意外に歯ごたえのある公園でした

2014/08/19 - 2014/08/19

　神奈川方面の近場（当方所沢）で、ちょっとした自然と文化を楽しめる場所はないかと思い、4トラベルで調べてみたら生田緑地に行き当たった。今回は一人でふらっと行ってきた。
　暑かったが、南武線登戸から小田急使わず歩いて２０分弱で生田緑地に到着。
　入るとすぐに、ビジターセンターがあり、案内嬢に園内の説明を受ける。「ヨーシャ端から端まで踏破するぜ」。
　日本民家園入り口はすぐ。1000円で100円のチケットが12枚とオトクなチケットを買い、チケット5枚５００円の入園料で入園。茅葺屋根の古民家をメインとする建物20棟。よくもまあこれだけ揃えたなあ！やや急ぎ足でくまなく回って2時間かかった。途中蕎麦屋が中心辺りにあるが、夏休みだった。その前にある団子屋は開いていた。
　民家園の西口を出て緑の中の階段を5分ほどひたすら下ると岡本太郎美術館。入館料800円なので残りのチケット7枚プラス100円で入館。岡本太郎の美術館というより記念館に近いかな？太郎ワールドとは複雑怪奇なものです。自然に囲まれた建物と屋外のモニュメントが印象的。30分程度で一回り。
　ここからは、ひたすら園内巡りだ。南のつつじ山に登ってから、D51のある中央広場に降り生田緑地整備事務所まで登り返し、ハンノキ林からほたるの里へとひたすら降り、湿地帯から枡形山展望台に一気に登る。展望台の眺めは素晴らしい。スカイツリ、武甲山まで見えた。そこから、これも木立の中を長者穴横穴古墳群に下る。公園北口の手前に、古代の貴人の墓とみられる横穴が木道沿いの崖にいくつも開いている（吉見百穴にははるか及ばないが）。こんな身近な遺跡は珍しい。
　公園内の行動時間5時間と、簡単に回れると思ったが噛みごたえのある公園だった。

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: JRローカル 徒歩

民家園正門の紹介展示

季節には屋根に菖蒲が咲くそうな・・・。

ドキドキとトンネルくぐって、歌舞伎舞台の下を見せてくれます。

枡形山からの風景

長者穴横穴墓　崖に横穴がいくつも開いております。

宙からの贈り物　140円　中はかぼちゃアンで、求肥で来るんである。合成っぽいかなり甘い味でした。シナモンの風味は好感持てたが、かぼちゃの味はかなり殺されてました。　

表はかわいいっちゃ可愛いが・・・。