2011/10/15 - 2011/10/28
7位(同エリア94件中)
のまどさん
少し前ですが、モロッコに次いでふだんお世話になっている人たちの故郷を尋ねる旅です。
ベルギーで最も多いアジア人はベトナム人でしょう。アジア食品店の店主姉妹、フォー専門店のオーナー一家、洋服の仕立て屋さん、妊婦にも容赦ないヨガの先生など、私の生活の中で彼らの存在は欠かせません。同じアジア人として親近感がわきます。
ベトナムは南北に長いので全行程掛けて縦断しても良いと思いましたが、今回はどうしても隣国カンボジアを合わせて見てみたかったので下記の行程を組みました。移動手段は一般バスです。
10月15日 ブリュッセル発
10月16‐17日 ホーチミン着・泊
10月18日 プノンペン泊
10月19-21日 シェムリアップ泊
10月22日プノンペン泊
10月23-25日ケップ泊
10月26−27日 カントー泊
10月28‐29日 ホーチミン泊
10月30日 ホーチミン発ブリュッセル着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
トルコ航空イスタンブール乗換え、バンコクでも機内待機のストップオーバー。
天気予報はずっと雨。タイ・カンボジアでは洪水の情報があり、カンボジア上空からこの景色を見て唖然。万事休す。 -
空港の外に出ると湿度をはらんだ熱気。中華圏で育った私にはこの空気と中国文化の影響が随所に見られるベトナムの風景にはどこか懐かしいものを感じる。
ホテルに荷物を下ろして、海鮮料理で有名なNgoc Suong Saigonへ。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293925-d3821383-Reviews-Ngoc_Suong_Saigon-Ho_Chi_Minh_City.html
日本人駐在員らしき人たちもちらほら。ソフトシェルクラブをはじめおいしかったけど、この国にしては高いのでしょう。 -
翌朝。朝からすごい気温。これでも涼しい季節らしいのですが。
あまりに暑いのでカフェで一休みしてからベンタイン市場に行きます。 -
日用品から食品まで何でも売っているようです。どのお店も商品がきれいに陳列されています。何回か腕を掴まれて客引きされました。
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建物の外に肉・魚売り場。カンボジアから戻ってきた時に気が付いたことはハエがたかっていないこと。食材の流通を見てもベトナム・カンボジアの差が分かります。
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ベンタイン市場すぐ近くのフォー2000。
おいしかったのですが、何より驚いたのは壁に掲げられたクリントン元大統領の写真パネル。スーツ着込んでフォーを食べている。その姿に圧倒されて同行者はフォーの味を覚えていないようです。 -
しかし、暑い。一度ホテルに帰ってシャワーを浴びてから戦争証跡博物館に行きます。
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ベトナムは世界で唯一アメリカに戦争で勝った国とされていますが、ベトナム戦争では国土が焦土化し、国民は今でも心の傷が癒えていないと聞きます。
一番衝撃的だったのが別館に展示されていた南北の内乱。同じ民族が分かれて争った中、拷問や虐待を受けた人々の様子が生々しく写真に納まっていました。 -
ベトナム戦争への反対運動は世界的各地で行われました。こちらは日本語ポスター。ベトナムが今日現在も社会主義国だからか共産系機関の発行物が多かったです。
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結合双生児のベトちゃんとドクちゃん。体が繋がっているのはさぞ辛かったでしょう。ウィキペディアによると二人は預けられた病院の名前からベトナム・ドイツにちなんで命名されたようです。
日本での分離手術後、ベトちゃんは脳障害の末に2007年に逝去し、ドクちゃんは結婚して双子が授かりました。日本の象徴、富士山と桜にちなんで名付けたようです。お兄さんの分まで幸せになってほしいです。 -
続いて統一宮を見学します。
元々仏領インドシナ政府の官邸として使われていたもので、現在の建物はベトナム人建築家 Ngô Vi?t Th?によって設計されました。完成したのは1966年。南北ベトナムが統一された1975年に統一宮と改名されました。 -
迎賓室にはベトナムの特産品漆をふんだんに使った装飾が掲げられています。
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屋上には緑があります。図書室、映画館、ダンスホールなども洒落ていました。
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ホーチミン名物のバイク。通りを渡る時は勇気が要る。後編に登場予定のクチトンネルのガイド曰く、「通りを渡る際はまず手を挙げます。そして目をつむって歩き出すのです。あとは運を天に任せましょう。」と。
このジョークはイタリアなど交通事情が悪い所で万国共通に使われているようです。
この町には地下鉄が必要です。2017年に開通予定らしいです。 -
バーゲン?すさまじい。
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ナイス、とのこと。夜は派手に電飾されます。
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目の不自由な方々が施術するマッサージセンターに行きました。
http://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g293925-d2232886-Reviews-Vietnamese_Traditional_Massage_Institute-Ho_Chi_Minh_City.html
その帰りに寄ったレストラン。ほとんどが地元のお客さん。このグループは談笑していたかと思ったら突然言い争いを始めた。でも店員が来ると穏やかな声で「バーバーバービール4つ」と注文し、頼み終えるなり元の剣幕でケンカを再開しました。すごい切り替えの速さだ。 -
撮ってくれと言われて撮った写真を見せると
「ああ、何てひどい顔だ!」
2回撮り直したが、同じリアクション。腕が悪くてごめんね。
Next time I'll take a better photo of you.
この翌日カンボジアに移動しました。心配していた洪水の影響はありませんでした。 -
小生のアジア旅行の真骨頂(?)であるこの間のドラマチックな移動記録については拙カンボジア旅行記をご参照ください。毒づいておりますが。
越境後はミニバスで移動。狭い車中、隣席は薬物依存症の男性で大変だった。しかも我々に興味津々で^^ 暴力的な人ではなかったのが幸い。
写真は乗継の際に買ったバインミー。 -
カントーまでの移動時間は7時間強。グーグルによると車で移動した場合は3時間弱。国境を超えるのに1時間はみる必要があると思う。
到着後に食べたフーティウ。疲れている中、優しい味でほっとした。 -
翌日。水上マーケットのツアーを探しに観光局に行くが、集合時間が早いので結局ホテルに張り込んであたかもオーナーのように振る舞っていた客引きに申し込んで25ドルで承諾。
カントーはこの旅行で訪問した都市の中で最も体感温度が高いと感じました。
抹茶の飲み物。冷たくて甘いものがないと無理です。 -
博物館は無料でした。
どこにでも見るホーチミンの胸像。ホーチミンはベトナム独立の父です。ウィキペディアから拾ったトリビアを披露しますと、若い頃生計を立てるためにコック見習いやパン屋、そしてどういう経緯があったのか米大手自動車会社のラインマネージャーなどの職業に就いていたようです。 -
市民の生活を覗きに行きます。
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赤いスカーフはピオネール。社会主義圏のボーイスカウトです。
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薬局はどこも威厳のあるレトロな感じがします。
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再び避暑目的で入った喫茶店はとてもおしゃれ。その上でマッサージができるとのことなので、飛び込みでお願いしました。仕事の丁寧さに感心してこの国の未来は明るいわなどと舞い上がっているその頃
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メコン川は刻々と水位を上げ
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店を出るころ町は洪水になっていました。自力では動けない。近くにいたおじさんに身振り手振り頼んで、「向こう岸」までバイクに乗せてもらいました。当初は嫌な顔をしていたけど、心づけを渡すとたちまち笑顔に。数時間後に再会した時も笑顔で手を振ってくれました。ありがとう、おじさん。
10月のメコンデルタは朝晩いつもこのようになるそうです。なので建物の入り口は数段高い所にあります。川が氾濫して町が洪水になるということは下水も上がってくる訳で。 -
水が引いてきたところで川沿いの屋外レストランで食事します。セルフ・バーベキュー。
最初客は我々しかいなかった。そこへドイツ人の団体がやって来てガン見しているので「おいしいよ」と言うと隣のテーブルに陣取った。他に外国人が入っていることが安全水準なんですね。 -
デザートにチェー。店内は若い女性客ばかり。不自由な我々を気遣ってくれた。
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翌日、朝6時半にツアーのガイドさんが迎えに来ました。そして、暁の中夕方と同じように洪水している町を船着き場まで歩きます。こういう時にクロックスは重宝します。
ガイドさんの名前はタム。英語はほとんどできませんが、とてもチャーミングな方です。 -
ヤシの葉で作ったウェルカム・フラワー、アクセサリーなど次々にプレゼントを渡されます。このフラワーや笠など次の客にも使い回しができそうなものは置いて帰りましたが。
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朝市です。
竿の先に吊るして商品が分かるようになっています。 -
パイナップル屋。明らかに過剰搭載です。
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かわいいアヒルさんたち。行く末を思うと胸が詰まります。
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でも、生きている間大自然の中で自由に動き回れるのは動物として幸せでしょう。
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果樹園見学という予定だったが、実際には雑木林散策。ジャックフルーツやパパイヤなどトロピカルフルーツが自生しているのは興味深いが。
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一本橋を通り過ぎる時は身をかがめなくてはなりません。
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ここで朝食だが、食欲がなかったのか値段が法外だと思ったのかでマンゴー1個とジュースのみ注文。
ツアーの内容とタムさんのサービスには満足しているが料金は割に合わない。疑わしい仲介業者を通すよりも、船着き場で多数声を掛けてくる船主に賭けるつもりで直接交渉した方がいいかもしれません。
ちなみにホーチミン発ならばメコンデルタツアーは無数にあります。 -
帰路。川がいかに市民の生活に欠かせないか分かる。
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体を洗うのも食器を洗うのも同じ川の水。
お昼近くでツアー終了。渡したチップは2ドルちょっと。我々が去った所で船頭仲間が「今日はいくら稼いだんだい」というような感じでタムさんに群がっていた。
もしかしたら、25ドルは業者がすべてもらい、彼女の手取りはチップだけなのかもしれません。 -
ホーチミン行きのバスに乗る前にホテルの近くで昼食。
ん?異常に量が少ない。周囲の客と比べて明らかに不当な扱い。犯人は…時折合わさる不審な視線からカウンターの女主人だと確信しました。
でも言葉の通じないところで苦情を申し立ててバスに乗り遅れるのは情けないので、終始問い質すような視線を送る(同義語:メンチを切る)に留めました。彼女は外国人相手にひどい目にあったことがあるのかもしれません。 -
カントー=ホーチミン間のバス移動は非常に快適でした。高速道路は整備されていて、バス会社のサービスは特上。競争が激しいのだと思います。
途中バス会社直営の巨大な休憩所に全員降ろされます。英語は全く通じません。指さしで肉まんは買えたものの飲み物はメニューの解読も注文もベトナム語…。困った。アイスコーヒーとマンゴージュースを頼んだつもりが、出てきたのは熱々コーヒーと飲み飽きていたヤシの実ジュース。
ハハハ、こんなものかと可笑しく思う小生の横で同行者は怒り心頭。批判することは行動を起こすことに比べたらどれだけ容易いものか。
後編に続きます。
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