2014/06/26 - 2014/06/28
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Weiwojingさん
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Norwich ( ノーリッジ )はイギリス最後の訪問地である。ケンブリッジから列車で移動した。途中で一度乗り換えたが、何ら困ることもなく到着した。
ノーリッジは、その起源をアングロ・サクソンが最初に造った町 Northwic ( ノースウィック )にあり、その後も発展を続け、中世にはイングランド最大の要塞都市となった。街にはノルマン朝からテューダー朝時代にかけての建物が多く残り、教会が多いことで知られている。かつては城内に57もあったという教会の中でもノーリッジ大聖堂はこの街のシンボル的存在である。
ノーリッジ大聖堂を始めいくつかの教会を訪ねてみた。小さな教会もあったが、どれも興味深いものばかりであった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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<Norwich Station ( ノーリッジ駅 ) ①>
古めかしい駅舎であるが、中に入ると、近代的な装いに改装されていて、イギリスの多くの駅と何ら変わらない機能性を持った駅舎である。ノーリッジの旅はまずここから始まった。 -
<ノーリッジ駅 ②>
ここは駅の正面部分であるが、レンガ造りの建物が美しい。 -
駅を出て、少し歩くとこのような川のあるところになり、両側にはレストランやカフェが川岸に沿って軒を連ねている。
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川には白鳥が何羽も泳いでいて、その美しく、優雅な姿を眺めることが出来る。
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<White Horse Inn ( ホワイト・ホース・イン ) >
今回、ノーリッジではやや郊外( kenninghall )にある White Horse Inn というホテルに泊まった。ホテルと言うよりはゲストハウスあるいは旅籠と言った方が良いくらいだ。 -
これはホワイト・ホース・インの看板で、この名前の元となった白い馬が描かれている。
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屋根の上に風見鶏(馬の形をした)がある。
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部屋は最上階の3階部分で屋根裏部屋みたいな感じであったが、割と広めで、窓から見る景色が素晴らしかった。
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馬をかたどったルームキーが面白い。
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ここはホテルのレストランで、朝はここで朝食をとった。
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こちらはバーラウンジで、夜になると近所の人たちがやって来る。お酒を飲みながら、世間話をしたり、テレビでサッカーを見たりしている。9時過ぎると、客はもう来ることもなく、静かな時間が流れていた。
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レストラン脇にあるバーカウンター。
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「今、何時?」
壁に掛かっている時計を見ると、何だか変だ。時計の針が右回りでなく左回りになっている。 -
到着した日の夜の食事はホテルでとった。
本当は外で食べてみたいと思い、付近を歩いてみたが、レストランの類は一軒もなく、ただここと同じようなパブが1軒あるだけで、仕方なく戻ってここで食事をした。オ―ダーしたのは、ラザ二ア( どいう訳か )でイギリス料理と言うようよりはイタリア料理だ。もう一つサラダも頼んだ。
不味くはなかったが分量が多すぎた。特に、フレンチ・フライは量が多くて、半分で十分であった。 -
次の日の夜もここで夕飯を食べたが、昨日と大して変わらないようなものをオーダーしてしまった。
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朝食は Full English Breakfast であるが、ただベーコンにしろ卵にしろ分量が多い。
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White Horse Inn のご主人で、チェツクアウトの時に写真をお願いすると、ドアのところに立ってくれた。毎日一人でこの旅籠を切り盛りして、朝早くから夜遅くまで働き、大変だと思うが、そんなことは微塵も感じさせないほど元気だった。
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滞在した村を朝早く散歩してみた。
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イギリス風の農村の風景が広がる心地よいたたずまいだ。
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空が美しい。
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こんな風景がどこまでも広がり、何時間でもこんな中にいたい位であった。
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<St. Mary, Kenninghall>
村には小さな教会があり、中を見たいと思ったが、あいにく閉まっていた。入り口わきに、「中に入りたい方は村のスパーマーケットに鍵があるので、そこから借りてください」とあった。そこでカギを借りて中を見学させていただいた。 -
教会の周りには古い墓地があり、どの墓石も相当の歴史を持っているようである。
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かなり古い石棺が並んでいる。
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この墓石には十字架にイエス・キリスト像が彫られている。
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ある民家の屋根が珍しい形をしている。
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村にはもう一軒の RED LION というパブがある。1722年創業とあるから相当古い。民宿も兼ねているようだ。
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ケ二ングホール からノーリッジに出かけた時のバスの中から見た風景で、犬を連れてのんびり散歩をしている人の姿が見えた。
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バスはこのような風景の中を30分位走った。その間、あまり変化はないが素晴らしいイギリス的な田園風景をもう存分楽しむことが出来た。
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ノーリッジの中心部へ向かうバスの中で出会った男の子。じっとしていず、絶えず動き回り、母親を困らせていた。
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<Norwich Caslte ( ノーリッジ城 )>
現在は博物館になっていて、ノーリッジの歴史や文化の紹介をしているが、それ程見るべきものはない。ただ丘の上に建っているので、ここからの見晴しは良い。 -
この方はノーリッジ城のすぐ側で出会った地元の人で、変わった伊達たちをしていたので、興味を覚え、写真をお願いした。アメリカ人映画俳優の Anthony Quinn ( アンソ二ィ・クイン、1915〜2001 )を思い出させる風貌をしている。ご存じだろうか。
彼が出演した作品は、ちなみに
1. 「大平原」( 1939 )
2.「道」 ( 1954年 )
3. 「炎の人ゴッホ」( 1956 )
4. 「アラビアのロレンス」( 1962 )
5.「雲の中で散歩」( 1995 )
といった作品がある。小生はいずれも見たことがあリ、どの作品も強烈な印象が残っている。 -
もう一人仲間がいたので、合わせてもう1枚撮らせていただいた。
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< Dukkah Roast Aubergine > (右側)
昼食で食べたもので、見た目には量が多そうに見えるが、美味しく食べることが出来た。 -
公園で休んでいたら、ある人が声を掛けてきた。見事な入れ墨を両腕にしていたの、何かと話しながら、見させてもらった。あまりにも見事だったので、写真に撮らせていただいた。
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こちらは別な人であるが、首の後ろに Norwich ( 最後の方のことばが見えないが、恐らくこの語だと思う )と入れ墨を入れている。耳の下の方にも彫られているが、何の絵か分からない。
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街を時間をかけて歩いてみた。
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ある建物のレンガの壁に人物像(一番下)や奇妙な動物(?)が置かれた庇がある。
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ノーリッジの古めかしい街の中でここだけ現代的な建物が建っていた。文化センターである。
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16世紀頃の街並みが残されていて、建物の造りに特徴がある。それは建物の2,3階が1階部分より前に延びていることである。
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<ウェンサム川>
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ノーリッジの街には教会が多い。
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馬の形をした吊り看板が見える。一瞬、何の店のマークかと思つたが、D.R.Grey Opiticans という文字があったので、これは眼鏡屋の看板だとすぐ分かった。
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古い街並を最新の自動車が走り抜けていった。
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これは何鳥だろうか。ニシセグロカモメ(西背里鴎)だ。英語名は Lasser Black-backed Gull。周囲にはたくさん同じ種類の鳥があちこち飛び回っているのが見えた。
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<The Belgian Monk>
これはパブの吊り看板で、看板そのものは新しいが、バブのほうはかなり古そうである。 -
この建物はホテルで、Maids Head Hotel という変わった名前をしている。
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<Norwich Cathedral ( ノーリッジ大聖堂 )>
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このゲートはノーリッジ大聖堂の入り口で、この門をくぐると大聖堂の壮麗な聖堂に至る。
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華麗なステンドグラスが美しい。
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古典的なデザインとは異なるこのようなモダンなステンドグラスもある。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Michyさん 2015/04/24 12:58:10
- 気になっている街
- Tamegaiさん、こんにちは!
ノーリッジ、実は私が以前から気になっていた街なのです。
一度旅先の候補として行こうか迷っていたことがありました。
教会とパブの数がイギリスで一番多い?って聞いたことがあるのですが、パブの食事は相変わらずチップスの量がすごいですね。
美しい教会のステンドグラスを楽しみながら、こういう街でのんびりと過ごしてみたいです。
その時は旅というよりちょっと滞在して短期で住んでみるのもいいのかなぁ。
また次の旅の参考にさせて頂きます。
Michy
- Weiwojingさん からの返信 2015/04/24 21:38:25
- RE: 気になっている街
- Michy さん、こんばんは。
ノーリッジは素晴らしいところです。大きな都会というほどではありませんが、昔の古い雰囲気が残されている魅力的な街です。街の至る所に大小さまざまな沢山の教会があり、これらの教会を訪れるのも楽しいです。あまりにも多いので、そんなにたくさんは訪れることはできませんでした。
この街の魅力は私にとっては古本屋やアンティックの店などが多いことです。ある店で古い写真がたくさんあり、ずいぶん安かったです。私は古い写真に興味があるので、大いに触手が動きました。また訪ねてみたい都市のひとつです。長期滞在もいいですね。
Michy さんはヨークとそこにある鉄道博物館に行かれたのですね。ヨークもいいところですね。イギリスには地方に好きなところがたくさんあり、何回行っても終わらなさそうです。
お気に入りに登録させていただきました。今後少しずつ旅行記を拝見するのが楽しみです。
ありがとうございました。
Tamegai
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- 潮来メジロさん 2014/09/29 18:55:06
- ニシセグロカモメですね。ヾ(^o^)
- Tamegaiさん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> これは何鳥だろうか( カモメかも )。たくさん同じ種類の鳥があちこち
> 飛び回っているのが見えた。
この鳥さんは、和名ニシセグロカモメ(西背黒鴎、英名:Lesser Black-backed Gull)というカモメの仲間です。
日本では見られない種類ですが、日本でも時々見られるホイグリンカモメの亜種だそうです。
私は、このニシセグロカモメをフランスで見ましたよ。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- Weiwojingさん からの返信 2014/09/29 21:10:52
- RE: ニシセグロカモメですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
こんばんは。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
ニシセグロカモメについてお教えいただき、ありがとうございます。きれいな鳥ですね。この鳥の亜種をフランスで見たことがあるのですか。
また何かあれば教えてください。
ありがとうございました。
Tamegai
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