憧れの場所③

2013/10/04 - 2013/10/09

ここ6～7年。
毎年、秋になると訪れるのが、
『京都と奈良』

地元北海道では、高校の修学旅行といえば、
大抵、京都や奈良へ行くのだが…
生憎、自分は韓国という、
初めての海外旅行が修学旅行…
(これはまた別の機会に…)

奈良に行こうと考えた、きっかけは、
奈良の大仏に会いたかったこと。
法隆寺に行きたかったこと。
これが最大の目的だった。

初めて訪れた奈良。
もちろん、目的の東大寺、法隆寺も、
大好きな場所だ。
何度も訪れたい場所になった。

初めての奈良で、
特大の感動と、帰るべき場所をみつけた。
これまた偶然の賜物だった。

法隆寺へ向かうバスの中で、
見掛けた『東塔と西塔』
あれは…なんというお寺なんだろう…。
法隆寺帰りに、絶対に立ち寄ろう！
バスの中で調べたお寺の名前は、
『薬師寺』

法隆寺からの帰りのバスで
途中下車したあと、初めての薬師寺に。
訪れた時の青空と、
東塔と西塔の間に立って、
金堂を見た時のあの感動。
丁度、誰もいない時間で、
柔らかで、爽やかな風が吹き抜けて、
まるで東塔が創建された時代にポンっと、
タイムスリップしたような、変な感覚に…
その後の、薬師如来像さまと、
日光、月光 両菩薩像さまの美しさに、
一気に大好きな場所になった。

あれから７年…毎年秋に通い続け、
写経も始めたりもして。

７年通い続けて、
初めて、薬師寺で毎年行われている
憧れの『天武万燈会』に、
2013年10月8日に、行くことができ、
お参りすることが、出来た。

お参りにあたって、
奉納蝋燭を申し込んで、
楽しみに迎えた当日。

夕方に薬師寺さんに到着すると、
既に沢山の方々が、集まっている。

最初に、解体修理中の東塔から、
下ろされている水煙…
こちらを近くで見ることができるというので、
中に吸い込まれて、
とにかく、近くで、みっしりと見学。
白鳳伽藍の
修理で使用される木材に、触れてみたり。
次々と写真を撮っていく。

迂闊にも、時間を考えず、没頭してしまい、
薬師如来像さまと、日光、月光両菩薩像さまに、
会えずに終わってしまった…ショック。

まだ蝋燭の灯らない奉納提灯を見つめ、
その数の多さと、整然と並んでいる様子に、
蝋燭が灯ったら、もっと美しいんだろうな。
そんな期待を抱えつつ、食堂で配布される
助六寿司とお茶を頂いて、
６時を待った。

蝋燭に灯をともす段階になって、
やや風が強くなり、
人ずたいに、次々と灯を繋ぎながら、
１つずつ提灯に灯を灯していく。

結果、柔らかな光が織り成す、
素晴らしい絶景が目の前にあった。

やはり、私はここが大好きなんだ♪
憧れていた『天武万燈会』
今年もまた、お参りさせていただきます。
楽しみにしております♪

そんな薬師寺さんの、天武万燈会
思い出のお写真と、東塔の水煙♪

エリア 奈良市(奈良)

蝋燭が灯る前の提灯。

白鳳伽藍復興御用材だって。
デカイんだよ、ものすごく。

一応、触れてみたり…(笑)

東塔の水煙♪
解体修理で、こんなに近くで見ることが
出来るなんて♪まぁ素敵です！
現在の技術を駆使しても、同じものを
作るのは、不可能らしいぐらい、
すごい装飾らしいです。

昔はきらびやかな輝きだったのかな？
しかしながら、細部まで細かな
装飾ですねぇ。好きだね〜こういうの。

これが配布される！
助六寿司。
食べるのに、なまら時間かかる。
沢山の人が並んで、食べるんだよ。

開けてみたら、
こんな感じの助六寿司でした。
なかなかお腹もいっぱいなる。
それとお茶を１本いただくの。

本堂正面から、左右に沢山の蝋燭が
灯り、整然と並ぶ提灯。

近くでパシャリ♪ななまら感動して、言葉をなくす。

私が灯した提灯は、これです♪
本堂正面の階段左手の一番角でした。
ちなみに、当日これなかった方の
蝋燭を何本も灯しました。
手ぶらで来ても灯せるよ♪

仄かな光で灯る提灯。
なんだか、ほんわりとします♪
ちなみに、スマホのカメラで撮ってます。

ライトアップされた、
西塔と、灯された提灯。
これまた素敵な風景♪
しばし、立ち尽くし、一人感動。

万燈会の法要を途中で中座して、
混雑を避けて宿泊ホテルへ戻り、
食べたプリン♪
まぁまぁ…でした(笑)

奈良最終日の昼御飯がわりに、
大和西大寺駅近くのお菓子やさんで、
食べたケーキ♪
ガトードポアっていう名前だったような…
なまら高いのに…残念な感じ…
１回でいいかなぁ。って(笑)