その昔女人禁制　荒涼たる積丹

2013/07/04 - 2013/07/08

　北海道は数回旅行しているが、積丹半島はまだ未知の世界だった。というのも、私の旅はドライブではなくたいていが公共機関の乗り物だからである。調べてみたら、積丹半島はあまりにも不便。なかなか行けないはずですね。だって小樽から公共バスで２時間もかかるんです。バスツアーを捜したらすでに定員となりにけり。とほほほ。こうなったら、各駅停車のバスに挑戦。覚悟を決めました。
　車窓の風景は延々と続く海岸。これもまたよし。終点に近づくと、急に上り道になり、相当な高さの山に終点がありました。表紙の写真は、寂しげに斜めに立つ停留所の看板。風が強く霧がたちこめる荒涼たる世界でした。

エリア 積丹半島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

　バス停付近には広い駐車場があり、大きなレストランが一軒。トイレとちょっとした売店。あとは神威岬のせんたんまで遊歩道がありました。自家用車で来る観光客は多いようでした。写真は遊歩道を上りきってゲートから下り始める地点です。ここから先端部まで延々と続く道が見えます。

　遊歩道を上りきったところに、看板があり、歴史がかかれています。昔は女人禁制だったそうです。読みながら帽子が跳ばされそうになるほどの海風。

　遊歩道のかたわらに咲く花。こんな景色をみると、はるばるきてよかったという気持ちになります。

　神威岬の絶景。礼文島も凄かったけど、こちらも負けず劣らずの感動。

　この角度もまたいいですね。でも、先端までは遠すぎる。今回はそこまでの準備をしていなかったので、途中でUターンすることに。

　今度くるときはレンタカーですね。振り返ってパチリ。