ニューオリンズの魅力を探って～ 『フレンチクォーター』へ　　　多民族が融合する「アメリカ南部」娘と二人旅～15

2014/05/01 - 2014/05/08

【表紙】　ニューオリンズ、フレンチクォーターの希望の星『ジャンヌダルク像』

ニューオリンズ市内の観光スポットめぐりです。
あでやかな夜の表情とは違ったもう一つの顔、
長い歴史をかけて多民族が知恵を出し合いながら築きあげてきた、
独特の匂いを持つ、魅力の街の姿がここにありました。

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5月1日成田発15:55　デルタDL0296便（ボーイング747 ジャンボ）　　
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港着15:15（13時間)
　　　　【アトランタ･マリオット･マーキース】ホテル泊
5月2日[アトランタ] ジョージア州
　　　『マーガレット･ミッチェル ハウス記念館』（風と共に去りぬ）
　　　キング牧師国立歴史地区（公民権運動の指導者）
　　　『ＣＮＮ』本社　　　（車移動 ４時間　400km )
　　　[ナッシュビル]テネシー州
　　　『グランド･オール･オープリー』全米の人気ラジオ･カントリーライブコンサート
　　　　【ゲイロード･オープリーランド】ホテル泊
5月3日[ナッシュビル]
　　　「ライマン公会堂」「カントリー･ミュージック殿堂ホール」「テネシー州議事堂」　
　　　　　（ 車移動 ３時間30分　340km )
　　　[メンフィス]テネシー州
　　　ビールストリート
　　　　【ヒルトン･メンフィス】ホテル泊
5月4日[メンフィス]テネシー州　　　
　　　『サンスタジオ』　エルビス･レコーディングスタジオ
　　　『国立公民権博物館』
　　　『グレースランド』エルビス･プレスリー邸
　　　『ＢＢキングス･ブルースクラブ』JAZZライブとスペアリブ
　　　　【ヒルトン･メンフィス】ホテル泊
5月5日[メンフィス]
　　　　　アムトラ大陸縦断鉄道「シティ･オブ･ニューオリンズ号」
　　　　　ニューオリンズへ（８時間40分）
　　　[ニューオリンズ]ルイジアナ州
　　　　【ニューオリンズ･マリオット】ホテル泊
5月6日[ニューオリンズ]
　　　フレンチクォーター、ジャクソン広場、セントルイス大聖堂　　
　　　ガーデンディストリクト
　　　『ミシシッピー川蒸気船クルーズ』ニューオリンズJAZZライブとケイジャン料理
　　　『オークアレイ･プランテーションハウス』
　　　「アーノーズ」レストラン、JAZZライブとクレオール料理
　　　　【ニューオリンズ･マリオット】ホテル泊　
5月7日ルイ･アームストロング国際空港 8:30発
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港 10:57着（1時間30分）
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港 13:51発
5月8日成田空港 16:35着（13時間)

エリア ニューオーリンズ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 100万円以上

5月6日(火)
今日も元気、早起きしました！
（家ではお寝ボーさんですけど）

“早起きは三ドルの徳”
ミシシッピ川の夜明けがゲット出来ました。
この色彩、脳裡に焼き付いてます。

まだ寝入っている廊下、

エレベータのシステム、これいいです！
行先階を押すと、

七基のうち乗るべき籠が指定され、すぐにきます。
乗り込むと指定階までノンストップ、ストレスがありません。

レストラン、まだ誰もいません

すでに綺麗にセットされています。

取り崩すのが悪いような･･･

娘も起きてきて、一緒に食事、

これ好きなメニュー。

オーダーで作ってくれますが、全部入りをお願いしたら、ホント、全部入っていました。
シェフがテーブルまで運んでくれましたが、
『オムレツの中に玉子、それも二ッ玉も！』
こんなん初めて〜･･･　(@_@)　　シェフもジョークで作ったのかも！？

さて市内探検に出発〜、

今日もいい天気、気分もルンルン、

『ルイ･アームストロング公園』へやって来ました

公園から歩いてきましたミュージシャン、　トロンボーン片手に、粋ですね♪
チップ用の籠も忘れてません、寝起きいいです。

キャナル通りの大交差点

向こうの角には「アレックサ･クオーターズ ホテル」
ヨーロッパスタイルのエレガントなデザインが目を引きます。　

パレードで投げられたビーズのネックチェーンが･･･、
これもこの街の景色造ってます

キャナル通りで、この街自慢のチンチン電車「ストリートカー」に乗ります。
1835年から営業している世界最古の市電、　これに乗らねば･･･、

『セントチャールズ･ストリートカー』は緑色の車体
ガーデンディストリクト方面に向かいます。

何か心の中の郷愁に訴えてくるものを感じます。

いい感じ！

いい感じ！

これもいい感じ！

車体後部、
帰路は運転席になります、　･･･当然！

『ガーデン ディストリクト』で降ります。

この地区は1800年代の建物やお庭が残るところ。
国の歴史的保存地区に指定されてます。

コロニアル調の気品ある家々が続きます、

何てことでしょ〜！
樫の巨木
これを見ただけでこの地区の歴史の古さを感じますね。

「ラフィエット墓地」
ニューオリンズで外せないのが、この地区独特の「葬送の文化」。
今でも時にはブラスバンドの葬列が重厚な葬送行進曲を奏でながら、
しかし帰りには陽気なジャズとなり、パラソルを振りながらのパレードとなるという。

地盤が湿地帯のため、地上にレンガや石で築山式の家を作ってその中に棺を納めて、
マリア像が置かれていたり、南部の人たちの故人に対する思いの強さを感じます。

これはギリシヤの神殿のようなお墓、
1852年「ジェファーソン･ファイアー･カンパニー」と刻まれてあります。
図柄はおそらく当時の消防車なんでしょうね、
この裕福な事業家一族が祀られているんでしょう。

港に来ました。
海と間違えますが『ポンチャートレイン湖』

遠くに長大な橋が見てとれます。
世界で２番目に長い橋、「ポンチャートレイン湖橋」
対岸の「ノースショア」の街まで伸びてます。

仲いいですね、僕たちみたい！　　･･･ンッ？

これは「セグ･･･」でなくて、「ウ･･･」でなくて、「カ･･･」　(^_^;
潮来メジロさ〜ん！

近くのこのお宅、ハリケーン･カトリーナで水没し、
その後高床式で再建築したという。
この辺海抜０メートル地帯です。

市立公園へ来ました。

スパニッシュモスが垂れ下がった大木が、街中とは思えないような公園を作っていました。

そして「フレンチ クオーター」へ。
まずは有名店『カフェ･デュ･モンド』
ベニエ(四角いドーナッツ)とフレンチ珈琲だけのメニューのお店、
24時間営業のオープンカフェで、常に満杯　･･･席は取れません。
日本にも池袋や京都などに出店しているので、そちらに行ってみよ〜っと。

ここが『ジャクソン広場』　1721年に造られており、
1803年にはルイジアナをフランスからアメリカに引き渡すセレモニーがここで行われたという。

中央に立つ騎馬像は1815年のニューオリンズ戦争（米英戦争）の英雄ジャクソン将軍。

ニューオリンズも当時は戦国時代だったんだね。
も〜戦いはダメだよぉ！

そしてフレンチクオーターのランドマーク『セントルイス大聖堂』
1987年にはローマ法王も訪れていると、

この街に、観光馬車が似合います。

ミシシッピ川から攻めてきた英国艦船に向けた大砲、
　･･･だと、勝手に思ってます　(^_^;

ここから見た、ミシシッピ川

全米で最古のアパート、『ポンタルバ アパート』
1849年、フランスの生活経験があるポンタルバ男爵夫人の設計で作られたもので、
隣接のジャクソン広場なども含めて都市設計がなされたという。
　

「アイアンレース」のバルコニー、
繊細な鋳鉄細工が目を引きます。

『フレンチマーケット』へ来ました。

「オルレアンの乙女」とも言うんだそうですが、ジャンヌ･ダルクの像です。
金張りで、フレンチマーケットの目印。

1791年オープン、アメリカ最古のマーケット、
もともとは先住民の交易所。

ファーマーズマーケットやフリーマーケットも併設されていて、観光客が目立ちます。

ここがお目当てのお店。
その名も　『 N'awlins 』 (ノーリンって発音）

地元の方はニューオリンズを、ノーリンって発音するんですね。　楽だな！

つまり『 N'awlins 』は、「New Orleanz」 のこと、まんま。

わにのマークのこのお店、さまざまなフレーバーコーヒーと豊富なスパイスで評判。

買っちゃいました、ヘーゼルナッツコーヒー。

これを持って、ミシシッピ河畔のムーンウォークを急ぎ足、
重かった〜の思い出！

かつての交易所の光景なんでしょうね、
こういうところをハズしてはいけません･･･ﾅﾝﾃ。

内外の観光客が次々と訪れて、

さてここを後に、蒸気船乗り場に急ぎます。
次は“ジャズクルージング”

この旅行記へのコメント （4）

• 潮来メジロさん 2014/08/26 20:20:16

  アメリカズグロカモメの夏羽だと思います。ヾ(^o^)

  ペンギンパパさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > 仲いいですね、僕たちみたい！　　･･･ンッ？
  >
  > これは「セグ･･･」でなくて、「ウ･･･」でなくて、「カ･･･」　(^_^;
  > 潮来メジロさ〜ん！
  
  は〜い、お呼び戴きありがとうございました〜。\(^o^)／、
  このカモメさんは、たぶん和名アメリカズグロカモメ（英名：Franklin's Gull）の夏羽だと思います。
  日本では滅多に見られない種類のカモメです。
  私は迷鳥として秋田県八郎潟に渡来した冬羽のアメリカズグロカモメを１度だけ見た事がありますが、夏羽のアメリカズグロカモメは見た事がありません。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）
  

  ペンギンパパさん からの返信 2014/08/28 23:11:11

  アメリカズグロカモメの夏羽･･･さすが鳥博士！

  
  潮来メジロさん　こんばんわぁ
  
  またまたお世話になっちゃいましたぁ、ありがとうございます。
  
  「アメリカズグロカモメ」とのこと、しかも夏羽とのきめ細かいご教示付き、頭下がります。
  
  この夏羽はまだ見たことがないとおっしゃる潮来さん、
  潮来さんがまだ見たことがないものを見てしまった･･･という喜びは、性格が悪いのでしょうか！？
  
  旅先でも鳥たちの存在が気になるようになってきて、さらに旅の中身が深まりました。
  それにしても鳥名は無理、潮来さんの出番を作っておこっ。
  
  ペンパパ　(^<^)

• konomiさん 2014/08/15 21:01:10

  いいですね〜〜フレンチクォーター！

  アメリカ南部はまだ行ったことがないんです。
  ニューオリンズは亡き親友が1年間留学していたことがあって、その未亡人(この人も親友です）と、いつか一緒に行ってみようね・・・と話している場所です。
  
  長い旅行となると日程を合わせるのがとても大変で、先が長い話ですが、定年になったら行こうか・・・と・・・(笑)
  
  ペンギンパパさんの素敵な写真をみていると、そうそう先延ばしできない気分になってきました（＾＾）
  
  

  ペンギンパパさん からの返信 2014/08/18 17:11:58

  いいですよぉ〜ミシシッピの風！

  
  konomiさん　こんにちわぁ
  
  アメリカの中でも、南部は一味違った味わいがあって楽しかったですよ。
  
  かつてはスペインや、イタリア、フランスの統治下であったり、
  黒人取引でバブルであったり、
  南北戦争の戦場であったり、
  そんな凄まじい歴史の中で、複雑な匂いを持った“魅惑の都市･ニューオリンズ”が生まれたんですね。
  
  アメリカのすべてを感じられる、とことん素敵なワンダーシティです。
  どうぞお友達と、追悼を兼ねてジャズの故郷を楽しんでらしてください。
  また訪れたくなるところです。
  
  僕も行こっかな！
  
  ペンギンパパ　(^<^)