ペルシャ旅行記　おまけ編　in　Bahrain＆Qatar

2014/08/02 - 2014/08/09

シーラーズを早朝出発してカタールのドーハへ。
帰国の便まで２０時間待ちだがどう時間を潰そうか？

観光するにも以前ドーハに来た時、特別見るべきものはなかったのでもう一度という気になれない。
ホテルを取って寝ているという選択肢もあったが、じっとしているのが苦手なのでパス。
ＵＡＥの往復は厳しいし、、
他の周辺国は？バーレーン？１時間以内でしかも世界遺産がある？
ここだっ！と思い超弾丸で行ってきた。

しかしそこは想像を絶する過酷な土地であった。

イランを上回る暑さと湿気。日差しも日本を遥かに凌ぐ。５分も外にいれば汗びっしょり。
あまりの暑さに現地の人は自動車で移動し、屋外には外国からの労働者がまばらだった。

徒歩での移動は諦め、タクシーをチャーターして観光をした。

ドーハに戻ってきてもまだ６時間以上時間がある。
空港にいても仕方がないのでスークに行ってみた。

エリア マナーマ(バーレーン)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

バーレーンのフラッグキャリアであるガルフ航空。

アブダビから撤退後は影が薄くなってしまった。

一番安かったので選択。一時間未満のフライトだし全く問題なし！

タクシーをチャーターする。

まず向かったのは国立博物館。

昔のバーレーン人の生活風景。

このようなジオラマがたくさんあり、バーレーンについてよく理解できる。

ディルムン文明の碑文。

貴重なものなのであろうが、ペルシャ文明を見た後ではさすがに霞んでしまう。

古墳。

日本のものより規模ははるかに小さいが、数は相当あるらしい。

この博物館は近代的で設備・展示物共にとても充実していた。
国家の威信をかけて物凄い予算で建設されたのだろう。
しかし朝早かったせいもあるが、すれ違った訪問客は１０人もいなかった、、

国立博物館を出たところの街並み。

近代的である。

コーラン館。

７・８月は休館だそうだ。

せっかく来たのにがっかり。

バーレーン・フォートへ向かう。

世界遺産に登録されている。

訪れる人がちらほら。
しかしツアー客や自動車で来る人ばかり。
待ちタクシーは一台もない。
もしタクシーをチャーターしていなかったらと考えるとゾッとする。

海で泳ぐ犬。

暑さでいても立ってもいられないみたい。

住居跡。

メインの城砦。

入口はどこ？

入口が分からず、一周してしまった。

半端ではない暑さ。
入口にたどり着いた時にはバテバテ。

それでも城内を観光。

良い雰囲気の場所も所々ある。

この城砦はポルトガルが築いたそうだ。

一番奥にあった建造物。

内部は何もなかったので即退散。

併設されている博物館。

ＢＤ２と高い。

しかし体を冷やす場所はここしかなく、渋々支払う。

バビロン時代の発掘物もあり、見ごたえはある。

海はエメラルドグリーンで綺麗。

次に向かったのはグランド・モスク。

バーレーンで最も大きいモスク。

内部にはガイド付きで案内される。

人数が揃うまで図書室で待機。

待ち時間にジュースをごちそうしてくれた。

内部はとても広く、空調管理もされていた。

スンニ派のモスクなのでエジプト、トルコのモスクとそっくり。

アザーンを読み上げている。

これを聞くとイスラム圏に来た実感がわく。

ムハラク地区には新規に世界遺産登録された建物があるが、体力の限界を超えていたのでパス。
このまま空港に向かう。

以前のドバイ同様にあまりの暑さに屈してしまった。
夏に湾岸諸国を訪問はしてはいけないとつくづく感じた。

ドーハに戻る。

まだまだ時間があったので日が沈むのを待って市内へと移動。

近代的なショッピングモールに行っても特に買うものもないので、アル・ワキーフ・スークへと向かう。

スークは伝統的なものが売られているので見ているだけで楽しい。

モスク。

外国人は入れなさそうな雰囲気。

ドーハ・フォート。

現在、中には入れない。
ラクダがいて「中東に来た」って雰囲気だけはある。

周辺は駐車場になっている。高級車ばかりでモーターショーに来たみたい。
恐るべしオイルマネー。

新しいドーハ空港。

ショッピングセンターに来たかのような華やかさ。

スポーツカーも展示されている。

何とか２０時間を過ごすことができた。

深夜便で帰国への途についた。