バルト海の旅　９　ツェスィス

2014/08/13 - 2014/08/25

ラトビアではリガに次いで旧い街で、古城、教会、旧市街が狭い地域にまとまってあり、のどかで散歩が楽しい街である。鉄道で行こうとしたが本数が少なく、スィグルダからバスで行った。所要４０分。

エリア ツェースィス(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

バス停は鉄道駅前にある。鉄道駅は大工事の最中で、完成すればスィグルダのような洒落た駅になるだろう。
駅から歩いて５分、統一広場に出る。

統一広場は塔を中心に花々も植えられ、街の中心になっている。ここから先が旧市街だ。

旧市街にある店の看板。眼の検査の広告でなく何と読ませるのか。

聖ヨハネ教会　１３世紀に建てられたゴシック式の教会。

かつてリヴォニア騎士団はツェスィスに本部を置いたこともあり、この教会に多くの主要人物が葬られている。

教会の前をカンテラを提げて歩く腰の曲がった老人が向かってくる。

何を意味しているのか、このリアルな像にびっくりした。

まもなく城址入口の建物に着く。屋根にラトビア国旗が。

入場料1.5ユーロを払うとローソクに火の点いたカンテラを貸してくれる。１３世紀に築かれた城は、あちこちが崩壊していて、いかにも古城という雰囲気だ。

西塔に入る。狭い階段を登るが照明が一切なく、手に持ったカンテラの光だけを頼りにして上へと登っていく。

階段を上ると明るい広間に出て、また次の闇の階段へ。

やっと塔の最上階に着いた。城址の大きさが実感できた。

城址の西には城公園という緑豊かな公園が広がっている。

東南にはさっき訪れた聖ヨハネ教会が見える。

西塔を下りて出口へ向かう途中、城址の全体が見渡せる。

ありし日の城の模型

城址を出て駅前に向かう。午後４時発のリガ行きのバスに乗った。運賃は4.3ユーロ。２時間弱で着いたリガの街は雨のなかにあった。