ハルピン～長春　鉄道の旅

2010/07/29 - 2010/08/02

7月29日 アシアナ航空でソウル経由ハルピンへ

7月30日 和階号で日帰り長春へ　
7月31日 ハルピン散策　
8月1日 アシアナ航空でソウルへトランジット
8月2日 アシアナ航空でソウルから帰国

エリア 哈爾濱(中国)

7月29日
成田からアシアナでソウル乗り継ぎでハルピン太平国際空港にはほぼ定刻13時40分頃到着。空港の外に出ると、あまりの暑さに驚く。緯度的には日本最北端と同じくらいなのに、まるでマニラにでも来たようだった。

空港からはタクシーで街の中心地にあるホリディイン=シティセンター（哈爾浜万達假日酒店）に行く。運賃は思ったよりかかり180元もした。

ここはエクスぺディアで3泊朝食付き22000円で予約。部屋は思ったよりかなり広く、ここなら快適に過ごせそうだ。

サーゼスって何？wwww

ｿﾌｨｽｶﾔ寺院
1907年ロシアの軍用教会として建てられたこの街のシンボル的建物。現在は博物館のようになっていて教会ではない。
周辺はショッピングモール等がありこの街の中心だ。

ｿﾌｨｽｶﾔ寺院の内部

兆麟公園
抗日戦争の英雄、李兆麟が祀られている公園

防洪記念塔の前で記念写真を撮る中国人観光客

松花江

中央大街の歩行者天国

旧松浦洋行ビル(現在は書店)

快の客?
何の店だろう?

ハルピン駅

駅前では盲目の男性と足の不自由な女性が弦楽器を弾きながら物乞いをしていた

あちこちに日本語学校の看板があった

731部隊陳列館
731部隊本部棟のみ残っていて、そこが陳列館になっている。
単独では行動できず、ある程度人が集まったところでツアーを組んで回ることになっていた。私以外すべて中国人のようだった。

日本の小学生による寄せ書き

「みんなで心をこめてつるをおりました」

7月30日　この日は15時38分発の和偕号に乗る予定なので、昼過ぎまでホテルでゆっくりし、歩いてハルピン駅まで行く。15分くらいで着く。

列車は満席で立っている客もいた。1等と言っても日本の新幹線のグリーンほど座席にゆとりがなく、エアコンもあまり効いてなく快適な旅とは行かなかった。1時間50分後長春駅に到着。長春には2時間半くらいの滞在しかないのでタクシーに乗らなくてはならないが、相乗りばかりで乗れない。そんな時声かけてきたのに乗るが、偽満州国務院までと言ったのにいろんなところに勝手に案内し、結局85元も取りやがった。

文化広場

地質宮
満州国の王宮として使われる予定だった。

偽満州国軍事部
現在は病院として使われている

20時少し前、今度はボッタくられることもなくタクシーで駅に戻る。たった10元だった。

しかしハルピンに戻るD27次和階号は20時11分発なのに20時過ぎても入り口が開かない。何の放送もなく言葉の分からない駅で待っているのは不安だった。10分頃やっと入り口が開き他の乗客とともにホームに向かう。

列車は10分ほど遅れて長春を発車。車内に入るが私の席にはすでに中年オヤジが座っていた。切符を見せ身振り手振りでどいてくれと示したら何か怒った顔して空いている席を指差してヴダウダ言っていた。仕方なく空いている他の席に座る。周りの客の表情からかなり汚い言葉で言っていたかもしれない。ボッタくりタクシーといい、この長春の旅は嫌な事が多かった。

D27次列車は午後10時頃ハルピン駅に到着。