シアヌークビルに「何もしない」をしに行く。

2014/07/24 - 2014/07/27

プノンペンから４時間近く車に乗って、シアヌークビルまでやってきました。
「何もしない」をするためです。

エリア シアヌークビル(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 2.5

• 交通手段: 高速・路線バス バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

空港からシアヌークビルへ直接行こうとして、空港で「セントラルマーケットの横のバスターミナルに行ってくれ」と言うと、「どこへ行くのか?」と聞かれました。「シアヌークビルに行く」と言うと、「じゃあ、近くにバス停があるから、そこでバスに乗れ」と言ってきます。素直に言うことを聞くと、「バス代15ドルだから」と言われます。なんか、思っているよりも高い気がして、？？？な感じです。
「もうバス来てるから」と言われて慌てて乗り込みます。

ハイウェーです。
途中、料金所もありましたので、立派なハイウェーなはずです。
たとえ、沿線で鶏を放し飼いしていても、途中、牛が道を横切っていても、ハイウェーです。

バスは4時間ぐらいかけてシアヌークビルに着きました。よくわからないところで止まりました。
止まったところにはバイクタクシーなどがたくさん待機していました。
その中の一台のトゥクトゥクと５ドルでビーチのホテルに連れて行ってもらうことになりました。
連れて行ってもらったホテルは「ホテルクーラバ」です。途中迷いましたが、何とか到着。費用対効果で考えると全くケチのつけようがない、立派なホテルでした。

シアヌークビルの情報は、日本ではあまり手に入りませんが、ホテルやレストランに行くと、情報誌がちゃんとあり、いろいろな情報が入手できます。
英語で書かれているのが大丈夫であれば、これを手にすると世界が広がります。
これによるとバスターミナルからビーチまでトゥクトゥクで６ドルが相場と書いてあり、うれしく思った反面、プノンペンからシアヌークビルまで１０ドルしないのが相場と書いてあり、凹みました。

ホテルからセレンディピティビーチに行く道すがらです。軽く坂になっており、飲食店が鈴なりになっています。２４時間営業のミニスーパーなどもあり、夜でも治安はあまり悪くないようです。

ビーチの入り口に着きました。桟橋があり、ここから出るボートで、近隣の島に行くことができます。今回は疲れるようなことはしないコンセプトなので、ツアーには乗りませんでした。より綺麗な海を求めたければ、島に行くのもいいと思います。情報誌に広告がたくさん出ています。

ビーチの入り口です。

水は特別綺麗だとは思いませんでしたが、全体的にいい感じです。

ビーチには、海の家がずらっと並んでいます。
ほとんどの海の家ではWifiが使えます。

海の家はビーチサイドにいすを並べており、注文をすれば、いつまでも居座れます。多くの店で生ビールが１ドルで、それで粘っても何の文句も言われません。
文句は言われませんが、「シャコを買って」と言われます。
押しに負けて、「火は通っているはず・・」と自分に言い訳して、人生で初めてシャコを食べました。おいしかったです・・・。

「ドリアンも買って」と言われます。
本当かどうかは別として、ドリアンとアルコールは食べ合わせが悪いと言われているので、あえてビールのあとにドリアンに挑むことはしていません。
ここの物売りの方はあまりしつこくないので、断るのもそんなにストレスにはなりません。

基本暑いですが、木陰にある椅子を見つけると、かなり快適です。

「マッサージしませんか」ともいろんなところから声がかかります。
至福のひとときです。
そんなに高くありません。

ずいぶん大きく出たな、という感じがします・・・。

町のようすです。観光客向け飲食店はたくさんありました。
ただ、夜10時を過ぎて食事をしようとすると、選択肢は結構狭くなるみたいです。

ゴールデンライオンがロータリーの真ん中に鎮座しておられます。

ライオンのまわりで日本食レストランを発見しました。

ホテルその２　CLOUD9というホテルに泊まりました。セレンディピティビーチの奥まったところにあります。

バンガローに泊まってみたくて、一泊だけここを入れました。

ベランダのハンモックがとても快適でした。

ここは、うるさいという評判でしたが、確かに、セレンディピティビーチに一軒、大きい音で音楽を遅くまでかける店があり、その音がビーチ全体に響き渡っています。うるさいなと思いましたが、私は眠れないほどうるさいとまでは思いませんでした。この辺は人それぞれでしょうが。ただ、その店も売りに出ているようで、経営が変われば静かになるかもしれません。

また、ホテルの海側には、小さい虫がめいっぱい飛んでおり、そっちのほうが気になって仕方ありませんでした。読んでいる本と目の間を飛び回るぐらいなので、大変でした。ハンモックのあるところには虫はあまり来ませんでした（だからハンモックは快適だったのです）。

あと、バンガローはゆがんでおり、ドアの立て付けが悪く、開閉しにくいなどの問題がありました。「自然の中で泊まるというのはこういうことなのね。」と実感できる宿でした。

帰りのミニバンです。約10人乗り、Wifi、ミネラルウォーター付でプノンペン市内まで12ドルでした。
シアヌークビルでは気兼ねなくのんびり過ごすことができ、正直気に入りました。
こんなミニバンがプノンペン空港から出てたら迷わずリピートするのになぁ。

この旅行記へのコメント （2）

• 大地さん 2014/09/28 07:21:33

  シアヌークビルバスターミナルからは。

  バイタクなら１ドル。バス会社によっては、無料の送迎ミニバスを運行しているところもありますよ。外国人観光客は、知らずにツクツクなどの勧誘に捕まりますが。地元の乗客などに聞けば教えてくれますし、地元民の動きを観察してると大抵気付きます。

  yasuさん からの返信 2014/10/08 21:52:14

  RE: シアヌークビルバスターミナルからは。

  コメントありがとうございます！
  
  スーツケースを持っていたので、バイタクというわけにはいかなかったところもありまして・・・。程度の差こそあれ、外国人観光客相手に最初からふっかけないほうが珍しいですよね。次からはもっと賢くいきたいと思います。