2014/08/29 - 2014/08/29
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無知無謀さん
2014年08月24日(日曜日)から09月01日(月曜日)まで8泊9日で、個人手配による夫婦の中国(九寨溝、西安)の旅を楽しんできました。
最近は、旅行会社に行っても、中国旅行のパンフレットはほとんど並べられていません。九寨溝へ行きたいのですがと言うと、奥の方からパンフレットを持ってくるほど、中国は人気がありません。尖閣諸島、靖国神社等の政治がもたらしたものというよりは、マスコミ報道で中国イメージが作られたためでしょう。
しかし、実際に中国へ行ってみれば、対日感情がどうだとかは全く感じられません。最も一時期と異なり、本当に日本人観光客は減っていると実感しますが、・・・
さて本旅行記は8編の観光編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の困った点、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による計画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2014年8月28日木曜日から4泊5日の西安観光です。
もっとも28日深夜着で9月1日早朝発ですから観光は3日間。
普通西安は2日間でも十分ですが、ゆっくりホテル巡りでもするか!!
という事で4泊。
最初の2日間はヒルトン、後半の2日間は旧ハイヤットリージェンシー(現在は中国系のGrand Metropark Hotel Xianとホテル名も変わっています)。 -
ヒルトンホテル、朝食込み1泊880元(約15,500円)
中国系の旅行会社Ctripで予約しました。
今回の旅行で、最も良かったホテルです。
ところで、昨晩は西安空港着が22:35でしたので、ホテルまでタクシーで180元強でした。 -
朝食
-
ホテルから西安駅までタクシー
メーター使わず20元(多分1メータで9元以下だと思うが、・・・) -
まず、西安駅で兵馬俑行きのバスを探す。
城壁内から西安駅を見て、右側(多分東側)がバスステーション。
バスステーションで、遊5(306)路線は簡単に見つかりました。 -
最も長い列(他の路線は並んでいません)だが、バスは頻繁に出ますので、即、乗れました。
-
兵馬俑までバス代は7元
安い。
思い出すと、北京での万里の長城までも13元と安かったなあ!!
市内はかなり交通渋滞です。特に逆方向は!!
ところで、バスのバックミラー、何故こんなに頑丈なのかな?
日本のバスも同じかな? -
1時間で到着。
写真はバスセンターで降車したところのお店など
兵馬俑のバスセンターとは思えない場所と雰囲気です。
観光バスはここではなく、駐車場に停まります。 -
バスセンターから駐車場を通り、行き過ぎないよう、注意深く歩き、チケットオフィスへ。
奥まったわかりにくい所にあります。
そして結構歩きます。 -
入場料150元
バス代に比較して高い。2500円位。
ところで、高齢者割引はありましたが、九寨溝や黄龍と異なり外国人は対象外。
ちなみに城壁観光も外国人の高齢者は対象外でした。 -
入り口
-
入り口から博物館建物まで5元払って電動カート(数分)
西安駅からここまでが1時間で7元で、電動カートが数分で5元。
(ちなみに帰りは徒歩で、博物館から出口までの電動カートはありません)
何故??? -
100元(普通150元のところ、家内が値切って100元)で日本語ガイドを頼む。
日本人観光客が激減で、日本語のガイドさんも供給過剰かな!! -
イチオシ
いよいよ兵馬俑です。
インターネットを調べるとたくさんの方の説明文がアップされています。
例えば、
http://www.ja6ybr.org/~jf6dea/hsrpt/by/byrpt21.htm
旅行前に読み、印刷して持参しました。
大変役立ちました。著者の方ありがとうございます。
1号坑の前方半分は修復済で、後方半分は修復を待っているものです。
兵馬俑とは、古代中国で、人の死後の生活を助ける為に墓の主と一緒に埋葬された木製、陶製または石製の像だそうです。
入り口(東側)から撮影したもので、左が南、右が北、手前から奥方向が東西となります。
東西230m。南北62m。 -
ところで、一号坑は右軍で歩兵と騎兵
9列ある幅3.5mの所に4列渋滞で兵俑が並んでいます。 -
イチオシ
平均すると身長は180cmで、軍勢を強調するため、大きめに作ったとの説が有力だそうです。
-
顔の表情がわかるようにズーミングしました。
-
イチオシ
館内の全景
-
作られた時は、当然カラーであったようです。
時間の経過と共に色はなくなりました。 -
修復の方法、手順を示したパネル
-
これは、ただいま修復中の兵馬俑でしょう。
一体を何人月で修復するのかな? -
これは、修復の順番待ちかな?
いつになったら修復できるのかな? -
3号坑へ
3号坑は規模は最小だが、軍隊を統率する司令部
「土」の形をしており、ガイドさんが、その意味を説明してくれましたが、忘れました。 -
ここでもズーミングしてみました。
-
馬です。
-
途中お土産屋さんに寄ります。
ところで、3号坑でたくさんの兵馬俑の中に立ち、記念写真を撮ってもらうところがありました。もちろん有料です(20元だったかな?)。
しかし、このお土産屋さんのお土産用の等身大の兵馬俑に並んで写真を取れますよ。無料で。
もっともここの等身大の兵馬俑は模造品でしょうが、・・。 -
2号坑
歩兵、騎兵、弓兵、戦車などの構成部隊 -
2号坑も1号坑と同様大きなドームで覆われています。
ただ、こちらは、ほとんど修復が進んでおらず、放置されているという印象です。
つまり、兵馬俑の隊列がありませんので、物足りない印象を持ちます。 -
ここは、まだ、ほとんど完全に修復された像はありません。
-
こんな感じで、修復待ちというより放置されている印象を持ちますが、・・・。
そんなことは無いと思います。 -
むしろ2号坑は通路の展示です。
兵馬俑がガラスケースに入れて展示されています。 -
その2
-
ちなみに兵馬俑博物館内はフラッシュと三脚の使用が禁止です(と、勝手に解釈しましたが、・・)。
写真撮影はOKです。
何故三脚はいけないのかな? -
見学終了です。
1974年3月29日の発見が最初と言われていますが、実際には、それ以前にも、それらしきものは、ちょくちょく出ていましたが、地元の人は、気にしなかったようです。ところが、1974年の発見では、村長が、その重要性に気がつき、今に至ったそうです。
ところで、この写真の真ん中の人が発見者(村長は死亡)で、現在、副館長(?)だそうです。紹介の本を購入すると、発見者のこの方が、サインをしてくれるのです。 -
もうひとつ建物がありました。
秦始皇帝陵文物陳列庁です。
秦始皇帝陵(見学は省略)の西側で発掘された彩色青銅製の馬車などを展示していました。
世界遺産と書かれた前で写真撮影、日本でもおなじみの記念撮影です。 -
出土品の復元物をいろいろ展示しています。
これで全て終了です。 -
この銅馬車は、始皇帝が全国を回った時の馬車を模擬したものだそうです。
-
帰りは電動カートでなく徒歩です。
兵馬俑博物館の周辺は一大テーマパークになっているのでしょうか?
こんな建物もありました。
さて、西安駅に戻ります。
ここで失敗。
(わかりにくいところにある)バスセンターまで戻りますと、西安駅行きのバスがたくさん並んでいました。
306路線が正しかったのですが、適当に乗ったところ、急行でなく各駅停車でした。西安駅まで1時間半ぐらいかかりました。 -
車内から撮影。
華清池
747年に唐の玄宗が華清宮として整備し、毎年冬になると楊貴妃とここで過ごしたと言われています。
ツアーですと必ず観光するようですが、口コミでは全く面白くなかったとの記事が多いので途中下車しませんでした。 -
西安工科大学と読めます。
-
西安駅に戻ってきました。
8月29日、夏休みの終わる時期だからでしょうか、駅前には長距離列車に乗る乗客があふれていました。
夏休みとは関係なくいつもこうなのでしょうか?
昔の日本の上野駅もこうだったのでしょうか? -
ガイドブックには、あまり説明されていませんが、西安には地下鉄が2路線あります。東西の1号線(2013年開通)と南北の2号線(2011年開通)。
そして、更に1,2年後には3号線、4号線も開通するようです。
1号線の五路口駅から乗車し、北大街駅で2号線に乗り換え鐘楼駅で降りました。2元です。 -
ところで、西安駅の地下鉄では、改札口を通る際、セキュリティチェックがあります。リュックやバックを必ずX線に通します。
全員チェックするのですから、時間がかかります。
でも大混乱はしてませんので、それほど地下鉄利用者がいないということでしょうか? -
開通してから2,3年ですので、綺麗です。
ちなみに電車も綺麗です。
ローマの地下鉄のすさまじい落書き電車とは対照的です。 -
予定していたレストランの開店まで時間があることからスタバでコーヒー。
ちなみにスタバの値段は日本と同じ、もしくは少し高いです。
しかし、100席前後の席が満席。
初期コストとランニングコストともに日本に比べて安価なのですから、どんなにか利益を上げている事でしょう!!
また、どんな人が来店するのでしょうか?
ちょっと見ると、日本と同じように学生さん、若いサラリーマンもいますが・・・・。
意外と学生もお金持ち??? -
ガイドブックによく載っている餃子専門店「徳発長」へ
1Fのお店は、カフェテリヤ方式のお店でしたが、2Fが普通のレストランで餃子のコースがあるのは2F。
17時からということで、スタバで時間をつぶしたのです。 -
いろいろ飾り付けた餃子がいろいろと出てきます。
日本語を話せるウエイトレスがいて、餃子の説明をしてくれます。
本日は、私たち以外に日本人夫婦が一組いましたが、多分、数年前に比較すると日本人客が激減では!!
各種の餃子に混ざって、食べ放題の「水餃子」もでてきます。 -
なお、このレストランは餃子コースオンリーではありません。
いろいろな中華料理もOKのようです。
中国人は、どちらかというと餃子コースでなく、餃子を含めて中華料理を注文しているようでした。 -
餃子 その2
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餃子 その3
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真ん中が、食べ放題の水餃子
ところで、餃子コースは1種類しかなく138元でした。 -
有名なショッピングセンター「開元商城」を一枚
西安編2,3で記します。 -
今夜は、新城劇場でのショーを見ます。
ところで、あるガイドブックによると中国の3大ショーとは、北京の京劇、上海の雑技団(サーカス)、そして、西安の唐歌劇だそうです。
尚、今日見るのは唐歌劇ではありません。
唐歌劇については明日見ますので、説明はそちらで。
今夜は欧米人や日本人向けでなく中国人向けのショー「大長安」をみます。
チケットは西安金橋国際旅行社(中国金橋国際旅行社西安支社)に依頼し、予約してもらいました。
http://d.hatena.ne.jp/xiaojun/20130109/1357750170
劇場の入り口で旅行会社の方に連絡することになっていたのですが、DoCoMoの電話は圏外表示。劇場の周囲をかなり歩いたが圏外変わらず。
何故?
電波が弱いのか?
劇場の出入り口で悩んでいたところ、劇場の係りの方が助け舟。
係りに方の携帯電話で旅行会社の方と話ができ、チケットを購入
110元。前から2番目の中央の席で、十分楽しめました。 -
開演まで時間がありましたので、周辺を散歩。
劇場近くの州の役所。
18時。
国旗を降ろす時刻、皆集まってきています。 -
次の話題へ。
公園に子供用自動車がたくさん並んでいます。 -
母親がリモコンで操作。
子供は自分が運転しているつもりでしょう。 -
公園ではいろいろな方が。
子供はローラースケート -
体力強化の男性
この紐を強くたたき駒をまわす。
すさまじい音響。 -
ダンスを習っています。
-
それでは、劇場へ
まずは、上記旅行会社のサイトの説明を転記。
《大長安》倣唐歌舞劇は中国服飾文化の起源・形成・繁栄・発展・変化のあらすじに沿って、裸体から木の葉や樹皮でできた衣、獣皮の衣、麻布の衣、絹織の衣、秦朝のブロンズ色の軍服、漢代の正統な漢服、唐朝の華麗な唐装、及び現代の服装、ファッションまでの各時代の服飾文化を818種類の服飾、200人の踊子で呈しています。《大長安》は舞踊、音楽、演唱、雑技、神技、ファッション・ショー、サーカス、武術、言語、秦腔などの多種の芸術表現を巧みに一体にし、また3D、ビデオプロジェクター、スライドプロジェクター、レーザー等やLED照明とともに使用する超リアルな視学効果を有機的に結合し、古城西安を初めとして、秦代、漢朝、唐代、宋朝などの歴史的事実を背景にし、中華文明の発展を謳歌するのをテーマにし、“文明始源、絹作り、大秦の興亡、大漢の雄風、大唐王朝の盛んな勢い、北宋までのシルクロード、時代楽章”の七つの演目を通して、世間の方に中華文明の歴史の発展脈絡を示しています。 -
文明の開化
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ブロンズ色の秦代軍服
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鴻門の会
-
歴史の順番では四面楚歌
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そして漢の時代へ
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後方のモデルは漢風だが、前方の二人は?
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そして一気に唐の時代へ
華麗な唐装 -
イチオシ
多分、唐の衣装
(間違っているかもしれませんが、・・) -
もう一枚
-
インターネット上での説明によると、玄宗と楊貴妃の舞
玄宗時代の後期に世が乱れ、乱れの原因のひとつと言われた愛人楊貴妃を自らの手で殺す。天国で玄宗皇帝と楊貴妃で暮らす。 -
シルクロード
-
シルクロード海の道
-
いつの時代?
-
どうやら本日の復習が始まったようです。
秦の軍隊のように見えますので、・・・ -
もう一枚
-
どういうわけか水着が出てきます。
劇の終わりのほうに出てきましたが、最新のファッションではなく、逆に昔の初めて服装を着始めた時代の説明では?(勝手に解釈しました)男の方の服装も古そうだし、・・・。 -
フィナーレです。
ファッションの都 長安!! -
観劇者への見送り
-
イチオシ
劇を見た後、少し歩き、鐘楼のライトアップへ
ここからタクシーでホテルへ
おやすみなさい。
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