2013/07/07 - 2013/07/07
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dreyfusさん
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あ〜、ヨーロッパ行きたい!!
いつものヨーロッパ病だっ。
どこに行こうかなぁ・・・とネットを見ていた時、行こうとしている時期に「パンプローナの牛追い祭り」があることを見つけ、日程はそれをメインに決め始めた。
そこからいつものように行きたい場所を書き出して・・・ざっくり考えただけでも必要な日数は1ヵ月半。
帰国日がお盆に近くなると航空券の値段が急に上がるので、ギリギリ値段が上がらない日を帰国日にして設定してチケットをGET。
時期的にヨーロッパのバカンスシーズンとぶつかるため、前もってホテルや予約が難しい交通機関を押さえ、スペイン→フランス→イタリア→スイス→ドイツ→スペインと行きたいところだけを巡った今回の旅。
今まではバカンスシーズンを避けてたけど、行ってみたらどこの街も人もバカンス気分で街はお祭り騒ぎ。
小さなトラブルはちょこちょこあったけど、ヨーロッパの夏を思う存分満喫しましたっ♪
★★今回の旅行記はビルバオ。
マドリードを後にして、今日向かうのはプエンテ・ラ・レイナという町。
その前に行ってみたかったビルバオで途中下車してみました。
ビルバオに立ち寄ったのは、ビスカヤ橋に登ってみたかったのとグッゲンハイム美術館のパピーちゃんに会うため。
駆け足で回ってしまったけど、ビルバオもゆっくりしたいなぁと思わせる街でした。
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≪スペイン≫
【7/ 3】□ 成田⇒マドリード
【7/ 4】□ マドリード(泊)
【7/ 5】□ マドリード⇒セゴビア⇒マドリード(泊)
【7/ 6】□ マドリード(泊)
【7/ 7】■ マドリード⇒ビルバオ⇒プエンテ・ラ・レイナ(泊)
【7/ 8】□ パンプローナ⇒サン・セバスチャン(泊)
【7/ 9】□ サン・セバ⇒(フランス)サン・ジャン・ド・リュズ⇒バルセロナ(泊)
【7/10】□ バルセロナ(泊)
【7/11】□ バルセロナ(泊)
【7/12】□ バルセロナ⇒フィゲラス⇒バルセロナ(泊)
≪フランス≫
【7/13】□ バルセロナ⇒マルセイユ(泊)
【7/14】□ カマルグ⇒アルル(泊)
【7/15】□ レヴォー・ド・プロヴァンス⇒キャプリエール・ダヴィニヨン(泊)
【7/16】□ ゴルド⇒エクサン・プロヴァンス(泊)
【7/17】□ ニース(泊)
【7/18】□ ニース⇒アントルヴォー⇒ディーニュ・レヴァン(泊)
【7/19】□ マントン⇒ニース(泊)
【7/20】□ ニース(泊)
≪コルシカ島≫
【7/21】□ ニース⇒アジャクシオ(泊)
【7/22】□ アジャクシオ⇒コルテ(泊)
【7/23】□ コルテ(泊)
【7/24】□ ポルト(泊)
【7/25】□ カルヴィ(泊)
≪イタリア≫
【7/26】□ カルヴィ⇒バスティア⇒リヴォルノ(泊)
【7/27】□ ピサ⇒フィレンツェ(泊)
【7/28】□ フィレンツェ(泊)
【7/29】□ パルマ⇒ミラノ(泊)
【7/30】□ ミラノ(泊)
≪スイス≫
【7/31】□ ミラノ⇒ティラーノ⇒サン・モリッツ(泊)
【8/ 1】□ グアルダ⇒クール⇒マイエンフェルト(泊)
【8/ 2】□ マイエンフェルト⇒ザルガンス(泊)
≪ドイツ≫
【8/ 3】□ リヒテンシュタイン⇒カールスルーエ(泊)
【8/ 4】□ マンハイム⇒ハイデルベルク⇒カールスルーエ(泊)
【8/ 5】□ バーデンバーデン⇒シュトュットガルト(泊)
≪スペイン≫
【8/ 6】□ シュトュットガルト⇒マドリード(泊)
【8/ 7】□ マドリード⇒成田(泊)
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
明日見に行く牛追い祭りのため、向かうはプエンテ・ラ・レイナという町。
マドリードを出発したバスは、途中ブルゴスで休憩し、4時間でビルバオに到着。
休憩で立ち寄ったブルゴスの町もいい感じの町だったな。 -
ビルバオのバスターミナルに到着。
ますは荷物を預けなければっ!とコインロッカーを探したけどなんだかとても古そうだったので、トランクの絵の看板を見つけ、とりあえずそこへ預けることに。
ドアが閉まっていて中に人の気配なし。でも呼び鈴を押したらおじさんが出てきて、無事に預けることが出来ました。
ロッカーの値段は確認してないのでわかりませんが、有人の荷物預り所は荷物一つにつき4ユーロです。 -
ビルバオのバスターミナルはメトロSan Mames駅に直結しているのでとても便利。
荷物を預け身軽になったところで、メトロ一日券(4.6ユーロ)を購入し目的地のビスカヤ橋へ向かいます。
メトロで約20分、Areeta駅で下車し15分くらい歩くと橋が見えてきます。
最寄駅はメトロPortugalete駅とAreeta駅ですが、Areeta駅の方が橋へのアクセスが分かりやすいかも。 -
スペインとフランス、2つの国にまたがるバスク地方。
ここビルバオは、スペインバスクと呼ばれる地域にある街。
バスク人と呼ばれる人たちが住むこのあたりは、バスク語という固有の言語を持ち、スペインの中でも独特の文化を育んできた個性が色濃い地域。 -
古くから鉄鋼・造船で栄え、このビスカヤ橋は1893年に建設された世界初の運搬橋で、鉄鉱石を運ぶ運搬船の運航を妨げないために造られたのだそう。
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川の両岸にはゴンドラを支えるため、高さ45mもある鉄柱が立ってます。
エッフェルの弟子アルベルト・パラシオが設計したというだけあり、見上げるとこれがなかなか美しい。
鉄骨が細いせいか、鉄なのに優美で女性っぽい感じがします。 -
こんなふうに上からゴンドラが吊り下げられていて、自動車や歩行者はゴンドラに乗って対岸まで移動します。
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観光客用というより市民の足といった色合いが強いようで、値段も片道0.35ユーロほど。世界遺産を自分たちの足にしているなんて、必要だとは言え贅沢です。
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運搬橋は世界中で20本ほど建設されたものの、現在も使用されているものは8本だけだそう。そして残念ながら日本には1つもないのです。
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早速登ってみましょ〜♪
売店で7ユーロのチケットを買い、乗り場へ行くとエレベータ係のおじちゃんがいました。上まで一緒に乗って連れていってくれて、帰りは呼び出しボタンで呼ぶと迎えに来てくれます。
バスク語はとても難しく、売店で色々教えてもらったけど一つだけ覚えたバスク語「エスカリック・アスコ(ありがとう)」を早速使ってみたら、おじちゃんとっても嬉しそうだった。 -
登ってみたら私たちの他は誰もいなくて、贅沢にも世界遺産の橋を貸切♪
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そして、想像をはるかに超える絶景!!
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遠くにビスケー湾。
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誰もいないし、こんな風に橋の隙間から下を覗いてみたっ。
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板の隙間から下が見えるので、高所恐怖症の人は怖いかも。。
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ワイヤーで吊り下げられたゴンドラは、車6台と人を乗せ2分ちょっとで対岸まで運びます。
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橋のちょうど真ん中あたり、スペイン語で何か書いてある板を発見。
帰って来てから調べてみたら、2012年3月17日にジョン・サルヴァドールという人がこの場所でフルマラソンの距離(42.195km)を往復したんだそう。
42.195kmって書いてあったからマラソンの記録か何かだろうと予想はしてたけど、まさかこの橋を往復しての記録だったとは! -
柵越しの橋からの眺め。
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橋の上から見るゲチョ地区。
スペイン有数の高級住宅地です。 -
帰りはゴンドラに乗って対岸まで。
あっという間に着いてしまいます。 -
ビスカヤ橋の後はグッゲンハイム美術館へ。
向かって歩いていると、目の前に見たかった犬のパピーちゃんが飛び込んできた! -
色とりどりの花が植え込んであるパピーちゃん。
この花は季節ごとに植え替えるようで、植え替えの時期には緑一色のパピーちゃんになるみたいです。 -
パピーちゃんの身長は12m。
アゴからのラインがなかなかキュート♪ -
グッゲンハイム美術館がある場所は、かつて造船所があった場所。
ニューヨークにある同じ名前の美術館の分館で1997年にオープンしました。
外にあるオブジェのひとつ、巨大なパチンコ玉を積み上げたようなオブジェ。 -
この美術館の常設展示は20世紀半〜現代アートが中心。
あまり興味がないので、ここは外観を見るだけでスルーです。 -
美術館の裏手には巨大クモのアート。
六本木ヒルズにあるクモのオブジェと同じアーティストが作ったものです。 -
クモの下へ行って上を見上げてみた。
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美しいカーブを描くスビスリ橋。
床がガラス張りの歩行者専用の橋。
時間があれば夜のライトアップされた橋を見たかったな。。 -
美術館から歩いて駅に行く途中にあった公園に、ちょっとおもしろいブランコがあった。
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バルはサン・セバスチャンが有名ですが、ここビルバオにも沢山あります。
ピンチョスが1.1ユーロは安い!
時間の都合で食べられなかったのが残念。。 -
「撮っていい?」って聞いたら、ちょっとはにかみながら笑ってくれた。
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あっ、またお揃いの服着てる。
まだ小学生くらいだと思うんだけど、すっごく大人っぽくてびっくり。 -
うしろ足、たまらなく可愛くないですか?
-
ビルバオではメトロしか乗らなかったけど、こんな真っ赤なバスも走ってます。
派手な色の建物が少ないので、真っ赤なバスの色が映えます。 -
ビルバオは大都市なのに緑が多くて、ごちゃごちゃしていないので大人な町って感じ。
そして、看板や道路標識などのすべてにバスク語表記があり、歩いていると聞いたことないバスク語が耳に飛び込んできます。
独特の文化と言語を持つバスクの人たちの、「ここはスペインじゃなく、バスクなんだっ!」っていう誇りみたいなものを感じました。 -
駆け足で回ったビルバオにさよならし、パンプローナまでバスで移動します。
バス料金は14.75ユーロ(2,000円くらい)
乗客は牛追い祭りへ向かう人たちでいっぱいです。 -
バスを降りると上下白で赤のスカーフを巻いた人だらけっ!
-
パンプローナの駅に向かう階段もこの通り。
牛追い祭りでは上下白の服、首に赤いスカーフ、赤の腰紐というのが定番で、それ以外の色の服を着ているとかなり目立つんです。 -
日本で買ってこなくても大丈夫。
お祭りの時期は、駅構内でお祭り用の服を売ってます。 -
一応日本から持ってきたけど、せっかくなのでロゴが入ったスカーフとTシャツを購入。
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駅構内は牛追い祭り一色。
ちなみに日本で牛追い祭りと呼ばれえているこのお祭りは、「サン・フェルミン祭」というのが正式名称です。
サン・フェルミンとは、ここパンプローナの守護聖人の名前。 -
パンプローナに泊まりたかったけど、お祭りの時期はホテルの値段は倍以上に跳ね上がるので、近郊の町プエンテ・ラ・レイナまで移動。
パンプローナ⇒プエンテ・ラ・レイナまでのバスは2.2ユーロと激安!
山道の上り坂を走っている時「ずいぶんゆっくりだなぁ。。」ってずっと思ってたら、なんと山の途中でバスが止まってしまい、全員外に出されてしまった。
外に出ると煙の匂いが立ち込めてて、不安がよぎる。 -
どうもバスの後方から煙が出ていたらしい。
日本だったら不安から運転手に駆け寄って状況を問い詰めたり、ざわざわしたりする状況なのに、歌う人、お菓子を食べ始める人、座り込んで話始める人など焦った様子がありません。 -
代わりのバスがパンプローナから向かっているとのことだけど、ホテルのチェックイン時間が迫っていて、このままだと大幅に遅れそう・・・
バスの隣に乗っていたいかにも悪そうなタトゥーのお兄さんに電話借りようとおそるおそる話しかけたら、すっごくいい人でホテルに電話してくれました。
人を見かけで判断しちゃいけないよね〜って反省。 -
止まってから代りのバスが来るまで40分近く待ったかな。
冷や汗ものだったけど、このバスに乗ってた人はみんないい人ばかりで、このバスでの出来事は一生忘れられない思い出♪ -
プエンテ・ラ・レイナのバス停に着いて、同じバスに乗っていた女の人にホテルの場所を聞いたら、「案内してあげる」ってホテルまで着いてきてくれました。
-
今日泊まるのは「Hotel Rural El Cerco」
朝食が付いて85ユーロ(一人6,000円くらい)
ここはB&Bでチェックインは21時まで。
21時になるとフロントは閉まってしまうようで、オーナーは遅れて到着した私たちのために一度家に帰ったのにまた戻ってきてくれてました。
明日の朝パンプローナまで行くためのタクシーの予約を頼み、部屋の鍵と建物に入るための鍵をもらってとりあえず部屋へ。 -
ホテルまで着いてきてくれた女の人は地元らしく、美味しいと教えてもらったレストラン「La Conrada」に来てみた。
ここプエンテ・ラ・レイナは、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かうスペイン巡礼路の途中にある小さな町なので、レストランもそんなに多くないです。 -
お店の外のテラスでお食事。
すでに明日の牛追いの戦闘服に身を包んだ男性のグループがお食事中でした。 -
お店の外にあったメニュー。
これしかないのかなぁ・・って心配したけど、店内にすぐに食べられるピンチョスがたくさんあって、そのほかのメニューもありました。
店内とテラスで金額が違うのはヨーロッパでは普通のことです。
でもせっかくならテラスで食べたい! -
タコとエビのアヒージョ。
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すっごく大きいツナを使ったタパス。
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手前の茶色いのは巨大ブラウンマッシュルームのアヒージョ。
見た目は悪いんだけど、これが美味しかったのだっ! -
ホテルまでの帰り道。
ホテルのある旧市街は人も歩いてなくて、シーンと静まり返ってます。
明日は待ちに待った牛追い祭り。
興奮して寝れそうにない・・・
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この旅行記へのコメント (2)
-
- おくさん 2021/09/18 13:22:16
- プエンテ・ラ・レイナ
- 珍しい所に行ったなーと思ったら、そういう事情があったのですね。私は2015年に泊まりました。
話しの様子からすると、町の名前となった王妃の橋には行かなかったようですね。ちょっぴりもったいなかったかな。
- dreyfusさん からの返信 2021/09/18 19:06:28
- Re: プエンテ・ラ・レイナ
- そうですよね、この街を訪れる方はみんな巡礼が目的で、私のように牛追い祭のために訪れるってあまりないパターンかと。
もっとゆっくりしたかった街の一つで、一応王妃の橋あたりまでは歩いて行ったんですけど、駆け足だったのがもったいなく思います。
プエンテ・ラ・レイナは知ってる方があまりいなかったけど、おくさんはスペイン通って感じで、なんだか行った街の話が出来るのが嬉しいです。
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