
2014/07/17 - 2014/07/17
20位(同エリア458件中)
かっちんさん
江戸東京たてもの園は、明治・大正・昭和の時代に都内に建てられた邸宅や庶民の住宅が園内に移築されています。
この中に住みたくなるような家がきっとあります。
落ち着きのある日本の茶の間と、合理的な西洋の居間は、どちらもいいですね。
昭和の建物では、和洋折衷のいいとこ取りした家を見かけました。
建築の説明は、江戸東京たてもの園の案内資料を参考にしています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
中央線武蔵小金井から西武バス東久留米行きに乗ります
今日は暑い夏空です。 -
小金井公園のSL
小金井公園の中に江戸東京たてもの園があります。 -
イチオシ
SLはシゴナナの貴婦人と呼ばれていました!
今にも動き出しそうですね! -
ヘメロカリスがお出迎え
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のんびるできる小金井公園です
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江戸東京たてもの園に入ります
マスコットキャラクタの「えどまる」君は、宮崎駿さんが緑豊かな野外博物館の色をイメージし、虫をテーマに作りました。 -
ジブリの立体建造物展
特別展が開催されています。
宮崎駿のアニメ作品に出てくる建物、人、場所を、最初のイメージから精細に描いていく心意気に感動しました。 -
たてもの園内の案内図
広大な敷地に、邸宅と商家が数多くあります。
この旅行記は邸宅と住宅を中心に紹介していきます。 -
ややっバスがいる〜!
猫バスかも?? -
ボンネットバス
昭和27年に製造された「いすずTS11型」です。
元々は現在の富士急行で使用され、その後映画撮影用に都営バスの塗装になりました。 -
お尻の形もいいですね! ブッブー
-
常盤台写真場
最初に訪れる邸宅です。
昭和12年に健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に建てられた写真館です。 -
常盤台住宅
昭和10年に東武東上線が開通し、戦前からの東武直営の郊外住宅地です。 -
老人室
隠居部屋でしょうか。掘りごたつにひばち、夏には下窓から風が入ります。 -
写場
2階に写真室があります。
照明器具が発達していなかった当時、大きな窓の擦りガラスから光を採り入れてました。 -
三井八郎右衛門邸
昭和27年に港区西麻布に建てられた邸宅です。 -
庭にも門があります
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杉戸
鶏の絵が描かれています。 -
食堂と奥が客間
食堂と客間は、明治30年頃に京都で建てられ、戦後港区に移築されています。
「これ 今日の晩飯はなんぞや?」 -
客間
高貴な方を招待する部屋ですね。 -
望海床
落ち着いた雰囲気の茶室です。 -
イチオシ
デ・ラランデ邸
元は平屋建ての洋館でしたが、明治43年ころにドイツ人建築家ラランデにより3階建てに増築されています。
その後、カルピスの発明者 三井海雲氏が住んでいました。 -
洋タンス
チューリップでしょうか、素敵なデザインです。 -
スイス山岳地帯のロッジのようです
こんな家に住みたいですね! -
小出邸
大正14年に文京区西片に建てられた住宅です。
当時オランダで流行していたデザインと、日本の伝統的な造形を折衷した造りになっています。 -
玄関
建築家堀口捨己氏が、ヨーロッパから帰国直後に設計しています。
子供の独立等で家族が減り、夫婦で静かに住むための家として建てられています。 -
大砲の頭
ではなく、三角屋根の頂部に釣り鐘型の瓦をのせる設計でしたが、途中で計画を中止したので、そのときの瓦が庭にあります。 -
茶の間
老夫婦が、畳の上でくつろぎ、障子と縁側を通して庭を眺めたのでしょう。 -
応接間
洋室でくつろぐこともできます。 -
前川國男邸
昭和17年に品川区上大崎に建てられた住宅です。
外観は切妻屋根の和風、内部は吹抜けの居間を中心に書斎・寝室を配したシンプルな間取りです。 -
玄関
前川氏は日本の近代建築に貢献した建築家です。 -
書斎
必要最小限のものが揃っているシンプルな書斎では、仕事がはかどりそうです。 -
イチオシ
居間
建物の中心にある大きな居間です。
ガラス戸から庭に出ることができ、上部の格子状の窓ガラスから外の光が入り明るい居間です。 -
ガラス戸のレール
戦時下の物資不足のためか、鉄ではなく、桜の木で造られたレールです。
桜は堅い材木なので、摩耗していません。凄いですね! -
大川邸
大正14年に郊外住宅の一つである大田区田園調布に建てられた住宅です。
居間を中心に食堂・寝室・書斎が配置されています。 -
書斎
落ち着いて旅行記が執筆できそうなところですね(笑) -
居間、隣に食堂
隣り合わせの部屋は居住性が高まります。 -
居間
窓際にはソファーがあります。
ここで、昼寝したい! -
食堂
奥の台所からカウンタ越しに出来立ての料理が出されるのですね。 -
パーゴラ
パーゴラとは、家の軒先に設ける、植物を絡ませる木材で組んだ棚のことです。
祝日の食事はここで食べたいですね! -
高橋是清邸
明治35年に港区赤坂に建てられた邸宅です。
総栂普請で、洋間の床は寄木張りになっています。 -
2階の部屋
高橋是清は経済通の政治家で、昭和11年に2.26事件で青年将校の凶弾にこの2階で倒れました。 -
西川家別邸
大正から昭和初期に昭島市に建てられた邸宅です。
北多摩屈指の製糸会社を設立した実業家西川伊左衛門が隠居所及び接客用に建てたものです。 -
イチオシ
座敷から見られる絶景
簾の障子を開けると、庭先の垣根と竹が眺められます。
ずっと眺めていたいところです! -
見学道のレンガ
西川家の外の道です。
SINAGAWAの品川リフラクトリーズ製の耐火れんがは今でも造られています。
KTRはどこのメーカでしょう? -
天明家(てんみょうけ)
江戸時代の鵜ノ木村(現大田区)で村役人の年寄役を勤めた旧家です。
正面に千鳥破風をもつことを特徴とする広い主屋です。 -
イチオシ
囲炉裏端から見られる風景
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囲炉裏
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縁側
縦と横の板のつなぎ目が対角線になっています。
江戸東京たてもの園は、別途紹介する商家の建物を含め、2〜3時間かけて建物の見学と歴史を学び楽しめるところです。
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