2014/07/17 - 2014/07/22
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xiaomaiさん
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旅の2日目は、崑山市にある周荘を訪ねた。
崑山は「百戯の母」と呼ばれる崑曲の起こった場所。
夜は京劇を鑑賞。
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早朝の南京東路
太極拳や社交ダンスのグループがいた。 -
朝食はマクドナルドでチキンのマフィンのセット。
マックに肉を卸している上海の肉加工工場が賞味期限の切れた肉を混入させていたことを知ったのは数日後のこと(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140727-00000505-san-cn)。
ハッシュドポテトは一口食べ、油がおかしいと感じ、それを吐き出し、残りも食べなかった。 -
地下鉄の駅へ向かう途中で出会った少年
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上海旅遊集散中心でツアーバスを待つ。
お茶もキャンディーも日本のメーカーが中国で製造していたもの。 -
大きいバスかと思っていたら、バンだった。
予定通り9時15分に出発。 -
一番前に白人を連れた中国人(共に男性)
2列目に本国から来た上司を接待しているよう見えた韓国人(共に男性)
3列目に日本人である自分
4列目と5列目は上海へ遊びに来ていた中国人2組(男性1名、女性3名)
合計9名の客と女性ガイド1名
崑曲「長生殿」を聞きながら、初の崑山市訪問に胸をときめかせていた。 -
途中、錦渓で1組が降車し、上海から1時間40分ほどで周荘に到着。
狭いエリアに多くの観光客がいた。想像はしていたけど、この喧噪では水郷のよさを十分に楽しめない。でも、仕方がない......。
ガイドさんは客がついて来ているかを確認することなく足早に進んで行く。何カ所か回り、食事をするために全員をレストランへ案内。食事をするよりもう少しゆっくり街を見たかった自分はその時点でグループから外れさせてもらった。 -
自由な身になり、もう一度始めから街を歩き始めた。
これは沈家の邸宅にある二進(正面玄関から入って2番目の客間)。
赤い提灯は来客歓迎で、白い時は服喪中のため来客拒絶。 -
お見合いもなされる部屋。
男性が椅子に座り、その向かいにある高い窓からその家の娘が覗き込む。気に入った場合は、反対側(男性が座っている側)に回り、高窓からハンカチを落とす。 -
地位が高い客ほど、奥の部屋に通される。
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名産を並べた食卓
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厨房
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周荘名物の豚足
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人がいない方へと進んでいく。
それでも、まったく人がいないところを探すのは困難。 -
金福寺
個人宅が功徳のために提供され、寺となった。 -
喧噪さえなければ......
汗が止まらぬほどの暑さでなければ...... -
画像では静かそうな感じだけど、実際は激しい喧噪に包まれていた。
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自分も含め、背中に汗を流す人が非常に多かった。
この男性は、シャツを着ているような、着ていないようなの、セクシー状態。 -
スターバックスあり。
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張家の邸宅内にある学問所
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使用人が通ったのであろう、豪邸内の長く続く通路
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周荘でもっとも訪れたかったところ「古戯台」
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舞台を後方右から撮影
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舞台の真後ろでメイクや着付けがなされる。
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2階部分には戯曲に関する展示物がある。
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人目につくところでも仮眠中のスタッフ。
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こちらの男性はもっと大胆。
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舞台の真向かいにある2階が特別席なんだけど、そこから観ることはできない。
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以前、この街がどれだけ潤っていたかうかがい知れる。
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舞台が待ち遠しい。
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13時ごろ、二胡と崑笛の演奏が始まった。
やはりの「牡丹亭」。 -
そして、13時半から崑曲。
崑山で崑曲を観るという意義の大きさに感動。
丑役一人による、有名な段『孽海記』の「下山」。
演じているのはアマチュアではなく、江蘇省演藝集團崑劇院のプロの役者。
参考:http://www.youtube.com/watch?v=kEKUB2UwLPg -
観衆の数はこの程度。
周荘には夥しい数の人がいるのに、ここにはなぜこれしかいない? -
演じている役者をバックに記念撮影をしている不届きもの。
文化をもっと重んじないとダメだよ。
中国人でも崑曲について知らない人が多い。
歌舞伎同様、ユネスコ認定の無形文化遺産だよ! -
「下山」でもっとも有名なところ。
数珠を首にかけてぐるぐる回す。
半袖を着ていても暑くてたいへんだったのに、舞台衣装を身に着け、激しい動きをしながら、一流の演技見せてくれた役者さんに感動・感謝。 -
次の舞台まで10分あったから、展示場に戻る。
穆桂英は京劇では隈取りなどないけど、秦腔ではこんなのがあるんだね。 -
曹操も京劇と河北?子ではまったく異なる。
河北?子は1回だけ観たことがあるけど、旦の発声法があまりにも特別。 -
覇王の項羽。
徽劇では、緑が入り、悪人に見えてしまう。 -
14時からの部開始。
できれば、『牡丹亭』や『長生殿』などのほうが観たかったなぁ......。 -
13時半からの「下山」に出ていた小坊主「本無」も衣装を変えて登場。
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中国語と英語の字幕あり
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舞台の右袖から撮影。
撮影していることに気付かれた!
気を散らしてしまったかな......。 -
上海への帰り便は14時50分集合。
喧噪をなるべく耳に入れないようにし美しい景色を見ながら、集合場所へ向かった。
周荘は悪くない。でも、水郷は日帰りで行くのではなく、そこに宿泊して、観光客が押し寄せない早朝を楽しむべきだと思う。
参考:烏鎮の旅行記(2011年9月)
http://4travel.jp/travelogue/10604072
http://4travel.jp/travelogue/10605016 -
上海帰着後、まずはホテルへ戻り小休止。
そして、夕食はホテル近くの水餃子店へ。 -
注文を受けてから、餡を包んでいた。
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期待感が膨らむ。
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肉餡はいいんだけど、皮が厚すぎる。
昼食をとっていないから全部食べられたけど、そうでなかったから、1人前16個は無理だった。 -
19時15分からは天蟾逸夫舞台で京劇鑑賞。
今日は大好きな『龍鳳閣』。 -
李艶妃は郭睿明。
2011年の台北公演にも出演している。
本人はとても若いのに、メイクを施すとなぜか老け込む。
唱段は伸びがあってよかった。 -
徐延昭は高明博。
気に留めていなかったんだけど、なかなかの花臉。
蟒の青さが美しかった。 -
この日はこの人観に来た!
楊波を演じた陳聖杰。
まだ30前だというのに、かなりの実力派。
地元にも陳のファンは少なくないようだった。
上海京劇院の公演では休憩時間がなく、その分早く終わる。
休憩が入ると、気が抜けるから、台北もこうして欲しいと感じた。 -
感動的な芝居を見終わったあと、徒歩でホテルへ戻る途中、急に珍珠(タピオカ)緑茶が飲みたくなった。
店のスタッフは珍珠ミルクティーはあるけど、珍珠緑茶はないという。それで、暑気を飛ばすレモンドリンクに珍珠を入れて飲んではどうかと勧められ、それを注文。 -
さっぱりしていておいしかった。
こうして充実した2日目は終わった。
(続)
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