないようですが、そこは山の会、ちゃんと奥まで進みます。

  • 荒れた道。<br /><br />倒木があり、台風の影響からか、木の枝が散乱している。

    荒れた道。

    倒木があり、台風の影響からか、木の枝が散乱している。

  • おやつ休憩に配った、大阪のおこし。<br /><br />しょうが味が利いて、好評でした。

    おやつ休憩に配った、大阪のおこし。

    しょうが味が利いて、好評でした。

  • あ〜だ、こ〜だと地図見て、GPS見ながら。

    あ〜だ、こ〜だと地図見て、GPS見ながら。

  • 大威徳山竜泉寺跡。多芸七坊のひとつ<br />

    大威徳山竜泉寺跡。多芸七坊のひとつ

  • 歩いている人の姿がない、静かな道。<br /><br />日吉神社に到着。<br />そのまま通過、静かな歩きが続く。<br />

    歩いている人の姿がない、静かな道。

    日吉神社に到着。
    そのまま通過、静かな歩きが続く。

  • 千体仏<br /><br />すごい数の仏様。<br /><br />明治時代に土の中に眠っていたものを掘り起こしたものだと言う、鎌倉、室町期。<br />

    千体仏

    すごい数の仏様。

    明治時代に土の中に眠っていたものを掘り起こしたものだと言う、鎌倉、室町期。

  • 柏尾廃寺跡に神明神社、現存する神仏混交の名残。<br /><br />11時15分。<br /><br />ベンチもあって、昼食休憩。<br /><br />おいしい手作りナムルが回って来る。

    柏尾廃寺跡に神明神社、現存する神仏混交の名残。

    11時15分。

    ベンチもあって、昼食休憩。

    おいしい手作りナムルが回って来る。

  • 静かでいい休憩場所でした。<br /><br />きれいなトイレあり。

    静かでいい休憩場所でした。

    きれいなトイレあり。

  • 東海道自然歩道から分岐する登山道を700mほど行った所にある、「まぐさの滝」を見に行こうかと。<br /><br /><br />一人ここで待つという。<br /><br />ハシゴを登って。

    東海道自然歩道から分岐する登山道を700mほど行った所にある、「まぐさの滝」を見に行こうかと。


    一人ここで待つという。

    ハシゴを登って。

  • 歩き難い、がらがらの道を登って、涼しげな滝。<br /><br />ここで集合写真。<br /><br />標高350mに位置するこの滝は、落差30m・幅3mで、養老の滝の「男滝」に対する「女 滝」ともいわれている。<br /><br />「まぐさ」という名前の由来は、聖武天皇が養老御巡幸のとき、4日間の駐留に騎馬隊が馬糧をこの滝付近の山から供したことからつけられたそうです。

    歩き難い、がらがらの道を登って、涼しげな滝。

    ここで集合写真。

    標高350mに位置するこの滝は、落差30m・幅3mで、養老の滝の「男滝」に対する「女 滝」ともいわれている。

    「まぐさ」という名前の由来は、聖武天皇が養老御巡幸のとき、4日間の駐留に騎馬隊が馬糧をこの滝付近の山から供したことからつけられたそうです。

  • いよいよ養老に近くなって、真宗大谷派の正慶寺で、休憩させてもらう。<br /><br />鐘突き堂の彫り物が、よく出来ていて。

    いよいよ養老に近くなって、真宗大谷派の正慶寺で、休憩させてもらう。

    鐘突き堂の彫り物が、よく出来ていて。

  • 養老公園に近くなって、面白い物発見。<br /><br />養老の滝はパスして、養老駅に向かうとした。

    養老公園に近くなって、面白い物発見。

    養老の滝はパスして、養老駅に向かうとした。

  • 14時15分。<br /><br />養老鉄道、養老駅に到着。<br /><br />お疲れ様でした。

    14時15分。

    養老鉄道、養老駅に到着。

    お疲れ様でした。

  • ホームの瓢箪。<br /><br />孝子伝説<br /><br />むかしむかし、この美濃の国に貧しいけれど年老いた父をいたわり、それはそれは大切にしているきこりがいました。 <br /><br /> ある日。薪を採りに山に入りますと、苔むした岩間から、酒の香りがただよってくるのです。 <br /><br /><br />不思議に思ってなめてみますと、酒の味がするのです。喜んでその水をひょうたんにつめて持ち帰り、老父に飲ませますと、この上もないよい酒だといってたいそう喜ばれました。<br /><br />養老という年号までありましたね。

    ホームの瓢箪。

    孝子伝説

    むかしむかし、この美濃の国に貧しいけれど年老いた父をいたわり、それはそれは大切にしているきこりがいました。

     ある日。薪を採りに山に入りますと、苔むした岩間から、酒の香りがただよってくるのです。


    不思議に思ってなめてみますと、酒の味がするのです。喜んでその水をひょうたんにつめて持ち帰り、老父に飲ませますと、この上もないよい酒だといってたいそう喜ばれました。

    養老という年号までありましたね。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • rokoさん 2014/09/23 16:52:06
    養老の滝
    こんにちは〜

    養老の滝っていうと、昔よく聞いた歌があります。
    うろ覚えですが、滝の水をひょたんに詰めて持ち帰り
    お酒に変わったという
    孝子伝説というんですね。

    東海自然歩道の竜泉寺跡から養老公園ハイク
    なかなか渋い史跡コース

    お天気に恵まれた初秋の一日、いい汗かかれましたね♪

    みちる

    みちるさん からの返信 2014/09/23 20:24:31
    RE: 養老の滝
    > こんにちは〜
    rokoさん、こんばんは
    いつもお世話になります。
    ありがとうございます。

    > 養老の滝っていうと、昔よく聞いた歌があります。
    > うろ覚えですが、滝の水をひょたんに詰めて持ち帰り
    > お酒に変わったという
    > 孝子伝説というんですね。

    養老の歌があったのですか。
    知りませんでした。
    姥捨て山とか、この孝子伝説といい、何だか身につまされる年齢になってきて^^

    > 東海自然歩道の竜泉寺跡から養老公園ハイク
    > なかなか渋い史跡コース
    >
    > お天気に恵まれた初秋の一日、いい汗かかれましたね♪

    東海自然歩道なら楽勝と思ったのは、甘かった^^
    寄り道したりで、歩行時間が長くなったけど、お馴染みさんばかりの8名で楽しかったです。

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