子供に引かれて寺参り

2014/08/12 - 2014/08/14

急に休みがとれ長男任せ・・・例年海と決まっているのですが何故か山の中、お目当ては松本城、奥方が小布施の栗ご飯と便乗次男はプール監視員に忙しく初めての不参加。　全国的に始まる盆休み　渋滞を避けるために選んだ出発が前日深夜、ちょっと馬鹿げていると思いきやパーキングは満杯　上田城をスタートに20年続いている家族珍道中が始まりました。
《一枚だけ旅行記に紛れ込んでしまいました、埋め立てリホーム工事です》

エリア 飯綱高原(長野)

私が歴史に興味を持って50年、真田幸村が始まりでした。中学校の授業でありあまるほどでした。　さて盆休暇の始まる朝、上田城にいました、昔は古臭い隅櫓が3基のみでしたが整備が進み立派に見えるように感じました。

上田城 公園・植物園

櫓と櫓を結び門を建築、たぶん古写真を参考に復元したのでしょう。10万石程度の小藩であっても威風堂々。

旅行の翌年、大河ドラマ開始とあって何となく町全体の盛り上がりを強く熱っぽく感じました。　6銭は六連銭と呼ばれ冥土の川の船賃とか、私は泳ぎが達者ゆえ泳ぐつもりです。

上田城 公園・植物園

上田と言えば真田になっていますが、真田家がいたのは短く大坂の陣の後は松代に移動。仙石忠正が善政をしいたとありさらに松平氏が入城。仙石氏は明治期の鉄道史に名を刻んでいます。

小松姫の墓 名所・史跡

さて、奥方のリクエストポイントの竹風堂。1/4世紀前来た時は寂れた村の鄙びた田舎がまるで動態保存の街に大変貌を遂げ、女優で言えば飯田蝶子が北川景子になったような賑わいです。

竹風堂 小布施本店 グルメ・レストラン

右に栗があるでしょ、イガに包まれているでしょ。子供の頃から山里で育った江戸っ子？は足で実を取り出すことができます。

栗蜜を購入。自家製のサツマイモにムキ栗をいれ栗蜜を入れて「きんとん」を作るとき使うそうです。

竹風堂 小布施本店 グルメ・レストラン

昔きた時は農家の一軒屋の納戸か納屋で食べたような怪しげな記憶があるのだが、このように大きく変貌したどころか街全体が観光都市化されていた。“栗の町”
近くの高速道路の休憩所から出口のみありました。

川中島古戦場には馬上の謙信、軍配で受ける信玄の銅像がド～ン。これほどスリリングな像は他にないかもしれません。　指揮官同士が戦うことなんてあまりないのです、これも偶然性が一杯でどちらの主力部隊が戦闘中で取り残された信玄と謙信が遭遇、近衛隊もいないというのも不思議ですが・・・ロマンです。

川中島古戦場 名所・史跡

川中島の平原なんていっても高い山に囲まれた大盆地、謙信信玄が争うのは当然のことと思います、京都のような更地があるのですからね。端に巨大な善光寺あるのは経営が成り立つということで相応の人口があったということです。ローカル都市でピンときませんが、神戸や横浜を争ったようなイメージでしょう。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

この寺院は関連するする宗派は持たないそうです。総じて日本の宗教界は隔絶する如きの行動が多くロビーのような空間を設置しなかったことが惜しまれます。
食事・音楽などそこにくれば楽しみ一杯というような？　牛に引かれないでも人はきますよ。

善光寺脇の山道を登ること30分以上、道を間違えたかと思ったころにやっと。
長野市役所の隣にオリンピック競技場があるのですから。

アソビーバ　ナガノパーク 宿・ホテル

窓外は原生林が見えるだけで、窓台には大きく様々な殺虫剤が置かれてビューはブー。でも食事はグー。創作料理というかともかく一生懸命作りましたということが伝わってくるのです。

アソビーバ　ナガノパーク 宿・ホテル

石川数正築城とありました、徳川家康の勇将知将でしたが何故か袂を分けています。京都詩仙堂のオーナーで小さな2階から皇居を展望していたという、ある種忍者で密命外交官のような不思議な人でした。

国宝松本城 名所・史跡

松本城天守閣は建築学校で初めに習う特徴を持っています。基礎地盤が悪く木を筏のように敷き並べて一種のキャタピラーのように重量を分散しました。算盤基礎というそうです。　400年経っています。

松本城、本丸以外は全体としては小粒な城郭で西洋の城の如く見せる城のように思えます、戦略的重要な地でもなく複雑な縄場もなくひょっとして明治以後の観光を意識して築城したような。
関東以北大型天守を持つものは会津城と松本城のみでこの城は現存天守です。

国宝松本城 名所・史跡

甲冑はいいとして水筒は何なのだろう？　夜は寝るのだが眠れなくなるほどの衝撃を得た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この日高速道路から続く大渋滞はひとえにこの城のため、天守閣見学は2時間待ちでした。

最早戦争はないとして、時の殿様は「月見施設」を作ってしまいました。広島福山では「湯殿」を作ったりと殿様は結構愉快なことを考え実行するようです。

「月見櫓」の内部、素朴なものでした。
おまけ・・・これに写る女性達・・・信長を知らないようでしたがアッケラかんとしていましてね・・信長も笑い転げるほどの会話がありました、明治からでも150年経っていますもっともっと時代は変わるでしょう、付き合えないのが・・・・（まぁまぁ）　　これにてジ・エンド

国宝松本城 名所・史跡