タイ　チェンマイ 子連れ旅行記 (ロイクラトン&イーペン祭り)

2012/11/23 - 2012/11/26

タイチェンマイで行われるイーペン祭り、ロイクラトーン祭りに参加するための3泊4日の旅行。当時7か月の息子を連れての旅です。
チェンマイの夜空に舞う無数のランタン、現実離れしたこの光景を直接目の当たりにできるイーペンサンサーイ祭りは本当におススメです。
お祭りとと合わせて街散策、買い物、美味しいもの巡り、エレファントファームへのDay Tourなどで短い期間ですがチェンマイを満喫してきました。
シンガポール生まれの息子はこれが日本への帰国なども含め4度目の海外旅行。大きなトラブルなく今回も旅行出来たこと、親の我がままに付き合ってくれる息子とフレンドリーなチェンマイの皆さんに感謝です。

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はタイ航空を利用。シンガポール発バンコク経由でチェンマイに到着。
ホテルはThe Amata Lanna Chiangmai。Agodaで予約していきました。各口コミをみて選びましたが、ここは大当たりのホテルでした。
キレイな大きいジャグジーも付いておりお風呂が必要な乳児連れには最高でした。
息子は大きなベットで休憩中。

休憩をした後夕食を兼ねて早速アヌサーン市場へ出かけます。ホテルからは歩いて15分かからないくらいの距離。ナイトマーケットまでの道は夜でも問題なさそうでした。

ベビーカーを押しながらナイトマーケットを散策。雑貨や屋台、青空(夜空？)マッサージもたくさんありタイに来たという実感でテンション上がります。

夕食は招かれるままにナイトマーケット内のお店へ。名前は忘れてしまいましたがごく普通のタイ料理。普通と言いましたがタイ料理はハズレなし。チャンビールで早速乾杯です。

夕食の後にはホテルに戻り就寝。朝はホテルで朝食を。プールサイドで朝食を頂けます。
洋食やお粥など好きなものをメニューからオーダー出来ます。頼んでないものまでサービスで持って来てくれたりして朝からお腹いっぱい。

朝食の後は散策開始。まず最大の市場カートルアンへ行ってみます。食料品から衣服までなんでもござれな市場。子供の可愛い服なども売っており息子用に少し購入。

その後は嫁さんのリクエストでサイアムセラドンショップへ。こじゃれた感じのお店です。ちなみに息子は基本ベビーカーに乗って移動しています。道はところどころ大変ですが、まぁベビーカーでの移動に大きな問題なし。タクシーやソンテオに乗る時も折りたたみのベビーカーなら問題なく乗せてもらえました。

嫁さんがこのセラドン焼の色が好みということでセラドン焼のお買い物がこの旅の裏テーマ。早速この象さん型のアロマポットを購入。

街中には至るところにお寺さんがありますが今回は殆ど外から眺めておしまい。暑いので道すがらアイスを食べながら散歩再開。

お昼時でお腹が空いてきたのでソンテオでカオソーイラムドゥアンへ。本場のカオソーイを是非食べようと思っていたのでこちらの有名店に。旨いです、量少ないので2杯食べましたが正直4杯くらいいけます。簡単に言えばカレーヌードルですがこのちょっとジャンクっぽい味がたまらないです。

カオソーイを満喫した後はホテルに戻り休憩しながらイーペンサンサーイに参加するべくツアーのバスを待ちます。会場へはチェンマイ市内から車で1時間以上、また会場周辺が非常に混むのでツアーに参加するほうが賢明です。
写真は到着時の会場の様子、場所取りが進んでいます。細かいルールは分かりませんが何やら団体さん毎にある程度場所が決まっている模様。

明るいうちから祭は始まります。色々な踊りが行われます。

日が落ちてきてきました。人の入りもかなり増えてきて、会場にはそろそろ感が出てきました。

しかし踊りは続きます。引っ張れるだけ引っ張ろうという感じでしょうか。正直大した踊りではないので会場内をうろついて時間を潰します。

ようやく会場内に火が回り始めます。会場内には松明というかトーチみたいなものが無数に立てられており、この火を使いコムローイ(ランタン)の打ち上げ準備をします。

コムローイのロウに火がつけられました。熱気球の要領でコムローイの中の空気が暖められ一斉に放たれる時を待ちます。

会場の合図と共に遂に一斉にコムローイが打ち上げられました。会場内の歓声と共に無数の暖かな光が夜空に舞い上がります。これは凄い光景。。

数え切れないほどのコムローイはみるみる空高く舞い上がり、夜空は暖かな光の星で埋め尽くされたようになります。

本当に美しい光景です。この光景に見とれてしまい、またシャッターを切るのに夢中になってしまい動画を撮るのを忘れてしまいました。。

漆黒の空に柔らかに輝く天の川が流れる中、新しいコムローイが次々と夜空に放たれていきます。

最後には花火が打ち上げられ祭はフィナーレを迎えます。会場から離れる時も空一面に小さくなったコムローイが広がり、不思議な星空を眺めながら帰路に就きました。
ちなみに息子はずっと背負子で背負って行動していました。さすがにベビーカーでは無理。また会場は人も多いし火もあるので、庇がついていて回りとぶつかってもガードになる背負子が一番よいかと思います。注意すればおんぶ紐で大丈夫だと思いますが。
背負子の中からコムローイの夜空を見上げる息子の表情が印象的でした。

翌日は初日に乗ったタクシーの運ちゃんと交渉により決めた1dayツアー。子連れなので団体には参加し辛く、このようなタクシー1日貸切がベストだと思います。運ちゃんと直接交渉すればそこそこお安くなると思いますし。
まずはメーサーエレファントキャンプへ。

象さん音楽に合わせて全力で鼻回してくれます。初めて目にするゾウの大群に息子は目をパチクリさせていました(笑)。

賢いゾウさんによるお絵描きタイム。出来上がった作品はその場で販売。買う気にならない高値で販売されてましたが見事完売御礼。

象さんショーの後は象トレッキング。子供も一緒に大丈夫だからと言われて乗りましたが、坂道や川の中を進んだりで結構揺れる。。おんぶ紐して乗る必要ありでした。
ちなみに後半里山を進む中、あちらこちらにバナナ購入処があり、断らないと際限なくゾウの餌としてバナナを買わされます。。

エレファントキャンプの後はトーンルアン村へ。ここは観光目的で北部少数民族の暮らしを集めた小さな村とのこと。首長族のカレン族の人にも会える場所。駐車場から村の入り口までちょっとしたハイキング。

村の中はこんな感じ。もちろん各民族の実際の暮らしがある村とは比べるべくもないのでしょうが雰囲気だけは味わえます。

カレン族のお母さんとその赤ちゃん。赤ちゃんかわいい、お母さん首長い。赤ちゃんは年の頃も同じくらいだったので、うちの嫁さんと息子も一緒に写真撮らせてもらいました。

息子はヤオ族のお婆ちゃんとも写真を撮ってもらいました。お婆ちゃんあやすのがとても上手で息子もとてもご機嫌に抱っこしてもらってました。

お昼はカイヤーンが食べたいと運ちゃんにリクエストしたところ、道すがらの食堂に。普通の家って感じで適当に店選んだ感丸出しでしたが、出てきたカイヤーンは旨し。カオニャオと一緒に美味しく頂きました。
お昼の後は郊外のセラドン焼の工房を回ってもらい、嫁さんの買出しミッションも完遂。途中お土産屋さんにも連れて行かれましたが話だけ聞いて何も買わずお終い。良いドライバーさんに巡り会えてラッキーでした。

この日は日曜日、チェンマイ旧市街でナイトマーケットが開かれます。1dayツアーからホテルに戻り休憩した後、繰り出してみました。
雑貨屋食べ物の屋台などがたくさん並び規模も大きいので足を向けてみる価値ありです。

ナイトマーケット散策後ターペー門にほど近いAroonraiで最後のディナー。カレーが有名とのことでカレーを中心にモリモリ注文。どれも美味でした。ソンテウでホテルまで戻り長い1日を終えました。

最終日はスパでのんびり。私は本格的なタイマッサージでパロスペシャルかけられ悶絶。でも施術後は身体スッキリでした。(息子の昼寝のタイミングを見計らっていきましたが途中起きてしまいちょっと大変でした。。)
最後のランチを川沿いのレストランでタイ料理を頂き、最後までチェンマイを満喫。
祭からスパまで、チェンマイ満喫のショートトリップでした。