2014/08/30 - 2014/08/31
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旅好き長さんさん
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本当は8月9日に出かける予定が台風で急きょ予定変更し、8月30日から1泊2日で山口と広島をドライブしてきました。
今年の夏は異常気象の影響で毎週末雨でしたが、夏休み最後の週末は久しぶりの天気に恵まれました。
出かけたのは、
8月30日(土)が長門の千畳敷、東後畑の棚田、角島大橋を見て下関の長府に移動し城下町を散策
8月31日(日)唐戸エリアを散策後宮島に行き、厳島神社を参拝後帰宅しました。
2日間で1050Kmのドライブとなりました。
その間美味しい魚(もちろん下関のフクも)を腹いっぱい食べ大満足のドライブでした。
今回は2日目の8月31日のドライブを紹介します。
この日も天気に恵まれ快適なドライブになりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8月31日。旅行2日目。
年を取ると疲れていてもいつもの時間に目が覚めます。
いつも通り5時前に目を覚ましたので仕方なく服を着換えます。
ベランダから外を見ると夜明け前。 -
まださすがに朝早いので人通りもまばらです。
部屋にいても仕方ないのでホテル周辺を散策に出かけます。 -
ここはホテルの前にある旧秋田商会ビル。
1915年に木材取引中心の商社活動と海運業を営む秋田商会の事務所兼住宅として建てられたものです。
西日本初のコンクリートビルで2,3階は書院造りの住宅になっているそうです。
左側の建物は、下関南部町郵便局で現存する下関の洋風建築としては最古(1900年)の建物です。 -
その後朝陽を見に出かけます。
ここは唐津市場の前。
この辺りは路上禁煙で、これを違反すると1,000円の過料となります。
唐戸市場は朝早いにもかかわらず朝市の準備にかかっています。 -
その後やっと関門橋から朝陽が登り始めました。
-
イチオシ
絵になる景色です。
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残念ながら少し雲が多いのできれいな朝陽とは言えないかな。
-
関門海峡の向こう側には汐待の船が見えます。
昔この海峡で源氏と平家とで壇ノ浦合戦があったことを思うと何とも言えません。 -
次に向かったのが赤間神宮。
唐戸市場からは歩いて5分くらいで行けます。 -
赤間神宮といえばこの水天門。
この龍宮造りの水天門は、「海の中にも都がある」という二位の尼の願いを映して作られたそうです。 -
この赤間神宮は、源平の壇ノ浦の合戦に敗れ、わずか8歳で関門海峡に入水された平清盛の孫である安徳天皇を祀っています。
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水天門から眺めた本殿です。
赤間神宮は、明治維新までは阿弥陀寺と称し、有名な「耳なし芳一」の物語の舞台にもなっています。
そのため境内には芳一堂があります。 -
本殿から見た水天門です。
朝陽による逆光のため暗くなっているのが残念です。
境内には、中国地方で唯一の御陵である、幼くして亡くなられた安徳天皇のお墓や壇ノ浦合戦で滅んだ平氏の大将、平知盛をはじめ平家一門の武将を祀っている塚があります。 -
ここは本陣 伊藤邸跡で、鎌倉時代からの下関屈指の名家だそうです。
幕末時の当主 伊藤杢之助は吉田松陰と交流があり、真木菊四郎や坂本龍馬を支援し、竜馬はこの伊藤家を活動の拠点にしていたそうです。 -
伊藤邸跡周辺を散策しているとお稲荷さんの赤い鳥居を発見。
赤い鳥居を見るとくぐってみたくなる性格なので登っていきます。 -
登りきると宮地嶽神社に出てきました。
その隣には亀山八幡宮があります。 -
これが亀山八幡宮の本殿です。
この日は夏休み最後の日でしたが、境内では小学生や地域の人たちが集まって、朝のラジオ体操をしていました。 -
ここの境内には林芙美子文学碑やこの写真の世界最大のフクの銅像、亀山砲台跡があります。
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亀山八幡宮には本来はこちらの鳥居から参拝するようですが、私はお稲荷さんの鳥居をくぐって参拝しました。
朝の散策後、7時頃にいったんホテルに引き返し、朝食を食べに唐戸市場に出かけました。 -
唐戸市場では金・土・日・祝日に寿司バイキングの馬関街が行われており、日曜日は8時から15時まで新鮮なお寿司をいただくことができます。
8時前に市場に行ったのですが、もうお店が開かれ美味しいお寿司や海鮮どんぶり、揚げ物などが売られていました。 -
中ではたくさんのお店で美味しいお寿司が並んでいます。
一貫100円〜350円くらいのお寿司がたくさん並んでいます。 -
どれもおいしそうで目移りしてしまいます。
どの魚介類も新鮮で、ネタも大きく本当に迷ってしまいます。
美味しそうな色とりどりのお寿司が並ぶと宝石箱のように見えます。 -
結局選んだのがこれです。
マグロ、エンガワ、フクなどなど、どれも一貫100円のお寿司です。
お茶はサービスでいただけます。
かみさんはこれにフク入りの味噌汁をいただいていました。
味はもちろんおいしかったです。
朝からこんな贅沢をしていいのか・・・。
至福の朝食となりました。
今回は素泊まりでホテルに宿泊しましたが、下関グランドホテルの周辺には美味しい食べ物屋さんがたくさんあるので、素泊まりにしてよかったと思います。 -
朝食後、ホテルをチェックアウトし一路宮島を目指します。
中国自動車道、山陽自動車道を走り大野インターチェンジで降り、2時間程度で宮島に到着。
車を停めようとフェリー乗り場周辺に行くとどこも駐車場代が1000円と高い。山口ではほとんどが無料だったのに。しかもどこも満車状態。やむなく少し離れた駐車場に停めて、JR連絡船で宮島に向かいます。
ちなみにフェリー運賃は片道180円で、15分間隔で出船しています。 -
宮島といえばカキ。
沖合ではたくさんのカキいかだがあります。
冬になるとおいしいカキがいただけるのに残念。 -
フェリーはサービスかどうかわかりませんが、宮島の鳥居の沖を走ってくれます。
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遠くに千畳閣と五重塔が望めます。
後の山は弥山です。 -
約10分で宮島に到着。
船はフェリーですが、車はほとんど乗っていません。
JR(旧国鉄を含め)は昔、岡山と高松を結ぶ宇高連絡船、青森と函館を結ぶ青函連絡船とこの宮島フェリーの3ルートがありましたが、今ではこの連絡船だけになってしまいました。(私は3ルートとも乗船したことがあります。それがちょっとした自慢です。単なる年寄りかな) -
この頃になるとやっと青空が広がってきました。
広島も先日の大雨で大きな被害が出ていましたが、早く復興されることを祈っています。 -
宮島の鹿はおとなしく、観光客にエサをおねだりしています。
でも赤い鳥居と鹿も絵になります。 -
300円払って厳島神社を参拝します。
さすが世界遺産だけあってたくさんの観光客が来ています。 -
東側廻廊は47間[ま](柱と柱の間で、1間は約2.4m)、入口は切妻造りで、屋根は檜皮葺[ひわだぶき]で、棟には棟瓦が載せてあります。
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回廊からは五重塔を見ることもできます。
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どの景色も絵になります。
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朱色の建物と青空が映えてとてもきれいです。
廻廊は幅4m、長さは約275m。床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す役目を果たしています。ちなみに床板は釘を使っていません。 -
ここは高舞台から見た平舞台と大鳥居です。
寝殿造りの庭にあたる部分で、広さは167.6坪(約553平方メートル)もあります。前方には火焼前(ひたさき)と呼ばれる突き出た箇所があり、管絃祭の出御・還御はここから行われるようです。 -
イチオシ
本殿から見た高舞台です。
絵になる風景です。 -
回廊と五重塔。
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厳島神社を出たところにある大願寺の仁王門です。
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イチオシ
お気に入りの写真です。
厳島神社の朱色の回廊と五重塔がとてもきれいです。 -
厳島神社と五重塔。
厳島神社は原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていましたので、陸地では畏れ多いと潮の満ち引きするところに社が建てられたそうです。
平清盛が久安2年(1146)安芸守に任官され、平家の氏神として尊崇し、平家一門の権力が増大するにつれてこの社を尊崇する度合いも増し、社殿を現在の姿に造営したそうです。 -
砂浜から眺めた厳島神社です。
こうやって見ると平家の栄華を象徴する建物に見えます。 -
国の重要文化財の嚴島神社の大鳥居は、木造で両部鳥居で、高さが約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t、木部は丹塗り(光明丹[こうみょうたん])になっています。主柱は楠の自然木を、袖柱[そでばしら]は杉の自然木を使っています。
干潮になると大鳥居のそばまで行けますが、行ったときは満潮だったため残念ながらそばまで行けませんでした。
ちなみにここの浜では潮干狩りもできます。 -
こちらは大願寺。
1201年〜1203年の頃、僧了海が再興したと伝えられる真言宗の古刹で、明治の神仏分離令までは嚴島神社の普請奉行として寺院の修理・造営を一手に担い、千畳閣、五重塔、多宝塔などから形成される厳島伽藍の中心をなしていたそうです。 -
そしてこちらが重要文化財の豊国神社と五重塔です。
ここは天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として毎月一度千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。
島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣とも呼ばれています。 -
豊国神社(千畳閣)から見た景色です。
ここからは瀬戸内海を一望できます。 -
厳島神社を参拝する際は海側の道を通ってきたので帰りは、表参道商店街を通ってフェリー乗り場に向かいます。
途中沢山のお土産屋さんや食堂が並んでいます。
今の時期はやはりアナゴがおいしいと思うのですが、今日の昼食はお好み焼きと決めていたので匂いだけいただきました。(本当においしそう) -
商店街の中に幸福地蔵を発見。
お地蔵さんにはそれぞれメッセージが書かれています。
ちなみに手前のお地蔵さんには、「強い信念と明るい笑顔には奇跡の力がある」と書かれています。 -
さらに宮島といえばしゃもじ。
甲子園の応援にも使われていますが、こんなに大きなしゃもじも飾られていました。 -
その後ちょうど来たフェリーに飛び乗り宮島口まで戻ってきました。
この乗り場のそばのお店でもみじまんじゅうを買ったのですが、味ははずれでした。お店によって美味しいお店と今一のところがあります。 -
その後おいしいお好み焼きを食べになじみのお店に移動。
この写真を見ると小さく見えますが、実際は鉄板が大きいのでこれを食べるとおなか一杯になります。
注文したのはうどん入りの豚玉、550円。値段は安いけど味は最高においしいです。アツアツのものをいただいたせいか口の中を火傷してしまいました。
今回は1泊2日の結構ハードなドライブになりましたが、美味しいものを腹いっぱい食べ、いろいろなところを観光でき大満足の旅行となりました。
やはり天気がいいと気分も晴れ晴れとしてきます。
ちなみのこの日の走行距離は520Km。歩数は2万歩を超えていました。
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旅行記グループ 平家の栄枯盛衰と維新の夜明けを巡る旅(2014年8月)
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