晩夏の塩釜＆松島・男の一人旅

2014/08/24 - 2014/08/25

毎日のように猛暑と異常気象が続く中、ウンザリする日常から抜け出したくて東北宮城県に一人旅に出かけました。

宿は仙台に取りましたが、日程の都合上、今回は専ら塩釜と松島観光です。
混雑するお盆シーズンは外したのに、思った以上に人がいっぱいいてビックリしました。


【行程】

・塩釜神社
↓
・志波彦神社
↓
・マリンゲート塩釜
↓
・松島湾遊覧船
↓
・雄島
↓
・マリンピア松島水族館

エリア 多賀城・塩釜・利府(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 日本旅行

念願の塩釜にやってきました。

私は群馬県民なので、以前からどうしても海を見に来たかったのです。
個人旅行としては初めての海。
逸る気持ちを抑え、まずは塩釜神社へ参拝に行きます。

塩釜神社へ向かう通りには時代を感じさせる建物がちらほら。

本塩釜駅から１０分ほど歩いて、ようやく塩釜神社の鳥居に辿り着きました。
しかし今回は、もっと先にある別の参道から向かいます。

先ほどの鳥居を通り過ぎた先にあるのがこちらの鳥居。

ご覧の長階段にチャレンジしたかったので、今回はこちらから境内へ向かいます。

かなり階段が急で、地味にきついです（笑）

ちなみに塩釜神社へ至る参道は大きく３つあり、ここはその中で最短かつ最もハードなルートです。

長い階段を登り切った先に、ようやく塩釜神社の門が見えてきました。

拝殿。
色鮮やかで美しいですね。

その後、隣接する志波彦神社にも参拝します。

こちらはなんといっても、この巨大な鳥居が印象的ですね。

頂いた２社の御朱印。
セットで500円でした。

塩釜神社を後にし、次の目的地はいよいよ日本三景として有名な松島です。

せっかくなので今回は、ご覧のマリンゲート塩釜から遊覧船に乗って向かいます。

乗船時間まで、展望デッキから塩釜港を望みます。

山育ちなので海に憧れていましたが、潮の香りって意外と生臭いんですね（笑）
それとも単に、ここが漁港だからでしょうか。

松島まではこちらと同型の船で向かいます。
見た目は窮屈そうですが、中に入ると意外と快適でした。

埠頭には海鳥さんがたくさん。

時間になり、いよいよ出港。
さよなら、塩釜。

噂には聞いていましたが、出航と同時にたくさんの海鳥さんたちが後を追いかけてきます。
海鳥への餌付けは数か月前に禁止されたそうですが、まだ餌を貰えると思っているのかもしれません。

結構な速さで船の周りを飛び交います。

こんな近くで海鳥を見られるのも、遊覧船の楽しみのひとつですね。

松島湾に出ると、噂通りの美しい島々が間近に拝めます。

心地よい海風の中、次々と現れては消えていく個性的な島々。

もはや言葉になりません。

まさに、「ああ松島や松島や」です。

約１時間ほどで松島に到着しました。
写真は有名な福浦橋。

松島観光の前にまずは腹ごしらえということで、牛タンの利休・松島店で牛タン定食を頂きます。

さすが超有名店だけあって、午後２時過ぎという中途半端な時間にも関わらず、20分ほど順番待ちをしました。
とてもおいしかったのですが、あまりお腹が減っていなかったせいか、感動するレベルではなかったですね。

松島で最初に訪れたのは雄島。
ここは無数の岩窟が点在する松島屈指の霊場です。

島の手前でさっそく石窟を発見。
かなりすり減っているところを見ると、相当古いものだと分かります。

雄島を繋ぐ渡月橋。
この橋は先の震災による津波で流されてしまったそうですが、現在はすでに修復されています。

雄島の中心的スポット。
頼賢の碑。

霊場から望む松島の絶景は、なかなかミステリアスです。

この日の最後に訪れたのは「マリンピア松島水族館」。
もともと行く予定は無かったのですが、来年に移転してしまうということで記念に訪れました。

私が一番感動したのは、イロワケイルカのボンさん（♂）。

バカ面さげてぼーっと眺めていたら、輪っかを咥えて私のためにちょっとしたパフォーマンスを見せてくれました。
なんてお利口でサービス精神に溢れているのでしょう。

８０年以上の歴史を誇る古い水族館ですが、決して陳腐な感じはせず、とても満喫できました。
閉鎖されるのは残念ですが、新しい施設でみんな今以上にお客を魅了してくれることでしょう。

仙台へは松島海岸駅から電車で帰ります。

ちょうどマリンピアでアシカショーを観ていた頃、急に大雨が降ってきたので、駅までの数分の間にかなり濡れてしまいました。

夕方になり、ようやくホテルに到着。
本日宿泊するのは「ユニゾイン仙台」。

外観は安いラブホテルのような佇まいで不安でしたが、中はいたって清潔でアメニティも充実していて満足でした。
２日目はここから再び松島観光に繰り出します。

以上、塩釜＆松島旅行記でした。

塩釜も松島も震災で甚大な被害を受けましたが、復興に向けて力強く歩みだしている印象を受けました。
このように素晴らしい土地が日本にある奇跡に感謝し、この美しさがいつまでも残っていくことを願ってやみません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。