夏のオーストリア＆南ドイツその03～予定外のミュンヘン　街歩き

2014/08/13 - 2014/08/14

オーストリア、ハイリゲンブルートの後に宿を取ったのは、南ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヒェン。
名峰ツークシュピッツェへの拠点となる街です。

でもやはり天気は回復せず。
山も雲に覆われがち。

考えた結果、ツークシュピッツェは次回に取っておいて、数時間の列車で行けるミュンヘンの街歩きをすることにしました。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

午後3時8分インスブルック発の列車はゼーフェルトに到着。
午後3時44分。
ここで乗り換えます。

ゼーフェルトから東側の山を見上げる。
左からゼーフェルダー・シュピッツェSeefelder Spitze（2221ｍ）、中央にヘルメルコプフHarmelekopf（2050ｍ）、右奥にライター・シュピッツェReither Spitze(2374m)。

午後4時3分発の列車に乗ってミュンヘン方向へ。

やってきたのは国境を越えたドイツの街、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン。
午後5時に到着。

駅を下りて東側へ。

トコトコ歩いて今日のホテル、ラインドルス・パルテンキルヒナー・ホーフに到着。

1911年建造の歴史を感じさせる建物。

部屋はこんな感じ。
広くて清潔感があって気に入りました。

来てみて初めて分かったけれど、駅の東側はほとんどお店もない。
一番賑やかそうな駅の北西の方へ行ってみましょう。

とうとう雨が降ってきた。

教会が見えたので入ってみました。

思ってたより豪華な主祭壇

天井画も見事

夕食はこのビア・レストランにしました。

とりあえずビールは「ラガーみないなやつ」、食べ物はメニューにあった「ソーセージと書いてあるやつ」を注文。
ところが出てきたのはトルコ料理のキョフテみたいなソーセージ。
ちょっと「あらっ？」となったけど、これはこれでおいしかった。

翌朝午前7時前に駅まで散歩。
ドイツ最高峰ツークシュピッツェは雲の中。
どうもすっきりしない天気。

その後朝食を食べながら今日の予定を再検討。
ツークシュピッツェには上りたいけれど、この天気ならまたの機会に出直した方が良さそう。。。

結局山に登るのは諦めてミュンヘンの街歩きに行くことにしました。

チェックアウトまで街の東側をうろうろ。
ここの壁画もきれい。

近くの場所からツークシュピッツェの方向。

チェックアウト後、午前９時７分発の列車でミュンヘンへ。

大都会ミュンヘンに到着。
人の多さにうんざりする。
まずは帰りの列車を時刻表で確認。
その次に大き目のスーツケースの収まるコインロッカーを探してうろうろ。
やっと見つけて無事収納。6ユーロ。
さらに地下に移動して有料トイレを利用。
１ユーロだけどチケットを持っていると次回は0.5ユーロになるらしい。

ここでやっと一息。
大都会で生きてくって疲れるね。

中央駅を出て東方向の中心街に向かいます。

この立派な建物は地方裁判所のようです。

カールス門の周辺は観光客でいっぱい。
さらに東に進みます。

白いファサードが印象的なミヒャエル教会に到着。
ヴィルヘルム５世が反宗教改革の一環として建立させたイエズス会の教会。

この教会は大天使ミヒャエルを讃えた教会で、内陣の大祭壇には「悪魔と戦う聖ミヒャエル」の祭壇画が飾られています。

教会の前で警察の楽団による演奏が行われていました。

バイエルン・ミュンヘンのグッズのお店

フラウエン教会。
個性的な２本の塔を持つ後期ゴシック様式のミュンヘンのシンボル的な教会。
残念ながら尖塔のひとつが修復中。

果実スタンド。
「フランス産アプリコット」「いちご、ブラックベリー、ブルーベリー」などと掲示されています。

ミュンヘンの中心マリエン広場と新市庁舎に到着。
たくさんの観光客に囲まれながら仕掛け時計が動くのを見学。

ちょっと小雨が降ってきた。

次に向かったのはミュンヘン最古の教会ペーター教会。
尖塔の上からの眺望が楽しめます。

でも先に教会の中へ。
意外に人が少なかった。

教会の尖塔に上ってみました。
狭い階段を譲り合って、やっとてっぺんに到着。
新市庁舎とフラウエン教会の有名な風景。

新市庁舎の尖塔の右奥には黄色い外壁のテアティーナー教会。
あとでちょっと寄ってみます。

これはなんだったっけ？

お腹が空いたのでヴィクトアーリエンマルクト（野外市場）に来ました。
青い縞々テントのお店にしました。

カリーヴルストとラドラーで8ユーロ。
うーんうまい。
満足満足。

食事の後、立ち寄ったのは聖霊教会。
中でハトが飛んでいるのは珍しい。

白い塔は旧市庁舎。

地図を見ながらたどり着いたホーフブロイハウス。
世界的に有名なビアホール。
ナチスが集会を開いたこともあるとか。
近くにハードロックカフェもありました。

中に入ってびっくり。
お客で熱気がむんむん。なんだか気圧される感じ。
店内に入っても席に案内される訳でもなく、写真を数枚撮って、そそくさと立ち去りました。

また雨だ…。

バイエルン州立歌劇場

将軍堂フェルトヘルンハレ。
アーチの左側には三十年戦争のバイエルンの戦士ティリー伯ヨハン・セルクラエスの銅像が、右側にはフランスと戦ったカール・フィリップ・フォン・ヴレーデの彫像が建っている。
中央のバイエルン軍隊記念碑は普仏戦争を記念している。
実はここもナチスとも縁のある建物とのこと。

これは右側の方

大理石のライオン像

すぐ近くのテアティーナー教会に入ってみました。
ペーター教会の尖塔から見えていた黄色い教会です。
純白のねじねじの主祭壇が印象的。

精巧な彫刻がどれも純白。

ふたたびマリエン広場へ。少しだけ晴れ間が覗いてきた。

最後に向かうのはアザム教会。
その途中にアバクロ発見。

アザム教会に着いた。

中に入ってびっくり。
なんじゃこの世界観…。

このおどろおどろした感じ。
こんな教会見たことない。

一見の価値ありです。

駆け足観光ながら、満足してミュンヘンを後にしました。