2013/12/13 - 2013/12/17
167位(同エリア589件中)
アリヤンさん
ポカラ滞在約2ヶ月にもならんとする今日この頃、もうこの街を徘徊して何十日、ヒマラヤの山中に分けいるトレッキングをしないワタクシたちにはもう行くところがなくなってきました。
朝な夕なアンナプルナ山群を街から眺めるのにも少々アキが来てきました。
毎日食べるネパール人の大好きなダル・バートを食すのにもワレラが舌も疲れてきました。
もうポカラの我が家同然となってきているルンビニ・リゾート・ホテルに毎夜ダル・バートを食べにやって来るJICAシニア・ボランティアのAさんは国際山岳博物館に勤めておられる。
ホテルのオーナーのアカルさんがよく「アリヤンさん、Aさんと一緒にネパールの焼酎を一杯やりながらゆっくりお話しませんか?」と誘ってくれていました。
アカルさんの娘さんに買ってあげるパソコン選びを少し手伝った際にAさんの夕食時(ダル・バート)につきあうこともありました。
Aさんは日本では博士号をもっておられる博識なお方で、どこかの教育機関を退官後、JICAのシニア・ボランティアに応募して3年前にポカラ国際山岳博物館に派遣された、人柄温厚な方でした。
そのAさんから「一度、博物館に来てくださいヨ」と言われていたので、一度博物館を訪ねることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ダムサイドからのビュー。
朝。 -
夕。
7000メートルから8000メートルの山々。
こんなに沢山の山々が望めるのは世界広しといえども、ここポカラしか無いでしょう。 -
イチオシ
モーニングをとるカフェのかわいい姉弟。
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女性自立支援センターで紡がれた茉莉。
どれもポカラを代表する素顔です。 -
イチオシ
その中、本日は「国際山岳博物館」=International Mountain Museum。
シニア・ボランティアのアカハネさんがアドバイザーとして勤めており、夕食のネパール焼酎のみ会で、一度は覗くようにと勧められました。
早速、パートナー共々訪れてみました。 -
大きな庭にそびえる人工の山。
博物館の外側からでもよく見えます。
確かマナスルの模型だった? -
池にはコイが沢山泳いでいました。
さすがは日本人が勤めている博物館です。 -
中は、博物館としてはガランとしています。
パネル展覧が多いように見えます。
シニア・ボランティアのアカハネ博士が仰っていましたが、博物館としてのレベルはまだまだで、毎日歯がゆい思いをしている、とのことでした。
先進国の博物館と比べて、まだまだ、とのことでした。
でも貧しいばかりのこの国にしては、立派な展示博物館だと思いました。 -
写真パネルや人形で紹介されるネパールの少数民族たち。
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写真パネルや人形で紹介されるネパールの少数民族たち2。
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写真パネルや人形で紹介されるネパールの少数民族たち3。
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もちろん、エベレストはじめ世界の最高峰に肩を並べる山々の紹介もあります。
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高山の役牛、ヤクとヒマラヤ。
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アンナプルナ山中の氷河湖の発育状況の説明パネル。
年々大きくなり、いつかは氾濫することが懸念されています。
実際、過去に何度も大災害が起こっています。
地球温暖化による氷河の縮みとその水の行方はネパール国の大きな感心事です。
ポカラでは山の水が地下を流れ、石灰岩を削り、今ではポカラ台地の下にはポッカリと大きな空洞を作っていて、遠い将来or近い将来にはポカラの町がすっぽり落ち込む危険性も指摘されているそうです。
ピース・パゴダの上人さんもシニア・ボランティアの博士さんもその危険性を指摘されていました。
最近ではポカラ東北部で台地のアチコチにポッカリ大穴が空いたりして、新聞のページを賑わせていたりします。
ポカラ陥没の危機??の前兆か!?
ルンビニ・リゾートのアカルさんは、ピース・パゴダ近くの山間部の出で、そこに今も土地を持っているので、万が一にポカラの街が陥没しても、ソコに避難して生き延びる、と言っていた。
さすがは、日本で不法滞在10数年のツワモノである。 -
博物館の入場券。
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駒ヶ根市と姉妹都市なので、日本民族の紹介コーナーもありました。
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いろんなヒマラヤを征服した人々の紹介コーナー。
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日本の女性登山家の田部井さんの紹介コーナー。
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日本の女性登山家の田部井さんの紹介コーナー2。
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その他世界で有名な登山家たちのパネル紹介。
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世界でも初めてエベレスト登頂をなしたヒラリー卿。
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博物館の片隅に「雪男=イエティ」が佇んでいました。
(ツクリモノの雪男でした) -
野口健さんのヒマラヤ浄化運動の紹介コーナー。
エベレストなどの高山に捨て置かれた酸素ボンベの多さにビックリ。 -
キャンプするときの食料料理に使われたガスボンベの空き缶の多さにもビックリ。
ヒマラヤの山々が身近に感じる、実際に毎日眺められる、ポカラに居てこそ、この国際山岳博物館はヒマラヤへの理解が深まるものでした。 -
帰り道に出会ったネパールの牛さんも、妙に親しく感じるものでした。
約3ヶ月に及ぶワタクシたちのネパール滞在も、そろそろお別れが近づいてきたこのごろでした。
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