2014/08/05 - 2014/08/06
44位(同エリア400件中)
かっちんさん
江戸時代から西廻り航路による北前船交易で、商人のまちとして栄えた酒田を訪れました。
その歴史と文化は、本間家本邸、廻船問屋の鐙屋などで知ることができます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
福島の駅そば
青春18きっぷを使い、東京から福島、新庄、余目経由で酒田へ向かっています。
福島でお昼になり、松月庵でおそばを食べます。
左が立ち食いそば、右が座って食べられるお店です。
冷やしそばの値段は、立ち食いが260円、お店が500円。勿論260円の方に入りました。 -
奥羽本線に乗ります
福島からは山形新幹線も走っているので、線路の幅が広い標準軌になります。
隣の線路を見ると、東北本線用なので幅が狭いことがわかります。
これから乗る普通電車は福島から新庄の間しか走れません。 -
福島盆地から板谷峠へ登っていきます
-
板谷駅
冬は積雪が多いので、駅にはスノーシェルターがあります。 -
峠の力餅
峠駅では短い停車時間に、名物の力餅を「ちから〜もち〜」の掛け声で立ち売りしています。
かつてはスイッチバックし列車交換していた駅で停車時間が長く、乗客はみんな買っていました! -
大きなかんざしを挿(さ)しているトンネル
板谷峠にある複数のトンネル入口にかんざしが必ずあります。
これは入口上部にできる雪庇が崩落することを防止する雪庇防止板(スノープロテクト)なんです。 -
かき氷みたいに見える真っ白な雲
米沢を過ぎたあたりは真夏の暑さです。 -
風規制
山形を過ぎ、舟形あたりで舟形風が吹いている時の規制区間に入ります。
当日は風がなく、徐行しませんでした。 -
新庄から陸羽西線に乗り換えます
レンガ造りの新庄機関区が今でも残っています。 -
コオニユリ
最上川舟下りの下車駅である古口駅では、列車交換のため停車します。
ホームに降りてみると、コオニユリが元気に咲いています。 -
風車村
狩川のあたりは日本海からの風が強く、風力発電の風車がいくつもあります。
4機のうち、3機は羽が揃って回っています。
羽が全機揃えば、傑作写真だったのに・・・ -
酒田駅に到着
ここから、るんるんバス\100に乗り、「かんぽの宿酒田」に泊まります。 -
翌日、酒田の街歩きです
バスの車窓から山居倉庫が見えます。 -
本間家旧本邸に入ります
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」とうたわれるまでになった酒田の豪商です。
大きな松は樹齢400年の臥龍の松です。 -
お庭
本間家は平屋書院造りの武家屋敷と商家造りが一体となっている建築です。
荘内藩において商いをしながら、飛砂の害から町を守るため防砂林の植林事業も行いました。
室内は撮影禁止なので、お庭を紹介します。 -
石造りの大きな植木鉢
お米だったと思いますが、品種改良に使われたそうです。 -
本間家別邸
こちらは当時使われていた道具などが展示されているので紹介します。 -
銭升
お金を数えるのに使われていました。 -
バイオリンかな?
箱の中に携帯用の天秤ばかりが入っています。
お金の重量にあわせた錘がいくつも用意され、お金を数えるのに使われていました。 -
イチオシ
学進鉛筆
鉛筆に北星(きたぼし)鉛筆と刻印されています。
2013年9月に、「大人の鉛筆」という2ミリ芯で替え芯がある鉛筆のようなものが発売されています。 -
測量道具
SN磁石と角度が測定できるようです。
ケースに書かれている牛方商会は、今でも測量関連の専門メーカとして活躍しています。 -
奥側にある遠州行灯(あんどん)
江戸から明治時代に、茶人の小堀遠州が考案したものです。
二重になった半円形の障子を回転させて光量を調節したり、着火の際に便利なように工夫された行灯とのことです。 -
水鉄砲(手前)と龍吐水(奥)
水鉄砲は飛火を防ぐのに使っていました。
龍吐水は水鉄砲の進化したもので、龍が水を吐くように威勢がいい放水だったようです。 -
背負子
商品を入れて売り歩いたのでしょう。
次に、廻船問屋へ向かいます。 -
廻船問屋の旧鐙屋(あぶみや)ではおしんがお出迎え
朝ドラ「おしん」の撮影に使われたところです。 -
商談の風景
北前船の船主と商品の売買の商談をやっているところです。
船主には無料で宿を提供したとのこと。
酒田から米と紅花を積み出し、帰りの船で上方文化が運ばれて来ました。 -
土間
土間は土ににがりを加え、叩いて固めて造られています。 -
庭にサルスベリが咲いています
夏を感じさせる花です。 -
イチオシ
水桶
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船箪笥
北前船で金庫として使っていた箪笥です。
外側が欅材、内側が桐材を使っています。 -
専用電話
明治29年に自宅と米穀取引所間に仮設した専用電話です。
蓄電池で動いていたようです。 -
イチオシ
石置杉皮瓦屋根
屋根の構造は、下地に茅を敷き、その上に土を載せ、杉皮を葺いて、平たい石を屋根全面に敷き、杉皮を止めています。
この石は耐火性を高めるためです。
植物もよく育つようで・・・ -
台所
客人をもてなす台所の様子です。 -
豪華な食事です
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中の間
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茶の間
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イチオシ
爽やかな風が通りぬけています!
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家人はお茶を啜りながら、庭を眺めていたのでしょうか
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傘福(かさふく)
酒田で飾られるつるし飾りです。
つるし飾りの一つひとつに意味や願いが込められています。 -
イチオシ
酒田獅子の軍団が並んでます!
二百年前から作られた郷土玩具で、魔除けになっています。
鐙屋では酒田の繁栄ぶりが理解できました。
これから駅へ帰ります。 -
よぐきたの もっけだの
町の中を歩いていると暖簾がさがっています。
「もっけだの」は「ありがとね」と言う意味です。 -
白山(しらやま)のだだちゃ豆
庄内地方の特産品で、枝豆の中でも甘味と独特の風味があります。
今が旬です。 -
白なす
かっちんは初めて見ました!
甘味があるそうです。 -
駅前広場の酒田獅子
いたずらで、鼻に手を突っ込んでみました!
獅子が「やめてくれ〜」という顔をしています(笑)
酒田の町では、歴史と文化を知ることができました。
これから電車で鶴岡へ向かい、旅が続きます。
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