留萌の熱い夏～留萌地区吹奏楽コンクール～

2014/08/03 - 2014/08/03

　夏といえば、海、山、花火…、とイメージするものがたくさんあります。私もそれらをイメージしますが、吹奏楽コンクールもその中の一つです。ここ三年は奏者として吹奏楽コンクールに出場していませんが、ききに行っています。この紀行文は、留萌地区吹奏楽コンクールをききに行った様子です。

エリア 留萌（るもい）(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

　留萌市へは、車で釣りによく出かけ、紀行文を書きました。今回は、青春18を使っての汽車旅です。往路は旭川経由で行きます。
　天気が良いので、コンクール日和です。

　用事のため、美瑛駅で下車。美瑛駅では、外国語があちこちできこえました。レンタサイクルは、駅を出て左の商店にあります。

　旭川駅も高架になり、新旭川方向をのぞみます。

　汽車旅に欠かせないのが、これ。駅弁です。旭岳べんとう980円也を旭川駅で買いました。北海道らしいおかずは、ホッケのフライぐらいでしょうか。

　深川駅で留萌線に乗り換えです。留萌行き普通列車の乗客は、深川を出た時点で15人程でした。

　深川駅に来たら、どうしても買ってしまいます。今日二度目の昼食、深川駅の駅弁・盛り合わせ寿司430円也です。オーソドックスな寿司ですが、酢がよく利いています。

　深川駅を発って約一時間、留萌駅に到着です。車内はまったりした雰囲気が漂っていました。

　留萌駅では、蕎麦屋が頑張っています。駅弁もここで注文します。

　留萌駅の改札口です。

　留萌駅の駅舎です。

　留萌駅を出て、誰もが真っ先に目に入る看板は、これだと思います。

　キタムラサキウニ――ノナともいいますが、一皿お土産に買いました。980円也です。
　帰宅後、殻を割って実を取り出し、家族でウニ丼の夕食となりました。ミョウバンの匂いがせず、甘みがあって美味かったです。

　留萌市は、人口の割に飲食店がたくさんあります。駅から近くの天宝は、気軽に入れる食堂です。

　坂から見た留萌市街です。

　港町らしく、このような表示が。

　コンクール会場へ。最近は、所ジョージの笑ってこらえてで吹奏楽を取り上げることが多くなりましたね。

　留萌地方は過疎と少子化が著しい地域なので、吹奏楽部の維持が大変です。メンバーが20人を切り、涙ぐましい努力と工夫で出場した学校が数多くあります。こういうところが好きです。

　私にとって留萌は第二の故郷みたいな場所です。吹奏楽で留萌に来るのは、盆や正月に帰省するみたいなものです。友達にも会い、旧交を深めることが出来ました。

　コンクールの時期になると、どうしても血が騒ぎます。コンクールですから、演奏が審査され、優劣で金賞、銀賞、銅賞の評価が下されます。誰もが金賞、そして全道大会への代表権獲得をめざし、練習してきます。結果発表では、歓声とともに、嬉し涙、悔し涙の光景があります。私も学生時代、何度悔し涙を流したことか…。

　各地区の代表が集まる全道大会は、札幌のkitaraが会場となります。kitaraでは、全国大会や東日本大会への代表権をめざして激戦となります。
　私が初めて全道大会に行けたのは、社会人になってからのこと。一般の吹奏楽団に入ってのことでした。初の全道大会では、ソロをとちってしまい、結果は銅賞。あの頃はkitaraではなく、厚生年金会館、今のニトリホールのステージでのことでした。

　汽車の時間で、あまりゆっくりはできませんでしたが、演奏をきいたり、旧交を深めることが出来て、すごくよい時間を過ごしました。楽器は、しばらく吹いていないので、ケースにほこりが被っていると思います。

　留萌線には、板張りのホームが多いです。これは真布駅です。
　帰りの汽車の中で、留萌に来たが、海を全く見なかったことに気付きました。ま、今回はコンクールが主なので、いいか。

　北秩父別駅も同様です。
　留萌線は、留萌迄は田園地帯を行きます。留萌から先は日本海に沿って行きます。観光路線ではないですが、のんびりした雰囲気がいいです。

　復路は、根室線経由で富良野へ。ちょっと砂川駅に行ってみましたが時間が遅く、駅員はいませんでした。

この旅行記へのコメント （2）

• 義臣さん 2014/08/04 16:49:57

  吹奏楽

  吹奏楽を、、良いですね。
  近くに母校中学の校舎から時折聞こえてくるんです
  昨年は都の大会で賞を頂いて来たようで、
  聞きたかった。。
  何時も　先生にはどこかで演奏の時は教えてください
  お願いをしているのですが　いまだに　一度も
  
  　　　　　　　　　　　　　　義臣

  マプトさん からの返信 2014/08/04 16:58:40

  RE: 吹奏楽

  返信ありがとうございます。
  もうすぐ甲子園が始まりますが、私にとっては中１から続けてきた吹奏楽コンクールなんです。教えてきた子たちはもう社会人になりましたが、一緒に吹けるようになったのがうれしいです。また、あの独特の緊張感が客席にも伝わってきてたまりません。