2013/12/28 - 2014/01/03
7位(同エリア8件中)
さるおさん
パリの郊外、バルビゾンとフォンテーヌブロー城に行ってきました。
フランスは、凄いですね。
田舎の小さな村も、古のお城も、その登場人物たるや、
前者はミレーやルソー、後者はマリー・アントワネットにナポレオン、どちらも、美術史や世界史に名を残すスーパースター達です。
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この村に来る途中、「晩鐘」のモデルとなった教会も見えました。
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村の通りを歩いていると、この村ですごした画家たちの作品のオブジェが、
家々の壁にかけてあったりします。
今は何もない小さな村ですが、そのこぢんまりした佇まいに趣があります。 -
ミレーの家は、今は「ミレー記念館」になっています。
ここで、ミレーは、「落穂拾い」や「晩鐘」を書いたのですね。 -
フォンテーヌブロー城は、歴代の王の狩りのためのお城です。
まず、お庭です。
ナポレオンがここからエルバ島へ流されて行く時、兵士たちに別れの言葉を告げたため、「別離の中庭」と呼ばれています。 -
ナポレオンの玉座。
このほか、ベッドもありました。ベッドは、それほど大きくなく、
ナポレオンは、小さな人だったのかもしれませんね。 -
そして、フランソワ一世のギャラリーは、この城の一番の見所ですね。
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フランソワ一世の像。
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アンリ2世の舞踏の間も素敵でした。
アンリ2世と言えば、自分より20才ほども年上のディアヌという愛妾がいたということで有名です。
ディアヌという名前は、月の女神ダイアナのこと。
アンリ2世の舞踏の間には、ダイアナをモチーフにした装飾が、いくつも見られました。
親子ほども違う年齢ですが、王様は、生涯、この年上の女性を愛しました。
まるで、お伽話のようなお話ですが・・・。
正妻である王妃様にしてみれば、とんでもない話です。おかげで、この王妃様(カトリーヌ・ド・メディシス)は、夫に顧みられることなく、嫉妬にさいなまれ、それが「聖バルテルミーの虐殺」につながったと言われています。
現実は、お伽話のように「めでたし、めでたし」とは、行かなかったようですね。
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