2013/11/09 - 2013/11/10
134位(同エリア867件中)
エスペラさん
甲州はそろそろブドウの収穫の季節。そして11月は新酒の季節だ。新酒は、通常のワインのような深みこそないが、その年のブドウとワインのできを占う貴重なお酒だ。とはいえ、山梨県のワイナリーは80件ほどあり、それぞれ試してみることは難しい。
ところが、勝沼周辺ではそれが可能になるイベントが毎年行われている。「ワインツーリズムやまなし」だ。
「ワインツーリズムやまなし」とは、甲州市のワイン生産の中心地である勝沼地域を中心に、主要なワイナリーのある地域をつなぐ循環バスを走らせ、参加者は自由に乗り降りしワイナリーを巡るイベント。2008年から、ワインの新酒の解禁の時期に合わせて開催されてきた。
各ワイナリーは、テイスティングの他、醸造所見学やセラー見学など独自の取り組みを行うほか、例年、オプションツアーとして、ソムリエによる解説付きの巡回や地域のワインの歴史を巡るツアーなどが用意されている。また、無料テイスティングに加えて、有料のテイスティング用ワインを提供するところもある。
メイン会場には地域の特産物や飲食物のブースが多数出店し、購入したワインの発送もできる。
昨年の様子を中心に、個性的で素晴らしいワイナリーをご紹介したい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マルサン葡萄酒
勝沼コースのバスに乗ると、最初にあるのがこのマルサン葡萄酒。2年目からの参加だが、見せ方といい、ワインのスタイルといい、一番このワインツーリズムらしいワイナリーだとおもう。勝沼ぶどう郷駅 駅
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若主人は2008年から仕込みに手がけ、ヨーロッパの物まねでないワインを作りたいという若者らしい主張を持っている。その一方で、補助品種と呼ばれる、本来単一でワインを作ることのないプチ・ヴェルドのワインに挑戦するなど大胆な試みに驚かされる。
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甲州ワインの魅力の一つは、こうした、地のものの食材と合わせて楽しめること。ブドウはともかく、里芋はびっくりした。
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古いスタイルの甲州ワインは、日本酒のような香りがするが、これは醸造のさい、写真のような開放樽を使うことで吟醸香を出している。
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岩崎醸造の店頭。
あまりイベントに積極的ではないが、これはこれで面白い。 -
ルミエールの畑。
有名なワイナリーだが、ここでは発酵を始めたばかりでまだぶどうジュースに近い「シュトルム」を飲むことができる。ショップの前に、ヨーロッパ風の垣根栽培の自社畑が広がっている。 -
白百合醸造
名前の通り(?)全般的にやや甘ったるく、好みではなかった。ただ、ワイン自体はしっかりしている。 -
錦城葡萄酒
入っていいのか心配な感じ。 -
地元消費用の一升瓶が中心だが、カベルネと甲斐ノワールを混醸した「cs.kn」が、色、香りに甲斐ノワールの特徴が出ていて良い。話し込んでいると、ワインが好きそうな人にしか出していないというカベルネ遅摘み2004 をテイスティングさせてもらい、購入。色は悪いが、遅摘みらしいしっかりとした糖がある。
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キャップ付けを見せてくれた。
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ちなみに、この機械はイタリア製とのこと。
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大泉葡萄酒
ブドウ栽培では欠かすことのできないといわれる農薬「ボルドー液」を使わない「香り甲州」を、中小で初めて醸造に成功したワイナリー。
大手で製品化しているところもあるが、そのできは明らかに大泉の方が勝っている。その一方、「勝沼の地ざけ」と名付けられた昔ながらの一升瓶ワインもさまざまあり、甲州の懐の深さを感じさせる。 -
このイベントの時だけしか手に入らないワインも結構ある。
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なんだかんだで、一升瓶ワインの方に手が出てしまう。
最近は、古いスタイルをやめるワイナリーも増えてきているようだ。 -
勝沼醸造
二階にはオーストリアのリーデル社のグラスがずらりと並んでいる(おそらく全種類)フロアがある。 -
ダイヤモンド酒造
ヨーロッパを意識したスタイルのワイン。
ワイナリーの人が説明をしながら順次サーブする。唐草模様の変わったラベルは一つ一つプリンターで印刷している手作りだという。 -
山梨ワイン醸造
20種類以上のテイスティング用ワインに驚かされる。同じブドウでもまったく違ったスタイルになることを実感できるだろう。
イベントの日にはドラマ「神の雫」のロケでも使われたというセラーが公開されていて、ヨーロッパのセラーを感じさせる雰囲気を楽しむことができる。 -
フジッコワイナリー
漬け物などで有名なフジッコのワイナリー。近代的で大きな工場の見学が可能。高い技術力を背景に、冒険的とも思えるワインをきっちり製品化している点には脱帽。また、フジッコだけに口直しに杏仁豆腐も置いてある。 -
まるき葡萄酒
ここでのおすすめは、たくあんの燻製「スモークたくあん」。甲州の白ワインとのマリアージュをぜひ楽しんでほしい。 -
原茂ワイン
ワインは雰囲気で飲むものだということを教えてくれるおしゃれなお店。 -
小学校の校庭にもブドウがある。
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年によってまちまちだが、こうした休憩所がもうけられていることもある。
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ワインを紹介するだけでなく、甲州のワイン文化の紹介も欠かさない。
ここは日本最古のワインセラーで、通常は入ることができない。 -
龍憲セラーの天井には古い新聞が張り付けてあった。
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有名な鳥居平は、下の方に広がっている畑。
近年では温暖化の影響で品質が落ちているとも聞く。 -
貴腐ワインにするのか、収穫されていないブドウもある。
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奇妙なオープンカーを発見。
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ワインにばかり目が行きがちだが、こうした人たちが、甲州のワインを支えている。
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ブドウの丘からの夕焼け。
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