自家製ﾋﾞｰﾙの「ｼﾞｬｽﾞﾚｽﾄﾗﾝ」、そしてｼﾞｬｽﾞﾒﾝあこがれの 『ﾌﾟﾘｻﾞﾍﾞｰｼｮﾝ･ﾎｰﾙ』へ　　　「ｱﾒﾘｶ南部」娘と二人旅～14

2014/05/01 - 2014/05/08

【表紙】　どこでも　“ニューオリンズ･ジャズバンド”

今晩の夕食は、店内で醸造している作り立てビールレストラン『クレセント･シティ･ビアハウス』･･･お決まりのジャズライブで。

二次会は、ここが極め付け、ジャズの殿堂『プリザベーション･ホール』
多くのジャズミュージシャンたちが憧れる、1750年に建てられた古いホール。
ニューオリンズジャズの原型を体感しました。

ニューオリンズで生まれたジャズは、多民族の多様な音楽文化が融合して独特の持ち味に仕上がり、全米に瞬く間に広がって行ったようですが、
一方ではこの音楽の持つ“自由さ”から、楽器や演奏方法を変えていくつもの魅力あるスタイルに発展してきたわけです。

ジャズの原点を知るにつけ、すべてのジャズスタイルがますます魅力あるものに聞こえてきました。

*********************
5月1日成田発15:55　デルタDL0296便（ボーイング747 ジャンボ）　　
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港着15:15（13時間)
　　　　【アトランタ･マリオット･マーキース】ホテル泊
5月2日[アトランタ] ジョージア州
　　　『マーガレット･ミッチェル ハウス記念館』（風と共に去りぬ）
　　　キング牧師国立歴史地区（公民権運動の指導者）
　　　『ＣＮＮ』本社　　　（車移動 ４時間　400km )
　　　[ナッシュビル]テネシー州
　　　『グランド･オール･オープリー』全米の人気ラジオ･カントリーライブコンサート
　　　　【ゲイロード･オープリーランド】ホテル泊
5月3日[ナッシュビル]
　　　「ライマン公会堂」「カントリー･ミュージック殿堂ホール」「テネシー州議事堂」　
　　　　　（ 車移動 ３時間30分　340km )
　　　[メンフィス]テネシー州
　　　ビールストリート
　　　　【ヒルトン･メンフィス】ホテル泊
5月4日[メンフィス]テネシー州　　　
　　　『サンスタジオ』　エルビス･レコーディングスタジオ
　　　『国立公民権博物館』
　　　『グレースランド』エルビス･プレスリー邸
　　　『ＢＢキングス･ブルースクラブ』JAZZライブとスペアリブ
　　　　【ヒルトン･メンフィス】ホテル泊
5月5日[メンフィス]
　　　　　アムトラ大陸縦断鉄道「シティ･オブ･ニューオリンズ号」
　　　　　ニューオリンズへ（８時間40分）
　　　[ニューオリンズ]ルイジアナ州
　　　　【ニューオリンズ･マリオット】ホテル泊
5月6日[ニューオリンズ]
　　　フレンチクォーター、ジャクソン広場、セントルイス大聖堂　　
　　　ガーデンディストリクト
　　　『ミシシッピー川蒸気船クルーズ』ニューオリンズJAZZライブとケイジャン料理
　　　『オークアレイ･プランテーションハウス』
　　　「アーノーズ」レストラン、JAZZライブとクレオール料理
　　　　【ニューオリンズ･マリオット】ホテル泊　
5月7日ルイ･アームストロング国際空港 8:30発
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港 10:57着（1時間30分）
　　　アトランタ･ハーツフィールド国際空港 13:51発
5月8日成田空港 16:35着（13時間)

エリア ニューオーリンズ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 100万円以上

5月5日(月)　夕刻
マリオットホテルを出て、今晩のお目当て、ディケーター通りの
『クレセント･シティ･ビアハウス』にやって来ました。

予約席はお二階かな、

カウンターはもう満席、

ビールの醸造タンクが、

一階から二階まで、吹き抜けで設置されて、

歴史の重さを感じさせてます。

陽気なイケメン君、「うちの自家製ビール、5種類飲み比べて下さい！」･･･と。

「これがニューオリンズの味かぁ！」

「味までは写真に撮れないよ〜！」

二階のテラス席からは、ミシシッピ川の蒸気船乗り場が見渡せて、
心地よい川風に、出来たてビールが一層おいしく･･･、

１８時からジャズライブの始まり。

いい響き〜

キーボードも軽快！

食事を早めにすませて一階のバーカウンターへ、

本格的な、伝統的なニューオリンズ･ジャズです。

目の前でライブを堪能する地元ファンも本格的、悦に入ってます。

実にい〜雰囲気♪

い〜音を、心から満足できました！

さてやって来ました、

今晩のハイライト『プリザベーション･ホール』

もう並んでます

こんなに並んでます

廃屋のような古〜い建物なんですが、ここがアメリカで最もクラシックなジャズが聴ける超有名なスポット。

この街で生まれた伝統的なニューオリンズジャズを保存する目的で、
1961年にオープン。

以来、ジャズミュージシャンがここに立つことを目標とする
『ニューオリンズジャズの殿堂』となってます。

建物は保存され、あのハリケーンにも負けずに、そのままの姿で今なお使われています。

さぁ、世界中のジャズミュージシャン達が目指す“ジャズの殿堂”
受付を済ませて中に入りました。

中は薄暗く、1817年に建てられたそのままの姿です。
WEB

この部屋の中が、夢にまで見たジャズの聖域、
アメリカでもっともクラシックなジャズが聴ける古典的スポットです。
WEB

じゃ〜ん、　ホールの風景！
木のベンチに20人ほど、あとは床に座ったり立ったままで、
40名程で満杯です。

これが『プリザベーション･ホール』のフロア、
ドラムはじめ楽器が由緒正しく定位置に･･･。
WEB

飲食禁止！
こころ静かに、国宝級のトップミュージシャンの演奏を待ちます。
WEB

この風景は常に変わりません。
WEB

さぁ開演です、

このホールだけは、昔から由緒正しく“演奏撮禁”ですので、

WEBから

僕たちが聴いたのはこんなクインテット、
物寂しい旋律を持った、古典的なニューオリンズジャズの原型･･･♪
感動しました･･･！
WEB

で、ＣＤ購入！　　
このホール専属　『プリザベーション･ホール･ジャズバンド』
いい曲入ってます。

これも頂き〜。
このバンド、先月末、「ブルーノート東京」に来ました。

ちなみにこの建物の奥、パティオはこんな感じ、
WEB

ジャズの余韻を残しつつ、バーボン通りを通ってホテルに戻ります。

店ごとにいい音が流れてきて、

店内は大盛り上がり。

足元にはビーズのネックチェーン、
ウエルカム、おもてなしの心が込められているようです。

バーボン通りは不夜城。

「バーボンカーボーイ」はカントリーウエスタン、

夜１１時、
ホテルの窓からミシシッピ川の夜景が幻想的！
おりしも満月。

奥に「世界貿易センタービル」と「ヒルトンホテル」、
「ハラーズカジノ」も賑やかそう･･･、

足元に広がる、夜の静かな「キャナル通り」、
これもニューオリンズの一つの顔　･･･いい街です。

ニューオリンズの中心、
「フレンチクオーター」と「セントラル･ビジネス･ディストリクト」エリア。
結構歩いても回れました。

この旅行記へのコメント （7）

• satさん 2014/08/20 00:29:54

  ちょいと予習

  ペンギンパパさん　こんばんは。
  
  来年ニューオリンズに行く予定ですが、カトリーナで街ってどうなっているんだろうと思って来てみました。
  フレンチクオーターも古い街並みそのままかな〜？
  
  ちょこちょこおじゃましますね。
  ではー
  
  sat

  ペンギンパパさん からの返信 2014/08/20 18:03:47

  ほぼ完全復旧、強いアメリカでした！

  
  satさん　こんにちわぁ
  
  ニューオリンズ良かったですよぉ。
  北部のボンチャートレイン湖方面は海抜マイナス２ｍ位ということで、
  かなり破壊、流されたようですが、
  フレンチクォーターはこの街で一番高いところ、海抜４〜５ｍ位いということで、
  それほど大きなダメージは受けなかったようです。
  
  いずれにしても、町はほとんど完全復旧していて、
  観光エリアでカトリーナの面影を見つけるのはむしろ難しいといった状況でした。
  
  とことん楽しんできてください♪
  
  今度は、satさんのマイアミビーチにディズニーランド、フロリダに行きたいなぁ！
  
  ペンギンパパ　(^<^)
  
  

• 白い華さん 2014/08/07 20:53:14

  「ジャズが　いっぱい！の　ニューオリンズ」は　思い出！深い・・・町。

  今晩は。
  ペンギンパパさん、念願・・・の　「米国・南部　音楽の旅」。
  お嬢様と　行くコト！が　出来て、良かったデスネ。
  また、その　旅行記・・・の　どれも。が、　「充実の　アメリカ・南部らしさ」を　伝えてて、「すごく・・・良い！旅だったんだなぁ〜」と　感じました。
  
  私は、５月下旬から　「ニューヨーク。ボストン。ワシントンdc」と　旅してきました。
  ボストンは、「世界　一！　訪れたい・・・都」でした。ので、落ち着いた・・・レンガの　町並み！　『　ビーコンヒル　』　を　歩けた。のは、
  「一生の　思い出」と　なり、幸せ！でした。
  
  ペンギンパパさんの　「南部・音楽旅」は、　私・・・も　歩いてみたい。と　思っている！　場所。。。
  米国は、今回・・・５回目。でしたが、
  東部・ニューイングランド地方・・・の　田舎町。も　大都会！には　ない、魅力。　見所が　いっぱい・・・で　楽しめました。
  
  南部は、「３１年前・・・に　訪れた！　ニューオリンズ」が　とても、お気に入り！で　心に　残っています。
  「プリザベーション・ホール」は、　最前列に　お座り！して　見ました。
  そして、当時・・・は、　ＬＰの　時代。　演奏した・・・黒人の　お爺ちゃん！が　レコードに　サインしてくれました。
  
  また、ガーデン・ディストリクトへ・・・と、深緑色！の　路面電車で　出掛けたこと。も　忘れられません。
  大金持ち！の　豪邸巡り・・・の　テラス。には、「ペアー！の　ブランコ」が　ありませんでしたか〜？　
  
  「大洪水で　沈んだ！　ニューオリンズ」ながら、
  「フレンチ・クォーター地区」は　ちょっと　高台。だったのでしょうか〜？
  全く、沈まなくて・・・良かったデス。
  
  米国の　旅！でも　「南部だけ！を　縦断する・・・旅」って　なかなか、しませんよね。
  今回は、　ビジネスクラスでの　往復。　そして、どの街・・・も　お洒落！な　豪華な　ホテル。と
  「ピンク色・・・の　ジャケット！が　お似合い」の　ペンギンパパに　ピッタリ！な　『　お洒落！な　南部・・・大人の　親子旅　』　と　映りました。　（♪）
  
  　　　　これからも　よろしくお願いします。

  ペンギンパパさん からの返信 2014/08/11 00:53:30

  東部も、南部も、楽しさ満杯のアメリカ旅ですね！

  白い華さん　こんばんわぁ
  
  「アメリカ･東部　大都市巡り」･･･いい旅されてますねぇ！
  まずはニューヨーク編、とっても内容濃くて、拝見しててのめり込んじゃいます。
  僕も30年ほど前ニューヨークの国連本部や、ボストンのハーバード大へ、
  仕事がらみで訪れたことがあるんですが、懐かしい風景が拝見できて超うれしいです。
  時間かけてじっくり読み返しさせて頂きます。
  
  そ〜ですか、ニューオリンズはもう楽しまれてるんですね。
  都市圏と違って、もう一つのアメリカって感じで、JAZZファンにはたまらなく酔えるところですよね。
  
  ジャズレストランやジャズバー、ストリートミュージシャンまでいて･･･、
  お酒の匂いと共に聞こえてくる物寂しいJAZZの音色とか･･･、
  バンジョーの響きと共に伝わってくるカントリーウエスタンの波長やら･･･。
  
  「プリザベーションホール」は感激ものでした。
  白い華さんは前列のお座りで聴いたんですね♪　僕たちは壁側のベンチでした。
  あのホールの古さ加減がなんともいい雰囲気作ってましたよね〜。
  
  白い華さんは、ご姉妹で上品にアメリカを楽しまれてましたけど、
  僕たちは大雑把で、泥ッくさい南部旅！
  でも同じような時期にアメリカでそれぞれの旅があったという、
  何か共通した旅の感性めいたものが感じられて、うれしくなりました。
  
  また楽しく拝見させていただきます。
  
  ペンギンパパ　(^<^)
  

  白い華さん からの返信 2014/08/11 07:06:31

  「米国・東部　＆　南部・・・の　旅」って　『　旅の　味わい！奥深さ　』　が　ありますヨネ〜。

  お早う御座います。お返事、有難う御座います。
  そして、　私の・・・「ニューヨーク　旅行記」も　ご覧下さり、有難う御座います。
  
  そうでしたか〜。
  「国連本部　に　ハーバード大学」と　お仕事！絡み・・・で　来たコト！が　お有り。・・・とは、
  私の　イメージ！する　「ハイソ　で　ダンディ！な　ペンギンパパ」って　感じ。　とても、素敵！ですよ〜。　（♪）
  
  今回の　私・・・の　旅！は　「いつも・・・の　ツアー旅行」では　なくて、個人旅行での　旅。でした。
  「５回の　米国旅行！の　経験」から。アメリカは、食事が　どうしても・・
  「高い！レストランも　美味しくない」と　思えて、また、ブランド志向・・・の　レストラン巡り。も　無く、
  「お安くて、美味しい〜。　中華料理。　アジアンフード。　和食」と　満足ながら、　彩り！には　乏しい〜・・・「食」と　なっていました。
  
  また、偶然・・・見つけた！　「ボストン（１０８ドル）　　ワシントンdc（７６ドル）は　それぞれ、一泊二日ツアー　（合計　４日間）」は、　現地　ニューヨーク・チャイナタウンから　出発する　『　チャイナツアー　』　って　形態。でしたが、
  中国人ニューヨーカー。　インド人ニューヨーカー。そして、アジアから・・・の　旅行者　（日本から・・・の　私も　含めて）と、
  白人ニューヨーカー・・・には　参加者！が　居らず。の　『　貧乏ツアー　』　と　思えました。
  でも、往復　観光バスで、　観光はできます。し、郊外！の　ホテル・・・も　内容以上の　レベル。で　ツアー！で　連れてってくれる　ブッフェ・レストランも　「格安！で　激ウマ」で　最高・・・の　旅。でした。
  
  そんな・・・ワケ！で
  「５０代！の　日本人奥様」とは・・・思えない。
  ほぼ、　バックパッカー並み！の　『　激安！の　米国　東海岸旅行　』　でした。　（汗）
  『　純粋！に・・・　観光を　中心！の　旅がしたい　』　と　なり、いつも、こんな　貧乏旅行！と　なり、　お恥ずかしい〜　限り。です。　（大汗）
  
  ペンギンパパさんは、クラシック音楽は　お好き！ですか〜？
  「（３）ＮＹ　アップタウン編」では、　偶然、プラザホテル地階・・・の　高級フード・コートで　「世界的・・・な　車椅子の　指揮者（マエストロ」を　ちょいと・・・お助け！した。のですが、
  「メトロポリタン・オペラ」の　最高芸術監督　＆　マエストロ。を　４０年以上　やっている！　ジェームズ・レヴァイン・・・と　云う、　有名人！と　知り、　驚きました。
  
  米国は、東海岸・・・の　田舎町！を　巡り、
  その　歴史の　奥深さ。　壮麗〜！な　建築物。と、「アメリカの　歴史」を　堪能出来て、素晴らしかったデス。
  
  そして、　南部の　旅！は　
  「ジャズ。　ブルーズなど、　音楽の歴史旅」と　共に、
  「南北戦争など・・・の　歴史。　黒人奴隷の　生き方」など、
  興味が　尽きませんね〜。
  私の　これから・・・の　旅！人生。でも　多分、次・・・の　南部旅！は　なかなか　無さそう。なので
  今回の　ご旅行！の　様子・・・の　長編・旅行記。は
  ひとつひとつ・・・が　とても、興味深くて、「米国　南部旅行！を　行った・・・気分。で　楽しませてもらっています」　（♪）
  
  ホント、「南部・・・は、なかなか、日本人！観光客が　行かれない　場所」ですが、　そんな・・・場所！を　親子旅する　ペンギンパパ。
  「センスが　あるなぁ〜」と　感心しながら、「お洒落！な　旅」を　楽しませてもらっています。
  
  ホント、　私みたい！に　「歴史に　触れたい！米国の　旅」なら
  やっぱり、　南部が　一番！でしょう。し、　東部・・・の　建国の歴史！も　おもしろい。って　思います。
  
  今回は、　「たまたま・・・同時期！の　米国旅行」で　私も　とても、嬉しかったデス。
  長々・・・と　失礼しました。
  これからも　お互い・・・「素敵！な　旅」を　楽しみ、　人生を　豊か！に　謳歌しましょう。　（笑）
  　　　　　どうぞ、よろしくお願いします。　　白い華　より
  

• 阿蘇美忍さん 2014/08/03 08:01:10

  お早うございます♪(´▽`)ノ

  素敵ですね♪(^_^)
  そして、優雅にジャズを聴く！(^ー^)
  私には息子ばかりなので、娘さんとの旅なんて見果てぬ夢で御座います！
  今回の旅記は、ペンギンパパさんの人柄が見えるような素敵な旅記ですね♪(^.^)
  dy,遊び人♪(^_^)/

  ペンギンパパさん からの返信 2014/08/10 19:18:17

  タイも味わい深いところですねぇ！

  遊び人さん　こんばんわぁ、
  
  拙い旅行記をご覧いただいて恐縮です。
  気まま勝手な旅だったんですが、それはそれで楽しかったです！
  
  アユタヤの旅行記は奥が深いですね〜。
  昔タイに行ったことはあるんですが、通り一遍の観光でしたので･･･。
  遊び人さんの「アユタヤ記」を拝見して、あらためて訪ねたくなりましたぁ！
  
  またいろいろ拝見させていただきます。
  
  ペンギンパパ　(^<^)