2014/07/22 - 2014/07/22
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yukibxさん
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フランスのサン・ジャン・ド・リューズからスペインのサンセバスチャンへは、高速道路では30分ほど。
過去に数回サンセバスチャンに来たことがあり、旅行記「人々が幸せそうなスペイン・バスクの街」を書いていますが何度きてもリラックスできる
街です。旧市街とその周辺で3時間ほど過ごしましたがフランスから30キロしか離れていないのに、
かなり異なる世界にきた印象で、たのしい3時間でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
この日(7月22日)、サンセバスチャンはかなり暑かった。どこのカフェも暑さをしのぎ、冷たい飲み物を飲む人々で一杯。観光シーズンだからか
街の通りは人で賑わっていた。 -
海岸近くにあるドンキホーテとサンチョパンサの像も暑そう。
馬の足下は海の魚が沢山集められていた。
それはそうと、なぜドンキホーテの彫像がサンセバスチャンに?この街とセルバンテスとは関係があるのだろうか? -
市庁の建物のまえに掲げられたポスターが目に入った。
この日の真っ青なサンセバスチャンの空とポスターの青空が呼応している
ようで面白かった。
サンセバスチャン市立中央図書館のポスター。 -
市庁の入口にかかげられたポスターは、2016年のヨーロピアン・カルチャーの首都に選ばれたことが書いてあるらしい。この期間中ヨーロッパ文化の多様性、欧州が共有する文化的特性をアピールする。
http://www.donostiakultura.com -
すぐ目の前にある海は、お天気のいいため完璧なブルーできれい。
遠くに小舟が見える。 -
遠くに海を眺めていて、ふと下をみると、なんと海水浴の人々が所狭しとひしめき合っている。こんなに大勢の海水浴客は日本以来だ。
ビスケ湾は、大西洋の荒波をもろに受けないので、だれでも泳げる安全な海岸。それに砂浜だし。 -
ここの海岸は奥行きがないので、こんなにひしめき合ってしまうのだと思う。ただし、海岸は横に伸びている。1〜2kmはあるのでは?
街の中にある海だから行き易いというのが混雑の原因。
でもスペイン人はそんなことを気にしないよう。家族連れが多かった。 -
海岸を離れて旧市街を行ったところに野菜市場に出くわす。その野菜の種類の豊富さといったら!だれでも料理をしたくなってしまうだろう。
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カラフルな野菜が一杯で、まるで絵画をみているようだ。夏ってやっぱり素晴らしい!
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さらに歩くと、なんだ!こんなものに出くわす!
一人の男性の上に女性が乗っかっている。これだけなら、女性の重さによく
耐えているなあくらいの感想だと思う。 -
正面から見てみよう。
上の女性は下の男性に触れていないのだ。 -
拡大してみてみよう。
女性が男性の上に乗っかっているわけではないのは、見物人がコインを
前に置いてあるバッグに入れると、男性は頭を下げる。女性の体が男性に
触れていないことは間違いない。
ミステリー。。。いまだに解決できないでいる。不思議。 -
そのまま歩いていると、突然 キャオッと凄い声が近くでした、正直つんのめってしまった。
なんと3人の悪戯小僧がおかしなケースに入っているではないか。それだけでも可笑しいのに、真ん中の親分格が突然通行人に(タイミング良く)叫ぶのだ。それでびっくりさせることに成功すると3人でケタケタ奇妙な声で笑う。そのタイミングが素人ではない、と見た。
それにしても何と愛嬌のある小僧たち!
観光客の野次馬たちは大笑い。晴天、キラキラひかる夏の光線、笑い、アイスクリーム、きれいな女の子達、なんたる幸せ! -
時間は昼食の時間になっていた。旧市街に戻る。バールには大勢の人々がバールの中、または外でピンチョスなどを頬張っている。観光客だけでなく
もちろん土地のスペイン人も。皆、ワインボトルを開けていた。フランス人以上に飲むのじゃないか、と思った。 -
旧市街はゴタゴタしているところが何より魅力。どこの国でも活気のあるこういうエリアがある。バイタリティーがある、というか。
一番惹かれたのは、ワインとかチーズとか缶詰、オリーブなどを売っている食料品屋さん。狭いスペースに何やら美味しそうなもの、はじめて見るものが数多く並べられている。アリババの洞窟。
よく飲まれるスペインバスクのワイン。印象的だったのは、ワインのラベルがとても現代的でアートしていること。これはイタリアン ワインも同じ。 -
例えば、これ。
シャトーの地図が描かれている。 -
そしてこのラベルも。白ワイン。右の小さな写真は赤ワインのラベル。
GLARIMAという名前。SOMONTANOのワイン。 -
旧市街に、広くて、探し易い、内装の素敵な本屋があった。ELKARという名前らしい。
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本屋さんのデイスプレーにあったマンガチックなポスター。
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お菓子屋さんの前を数回と追ったが、いつもこの巨大なケーキが置いてあった。スペインには、まだあか抜けないものが見られて、それがなんとも暖かく、懐かしく、とても魅力。
街の中で、こんな大きなケーキを歩きながらパクついている男性がいた。
なんか食べにくそうだったけれど、本人は幸せな顔をしていた。 -
道が狭いので暑さが凝縮しているのか、通りには人があまりいない。いや、人は大勢いるのだが、皆、バールで昼食しているのだ。
我々もそろそろ目的の昼食にする。
それはお寿司のバール! -
「健二」というその寿司バー。旧市街のサンタマリア教会の近くといっていた。
-
そしてすぐに見つかった和風ピンチョス。KENJI SUSHI BARのサイトから引用のお寿司の写真とアドレス。
実は今回のサンセバスチャン行きは、このバーで美味しいトロを食べるというのも理由。
で、お寿司はとても美味しかったし、オーナーの健二さんも感じよい方だったし、トロは舌でとけるよう、ホタテ、イクラも、唐揚げも全て本物の日本の料理。
ぜひ、おすすめ。海外で頑張っていいお仕事をなさっている方を応援したいと思います。
というわけで、なにかゆったりとした時間が流れていて居心地のよいサンセバスチャンの街を後にしたのでした。 -
(書かずもがな)今日は8月12日です。サンセバスチャンを訪れた日から約3週間たった。先ほど、住んでいるボルドーの中心街に行ったら、なんとあのオレンジの衣装を纏った大道芸人がいるではないか!スペインを回ってからフランスに入国しここまで来て、芸を披露していて、私は何か懐かしい気持で一杯になった。
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この旅行記へのコメント (3)
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- フルリーナさん 2014/09/03 00:55:23
- すごすぎます!!
- yukibixさん。
蜂蜜なめて寝ようと思いつつ、ちょっと次の旅行記を…とクリックしたら・・・、もう、すごすぎて、面白すぎて、目がギンギラです(笑)。
大道芸人のお二人、すごすぎます!
ほんとうに人間でしょうか????
あの悪魔ちゃん3人組みも、おしゃれなワインも、思わず吹き出してしまったポスターも・・・すごすぎます(笑)。
そのうえ、あの大道芸人とボルドーで再会してしまうとは!!
でも、yukibixさんの旅行記を拝読していたら・・・・私も、こんどどこかの街角で、このオレンジ色のお二人に、会えそうな気がしてきました!!
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- badia35さん 2014/08/04 11:07:18
- ご無沙汰しております
- yukibxさん、こんにちは。
ご無沙汰しております。
リュズでゴルフ、
足をのばして、サンセバスチャンで散策とお食事、素敵ですね!
羨ましく、拝見致しました。
私も今夏は、サンセバスチャンへの再訪を計画しております。
今回は、フランス側バスクへは行かない予定で、
サンセバスチャンで少しゆっくり、できるかな?!
コンチャ湾に、足ぐらいは浸かりたいと思っております。笑
ご紹介のsushibarも、機会があれば覗いてみたいです。
ありがとうございました。
badia35
- yukibxさん からの返信 2014/08/06 07:02:45
- RE: ご無沙汰しております
Badia35さん、こんにちは。
私こそ ご無沙汰していて失礼しました。
8月にサンセバスチャンに再び戻られるのですか!
よくわかります、その気持が。あの街は 居心地がいいのですよね。
何故でしょう。
先ず 人々が屈託ないこと。そして食べ物が美味しいから、きっと。
街が小さいことも、(でも程々に大きい。。) 安心できるのかも知れません。
そして広がる海は、開放的な気分にしてくれる。
というわけで、エンジョーイなさってください。
yukibx
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