2014/09/06 - 2014/09/06
27位(同エリア114件中)
かっちんさん
金山(かねやま)町は最上郡の北部にあり、秋田県との県境に位置しています。
金山町は金山杉と街並みの景観が素晴らしく、明治に訪れた英国旅行家イザベラ・バードも感動しています。
今回の旅はJR主催のツアーに参加し、谷口銀山探検、羽州街道と金山の街並みを散策します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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「谷口銀山探検と羽州街道歴史トレッキング」ツアー
JR新庄駅が主催した「小さな旅イベント」に参加し、バスで金山へ向かいます。 -
金山三峰
バスの車窓から三角形の山が三つ見えます。
金山は「かねやま」と読みます。 -
金山杉
山には金山杉と呼ばれる鋭い三角形の杉が見られます。 -
谷口銀山跡に到着
地元のボランティアガイドさんが銀山を説明してくれます。
1622年に新庄藩が本格的に銀鉱採掘を始めました。
この銀山には、独身の男性が坑道に入って採掘し、生活に必要な衣食住がこの地域の中だけで事が足りるようになっています。
女郎も近くに住んでいます。
ここから外に出るには関所のようなところで大金を支払う仕組みになっているので、一生ここで過ごしたといわれています。 -
谷口銀山の地図
本坑は○○敷と名付けられています。
本坑から枝分かれした分坑は○○けむりと呼ばれています。 -
坑内記号
坑道はノミを使い少しづつ交代しながら掘り進んでいきます。
交代者に引き継ぐとき、坑道内にこの記号を刻み、掘る場所を示していました。
この記号の謎は最近分かったことなんです。 -
滝の横にある小さな穴は坑道の入口
銀山探検の上級コースはこの穴から梯子を使って下りていきます。
我々ツアー組は初級コースなので、ここに入らないと聞き、ちょっと安心。 -
イチオシ
天然キノコがいっぱい
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初級コースの坑道入口
ワクワクしますね! -
長方形の坑道
電灯がところどころにあります。
でも、時々コウモリが飛び交い、顔にあたります。 -
出口が見えました
途中から空気抜き用の坑道(穴)を階段で登ります。
階段は岩を削って作られているので、壁に手をつきながら滑らないようにして登りました。
明るい外に出た時は「現世に戻れた」という気持ちです。 -
谷口がっこそばに移動します
これから昼食です。
元々学校だったので、「がっこ(う)そば」となりました。 -
教室が食堂になっています
そば尽くしの豊富なメニューが用意されています。 -
廊下を通り抜けると、そば作り体験室の部屋があります
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そば三昧の定食
そば餃子、手打ちそば、そば豆腐、納豆そばがき、他にもいろいろあります。 -
やや遅れて「揚げそば」
そばがきに衣をつけて揚げてあります。
初めて食べましたが、これは絶品の味です。 -
最後に「そばソフトクリーム」
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午後は旧羽州街道を歩き、金山町へ向かいます
江戸初期以降、秋田藩への道は羽州街道を通るようになりました。
日本を訪れた英国旅行家イザベラ・バードもここを通っています。 -
森合峠から金山町が見渡せます
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金山杉の美しい森です
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丸太で作られた鳥居
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きごころ橋
金山町へ下りてきました。
川に架けられている金山杉を使った屋根付きの橋です。 -
河原には綺麗な花が植えられています
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金山川を渡っています
これから金山の街歩きです。 -
お洒落な雨戸の戸袋
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金山杉で作られたコースター
岸家具店の木工製品です。
寒冷地で育つ金山杉は年輪が細かく、寄せ木にすると美しい作品に出来上がります。 -
めがね堰
住民が力を合わせて作った堰で、平成4年に建設大臣より「手づくり郷土賞」をもらっています。
大きな鯉が気持ちよく泳いでいます。 -
金山の街並み
1984年に「街並み(景観)づくり100年運動」が町で提唱され、美しい街並みづくりを続けています。
金山型住宅と水路をはりめぐらした景観は、とても素晴らしいです。 -
金山型住宅
金山型住宅は金山杉材を使い、白壁、板張りを基本とします。
この家づくりには町の補助が出る仕組みがあります。 -
蔵史館
町民の文化活動の拠点になっています。 -
イチオシ
蔵史館より街並みを見ています
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すぎっぱ
金山杉で作られたスリッパで、夏は気持ちよさそう! -
家づくり工房「カネカ」
大正7年の木造2階建ての建物は、金山型住宅専門の工務店です。
カネカとは川崎家の屋号です。 -
元郵便局
今は「交流サロンぽすと」になっていて、休憩ができます。 -
イチオシ
元郵便局
素晴らしい洋館です。 -
マルコの蔵
旧家の蔵を再生した街角交流施設で、展示ギャラリーがあります。
マルコとは西田家の屋号です。 -
この民家も風情があります
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蔵の通り
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蔵の前には水路が通っています
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大堰
町の中心部をめぐる農業用水路です。 -
イチオシ
地元のお婆ちゃんとすれ違い
かっちんに挨拶してくれました。 -
イチオシ
大堰のせせらぎ
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趣のある大堰
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イザベラ・バードの碑
明治11年にイギリス人女性バードが東北・北海道を旅した「日本奥地紀行」に金山の美しさが書かれています。
「新庄を出てから、険しい尾根を越えて、非常に美しい風変わりな盆地に入った。
ピラミッド形の丘陵とその山頂までピラミッド形の杉の林に覆われ、北方への通行を阻止しているように見える。
その麓に金山の町があり、ロマンチックな雰囲気の場所である」と。 -
ピラミッド形の丘陵
これは金山三峰のことです。 -
ピラミッド形の杉の林
これは金山杉のことです。 -
街歩きを続けます
民家の門に渦巻状の木があります。
とても珍しいものですが、何か重要な意味がありそうです。 -
典型的な金山型住宅
同じ形の家並みが揃っていると、街が美しく見えます。
金山町が始めた100年がかりの景観づくり、本当に素晴らしいことです。 -
お土産にもらった「ごぼうちゃん」
鰻の蒲焼きに見えますが、ごぼうを醤油とみりんで揚げたものです。
ビールのつまみに合い、金山町の隠れたグルメです。
さらに別旅行記にて旅が続きます。
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