2011/07/05 - 2011/07/16
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sumirekameさん
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南イタリアぐるっと10日世界遺産の一人旅①の続きです。
ローマ→チビタベッキア→オルヴィエートまできました。旅の目的の一つ、チビタバニョレッジョへ行きます。
移動が多いのでがちゃがちゃしましたが、後半につれて体調不良やら自分の優柔不断さにへこむことが増えていきます。
まあご愛嬌で。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて翌朝。
朝5:30に起きる。
なんと計画としてはお昼前までにホテルに戻ってくる計画で
バスで1時間のチビタバニョレッジョへ往復の午前中旅です。
おいおい無謀・・・。
前日に調べてあった、バニョレッジョ行のバス、6;15発。
それを逃すと昼までないという非道パターン。
一応乗る前にバスのうんちゃんに
「バニョレッジョ?」「シ(はい)」と確認して乗る。
私しか乗客いないよー!! -
ウンブリア地方の夜明けゆく草原を眺めながら、目指していた歴史遺産の町を目指す。
どきどきします。
つーか、じつはバニョレッジョってとこについたらミニバスに乗り換えらしいけど、
そのへんおミニバスからのほうは調べ尽くせきれなくて、そっちがどうなるのかのどきどきのほうが強いかも、、、、 -
うねうねと道はつづきます。
ほわあ、と静かにひとり、楽しみます。 -
さて、7:20
バニョレッジョに到着。
ぽろりん、とバスをおりたものの、朝の町は誰も歩いてない。
あー。もう、ミニバスどこ・・・?
となんとなく歩いて、車用の道を見上げて、車用の案内がないかを探す。
あった。
CIVITA↑みたいなの。
そしてそのすぐ近くに、奇跡のようにミニバスのバス停が!
うおおおんん。
しかも7:35にバスくるって書いてる!
わあい。めっちゃちょうどいいやん。
さて。
待つ。
待つ。まつ。まつが・・・7:45,8:00.
こねーわー・・・。
時間通りにこないかもってわかってても、こないとへこむわー・・・。
何気に歩けないかな?と道ゆくおばさんにちょっと聞いてみたら、
イタリア語返してきてぜんっぜんわかんねえ。
でも、なんとなく、歩くのは無理、かなり疲れるわよ、というてるような気がする。
でもなー。バスもタクシーもこねーしなあ。
と、車の標識の方向へとぼとぼ歩いてみる。
一時間あるいて到着しなかったらあきらめるか?
いやしかしな、到着しなかったらあきらめられるものか?
うーん、、、、
と、
あるいていたら、二つ目の、バスの停留所に着いてしまった。
やっぱバスくるはずっぽいんだけどな・・・。どうしよ、、、と思ってたら、
なんか、ミニバスチックな車が見える。
あれ、あれじゃないか、あれ。
なんとなく、バス停に立ち尽くし
「私、めっちゃバスまってます!!!」って顔でバスに目力送る。
そしたら、やっぱ、そーだったあああああああ!!
「のるんか」
「ば、バスチケットないけど、いいですか?」
(※バスチケット販売はちがうとこだったりするので)
「車内でうるからいいよ」
と。
ちびた?ちびたばにょれっじょ?と何度も聞くうっとうしい旅行者私。
うんうんいくいく、とめんどくさそうな運転手。
はい。
走って5分くらいでつきました。
ちかいじゃんけ。
ちかいけど、その5分、ちょっとアップダウンしましたけどね。
歩いたら20分30分かなあ。
ちょっとしんどそうだったっす。 -
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
到着!消えゆく都市、チビタバニョレッジョ!!! -
当時は入場料とかとりませんでした。
2014年はとってるみたいですが。 -
長い細い橋をわたったむこうに、町があります。
-
この道をバイクとか車とかはしりますよ。
-
うきゃー!
-
町は起きてないーーー!
すべてのお店がお昼12時から営業だとーーー!
おいしそうなパンややオリーブオイルの店、チェックしてきたのに。
くすん。
調べ不足。
眠ってる町を歩きまくります。 -
ここにもホテルとかあるみたいで。
しまったちゃん3
ここに泊まったらよかったなあ・・・。なんでもっと日にちとらなかったんだろ、私。 -
街の至る所が可愛くて。
いちいちウハウハひとりで萌えてました。 -
映画の撮影とか使われてそう。
-
誰もいないよーう
-
ああ、ここでパンにオリーブオイルつけて食べたかった。
-
こんにゃちわ。
ネコしかいない朝。 -
朝の景色は美しかったです。
夕焼けも見たかったな。 -
ひとっこひとり会いませんでした。
-
美味しいお土産も買いたかったなあ
-
ツアーとかでも30分くらいしか滞在しないそうですが
私も1時間くらいでぐるりと町を一周しました。
ネコさんにしか会ってません。
二回目にいくことがあったら、ホテルに泊まってみたいです。 -
ミニバスは往復で1ユーロでした。
まあ、安いようなそうでもないような。 -
バス停、の写真。
一番下の反射してるようなとこに、時刻書いてます、
時間どおり運営してないですがね・・・ -
さて、またバスに乗ってオルヴィエートの町へ戻りました。
時間はホテルチェックアウトの時間をぎりぎりだというのに、なんとかいけるかと昨日いけなかったサンパトリッツオの井戸に入って降りてみます。
13メートルの直径に62メートルの底。
1500年にできた井戸。
降りる人と登る人がであわないように作られています
足元ぬれてすべりやすい -
上から下をみる
-
下から上をみる
-
中の階段。
時間急いで降りてのぼって10分。
どんだけ急ぐのか私。 -
ホテルにもどったのは11:30.
11:00にチェックアウトなのに遅れてごめんなさい、
と、ホテルの方に謝ると、全然気にしなくていいのに、と
朝ごはん食べに来なかったからどうしたのかと思った、と言われ。
朝ごはんとか食べてないんじゃない?食べたら?
と、カプチーノを入れてくれました。
オレンジジュースやらミルクやらいろいろ。
ケーキバイキングのような朝ごはんだったらしく、
いろいろ選べました。 -
好きなだけ食べなさい、と言われましたがそんなに食えないっす。
ケーキバイキングのようだよほんとに。
お昼ご飯を兼用できました、ごちそうさまです。 -
オルヴィエートの駅へ、。お昼12時ころ。
さて、ここからはローマまで南下して一度ナポリまで行き、列車をのりかえてソレントへ向かいます。 -
オルヴィエート→ローマを通過してナポリへ到着。
ほんとはナポリに泊まろうと思ったんだが、治安が悪いとめっちゃあったので、
もっと南下してソレントという町へ宿をとりました。
ナポリで乗り換えて、チルクムベスービオという線にのりかえ、最終駅がソレント。
帰れソレントへ、という曲がありますねえ、その舞台ですよ。 -
青いラインがソレント行き。
-
ナポリ駅。
-
ナポリ駅17時。
会社帰りの人と相まって、超満員電車なのにクーラーなくて死にそうでした。
スリにあう、スリにあってしまうううう!と貴重品だけは死守しましたが。 -
ソレントに着きました。
ドミトリー宿を予約しておりましたが、見つけられなくてかなり迷いました。人に3回きいて3回とも違うとこを教えられて困ってしまったよ。
なんとか自力でみつけたが、女子専用ドミの予約をしたのに取れてないとかいうし。3ユーロ安くするから、と男女兼用ドミでした。
別に身の貞操を守らなきゃと思う年齢でもないけどさー。
ところでソレントは、どうやらヨーロピアンのリゾート地だし、ちょうど季節的に休暇に入ったころなのか、すごく家族連れでにぎわってました。
ナポリの危険さを考慮してわざわざやってきた甲斐があるくらい、
夜も警官が歩いているし町はとても明るく、すごく素敵な町でした。
ただし、一人旅にはかなりぼっち感が浮き彫りになってしまう町でした・・・ -
おとぎの国みたいなしずかな青い夕焼け、そして様々なオレンジ色の町の明かり。
リゾート感あふれるすごく安心感のある気持ちのいい町だなあ。 -
イタリアはリモーネ、レモンをとても美味しく調理します。
とくにソレントは、レモンの物産がたくさんお土産に売ってました。
レモンだらけ。 -
レモングッズ。
-
サッカーのアップリケ。
-
町の一角。
-
夜の町だけど、すごくにぎわっていて安心。
21時から夜って感じです。 -
お腹がすきました。
レストランに入るには、ひとり身だと入りにくいです。
注文も一品くらいしかしないし。
一応お店のひとに、パスタしか注文しないけどいいか?と聞いたらいいと言ってくれたので入りましたが、 -
お店のウェイターさんの態度がひどかったです・・・。
フォークもほおりなげるように置かれるし、お皿欠けてるし。
気持ちのせいか、パスタもなんか柔らかすぎて期待よりあんまりでした。
ワインは美味しかったんだけど、置くときにも
ちゃぷん!ってワインがこぼれそうな勢いでどかんと置くし。
あわせて11ユーロなんだけど、伝票に、どうみても
「48?」って書いてるように見える。
席番号なんだよねきっと。
まさかぼろうとしてないよね。
チェックするとき、12?渡したら、無言でこっちの顔もみないし。
サービスしろとはいわないけど、なんか気分はよくなかったなあ。 -
翌朝。
ソレントからは青の洞窟へ行くカプリ島への船が出てます。
早起きして船にのって、カプリ島青の洞窟を見て、アマルフィへ行くと決めてます。 -
しかし夜中に咳がひどく、鼻血が出ました。
ヨーロッパの乾燥が体調もともとよくないところへダブルパンチ。
加えて同室の女の子に、「日本の震災は大丈夫なの?」と質問されて、
ロクに答えられずにしどろもどろだわ、前日のレストランの仕打ちだわで、
ちょっと心が疲れてしまっています。
無理は禁物なのに、無理してるのをこのときは気づいておりませんでした。 -
青の洞窟は、天気がよくても海の状態によって見られないことも多いらしい。
実は行くだけで結構お金かかるので、いかなくてもいいかな、と思っていたのですが、せっかくだからなあ・・・と気が進まないような気もしつつ、とりあえず行く。
チケット順番ぬかされるのはザラ。
まあなあ、私が先よ!と怒るべきなのかどうなのか、
窓口でしどろもどろになるからなー。 -
お金かかる、というのは、
ソレント→カプリ島、までの船代往復30ユーロ
カプリ島→青の洞窟、までのぐるり周遊台15ユーロ
青の洞窟から乗り換えて中に入るボート代8ユーロ
青の洞窟入る代4ユーロ
青の洞窟入るだけで8000円近い。
もっと安い奴あるのかな?
貧乏旅ばっかの私にはきっついなー。
ヨーロッパにくるには私は分不相応なのかもしれん。 -
しかしカプリ島で、がんばれ日本、のステッカーがあって、ちょっと涙でた。
-
まず、カプリ島周遊。
カプリ島のまわりを英語案内してくれます。
ああ、さっぱりちんぷんかんぷんだが、となりにいる日本人女子大生がとにかく
「すごい!青の色やばいって!!」を繰り返しているのが耳に聞こえます。 -
青の洞窟入口。
すんげえ渋滞になってます。
大きな船から小舟に乗るんだけど、小舟の主から「お前、お前から乗れ!」と私をまっすぐ指名され、他のお客さんより先に乗せられました。
なぜか。
日本人だから。だろうなー多分。
チップチップとすごくうるさい小舟の漕ぎ主で、アジア系ばかりを寄せ集められた。。 -
洞窟はたしかにね、水位が入口をふさいじゃったりして、波間にタイミング見計らって入るし、お客はボートにねころばないと入れないし、漕ぎ主はタイミングまちがったら頭岩にぶつけるし、大変だけどさ
-
この日もぎりぎりの水位だけどシーズンだしってんで、すっごい海上で待ち時間20分くらいで、波がつよく。小舟に乗り換えたものだからダイレクトに波たっぷん。
ううう・・・はきそうになってきた・・・。 -
そして!
はいりましたよー青の洞窟。
写真ぶれぶれですみません。
ええ、美しいんだけど。
美しいんだけど、私の漕ぎ主がすうんごいうるさい!
他の漕ぎ主にも注意されていた。
多分アカン船にのってしまった、私。 -
美しい青の洞窟の中、大反響に私の漕ぎ主がナポリの歌を大声で歌ってうるさい。
そして「ニカイマワルニカイマワルスペシャルチーーーップ!!!」
と大声でうるさい。
青の洞窟の中でとりあえず「だまってくれこいつ」としか思えないくらい大声だった・・・・。 -
洞窟でたらチップの要求。
チップなんだから心づけでいいのに、すっごいがめつくて結局私はありえないくらい渡した。10ユーロ。ありえないわー。
なんか財布の中みて脅された感満載です。
体調不良だし心弱ってるし泣きそうで、
舟おりるときにその漕ぎ主に「ありがとうもいわねえのかよ」と
言われてしまいました。
ああ、へこむ。
こういうのにちゃんと対処できないくせに一人旅してる自分に。
でも外のいたるところに「日本頑張れ」の文字を見て、またうるうるしたり・・・ -
やさしいイタリアの人も、たくさんいたんだけどな。
-
-
アマルフィまで行こうかと思いましたが、ちょと心が折れてしまいました。
暑さと鼻血と咳と自分の行動にへこみ。
ちょっと少し休憩しようか。 -
カプリ島のお店をぐるぐるまわりました。
暑い。
夏バテのようになり、アイスクリームを食べましたが暑くて食べるそばからとけてしまい、ぼとっと落としてしまいました。
あああああああ。 -
さらにさらに、
日本に電話しようと思って売店で「国際テレフォンカード」を買いましたが
店主がちょっと意地悪そうに嫌な笑い方したような気がしたのだよね。
スクラッチ部分を削ってその数字を使って電話できるんだが、
ガイダンスが
イタリア語。
ひでえ。私英語で国際フォンカードくれって言ったじゃん。
なんでイタリア語ガイダンスのんなんだよー!
スクラッチけずったから払い戻しできないし。
さんざんです。 -
びんぼっちが身の程知らずにイタリアにきたのがあかんのでしょうか。
-
もうアマルフィには行かず、ホテルに行って寝よう。
ちょっとたぶん、日射病気味にふらふらします。
③へ続く。
ちょっと旅行記なのにマイナス思考でごめんなさいー
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